みやぞんのポテンシャルがすごい!Sexy Zone菊池風磨「鉄人の域」と驚き<24時間テレビチャリティーランナー公開練習&囲み取材/全文>
2018.08.10 06:00
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8月25日・26日に放送される日本テレビ系「24時間テレビ41 愛は地球を救う」でチャリティーランナーを務めるお笑いコンビ・ANZEN漫才のみやぞんが9日、神奈川県大磯町にて行われた公開練習&囲み取材に、今年のメインパーソナリティーとしてマラソンをサポートするSexy Zoneの菊池風磨をはじめ、ANZEN漫才のあらぽん、坂本雄次トレーナーとともに出席した。
今年は、例年のマラソンだけではなく“SWIM(水泳)”“BIKE(自転車)”も加わった「24時間テレビ」史上最も過酷な“トライアスロン形式”での挑戦。
また、通常では番組開始後にマラソン走行スタートとなるが、今回は本番当日に放送される同局系「メレンゲの気持ち」(毎週土曜ひる12時 ※一部地域を除く)と中継を繋ぎ、SWIMからスタートさせることが明らかに。「24時間テレビ」本番放送以前より挑戦するのは、1995年の間寛平以来となる。
この日みやぞんは、午前から練習を開始し、トータル38kmを走行。RUNだけで、これまでの練習総走行距離は164kmに。以下、囲み取材全文。
坂本:お疲れ様です。今回はトライアスロンという形式で本番に臨むことになります。SWIMから始まり、BIKE、最後はRUN。本番は昼の12時頃からスタートして、BIKEパートに入り、RUNは24時間テレビ内で例年通り、走っていきます。場所や時間、運動の種類も違うので、たぶんご本人(みやぞん)は負担がかかると思うんですけど、そこは頑張っていただきたいです。
みやぞん:これまでいろいろな挑戦をしてきましたが、今回はかなり過酷だなと自分の中で思っています。ただ、とにかくやるしかないので、今できることを精一杯やっていこうかなと思います。わりとポジティブに考えています。マイナスに考えても何の得もないし、意味がないので。自分の人生の中に、何か意味があってこういう挑戦が来たんだなと思っています。
― 前半で30kmを走って、手応えは感じましたか?
みやぞん:正直、今回初めて壁にぶち当たりました。足が動かなくなるというか、前に進みたいのに足が言うことを聞かなくなったり、メンタル的な部分でも「はぁ、これはキツい…」というふうになったところです。さっきそういう気持ちになったばっかりです。でも、今はもう休憩しているので大丈夫です。
― 練習を重ねて、膝の調子はいかがですか?
みやぞん:あります、あります。膝が痛いんですよ。左の膝の皿の内側が、走っていると、ピンマイクみたいな…あの…。
菊池:アイスピックみたいな…?
みやぞん:アイスピックみたいなので、ぎゅんぎゅんやられてるような痛みがあって、それが強すぎる場合は「あぁ!」ってなります。でもずっとそうじゃなくて、たまに割り箸くらいに刺されてる感じも…。
菊池:割り箸も結構痛いですけどね。
全員:(笑)
みやぞん:割り箸も痛いですけど、アイスピックよりかは。ぎゅん!ぎゅん!って。
坂本:膝が痛いと言い出してまだ2回目くらいなんですけど、その原因は表側から見ているとわからなくて、いろいろな理由があると思うんです。症状として、膝の周りを保護しているのは膜と靭帯しかないので、彼の運動の仕方によって負荷がかかっているのではないかと思います。
はっきりと傷がつけば歩くこともしんどくなるから、そこまではいっていないので。痛みはどのみち出るから、あとはその痛みとどう折り合って、ペース配分なりフォームなり工夫して前に進めるかが、一番シリアスな課題になると思います。
― 体重は痩せられましたか?
みやぞん:痩せたと思います!73kgくらいから……計ってないです。
全員:(笑)
菊池:じゃあなんで言ったんですか?(笑)
みやぞん:なんとなく痩せたかなって。あらぽんからもさっき、「顔、痩せた?」って。
菊池:でもシュッとしましたよね。
あらぽん:無駄なものがなくなった。
菊池:走ってる感じは前と違うんですか?
