<純烈4人での会見全文/前編>友井雄亮を一番許せなかった部分「ステージを降りた彼は大嫌い」最後にかけた言葉…
2019.01.15 21:47
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ムード歌謡コーラスグループ「純烈」の酒井一圭(43)、後上翔太(32)、白川裕二郎(42)、小田井涼平(47)の4人が15日、都内で会見を行い、過去の複数の交際女性への暴力や金銭問題が報じられ、グループを脱退し芸能界を引退した元メンバーの友井雄亮(38)について謝罪した。以下、約90分に及ぶ会見で行われた質疑応答の全文(前編)。
酒井:改めてお詫び申し上げます。そして、応援して下さるファンの皆様、関係者の皆様、ご心配ご迷惑おかけしてます。本当に申し訳ございません。今回友井の記者会見で本人から伝えたように、すべて記事のとおり、我々としても本人を含めて同じ思い。これは本当にもう引退するしか無い。ここからは個別でお答えさせて頂ければと思います。宜しくお願いします。
酒井:それはもうないです。この4人でありがたいことに頑張れと言って下さる方もいますし。やっぱり純烈は、ここまでの結成からの11年の道のりを、目の前に仕事を下さった人に、何とかむくいたいという思いで全力でやってきたグループで、こういった友井の件で、いろんなご迷惑をおかけしたにも関わらず、スケジュールを据え置きしてくださった関係者の皆様、そのまま4人でね、頑張ってくれということをね、チャンスを与えてくれた皆さんに。これはやっぱり純烈としてここで解散、もちろん友井の事実関係、友井が全てを認めたその瞬間本当に自分の中では、これは解散なのかっていうことも、もちろん頭の中にはよぎりましたけど。でもやっぱり応援してくださってるファンの皆さんや、健康センターで支えてくれた方々を思うと、やっぱりこっから僕ら4人一致団結して頑張るということも含めて見せていかないと、夢の紅白を掴んで、これからどんどん全国に、お礼を言いに行こうという矢先だったので。その御礼を言えないということはありえないなって自分の中で思いましたので。純烈が解散することはありません。
酒井:純烈結成の時に、友井が一度離婚を経験をされている。インターネット上に、離婚の原因ということでね、DVというフレーズがあるということを僕は知人の方から聞かされて。やっぱり心配になりましたので、友井本人に僕は知人にそういうことを聞いてね、そのインターネット上にそういう書き込みがあると、「お前やってんのかい?」っていうことは聞きました。友井は「やるわけないだろ、やってない」と。僕はそれを信じてここまでやってきたんです。こういった形で、本人が認めるという状況であったり、迷惑、傷ついた女性がいらっしゃるという事実を本人から聞かされた時に、じゃあ「あれは本当だったのかい」っていうね、そういう風に感じました。だからこの11年間、なんていうんですかね、報道にあったようなA子さんへのDV、あとは赤ちゃんのこと、あとはBさんのお金のこと、これはわからなかった。
― リーダー多分、ご趣味に競馬と書かれてるぐらいで、一緒に例えば競馬に行ったりとかして、お金の使い方みて、なんかおかしいなって全く思いませんでした?
酒井:一緒に競馬行くときって、普通に窓口で買うし、「お前何買った?」っていうくらいで、何十万とかね、何万も賭けてるっていうことではなかったです。何千円という範囲で、僕たちのお給料の範疇でやっているような認識だったので。今回のその、3000万~1700万円というのはショックでした。
酒井:えっと、僕最初に多分友井も記者会見のときに、状況があまりにもちょっと違った話だったと思うんですよ。僕も会見、自宅で見てたんですけど。僕は神戸の現場があったんですね。神戸のショーの時に、記事が夕方にインターネットにあがるその日だと思うんですけど。まず僕が呼び出されて、記事が出ることは事務所の方からも聞いていたので、友井から楽屋の外ですよね。ホテルの廊下で友井から聞いて、その記事の内容に対して僕が一個一個尋ねていった。それが全部本当だと。で、楽屋で3人はそれぞれまだショーまで時間があったんですけど。お仕事を決めて下さる営業の窓口の方も、僕らの楽屋にいらっしゃったんですけど、ショーの前ではあるけれども、あまりにも事が重大なので、自分の口から伝えなさいと、改めてメンバーの前でご迷惑をおかけすることになると。その時は内容であったり、詳細であったりは自分以外に知らされてなくて。神戸から次の日、尼崎のお仕事を終えて、東京にもどって、事務所に集まって。その時には、品川駅にも沢山の報道の方がいらっしゃってという状況で。事務所で全員集まって、全部1つ1つ聞いたという経緯です。
― その時点では脱退、引退というところまで話は及んだ?
