AKB48小栗有以、スカートの中の“百合”「見えるかも」岡田奈々とアクションで激闘＜舞台版「マジムリ学園」＞

2018.10.19 21:00 views

AKB48の小栗有以と岡田奈々がW主演を務める舞台版「マジムリ学園」が19日より東京・日本青年館ホールで上演開始。初日公演前に報道陣向けに会見とゲネプロが行われ、主演の2人のほか、岡部麟、向井地美音、倉野尾成美、山内瑞葵、高橋彩音（※「高」は正式には「はしごだか」）、馬嘉伶、谷口めぐ、小田えりな、神志那結衣、岩立沙穂、太田奈緒、佐々木優佳里、福岡聖菜、武藤十夢、横山由依が登壇した。

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AKB48グループ出演のドラマ「マジすか学園」シリーズの最新作として、7月より日本テレビにて放送されたドラマを飛び出し、舞台版として誕生。本公演では、ドラマから続投の小栗と、舞台版から参戦する岡田がW主演し、ドラマで描かれた世界のアナザーストーリーを展開。

ドラマからの続投メンバーに加え、舞台から新規出演するメンバーを迎え、舞台でしか観ることのできない、新たな物語を創りあげる。

セクシーな衣装のメンバーも／ゲネプロフォトギャラリー

小栗有以＆岡田奈々が舞台上で激闘

私立嵐が丘学園に現れる謎の転校生・リリィー役の小栗は舞台版の見どころを「アクション。ドラマのアクションは全体的な画は見えなかったんですけど、舞台は生で観れるので、舞台ならではのアクションに注目して頂きたい」とアピール。ドラマでは小栗演じるリリィーが回し蹴りをする瞬間にスカートの裏地の刺繍の“百合”が見えるという設定があったため、「舞台でも回し蹴りをするかもしれないので、百合の花が見えるかもしれません」と茶目っ気たっぷりにコメント。ゲネプロではスカートを翻し、華麗な回し蹴りを何度も披露した。

岡田演じるネロは、ある過去から嵐が丘に復讐を誓い、荒地工業高校の番長の座を狙うという役どころ。クールなビジュアルに迫力のある演技で、舞台を引っ張った岡田は、「喧嘩のシーンはすごく迫力があるので劇中歌は注目して聴いて頂きたい」と呼びかけ。嵐が丘学園生徒会の陰謀と、荒地工業高校の番長争いが描かれるストーリーとなっており、「真反対の物語が同時進行で進んでいって交わっていくので、進展と変わっていく姿を観て」と語った。

向井地美音、岡部麟、小栗有以、倉野尾成美／舞台版「マジムリ学園」ゲネプロの様子（C）モデルプレス

ドラマ版ではSTU48の瀧野由美子が荒地工業の卍役を熱演。STU48も兼任している岡田は「今日瀧野由美子ちゃんがゲスト出演してくれるので（役柄について）話したんですけど、ドラマで背負っていた分、引き継ぐじゃないけど似た境遇なので卍の気持ちを受け継ぎつつ頑張りたい。ゆみりんは普段の清楚なキャラクターと真反対の役柄がかっこよかったので負けないように対抗心を燃やしています」と後輩との絆を示した。

武藤十夢、ミニ丈セーラー風衣装で「良い女感」

また、ネロとともに荒地工業高校の次期四天王候補「荒地四天王」となるクインビー、ゾンビ、赤犬を演じたのがそれぞれ武藤、福岡、太田。ピンクのミニ丈セーラー服風の衣装でクインビーを演じた武藤は、「キャラクターの中でもエロ先生の次くらいに女っぽいキャラクターなので良い女感を出していけるように」と、常にパーカーのフードを被っているゾンビを演じた福岡は、「見た感じ分かるように結構荒れていてとりわけめちゃくちゃ暗い役。不屈の女ってことで不気味さを出していけたら」と、顔の半分を仮面で覆っている孤高の赤犬を演じた太田は「名前も年齢も分からない不詳の女」と紹介した。

そのほか、舞台から出演し、生徒会メンバー・タウゼントを演じる小田は生徒会のロリータ風衣装に「死ぬまでこういう可愛い服は着ないと思う」と、ネロの幼なじみ・ドラゴン役でウエストを見せたクールなビジュアルがファンの間でも話題を呼んでいた岩立は「かっこいい感じで普段とのギャップを見せていけたら良いなと思ってます」と笑顔で話した。

ゲネプロフォトギャラリー

マジムリだと思った瞬間は？

タイトルにちなみ、「稽古の中でマジムリだと思った瞬間」という質問には、武藤が手を上げ、「皆で全員でやる曲があるんですけど、４～5分の曲なんですけどそれに10時間かけてレッスンしたときがあって、それはマジムリだと思いました」と吐露。福岡は「運動音痴なので殺陣が本当に覚えられなくて、『パンチ！』って子供のパンチになりがちだった」と苦労を振り返った。

また、「もし本当に喧嘩したら誰が一番強いか？」と聞かれると、岩立が武藤を指名し、「私がくすぐったらグーパンチされるんですよ」と普段の姿を暴露。武藤は「こんなところで言わなくてもいいじゃん！」とクレームを入れていた。

（後列左から）馬嘉伶、山内瑞葵、高橋彩音、谷口めぐ、横山由依、神志那結衣、小田えりな、佐々木優佳里、岩立沙穂（前列左から）倉野尾成美、向井地美音、岡部麟、小栗有以、岡田奈々、福岡聖菜、武藤十夢、太田奈緒（C）モデルプレス

舞台は、28日まで上演（休演日10月21日）。日替わりで48グループメンバーがゲスト出演し、初日公演には瀧野が登場。毎公演ミニライブ・アフタートークやお見送りといったイベントが開催される。（modelpress編集部）

舞台版「マジムリ学園」公演概要

日程：2018年10月19日～10月28日※休演日10月21日
会場：東京・日本青年館ホール

キャスト：小栗有以／岡田奈々、岡部麟／向井地美音／倉野尾成美／山内瑞葵／高橋彩音／馬嘉伶、谷口めぐ／小田えりな／神志那結衣、岩立沙穂／太田奈緒／佐々木優佳里、福岡聖菜／武藤十夢、横山由依

ストーリー

舞台は、ニュータウン、ユートピア嵐が丘。そこにある「私立嵐が丘学園」は、学園内に“ヒラルキー制度”が存在し、生徒会長と生徒会メンバーからなる“選民”が、一般生徒の“平民”を支配する世界だった。そこに彗星のごとく現れた“リリィー（小栗）”は、そんな支配者にも屈することなく、果敢に立ち向かっていく。そんなリリィーの前に突如立ちはだかったのは、隣地にある“荒地工業高校の“ネロ（岡田）”。嵐が丘学園生徒会の陰謀と、リリィーVS ネロの戦いが今、幕をあける。