みやぞん:そうですね。だぼだぼ重たいっていうよりも、すっと軽い感じはあります。なので、痩せたんじゃないかなと。
坂本:ふくらはぎが、練習を始めた当初とは明らかに変わっている。ふくらはぎの筋肉の付き方が違う。前はシュッとした筋肉だったんだけど、ちゃんとふくらはぎに負荷がかかったときに筋肉が動くように、形が変わっているんですよ。
みやぞん、おもむろに立ち上がって後ろを向き、ふくらはぎの筋肉をアピール
あらぽん:手で持つタイプのチキンと似てる。
菊池:ははは(笑)。確かに。すごいですね、体も変わって来てるんですね。
みやぞん:最後のRUNはあのヘアスタイルでいこうかと思ったんですけど…時間があったらやりたいですね。なければこのままでやりたいと思います。整髪料が落ちてきて、目に入ったりする可能性もありますので。
菊池:あのヘアスタイルはどのくらいの時間でできるんですか?
みやぞん:40分。簡単にやろうと思ったら5分でできます。でも、繊細にやろうと思ったら時間がかかるので40分ください。
菊池:すごい。5分でもできちゃうんですね。
みやぞん:5分でもできるんですけど、すごく粗いんですよ。細かくフィットするには40分~1時間くらいは…。
菊池:じゃあ、あの髪型が見たいなら、40分くれということですね。
みやぞん:はい。あの髪型だとだんだん崩れてくると思いますね。崩れないやり方は知っていますが、それよりもトライアスロンのほうが過酷なので、崩れてくるんじゃないかと思います。練習はずっとこれでやっているので、僕の中では違和感はないですね。サンバイザーがあるので。
― サンバイザーがリーゼントの代わり?
みやぞん:そうですね。…あ、違います。
全員:(笑)
みやぞん:これがリーゼントの代わりではないですけど、サンバイザーはサンバイザーで。
― 以前は「リーゼントでゴールしたい!」とお話しされていましたが…
みやぞん:できればリーゼントでやりたいですけど、それよりもまずゴールすることを考えると、セットする時間よりも休憩したいかなと思っています。
坂本:今回、トライアスロンで3種類をやっていて、彼の場合は特にSWIMで感じたんですけど、言われたことを言われた通りにできるというのは、相当なセンスとポテンシャルがなければできないと思うんです。
SWIMをやっていて、明らかに指導している人間に遜色がないくらいのフォームで泳いでいるんです。水泳を専門にやっていた方ではないと聞いていますから、そう考えると相当なポテンシャルだなと感じました。飲み込みの早さはトップクラスです。
みやぞん:さっき車の中でもそう言っていただいて、「みやぞんくんはゴルフをやったほうがいい!」と言われました。
菊池:何でもできそうですよね。できないことがなさそう。
― SWIM、BIKE、RUNの中でどれが一番キツいですか?
みやぞん:得意というのは正直言って今のところないんですけど、ひとつひとつそれぞれ同じくらいつらいんですよ。皆さん、普段何もしなくても勝手に空気を吸ってますよね。「空気を吸うぞ!」と思って吸ってないですよね。RUNは空気が吸える分、足の疲れ、忍耐力、暑さなどいろいろ影響してきてつらいです。距離も長いです。
でもSWIMは「空気を吸うぞ!」と思って吸わないといけないので、それがキツいんですよ。SWIMはそれが関係なく息を吸えたら楽だと思いますが、「吸うぞ!」とやらないと無理なんですよ。大変ですよ~。自転車も大変ですね。自転車だけそういった例えは浮かばなかったです。
全員:(笑)
菊池:何かないんですか?(笑)足の使い方もRUNとはやっぱり違いますよね。
みやぞん:違います、違います。漕ぐという行為自体がつらいです。だから何が一番つらいのかと言うと、SWIM、BIKE、そしてより疲れないようにバランスをとってRUNに体力を持っていくこと。このバランスの全部が大変なんです。ひとつひとつを全力でやってしまうと、BIKEやRUNに(疲れが)出てきます。
坂本:全体を見ないとね。
みやぞん:そうなんですよ。だから力を入れすぎない。楽なところを探らないといけなくて、それは練習をやっていかないとわからないんです。そのつらさもあります。
― 菊池さんは、今日一緒に走ってみていかがでしたか?