酒井:及びました。友井も、本人の意志で引退を決意したんですけど。僕があの時、神戸のホテルで話したときに、1つ1つA子さんB子さんについて聞いたときに、僕の中でも心が折れたというか、仲間なので嘘であってほしい、嘘であればなにかできると考えようと1個1個が全部、首を縦に振るので、「やっぱりお前ちょっとこれは無理だよ」と。だから、その時にもう、一緒に純烈はもうできないと思いましたし。とんでもないことをしてるぞ、というか、その時に「バカ野郎ー!」ってことじゃなくて「バカ野郎…」って、そういうあいつと2人だけのときに言った言葉なんですけど。
― 他の皆さんは彼の記事の内容を知った時、引退を決めた時はどんな思いでいらっしゃった?
白川:まさか、報道にあるようなことであったり、記事に書かれてあるようなことっていうのが、どうか嘘であってほしいと思ったんですけれども。それが本当のことだったので。やっぱりすごく残念でした。はい。
後上:はい。自分もあの、聞いた時は、本当のことなのかなって風なことに考えが及んで。一瞬、事実と認識できないというか、真っ白な気持ちになった。1個1個説明していく友井の表情、それを聞いてリーダーの表情をみて事実なんだってことがハッキリと認識でき始めて、残念な気持ちになったと同時に、やっぱりこれは脱退引退という方向で進んでいくことを認識しました。
小田井:(涙目で)僕の方は、最初から出ている全ての事柄が、全部いっぺんに情報として入ってきたというよりは1つ1つ順番に入ってきたという状況だったので。最初はなんとか5人で、やる方法はないか模索したのですが、心身ともに傷ついている女性がいるということが発覚した段階で、もちろん犯罪者ではないですが、それに近いのかもしれない、それぐらいひどいことをしたのかもしれないという気持ちが強く出てきまして。友井をメンバーに残すことで、被害に遭われた方々の今後の気持ちを考えるとそれは選択できない。まして友井本人もステージにあがることが、今までと同じようにできるのだろうかと、今まで1番思ったことで。すると引退、芸能界をやめる、純烈を卒業する、脱退するという方法をとるしかないんだなと思いました。
小田井:はい、見ました。
酒井:見ました。
― その対応というのはどう映りましたか?
酒井:いやー、びっくりしました。お話にならないと思いました。紅白歌合戦に出場させて頂くという重責だったり、責任みたいなものをまったくわかってないですよね。これ仮に何もやってなくてもあの対応はおかしいし。「なんだこれは」と思いましたね。その話も、全くわからず。やっぱり先ほど申し上げた時の、事実関係の時に、あの対応も含めて、被害を被った方を守らなくちゃっていう、そこにしか頭が回らなかったし。それは友井に告げたことで、「守るべきものはおまえじゃないんだと、まずは。それはお前わかるだろ」と。「わかる」と。そっからずっと今の今まで突っ走っているというか、文春さんのウェブがでる1日前から、ずーっとそのことばっかりというか、そういう状況です。
― 先週の水曜日に、5人で一度会見をするという一度そういうお話があったと思うんですけど、その時は、引退ということではなく会見の時は事情説明の会見だった?
酒井:その時に、僕たちは事務所、僕ら純烈、色んな人間が大阪にいたり東京にいたり、チームが様々な現場に散ってるような状況だったんですね。で、チーフマネージャーの山本さんのお父さんがお亡くなりに、文春に載るというタイミングと同時にお父さんの訃報も入ったこともあって、純烈としてはその一丸となれる状況がなかった。だけれども、様々なセクションのスタッフたちがよかれと思って、そういった形で記者会見を組む。僕たちは、大阪か、新幹線の中で「やるの?」っていう状況。「何これ」っていう。だけど、事実関係も全員とも話してないし、色んなことが「おかしいよ」っていうことで、ひとまず記者会見キャンセルという情報を僕らも移動中か何かで知って。とにかく全員で、友井をまじえて事実関係をちゃんと確認しないとできないでしょっていう。本当にそういう実情があって、本当に報道陣の方にはご迷惑をおかけして。品川駅に着いて、新幹線を降りて報道陣の方が沢山いらっしゃった時に、僕としては、こういう状況になることは覚悟しましたし。いろんなことのボタンが掛け違い始めてるという、その初動のまずさというか。これは本当にどうやれば、1番守らなくちゃいけない女性の方々、ご家族の方々っていうことだったです。
― 友井さんがブログに解決済みというフレーズで一度あげましたよね。それが削除になりましたけど、その時の友井さんの気持ちというのは終わったことだからということだった?
