ジャニーズWEST小瀧望、高畑充希の恋人役に 見どころは「リアル彼氏感」<68歳の新入社員>
2018.05.16 05:00
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ジャニーズWESTの小瀧望が、女優の高畑充希と俳優の草刈正雄がダブル主演を務める2時間ドラマ「68歳の新入社員」(カンテレ・フジテレビ系、6月放送)に出演することが決定した。
小瀧望、高畑充希の恋人役に
岡田惠和によるオリジナル脚本の同作は老舗の和菓子会社を舞台に、高畑演じる28歳のバリバリOL・工藤繭子と、草刈演じる68歳の部下・仁井本和夫の40歳差コンビが織りなすヒューマンドラマ。小瀧が演じるのは、高畑演じるOL・繭子と同い年で同棲中の恋人・小野諒。諒は自宅の1階でカフェを営むかたわら、オブジェなどを作る芸術活動もしている“癒し系男子”。
しかも、何をしても周りから許されてしまう“憎めない系男子”で、とにかく優しく、料理も上手で、夕食を作って繭子の帰宅を待つこともしばしば。日々、仕事に追われてプレッシャーを抱える上、草刈演じる“自分よりも40歳も年上の部下”を持つキャリアウーマンの彼女を笑顔で包み込む癒しの存在になっている。
小瀧望「「70%ぐらいは、いつもの僕と一緒」
演じる役柄について小瀧は、「“働く女性の味方でありたいな”っていうイメージはありますね。仕事をバリバリやるキャリアウーマンは、僕は好きです。仕事バリバリやって、家で見せてくれる無防備な姿っていうのは、男子の理想像じゃないですか?僕はすごい理想的なんですけど(笑)。繭子みたいに頑張ってる、ハキハキしてるシャカリキな、仕事に一生懸命な女性っていうのは、僕は大好きですね」とコメント。今回演じる諒は、21歳の小瀧の実年齢より7歳上の設定だが「今までと全然違った役どころで、まだ演じたことがなかった役ですね。こんなナチュラルな役をやったことがなかったんで、すごく新鮮に楽しんで演じることができました。人に対して“やってあげたくなる精神”は自分と似ていると思います(笑)」。「70%ぐらいは、いつもの僕と一緒なんじゃないですかね(笑)」と共通点も多いようで、「見どころとしては、“リアル彼氏感”」と紹介した。
また、小瀧と高畑は初共演だが、共に大阪出身ということもあり、現場では意気投合。「役の中では、繭子が頑張って、僕がいつもドシっとしているんですけど、普段は高畑さんの方が断然お姉さんなので、引っ張ってもらっている感じです。前からお芝居がすごく素敵な方やなって思っていたので、間近で見られてありがたいですね。強弱とかトーンとか、セリフの間とか、盗めたらなと思って見ています」と信頼を寄せる。
一方、高畑は「小瀧くんは、甘い顔立ちと声が諒くんにぴったりで、優しくて優しすぎてちょっぴり頼りない、今の働く女性の理想の彼氏を体現してくれていました。2人のシーンも多かったですが、楽しく撮影できました」と印象を明かした。
原田美枝子、草刈正雄と40年ぶり共演
このほか、“68歳の新入社員”仁井本(草刈)を支える妻・文子には、原田美枝子が決定。原田と草刈は約40年ぶりの共演となる。文子は、和夫と羊堂本舗で社内結婚し、出産以降は専業主婦。和夫より年下だが、肝心なところで手綱を握るしっかり者。定年退職後の和夫が、サラリーマン時代と変わらず、早起きして朝食をとりながら経済新聞を読んだりする様子から、和夫の仕事意欲の再燃を察する。和夫の再入社後は、タブレットの使い方を教えたり、40歳年下の“ボス”・繭子との関係にアドバイスを送ったりするなど、夫を陰で支える。
原田は「とにかく脚本が一番大事です。そしてこんなに素敵な脚本は、なかなか出会えません。だからとても嬉しかったです! 高畑さんも小瀧さんもぴったりの役ですね。草刈さんはなんと約40年振りの共演で、懐かしさと年を経て再開した楽しさがありました」と撮影を回顧。
草刈も「原田さんとは前にも共演したことがあったのですが、もう一度共演したいとずっと思っていました。願いがかなって、嬉しくて! ただただ、撮影を楽しみました!」と久々の共演に歓喜した。(modelpress編集部)
小瀧望コメント
Q.ドラマで演じる小野諒役は、いかがですか?今回演じる諒は、今までと全然違った役どころで、まだ演じたことがなかった役ですね。前に演じたのがすごく熱くてウザいヤツで、その前が俺様系モテ男子でしたからね(笑)。こんなナチュラルな役をやったことがなかったんで、すごく新鮮に楽しんで演じることができました。いつもは、現場ですごく固くなって緊張しているはずなんですけど(笑)。役のおかげもあるのかリラックスしてできたかなという感じがしますね。28歳は今までで最高年齢の役で、すごく勉強になりますし、今までと違う取り組みができて充実しています。
Q.演じているのを見て、普段の小瀧望さんに近い気がします。
たしかに、僕に近いですね(笑)。もちろん、あそこまでの包容力や余裕は僕にはないと思いますけど、ちょっと近いものはあるかなぁっていう感じはしますね。
Q.諒はどんな人物だと分析されてますか?