菊池:僕は一緒に走らせてもらったのはこれが2度目になります。前回は20kmで、今日は5kmを一緒に走らせてもらったんですけど、前回から2週間くらい空いている間も、みやぞんさんがずっと練習なさっているのはお聞きしていました。やっぱりフォームが安定してくるんですね。坂本トレーナーがいつも横で「みやぞんくん、こうしたほうがいいよ」「これもうちょっとできるといいね」とおっしゃっていたことが、今日になって僕が見た限りではほぼクリアしていて、全然別人でした。
走るペースも、気持ちによって人間は「早く走りたい」「キツいからゆっくり走りたい」というふうに思うのが普通なんですけど、そこをグッと抑えて、ある一定のペースで走るということにも特化していたと思います。ただでさえすごいポテンシャルだったのに、鉄人の域に行ってるな、と思いました。練習に参加させていただいて、その吸収力がハンパじゃないと感じました。
― 並走してみて、菊池さんのペースは?
菊池:僕はもうバラバラです(笑)。キツかったらゆっくりになりますし、早く行っちゃえと思ったら行っちゃいますし…。しかもみやぞんさんは、10何km走った翌日でも「全然なんてことない」とおっしゃっていたんですよ。それを、今回初めて30km走ってみてキツかったと。ですが僕は、この間20km弱走らせてもらったとき、一週間仕事にならなかったので、やっぱりすごいんだなって。桁が違うな、と思いました。
みやぞん:そんなことないですよ。
― あらぽんさんはいかがですか?
あらぽん:僕は応援に来るだけなので練習のつらさはわからないんですけど、みやぞんにとって一番力になる周りのスタッフさんの優しさがすごくあったので、これがあればみやぞんはいけるんじゃないかなと。
あと、日常から僕も膝が痛いので、その痛みはわかります。ボルトが刺されたみたいなやつな。ここのパーツ変えれば治るんじゃないか、っていうイメージのやつですね。それはわかります。
菊池:ははは(笑)。どういうハモリ方してるんですか?
あらぽん:この環境があればいけると思います!
菊池:とにかくメンタル面での支えをするしかないですよね、僕らは。僕、さっき走ってるときに感動しました。みやぞんさんが「あらぽんの支えが僕にとっての一番の支えなんだ」とおっしゃっていて、グッときましたね。仕事仲間でもあり、幼なじみでもあり、という関係性は正直うらやましいな、と思いました。
なのでそういう意味でメンタル面を支えているのはあらぽんさんであり、周りのスタッフさんであり…僕もその内の1人になれたらいいなと思っています。
みやぞん:もう十分なれてます。なれてます、って僕が言うのも失礼ですけど…。
菊池:いやいや、嬉しいですよ!
みやぞん:この間風磨さんには、他の収録があって関係ないときに、コンコンって(挨拶に)来ていただいたんですよ。それで「頑張ってください」って言って帰られたんですよ。そしたらスタッフみんなで「かっこいい~!」って。
菊池:たまたまお仕事の現場が近かったので(笑)。
みやぞん:本当に気にかけていただいているんだなぁって。正直、練習は結構孤独なんですよ。なのでこうやって気にかけてもらえる方々がいると、少し心が楽になります。感謝しています。ありがとうございます。
菊池:いえいえ。
― 本番はどんな思いで挑戦しようと考えていますか?
みやぞん:テレビですから、見ている方にちょっとでも元気になってもらえたら。でも勘違いしてほしくないのは、僕は僕の人生で頑張っています。なのでそれを見て「僕、私、全然頑張れてないな」とかは思ってほしくないんです。皆さんも十分頑張ってますから、そんなふうには思ってほしくない。
僕は僕で、たまたまこういうきっかけで頑張ってるだけだから、安心していただきたい気持ちがあります。でも、それが良い意味で元気になるのであれば、元気になってもらいたいなという気持ちもあります。
― 今回のテーマは「人生を変えてくれた人」ですが、それを踏まえてどのような心境ですか?