酒井:あの、やっぱり言葉が足りなかったし配慮が足りなかったと思うんですね。あれでは、全てが解決して、A子さん、B子さん、すべてが、C子さんもすべてが解決して何もかもが当然解決したように映りますよね。その辺の事実関係も確認できていない状況であったので、あれはやっぱりリーダーとしてというか、本当にこのプロジェクトのプロデューサーとして、ご迷惑をおかけしたとお詫びするしか本当にできないですね。
小田井:その件に関しましては、確かに怒りっぽい面もあると思います。それは、11年活動していく中で、僕たちもそういう部分に度々遭遇している場面があるので、間違いないんですが。ただ、彼の持つ熱さという部分が、純烈の原動力に大きく貢献していたことも確かなので。僕らとしては、まさか今回、そういった部分が、人を傷つける方向にむかっているという風には思っていなかったので。自分たちがやっている芸事に対する前向きな姿勢という風に僕たちは捉えていたんですが。どうやらそれが、違った方のベクトルに向いていたということが今分かって。もっと冷静に彼が行動できるように、僕たちも注意するべきだったなと自分たちも反省しております。
― A子さんへの暴力は考えられないものだったと思うんですね。これまでにも女性、ファンの皆さんのトラブル。これまで11年間の中で、そういうトラブルがあったかどうか。
酒井:僕の中では、全くそのプライベートの友井の中で、女性を殴ったっていうことに関しては、本当に今回の情報が初めて。その離婚する時の、インターネットの書き込みの話、それ以来なんですけど。確かに、よく食べ、よく笑い、よく寝る、よく怒る、そういう喜怒哀楽の部分でひと一倍、奥ゆかしい感じではなくね、「うまっ!」「うまい」とかね、リアクションがはやいですよね。それが怒ることに関してもリアクションがはやい。自分の中で、一旦心に置くこと、間を作ることが出来ないっていうキャラクターだったのかなって、ちょっと想像するしかできないんですけど。僕が知ってる友井の中でね、女性をそこまで殴るとかね…うーん…。やっぱりなかなかイメージできないんですけど。
― そういうことがあってファンの前で、ニコニコと皆さんと一緒に接してたわけじゃないですか。今改めてどう思いますか?
酒井:いやもう本当に。ファンの皆さんや、関係者の皆さんや、見抜けなかった自分に対して「うーん」と思います。やっぱりリーダーとして、どこ見てたのかなっていう部分は、ずっと残ると思います。
小田井:僕は、最後LINEの方ですが、ちょうど彼の記者会見の直前に、「もう自分がやったことを受け入れて、真摯な姿勢で会見に臨んでほしい」ということを最後にLINEで送りました。
白川:僕はあの一言だけ、「頑張ってな」っていうことを言いました。
後上:僕は、その話し合いが終わって、事務所解散する時に、「残念だ」という旨の一言を交わしたのが最後です。
酒井:僕は「バカ野郎」が最後ですね。
酒井:事務所に全員が集まって、自分としても純烈の存続というかね。この4人の頑張りに泥をこれ以上ぬれないということと。自分がやってしまったことを本名の「牧山雄亮」でね、向き合っていかなくちゃいけないということで、僕は純烈を退くということ。これはその時に、ハッキリと聞いたという形ではなくて記憶ではなくて、どんなことも受け入れるんだという、そういう言い回しで。引退という形は、僕は2人きりの時に、彼に言いましたけど。彼から、直接引退という言葉ではなくて、その後の事務所の話し合いも含めて、僕らとの話し合いのあとに、きっちりと事務所の人間に伝えて。それを僕は受けたという、そういう形です。だから本人の「引退」という音声では聞いてないと思います。真横には座ってましたけど。なんというか、思いというか、それを受けたという。
― 正式に引退ということが、わかったのは皆さんにとってどのタイミングだったんですか?
酒井:僕はでもその会議で、そういう認識で家に帰ったんですけど。
小田井:俺は同じで、皆で集まって今回の件について話し合った時に、リーダーはそう言いましたけど、本人の口からは純烈を辞めたいという旨の話は出てましたので、その時だと認識しております。
― そのときの表情は?
