

Z世代のカリスマ むめい「母のスマホで内緒でTikTok、ぼっち高校生が総フォロワー650万人になるまで」
SNS総フォロワー数650万人。「Z世代のカリスマ」として注目を集めるアーティスト・インフルエンサー、むめい。その飾らない言葉と、画面越しにも伝わる圧倒的な存在感で多くのファンを魅了している。しかし、本人は「私でいいのかな」と戸惑いを見せることも。謎めいた名前の由来から、知られざる苦悩、そして表現者としての原点まで、彼女の素顔に迫った。(前後編の前編)
【写真】Z世代のカリスマ、アーティストでインフルエンサーのむめいさん撮り下ろしカット【16点】
――まずはYouTubeチャンネル登録者数100万人突破、おめでとうございます!すごい反響ですね。
むめい ありがとうございます。ただ、今のYouTubeはショートがあるので、昔と比べて登録者が伸びやすくなっていると思うんです。なので、達成感はそんなに感じていなくて、「これからも頑張ろう」と通過点として捉えています。
――そもそも「むめい」というお名前の由来は?
むめい 本名で活動するのは良くないかなと思って、何かいい名前ないかなって考えたんですけど、何も出てこなくて。「名前ない、何もない、じゃあ無名でいいや」みたいな感じでパッと決めました。
――TikTokを始めたきっかけは何だったんですか?
むめい コロナ禍で、ちょうどTikTokも流行っていたので、始めてみようと思ったんです。そもそも表に立つこと自体が好きで、見てもらいたいっていう気持ちがあったんだと思います。
――最初からご自身のアカウントで?
むめい それが、お母さんのアカウントで内緒でTikTokを始めていたんです(苦笑)。朝4時とか5時に起きて、お母さんの携帯をパッと奪って、こっそり撮っていました。
――それはバレなかったんですか?
むめい どうやってバレたかあまり覚えてないんですけど、ふとした時にバレちゃって。でも、その時には思ったよりフォロワーさんが見てくださっていて、「こんなに応援してくれているから、続けてもよくない?」って説得したんです。「勉強も頑張るから」ってお願いしたらしぶしぶOKしてくれました。
──学業との両立は大変だったのでは?
むめい 「勉強やるやる詐欺」みたいなことやっていましたね(笑)。動画をあげたらコメントとかフォロワーさんもついたので、「TikTokも、勉強も頑張る」って言って。ただ、実際はフォロワーさんは増えるけど、成績は落ちていくので複雑な気持ちでした。10万人を突破した時に、本気でTikTokを頑張ろうと思いました。それからは勉強も、まあそこそこです(笑)。
──高校時代は一人でいることが多かったと聞きました。
むめい 一人の方が安心できるんです。登下校は基本一人で音楽聴きながら。コロナ禍だったので、ご飯を食べる時も一人で黙って食べて。トイレにこもることもありました。一番落ち着くんですよね。休み時間は、周りがガヤガヤしすぎていて、廊下に出たらみんなTikTokや写真を撮っているから映りたくないし。陽キャがすごい固まってたので、ずっとしんどいなって。騒がしいと頭が痛くなるので、トイレで落ち着いて、鏡見て「今日の前髪変じゃないかな」とかやっていました(笑)。
──そんな時間も創作の準備期間だったのかもしれませんね。
むめい 一人でいる時にTikTokのコメント見たり、研究したりする時間が、今につながっている気がします。
──「Z世代のカリスマ」とも呼ばれていますが、どう受け止めていますか?
むめい 正直、「私でいいのかな?」って思います。自分の好きなことをやっているだけなので、そう言われるとプレッシャーもありますけど、「憧れられる存在になれるよう頑張ろう」と思います。
──ご自身を「カリスマじゃない」と思う部分はありますか?
むめい すごく大雑把な部分ですかね。コミティア(同人誌即売会)のとき、汗をかいていたんです。普通ならちゃんと汗を拭いて、リップを塗り直したりするじゃないですか。でも、「ま、いっか」でそのままにして。SNSではキラキラしているところしか見せてないけど、実際はそんなに完璧じゃないです。
──SNSでの失敗談などはありますか? 以前、セミの抜け殻を投稿してフォロワーが減ったというお話もされていましたが。
むめい あの時は1000人か2000人ぐらい減りましたね。当時はまだフォロワーさんも少なかったので、すごくショックでした。ストーリーに、家の前で見つけたセミの抜け殻を上げたんです。夕日を背景に透き通って本当に綺麗だったので。でも、みるみる減っていきました。そういうのはXに上げるとか媒体も考えなきゃダメだなってそこで気づきました。
──SNS上のコメントに悩むことはありますか?
むめい 批判的なコメントはあまり見ないんです。ただ、自分で取材記事やスタイルブックを読み返して、「中二病っぽくない?」「これ痛くない?」って思っちゃうことはあります(苦笑)。
──フォロワー数が増えるほど、プレッシャーもありますか?
むめい 登録者数に比べて視聴数が少ないと、「この数字って飾りかな…」って落ち込むこともあります。でも、もっと「観てくれる人」を増やしたいっていう気持ちが強くなってます。
──活動を辞めたいと思ったことは?
むめい 基本はないですね。でも、フォロワーが100万人を超えても、同じぐらいのフォロワーがいるライバルがいるじゃないですか。その中でなんで私を見てくれるんだろうと不安になることはありました。ただ、応援してくれる人の言葉で救われてきました。「好きなことをしている私を、好きだと言ってくれる人がいる」って、すごく心強いんです。
▽Mumei(むめい)
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