みやぞん:いろいろな方が人生を変えてくれたと思います。まだまだ人生は変わると思います。今回の挑戦でも、良いほうに人生を変えていただいている気がするので、皆さんに感謝して走り切りたいなと思っています。走り切ったときに、また人生が変わっている可能性があります。
人生を変えてくれた人はたくさんいます。でも、「この人に人生を変えてもらった」とか「この人が好きだからこう変えていこう」と思うのは自分なので、本当の人生を変えているのは自分かもしれないです。
みやぞん:みんなでパーティーやりましょう!飲みましょう!まず楽しむ。楽しいことは自分から起こさないと起きないと思ってますから、時間を空けてやりましょう。みんなで!皆さんも来ていいですから!プライベートで!(と報道陣に呼びかける)
全員:(笑)
みやぞん:それくらい楽しんで!今も楽しんでますけど、「お疲れ様~!」って言って、何も考えず、釣りやったりゴルフやったりトランプやったり…。
菊池:すごい敷地を要するイベントですね(笑)。
みやぞん:でもそんなことをワクワクしながら思って、楽しく走りたいなと思ってますけど、どうでしょうか?
菊池:ははは(笑)。
― 今の練習は、つらいより楽しいですか?
みやぞん:つらいもありますけど楽しいですよ!風磨さんやあらぽんやみんなと接して、マネージャーさんも一緒に走ってくれて。「つらい」って思うのはもったいないですよ。つらいときもあります、そりゃ、走ってるときは。でも「楽しい」にどうやって変えていくのかが勝負ですよね。
そのまま考えていれば人間は不安に考えていくと思うので、そうならないように舵を切っていきたいと思います。不安じゃない方向に舵を切っていく。この作業も楽しいかなと思って、どんなことがあっても大丈夫!という感じで持っていくしかないです。
― ありがとうございました。頑張ってください!
みやぞん:はーい!
菊池:かわいい(小声)
また、通常では番組開始後にマラソン走行スタートとなるが、今回は本番当日に放送される同局系「メレンゲの気持ち」(毎週土曜ひる12時 ※一部地域を除く)と中継を繋ぎ、SWIMからスタートさせることが明らかに。「24時間テレビ」本番放送以前より挑戦するのは、1995年の間寛平以来となる。
この日みやぞんは、午前から練習を開始し、トータル38kmを走行。RUNだけで、これまでの練習総走行距離は164kmに。以下、囲み取材全文。
みやぞんの挑戦「とにかくやるしかない」
― 公開練習、お疲れ様でした。坂本:お疲れ様です。今回はトライアスロンという形式で本番に臨むことになります。SWIMから始まり、BIKE、最後はRUN。本番は昼の12時頃からスタートして、BIKEパートに入り、RUNは24時間テレビ内で例年通り、走っていきます。場所や時間、運動の種類も違うので、たぶんご本人(みやぞん)は負担がかかると思うんですけど、そこは頑張っていただきたいです。
みやぞん:これまでいろいろな挑戦をしてきましたが、今回はかなり過酷だなと自分の中で思っています。ただ、とにかくやるしかないので、今できることを精一杯やっていこうかなと思います。わりとポジティブに考えています。マイナスに考えても何の得もないし、意味がないので。自分の人生の中に、何か意味があってこういう挑戦が来たんだなと思っています。
― 前半で30kmを走って、手応えは感じましたか?
みやぞん:正直、今回初めて壁にぶち当たりました。足が動かなくなるというか、前に進みたいのに足が言うことを聞かなくなったり、メンタル的な部分でも「はぁ、これはキツい…」というふうになったところです。さっきそういう気持ちになったばっかりです。でも、今はもう休憩しているので大丈夫です。
― 練習を重ねて、膝の調子はいかがですか?
みやぞん:あります、あります。膝が痛いんですよ。左の膝の皿の内側が、走っていると、ピンマイクみたいな…あの…。
菊池:アイスピックみたいな…?