小田井:いつもすごく元気なんですが、うつむき加減で、声も小さな感じの弱々しい感じの発言でした。本人が、なにより自分がやったことを反省してる中で、それでもステージの上で自分が、やってきたことと照らし合わせた時に、間逆なことなので、なんとも言えない複雑な気持ちで、そういう表情だったと思います。
― 辞めることを止めることは皆さんなかったという風に友井さん自身が話してるんですが。「これから一緒にやっていこうよ」という言葉は全く無かった?
小田井:そうですね。もう事実関係が全て明らかになってからは、現状で言うと引き止めたくても引き止められないというのが正直な気持ちで。引き止めることが、彼にとっても地獄なんじゃないかなと思ったので、そういう決断に至りました。
小田井:僕はやった行為ももちろんそうなんですが、正直、ステージで踊って歌って騒いでる彼は大好きなんですよ。一歩ステージを降りた、牧山雄亮は大嫌いだと言うしかないなと思っています。
白川:まあやっぱり11年間一緒にやってきて、自分たちにすべてを伝えてくれなかったことがすごく、残念ですし、すごく悔しいです。
後上:そうですね。あの、まぁ11年という時間の付き合いの中で、人一倍喜怒哀楽が激しくて。そして男気が非常ある性格だと認識していたんですけど。よりによって、自分より力の弱い女性に対して手を挙げていたことというのはやっぱり、描いてた人物像と離れているし。純烈として過ごしてきた時間の、頭の中で、共通認識として抱いてきた理念みたいなものに一番反しているので、その部分です。
酒井:夢は紅白親孝行。これは紅白という部分は、ステージ上のことだと思うんです。親孝行っていうのはプライベートの部分。純烈で、このメンバーでいて、お客様を喜ばせる、笑顔になって頂くということに対しては、本当にプライベートを充実させればさせるほど、うまくいくと思うんですね。逆に今度純烈として、がんばって応援して頂いたことが、またプライベートの親孝行だったり家族の笑顔につながる。そこをうまくバランスを取りながら、仕事しすぎてもおかしいし、家族にいすぎてもおかしいし、バランスを取りながらチームでやってきたっていう。皆、スタッフやメンバー、犠牲を払って純烈に従事していて、それは本当にご覧の皆さんも、お1人1人がそういう立場で、お仕事されていたり、日常の生活してるのは一緒で。そこの部分が軽いですよね。皆が残すって言っても僕は絶対許さなかったと思います。やっぱり僕は本当に奥さんだったり、子どもだったりそういう思いで、がんばってるところが沢山あって、支えがあるからお客さんの前にも立てるし、激しいスケジュールにも耐えれる。こういった、想像を絶するような記者会見ですけども。ここにいるのはあの人たちを守りたいとか、お客様に喜んでほしいとか。そういう思いで踏ん張って立っているのは記者会見だろうが、紅白のステージだろうが全く同じなんです。「友井、お前熱いんだったら、こういう熱さじゃないのって、違うだろお前の熱さは。全然違うよ」っていう。そこ、ですよね。だから今回の愚行は、ましてや純烈活動期間中なんですよ。純烈結成する以前の話でも何でもないんですよ。「だから友井、無理だよ」と。「まずはお前が、迷惑を掛けた女性たちをなんとか俺はしたいと思うよ」という、そういう話ですね。
リーダー酒井一圭、解散は「頭の中にはよぎりました」
― まず最初にお伺いしたいのが、今回友井さんが抜けたことによって解散はない?酒井:それはもうないです。この4人でありがたいことに頑張れと言って下さる方もいますし。やっぱり純烈は、ここまでの結成からの11年の道のりを、目の前に仕事を下さった人に、何とかむくいたいという思いで全力でやってきたグループで、こういった友井の件で、いろんなご迷惑をおかけしたにも関わらず、スケジュールを据え置きしてくださった関係者の皆様、そのまま4人でね、頑張ってくれということをね、チャンスを与えてくれた皆さんに。これはやっぱり純烈としてここで解散、もちろん友井の事実関係、友井が全てを認めたその瞬間本当に自分の中では、これは解散なのかっていうことも、もちろん頭の中にはよぎりましたけど。でもやっぱり応援してくださってるファンの皆さんや、健康センターで支えてくれた方々を思うと、やっぱりこっから僕ら4人一致団結して頑張るということも含めて見せていかないと、夢の紅白を掴んで、これからどんどん全国に、お礼を言いに行こうという矢先だったので。その御礼を言えないということはありえないなって自分の中で思いましたので。純烈が解散することはありません。
友井雄亮のトラブルを知らなかったのか?