すごい優しく包み込んでくれるような存在やと思うんですよね。絶対にブレない芯の強さがあって折れないというか。でも、野心や野望がないということに関しては、ちょっと頼りなさみたいな部分も垣間見えたりとかもして。すごく心地よい感じにゆらゆら、ふわふわしてるんですけど、絶対に幹の部分みたいなのは折れないっていうのが、諒から醸し出される安心感とか、包容力に繋がってくるんじゃないかと思うんですよね。一緒にいてラクなヤツやと思いますね。
Q.小瀧さんと似ている点は?
人に対して“やってあげたくなる精神”は似ていると思います(笑)。料理作ったりとか、出迎えたりとか、そういうところは似てるような気がします(笑)。それと、僕もテンションのアップダウンがあんまりなくて、基本的には一定なんで、いつしゃべりかけられても大丈夫です(笑)。
Q.逆に自分とはちょっと違うなという点は?
芸術性がない! 僕が全く作品を創るのがダメで、絵とかもヘタやし、犬書いても「え?これホンマに犬?」みたいなことをメッチャ言われるから(笑)。だから、諒が持ち合わせるアーティスト性みたいな部分には、憧れますね。羨ましいなって、シンプルに思います。それと、諒は人見知りじゃないと思います。僕は人見知りで同世代の方が苦手なんですけど(笑)、年上の方と仲良くなるのは得意なんですよ。年上の方だったら、僕は甘えられるので(笑)。
Q.高畑充希さん演じる彼女の繭子さん。バリバリのキャリアウーマンですが、あのタイプの女性はどうですか?
カッコイイですよね。仕事をバリバリやるキャリアウーマンは、僕は好きです。仕事バリバリやって、家で見せてくれる無防備な姿っていうのは、男子の理想像じゃないですか? 僕はすごい理想的なんですけど(笑)。繭子みたいに頑張ってる、ハキハキしてるシャカリキな、仕事に一生懸命な女性っていうのは、僕は大好きですね。
Q.演じていて意識していることは?
ナチュラルにナチュラルにというか、普段通りのトーンを意識してますね。監督さんに「関西弁を使ってる時のオフの小瀧くんに近いイメージ」と仰って頂いて。それは意識するようにはしましたね。70%ぐらいは、いつもの僕と一緒なんじゃないですかね(笑)。
Q.働く女子が癒される役だと思いますが?
あ!僕自身、実は、今回それに重きを置いてるんです。プロデューサーさんからも、そういう感じでと言われて。「働く女性の味方でありたいな」っていうイメージはありますね。
Q.まさに、小瀧さんのイメージでもあります!
(笑)。いやいやいやいやぁ~。僕は諒みたいに余裕を保てられないと思うんですよね。何回かに一回は見返りを求めると思うから(笑)。諒みたいに器はデカくないです。
Q.高畑充希さんとは初共演。共演の印象は?
最初のクランクインが、いきなりデートのシーンやったので緊張はしていたんですけど。お互いに大阪出身ということもあって、話すネタはいっぱいあって、現場で結構おしゃべりさせて頂いています。美味しいごはん屋さんの情報交換とかですけど。役の中では、繭子が頑張って、ボクがいつもドシっとしているんですけど、普段の時は高畑さんの方が断然お姉さんなので高畑さんに引っ張ってもらっている感じです。前からお芝居がすごい素敵な方やなって思っていたので、こうやって間近で見られるのもありがたいですね。強弱とかトーンとか、セリフの間とか盗めたらなと思って見ています。
僕はドラマ経験が浅いので、すごいパワーを持ってらっしゃるので、意識だけでも、同じぐらいのエネルギーというか、役者としてのパワー的には同じくらいにはいたいのですが、それを頑張ろうと思うとやっぱり緊張しますし。でもホントに良い緊張やと思うんですよ。こういうのをドンドンドンドン味わっていきたいです!