みやぞん:アイスピックみたいなので、ぎゅんぎゅんやられてるような痛みがあって、それが強すぎる場合は「あぁ!」ってなります。でもずっとそうじゃなくて、たまに割り箸くらいに刺されてる感じも…。
菊池:割り箸も結構痛いですけどね。
全員:(笑)
みやぞん:割り箸も痛いですけど、アイスピックよりかは。ぎゅん!ぎゅん!って。
坂本:膝が痛いと言い出してまだ2回目くらいなんですけど、その原因は表側から見ているとわからなくて、いろいろな理由があると思うんです。症状として、膝の周りを保護しているのは膜と靭帯しかないので、彼の運動の仕方によって負荷がかかっているのではないかと思います。
はっきりと傷がつけば歩くこともしんどくなるから、そこまではいっていないので。痛みはどのみち出るから、あとはその痛みとどう折り合って、ペース配分なりフォームなり工夫して前に進めるかが、一番シリアスな課題になると思います。
― 体重は痩せられましたか?
みやぞん:痩せたと思います!73kgくらいから……計ってないです。
全員:(笑)
菊池:じゃあなんで言ったんですか?(笑)
みやぞん:なんとなく痩せたかなって。あらぽんからもさっき、「顔、痩せた?」って。
菊池:でもシュッとしましたよね。
あらぽん:無駄なものがなくなった。
菊池:走ってる感じは前と違うんですか?
みやぞん:そうですね。だぼだぼ重たいっていうよりも、すっと軽い感じはあります。なので、痩せたんじゃないかなと。
坂本:ふくらはぎが、練習を始めた当初とは明らかに変わっている。ふくらはぎの筋肉の付き方が違う。前はシュッとした筋肉だったんだけど、ちゃんとふくらはぎに負荷がかかったときに筋肉が動くように、形が変わっているんですよ。
みやぞん、おもむろに立ち上がって後ろを向き、ふくらはぎの筋肉をアピール
あらぽん:手で持つタイプのチキンと似てる。
菊池:ははは(笑)。確かに。すごいですね、体も変わって来てるんですね。
みやぞん、本番での髪型はどうする?
― みやぞんさんのサラサラヘアがとても印象的です。いつものヘアスタイルで走ることは考えているんですか?みやぞん:最後のRUNはあのヘアスタイルでいこうかと思ったんですけど…時間があったらやりたいですね。なければこのままでやりたいと思います。整髪料が落ちてきて、目に入ったりする可能性もありますので。
菊池:あのヘアスタイルはどのくらいの時間でできるんですか?
みやぞん:40分。簡単にやろうと思ったら5分でできます。でも、繊細にやろうと思ったら時間がかかるので40分ください。
菊池:すごい。5分でもできちゃうんですね。
みやぞん:5分でもできるんですけど、すごく粗いんですよ。細かくフィットするには40分~1時間くらいは…。
菊池:じゃあ、あの髪型が見たいなら、40分くれということですね。
みやぞん:はい。あの髪型だとだんだん崩れてくると思いますね。崩れないやり方は知っていますが、それよりもトライアスロンのほうが過酷なので、崩れてくるんじゃないかと思います。練習はずっとこれでやっているので、僕の中では違和感はないですね。サンバイザーがあるので。
― サンバイザーがリーゼントの代わり?
みやぞん:そうですね。…あ、違います。
全員:(笑)
みやぞん:これがリーゼントの代わりではないですけど、サンバイザーはサンバイザーで。
― 以前は「リーゼントでゴールしたい!」とお話しされていましたが…
みやぞん:できればリーゼントでやりたいですけど、それよりもまずゴールすることを考えると、セットする時間よりも休憩したいかなと思っています。
坂本雄次トレーナー、みやぞんのポテンシャルに太鼓判「飲み込みの早さはトップクラス」
― 坂本さんは、今までの24時間テレビマラソンランナーの方と比べて、みやぞんさんのポテンシャルをどう感じていますか?坂本:今回、トライアスロンで3種類をやっていて、彼の場合は特にSWIMで感じたんですけど、言われたことを言われた通りにできるというのは、相当なセンスとポテンシャルがなければできないと思うんです。
SWIMをやっていて、明らかに指導している人間に遜色がないくらいのフォームで泳いでいるんです。水泳を専門にやっていた方ではないと聞いていますから、そう考えると相当なポテンシャルだなと感じました。飲み込みの早さはトップクラスです。
みやぞん:さっき車の中でもそう言っていただいて、「みやぞんくんはゴルフをやったほうがいい!」と言われました。
菊池:何でもできそうですよね。できないことがなさそう。
― SWIM、BIKE、RUNの中でどれが一番キツいですか?