― どうしても一点疑問に思ってしまうのが、皆さんやはり地方に行って11年間一緒に、ともにしてる時間が非常に長かったと思うんですよね。その中で、友井さんに例えばDVのトラブルがあった、金銭的トラブルがあったということをメンバーの方が全く知らなかった、あるいは何の相談を受けていなかったのかというところが非常に疑問に思ってしまう。皆さんは何も知らなかったんですか?酒井:純烈結成の時に、友井が一度離婚を経験をされている。インターネット上に、離婚の原因ということでね、DVというフレーズがあるということを僕は知人の方から聞かされて。やっぱり心配になりましたので、友井本人に僕は知人にそういうことを聞いてね、そのインターネット上にそういう書き込みがあると、「お前やってんのかい?」っていうことは聞きました。友井は「やるわけないだろ、やってない」と。僕はそれを信じてここまでやってきたんです。こういった形で、本人が認めるという状況であったり、迷惑、傷ついた女性がいらっしゃるという事実を本人から聞かされた時に、じゃあ「あれは本当だったのかい」っていうね、そういう風に感じました。だからこの11年間、なんていうんですかね、報道にあったようなA子さんへのDV、あとは赤ちゃんのこと、あとはBさんのお金のこと、これはわからなかった。
― リーダー多分、ご趣味に競馬と書かれてるぐらいで、一緒に例えば競馬に行ったりとかして、お金の使い方みて、なんかおかしいなって全く思いませんでした?
酒井:一緒に競馬行くときって、普通に窓口で買うし、「お前何買った?」っていうくらいで、何十万とかね、何万も賭けてるっていうことではなかったです。何千円という範囲で、僕たちのお給料の範疇でやっているような認識だったので。今回のその、3000万~1700万円というのはショックでした。
最初に報道を聞いたときの心境「犯罪者ではないですが、それに近いのかもしれない」
― 最初に友井さんから文春の話があった時、皆さんでどんな話をしましたか?酒井:えっと、僕最初に多分友井も記者会見のときに、状況があまりにもちょっと違った話だったと思うんですよ。僕も会見、自宅で見てたんですけど。僕は神戸の現場があったんですね。神戸のショーの時に、記事が夕方にインターネットにあがるその日だと思うんですけど。まず僕が呼び出されて、記事が出ることは事務所の方からも聞いていたので、友井から楽屋の外ですよね。ホテルの廊下で友井から聞いて、その記事の内容に対して僕が一個一個尋ねていった。それが全部本当だと。で、楽屋で3人はそれぞれまだショーまで時間があったんですけど。お仕事を決めて下さる営業の窓口の方も、僕らの楽屋にいらっしゃったんですけど、ショーの前ではあるけれども、あまりにも事が重大なので、自分の口から伝えなさいと、改めてメンバーの前でご迷惑をおかけすることになると。その時は内容であったり、詳細であったりは自分以外に知らされてなくて。神戸から次の日、尼崎のお仕事を終えて、東京にもどって、事務所に集まって。その時には、品川駅にも沢山の報道の方がいらっしゃってという状況で。事務所で全員集まって、全部1つ1つ聞いたという経緯です。
― その時点では脱退、引退というところまで話は及んだ?
酒井:及びました。友井も、本人の意志で引退を決意したんですけど。僕があの時、神戸のホテルで話したときに、1つ1つA子さんB子さんについて聞いたときに、僕の中でも心が折れたというか、仲間なので嘘であってほしい、嘘であればなにかできると考えようと1個1個が全部、首を縦に振るので、「やっぱりお前ちょっとこれは無理だよ」と。だから、その時にもう、一緒に純烈はもうできないと思いましたし。とんでもないことをしてるぞ、というか、その時に「バカ野郎ー!」ってことじゃなくて「バカ野郎…」って、そういうあいつと2人だけのときに言った言葉なんですけど。
― 他の皆さんは彼の記事の内容を知った時、引退を決めた時はどんな思いでいらっしゃった?