Q.草刈正雄さんとも初共演。共演の印象は?
草刈さんのおちゃめで軽快なトークで、一気に草刈さん色に染まるんですよね。本当に大船に乗った感じというか、どっしり構えられてますし、圧倒的な信頼感があります。やはり、さすがって感じです。やわらかくて、温かい現場にしてくださいました。
Q.ジャニーズWESTでデビュー後、今回が初めてのカンテレドラマになります。
『サムライ転校生』『DORAMADA-J』『誰も知らないJ学園』。たしかに、デビュー前はカンテレにどっぷりや(笑)!8年ぶりですね。こうやってホンマに子供の頃からお世話になっているカンテレさんと、またお仕事を一緒にさせて頂いて、ホントにありがたいと思います。今回も昔からお世話になっているプロデューサーさんが呼んでくださって、ホンマに繋がりをこれからも大事にしたいなって思いますし。そのプロデューサーの方に「やっぱ小瀧使って良かったな」とか、このドラマを見た方に「あのカンテレのドラマのアイツ、誰や?」って注目してもらえたら嬉しいですね。ちょっとでも恩が返せればと思って臨みました。
Q.「68歳の新入社員」というドラマのコンセプトについては、どう思いますか?
すごく幅広い世代に共感して頂いたり、通じるものがあったりする物語だと思うんですよね。新入社員からリタイアされた方まで、幅広い層に見てもらえると思いますし、そんなドラマに参加させて頂くのは光栄でありがたいです。その中で、いろんな問題とか、葛藤とか、悩みとか、それに立ち向かっていく主人公の繭子、それを支える諒。
そして何よりも28歳の上司と68歳の部下というアンバランス感というか、デコボコ感やミスマッチ感みたいなものも楽しんでもらえたらと思います。そして、草刈さんと原田さんのやり取りも、ご夫婦の方には共感して頂けると思います。やり取りに本当にリアリティーがあってクスッと笑えたりとかして、僕と同世代の皆さんにだったら「両親がこんなんよう言ってるわ」とか随所でいっぱい楽しめる作品なんで、ホンマに多くの方に見て頂きたいですね。
Q.最後に、ドラマの見どころと視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
僕的な願望は、原田美枝子さん演じる文子さん世代、そして高畑充希さん演じる繭子さん世代からの支持を多く集められればなと思ってます(笑)。高畑さん世代には「こんな彼氏がいらいいな」と思ってほしいですし、原田さん世代には「こんなかわいい息子がいたらな」とか「娘の彼氏に!」みたいな(笑)。そういうところを僕は目指してました(笑)。
見どころとしては、“リアル彼氏感”。最初の登場シーンとかも、ホントに甘~い時間が流れたりとかしています。僕自身、彼氏役が初めてなんですよね。最後に付き合う役とかはありましたけど、最初から彼氏役っていうのは初めてなんです。そこも今までと違う感じかなと思いますし、ファンの方にはビックリして頂けると思います。諒が男を見せる瞬間もありますし、二人の行く末を最後まで、ちゃんと見届けて頂ければありがたいです。
それと、実は最後の繭子とのシーンはアドリブなんですよ。そこが実際にどこまでOAされるのかドキドキで僕的にも楽しみなんですよね。これまでとは全然違った僕がホントに見られると思いますので、ファンの方はもちろん、視聴者の皆さんに楽しみにして頂きたいですね。最後は皆が成長していく、その成長過程を温かい気持ちで見られるドラマ。皆さんの心の中にある不安や悩みに、ちゃんと寄り添える作品だと思うので、誰かの心の癒しになれればいいなと思います。
高畑充希コメント
原田さんは大好きな女優さんなので、ご一緒出来ると分かってからルンルンでした。ご本人も役もとってもチャーミングで、草刈さんとの2人の掛け合いは、素敵で、ほっこりしていました。小瀧くんは、甘い顔立ちと声が諒くんにぴったりで、優しくて優しすぎてちょっぴり頼りない、今の働く女性の理想の彼氏を体現してくれていました。2人のシーンも多かったですが、楽しく撮影できました。草刈正雄コメント
小瀧さんは、ぴったりのキャスティングだったんじゃないですか!? 彼以外に思い当たらないですね! 原田さんとは前にも共演したことがあったのですが、もう一度共演したいとずっと思っていました。願いがかなって、嬉しくて! ただただ、撮影を楽しみました!
【Not Sponsored 記事】
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