みやぞん:得意というのは正直言って今のところないんですけど、ひとつひとつそれぞれ同じくらいつらいんですよ。皆さん、普段何もしなくても勝手に空気を吸ってますよね。「空気を吸うぞ!」と思って吸ってないですよね。RUNは空気が吸える分、足の疲れ、忍耐力、暑さなどいろいろ影響してきてつらいです。距離も長いです。
でもSWIMは「空気を吸うぞ!」と思って吸わないといけないので、それがキツいんですよ。SWIMはそれが関係なく息を吸えたら楽だと思いますが、「吸うぞ!」とやらないと無理なんですよ。大変ですよ~。自転車も大変ですね。自転車だけそういった例えは浮かばなかったです。
全員:(笑)
菊池:何かないんですか?(笑)足の使い方もRUNとはやっぱり違いますよね。
みやぞん:違います、違います。漕ぐという行為自体がつらいです。だから何が一番つらいのかと言うと、SWIM、BIKE、そしてより疲れないようにバランスをとってRUNに体力を持っていくこと。このバランスの全部が大変なんです。ひとつひとつを全力でやってしまうと、BIKEやRUNに(疲れが)出てきます。
坂本:全体を見ないとね。
みやぞん:そうなんですよ。だから力を入れすぎない。楽なところを探らないといけなくて、それは練習をやっていかないとわからないんです。そのつらさもあります。
― 菊池さんは、今日一緒に走ってみていかがでしたか?
菊池:僕は一緒に走らせてもらったのはこれが2度目になります。前回は20kmで、今日は5kmを一緒に走らせてもらったんですけど、前回から2週間くらい空いている間も、みやぞんさんがずっと練習なさっているのはお聞きしていました。やっぱりフォームが安定してくるんですね。坂本トレーナーがいつも横で「みやぞんくん、こうしたほうがいいよ」「これもうちょっとできるといいね」とおっしゃっていたことが、今日になって僕が見た限りではほぼクリアしていて、全然別人でした。
走るペースも、気持ちによって人間は「早く走りたい」「キツいからゆっくり走りたい」というふうに思うのが普通なんですけど、そこをグッと抑えて、ある一定のペースで走るということにも特化していたと思います。ただでさえすごいポテンシャルだったのに、鉄人の域に行ってるな、と思いました。練習に参加させていただいて、その吸収力がハンパじゃないと感じました。
― 並走してみて、菊池さんのペースは?
菊池:僕はもうバラバラです(笑)。キツかったらゆっくりになりますし、早く行っちゃえと思ったら行っちゃいますし…。しかもみやぞんさんは、10何km走った翌日でも「全然なんてことない」とおっしゃっていたんですよ。それを、今回初めて30km走ってみてキツかったと。ですが僕は、この間20km弱走らせてもらったとき、一週間仕事にならなかったので、やっぱりすごいんだなって。桁が違うな、と思いました。
みやぞん:そんなことないですよ。
― あらぽんさんはいかがですか?
あらぽん:僕は応援に来るだけなので練習のつらさはわからないんですけど、みやぞんにとって一番力になる周りのスタッフさんの優しさがすごくあったので、これがあればみやぞんはいけるんじゃないかなと。
あと、日常から僕も膝が痛いので、その痛みはわかります。ボルトが刺されたみたいなやつな。ここのパーツ変えれば治るんじゃないか、っていうイメージのやつですね。それはわかります。
菊池:ははは(笑)。どういうハモリ方してるんですか?
あらぽん:この環境があればいけると思います!
菊池風磨、みやぞんを支える仲間の姿に感動「僕もその内の1人になれたら」
― 菊池さんとあらぽんさんは、今後みやぞんさんをどうサポートしていきたいですか?菊池:とにかくメンタル面での支えをするしかないですよね、僕らは。僕、さっき走ってるときに感動しました。みやぞんさんが「あらぽんの支えが僕にとっての一番の支えなんだ」とおっしゃっていて、グッときましたね。仕事仲間でもあり、幼なじみでもあり、という関係性は正直うらやましいな、と思いました。
なのでそういう意味でメンタル面を支えているのはあらぽんさんであり、周りのスタッフさんであり…僕もその内の1人になれたらいいなと思っています。
みやぞん:もう十分なれてます。なれてます、って僕が言うのも失礼ですけど…。
菊池:いやいや、嬉しいですよ!