白川:まさか、報道にあるようなことであったり、記事に書かれてあるようなことっていうのが、どうか嘘であってほしいと思ったんですけれども。それが本当のことだったので。やっぱりすごく残念でした。はい。
後上:はい。自分もあの、聞いた時は、本当のことなのかなって風なことに考えが及んで。一瞬、事実と認識できないというか、真っ白な気持ちになった。1個1個説明していく友井の表情、それを聞いてリーダーの表情をみて事実なんだってことがハッキリと認識でき始めて、残念な気持ちになったと同時に、やっぱりこれは脱退引退という方向で進んでいくことを認識しました。
小田井:(涙目で)僕の方は、最初から出ている全ての事柄が、全部いっぺんに情報として入ってきたというよりは1つ1つ順番に入ってきたという状況だったので。最初はなんとか5人で、やる方法はないか模索したのですが、心身ともに傷ついている女性がいるということが発覚した段階で、もちろん犯罪者ではないですが、それに近いのかもしれない、それぐらいひどいことをしたのかもしれないという気持ちが強く出てきまして。友井をメンバーに残すことで、被害に遭われた方々の今後の気持ちを考えるとそれは選択できない。まして友井本人もステージにあがることが、今までと同じようにできるのだろうかと、今まで1番思ったことで。すると引退、芸能界をやめる、純烈を卒業する、脱退するという方法をとるしかないんだなと思いました。
酒井一圭、友井雄亮にかけた言葉「守るべきものはおまえじゃない」
― 友井さんが文春に直撃された時の映像が話題になりましたけど、ご覧になりましたでしょうか?小田井:はい、見ました。
酒井:見ました。
― その対応というのはどう映りましたか?
酒井:いやー、びっくりしました。お話にならないと思いました。紅白歌合戦に出場させて頂くという重責だったり、責任みたいなものをまったくわかってないですよね。これ仮に何もやってなくてもあの対応はおかしいし。「なんだこれは」と思いましたね。その話も、全くわからず。やっぱり先ほど申し上げた時の、事実関係の時に、あの対応も含めて、被害を被った方を守らなくちゃっていう、そこにしか頭が回らなかったし。それは友井に告げたことで、「守るべきものはおまえじゃないんだと、まずは。それはお前わかるだろ」と。「わかる」と。そっからずっと今の今まで突っ走っているというか、文春さんのウェブがでる1日前から、ずーっとそのことばっかりというか、そういう状況です。
― 先週の水曜日に、5人で一度会見をするという一度そういうお話があったと思うんですけど、その時は、引退ということではなく会見の時は事情説明の会見だった?
酒井:その時に、僕たちは事務所、僕ら純烈、色んな人間が大阪にいたり東京にいたり、チームが様々な現場に散ってるような状況だったんですね。で、チーフマネージャーの山本さんのお父さんがお亡くなりに、文春に載るというタイミングと同時にお父さんの訃報も入ったこともあって、純烈としてはその一丸となれる状況がなかった。だけれども、様々なセクションのスタッフたちがよかれと思って、そういった形で記者会見を組む。僕たちは、大阪か、新幹線の中で「やるの?」っていう状況。「何これ」っていう。だけど、事実関係も全員とも話してないし、色んなことが「おかしいよ」っていうことで、ひとまず記者会見キャンセルという情報を僕らも移動中か何かで知って。とにかく全員で、友井をまじえて事実関係をちゃんと確認しないとできないでしょっていう。本当にそういう実情があって、本当に報道陣の方にはご迷惑をおかけして。品川駅に着いて、新幹線を降りて報道陣の方が沢山いらっしゃった時に、僕としては、こういう状況になることは覚悟しましたし。いろんなことのボタンが掛け違い始めてるという、その初動のまずさというか。これは本当にどうやれば、1番守らなくちゃいけない女性の方々、ご家族の方々っていうことだったです。
― 友井さんがブログに解決済みというフレーズで一度あげましたよね。それが削除になりましたけど、その時の友井さんの気持ちというのは終わったことだからということだった?