みやぞん:この間風磨さんには、他の収録があって関係ないときに、コンコンって(挨拶に)来ていただいたんですよ。それで「頑張ってください」って言って帰られたんですよ。そしたらスタッフみんなで「かっこいい~!」って。
菊池:たまたまお仕事の現場が近かったので(笑)。
みやぞん:本当に気にかけていただいているんだなぁって。正直、練習は結構孤独なんですよ。なのでこうやって気にかけてもらえる方々がいると、少し心が楽になります。感謝しています。ありがとうございます。
菊池:いえいえ。
― 本番はどんな思いで挑戦しようと考えていますか?
みやぞん:テレビですから、見ている方にちょっとでも元気になってもらえたら。でも勘違いしてほしくないのは、僕は僕の人生で頑張っています。なのでそれを見て「僕、私、全然頑張れてないな」とかは思ってほしくないんです。皆さんも十分頑張ってますから、そんなふうには思ってほしくない。
僕は僕で、たまたまこういうきっかけで頑張ってるだけだから、安心していただきたい気持ちがあります。でも、それが良い意味で元気になるのであれば、元気になってもらいたいなという気持ちもあります。
― 今回のテーマは「人生を変えてくれた人」ですが、それを踏まえてどのような心境ですか?
みやぞん:いろいろな方が人生を変えてくれたと思います。まだまだ人生は変わると思います。今回の挑戦でも、良いほうに人生を変えていただいている気がするので、皆さんに感謝して走り切りたいなと思っています。走り切ったときに、また人生が変わっている可能性があります。
人生を変えてくれた人はたくさんいます。でも、「この人に人生を変えてもらった」とか「この人が好きだからこう変えていこう」と思うのは自分なので、本当の人生を変えているのは自分かもしれないです。
みやぞん、完走後にやりたいことは?
― ゴールした後にやりたいことは?みやぞん:みんなでパーティーやりましょう!飲みましょう!まず楽しむ。楽しいことは自分から起こさないと起きないと思ってますから、時間を空けてやりましょう。みんなで!皆さんも来ていいですから!プライベートで!(と報道陣に呼びかける)
全員:(笑)
みやぞん:それくらい楽しんで!今も楽しんでますけど、「お疲れ様~!」って言って、何も考えず、釣りやったりゴルフやったりトランプやったり…。
菊池:すごい敷地を要するイベントですね(笑)。
みやぞん:でもそんなことをワクワクしながら思って、楽しく走りたいなと思ってますけど、どうでしょうか?
菊池:ははは(笑)。
― 今の練習は、つらいより楽しいですか?
みやぞん:つらいもありますけど楽しいですよ!風磨さんやあらぽんやみんなと接して、マネージャーさんも一緒に走ってくれて。「つらい」って思うのはもったいないですよ。つらいときもあります、そりゃ、走ってるときは。でも「楽しい」にどうやって変えていくのかが勝負ですよね。
そのまま考えていれば人間は不安に考えていくと思うので、そうならないように舵を切っていきたいと思います。不安じゃない方向に舵を切っていく。この作業も楽しいかなと思って、どんなことがあっても大丈夫!という感じで持っていくしかないです。
― ありがとうございました。頑張ってください!
みやぞん:はーい!
菊池:かわいい(小声)
Sexy Zoneがメインパーソナリティー「24時間テレビ41」
今年で41回目を迎えた「24時間テレビ」のテーマは「人生を変えてくれた人」。メインパーソナリティーのSexy Zone(中島健人・菊池・佐藤勝利・松島聡・マリウス葉)、チャリティーパーソナリティーの木村佳乃、スペシャルサポーターの南原清隆、応援団長の出川哲朗、チャリティーランナーのみやぞん、総合司会の羽鳥慎一アナウンサー、水卜麻美アナウンサーらが出演する。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
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