酒井:あの、やっぱり言葉が足りなかったし配慮が足りなかったと思うんですね。あれでは、全てが解決して、A子さん、B子さん、すべてが、C子さんもすべてが解決して何もかもが当然解決したように映りますよね。その辺の事実関係も確認できていない状況であったので、あれはやっぱりリーダーとしてというか、本当にこのプロジェクトのプロデューサーとして、ご迷惑をおかけしたとお詫びするしか本当にできないですね。
メンバーから見た友井雄亮「なかなかイメージできない」
― 友井さんが、ご自身でおっしゃってたんですけど。怒りっぽい性格だと。皆さんからみて、やはりそういう性格ですか?小田井:その件に関しましては、確かに怒りっぽい面もあると思います。それは、11年活動していく中で、僕たちもそういう部分に度々遭遇している場面があるので、間違いないんですが。ただ、彼の持つ熱さという部分が、純烈の原動力に大きく貢献していたことも確かなので。僕らとしては、まさか今回、そういった部分が、人を傷つける方向にむかっているという風には思っていなかったので。自分たちがやっている芸事に対する前向きな姿勢という風に僕たちは捉えていたんですが。どうやらそれが、違った方のベクトルに向いていたということが今分かって。もっと冷静に彼が行動できるように、僕たちも注意するべきだったなと自分たちも反省しております。
― A子さんへの暴力は考えられないものだったと思うんですね。これまでにも女性、ファンの皆さんのトラブル。これまで11年間の中で、そういうトラブルがあったかどうか。
酒井:僕の中では、全くそのプライベートの友井の中で、女性を殴ったっていうことに関しては、本当に今回の情報が初めて。その離婚する時の、インターネットの書き込みの話、それ以来なんですけど。確かに、よく食べ、よく笑い、よく寝る、よく怒る、そういう喜怒哀楽の部分でひと一倍、奥ゆかしい感じではなくね、「うまっ!」「うまい」とかね、リアクションがはやいですよね。それが怒ることに関してもリアクションがはやい。自分の中で、一旦心に置くこと、間を作ることが出来ないっていうキャラクターだったのかなって、ちょっと想像するしかできないんですけど。僕が知ってる友井の中でね、女性をそこまで殴るとかね…うーん…。やっぱりなかなかイメージできないんですけど。
― そういうことがあってファンの前で、ニコニコと皆さんと一緒に接してたわけじゃないですか。今改めてどう思いますか?
酒井:いやもう本当に。ファンの皆さんや、関係者の皆さんや、見抜けなかった自分に対して「うーん」と思います。やっぱりリーダーとして、どこ見てたのかなっていう部分は、ずっと残ると思います。
友井雄亮に最後にかけた言葉「『バカ野郎』が最後」
― 皆さんに。友井さんにこういうことになって、なにか最後にかけた言葉はそれぞれあるんでしょうか?小田井:僕は、最後LINEの方ですが、ちょうど彼の記者会見の直前に、「もう自分がやったことを受け入れて、真摯な姿勢で会見に臨んでほしい」ということを最後にLINEで送りました。
白川:僕はあの一言だけ、「頑張ってな」っていうことを言いました。
後上:僕は、その話し合いが終わって、事務所解散する時に、「残念だ」という旨の一言を交わしたのが最後です。
酒井:僕は「バカ野郎」が最後ですね。
メンバーは脱退・引退を引き止めなかった?「引き止めることが、彼にとっても地獄」
―酒井さんにお聞きしますが、引退という言葉、脱退という言葉は皆さんの説明の時間の中で、どの段階で、どのような言葉で、どのような表情で、どんな仕草で発せられたのかっていうのを教えて頂けますか?酒井:事務所に全員が集まって、自分としても純烈の存続というかね。この4人の頑張りに泥をこれ以上ぬれないということと。自分がやってしまったことを本名の「牧山雄亮」でね、向き合っていかなくちゃいけないということで、僕は純烈を退くということ。これはその時に、ハッキリと聞いたという形ではなくて記憶ではなくて、どんなことも受け入れるんだという、そういう言い回しで。引退という形は、僕は2人きりの時に、彼に言いましたけど。彼から、直接引退という言葉ではなくて、その後の事務所の話し合いも含めて、僕らとの話し合いのあとに、きっちりと事務所の人間に伝えて。それを僕は受けたという、そういう形です。だから本人の「引退」という音声では聞いてないと思います。真横には座ってましたけど。なんというか、思いというか、それを受けたという。
― 正式に引退ということが、わかったのは皆さんにとってどのタイミングだったんですか?
酒井:僕はでもその会議で、そういう認識で家に帰ったんですけど。
小田井:俺は同じで、皆で集まって今回の件について話し合った時に、リーダーはそう言いましたけど、本人の口からは純烈を辞めたいという旨の話は出てましたので、その時だと認識しております。
― そのときの表情は?
小田井:いつもすごく元気なんですが、うつむき加減で、声も小さな感じの弱々しい感じの発言でした。本人が、なにより自分がやったことを反省してる中で、それでもステージの上で自分が、やってきたことと照らし合わせた時に、間逆なことなので、なんとも言えない複雑な気持ちで、そういう表情だったと思います。
― 辞めることを止めることは皆さんなかったという風に友井さん自身が話してるんですが。「これから一緒にやっていこうよ」という言葉は全く無かった?
小田井:そうですね。もう事実関係が全て明らかになってからは、現状で言うと引き止めたくても引き止められないというのが正直な気持ちで。引き止めることが、彼にとっても地獄なんじゃないかなと思ったので、そういう決断に至りました。
友井雄亮を一番許せないこと「一歩ステージを降りた、牧山雄亮は大嫌い」
― 皆さんに一言ずつ。一番許せないポイントは?小田井:僕はやった行為ももちろんそうなんですが、正直、ステージで踊って歌って騒いでる彼は大好きなんですよ。一歩ステージを降りた、牧山雄亮は大嫌いだと言うしかないなと思っています。
白川:まあやっぱり11年間一緒にやってきて、自分たちにすべてを伝えてくれなかったことがすごく、残念ですし、すごく悔しいです。
後上:そうですね。あの、まぁ11年という時間の付き合いの中で、人一倍喜怒哀楽が激しくて。そして男気が非常ある性格だと認識していたんですけど。よりによって、自分より力の弱い女性に対して手を挙げていたことというのはやっぱり、描いてた人物像と離れているし。純烈として過ごしてきた時間の、頭の中で、共通認識として抱いてきた理念みたいなものに一番反しているので、その部分です。
酒井:夢は紅白親孝行。これは紅白という部分は、ステージ上のことだと思うんです。親孝行っていうのはプライベートの部分。純烈で、このメンバーでいて、お客様を喜ばせる、笑顔になって頂くということに対しては、本当にプライベートを充実させればさせるほど、うまくいくと思うんですね。逆に今度純烈として、がんばって応援して頂いたことが、またプライベートの親孝行だったり家族の笑顔につながる。そこをうまくバランスを取りながら、仕事しすぎてもおかしいし、家族にいすぎてもおかしいし、バランスを取りながらチームでやってきたっていう。皆、スタッフやメンバー、犠牲を払って純烈に従事していて、それは本当にご覧の皆さんも、お1人1人がそういう立場で、お仕事されていたり、日常の生活してるのは一緒で。そこの部分が軽いですよね。皆が残すって言っても僕は絶対許さなかったと思います。やっぱり僕は本当に奥さんだったり、子どもだったりそういう思いで、がんばってるところが沢山あって、支えがあるからお客さんの前にも立てるし、激しいスケジュールにも耐えれる。こういった、想像を絶するような記者会見ですけども。ここにいるのはあの人たちを守りたいとか、お客様に喜んでほしいとか。そういう思いで踏ん張って立っているのは記者会見だろうが、紅白のステージだろうが全く同じなんです。「友井、お前熱いんだったら、こういう熱さじゃないのって、違うだろお前の熱さは。全然違うよ」っていう。そこ、ですよね。だから今回の愚行は、ましてや純烈活動期間中なんですよ。純烈結成する以前の話でも何でもないんですよ。「だから友井、無理だよ」と。「まずはお前が、迷惑を掛けた女性たちをなんとか俺はしたいと思うよ」という、そういう話ですね。
純烈・友井雄亮、過去の交際女性へのDVや不倫疑惑
友井は「週刊文春」で、2014年頃から交際していたA子さんへ暴力を振るい、その後の恋人・B子さんの3000万円を使い込み、同時期に人妻のC子さんと不倫疑惑があったことなどが報じられていた。11日に行われた会見で友井は「週刊誌に書かれている女性とのトラブルは事実でございます」と報道を認め、「これまで純烈として一生懸命頑張ってきたメンバー、メンバーの家族、事務所の方々、レコード会社の方々、各関係者の方々、純烈を支えてくださったファンの方々をこんな形で裏切ってしまい、本当に申し訳ありませんでした」と涙ながらに謝罪。「純烈のスローガンに反すること。脱退し、芸能界から身を引きます」とグループ脱退と芸能界引退を発表した。純烈、昨年「紅白歌合戦」に初出場
純烈は、スーパー銭湯でのライブを中心に活動し人気を集めるムード歌謡グループ。グループ名には「純粋であり、かつ強く正しく節操や分別がある」「志を変えずに最後まで貫く」という意味が込められている。昨年大みそかに「NHK紅白歌合戦」への初出場を果たし、昨年4月にはメンバーの小田井涼平がタレントで映画コメンテーターのLiLiCoとの結婚し話題となった。(modelpress編集部)
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佐久間宣行氏、さらば森田哲矢の深夜収録後の“ある行動”に驚き 「どんだけ良いやつなんだよ」Sirabee