大泉洋「森崎じゃなければ…」TEAM NACSの強い絆、森崎博之へのメンバーの思い
2018.03.14 14:38
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14日、俳優の森崎博之、安田顕、戸次重幸、大泉洋、音尾琢真の5人からなる演劇ユニット・TEAM NACSによる公演「PARAMUSHIR~信じ続けた士魂の旗を掲げて」の東京公演がスタートするにあたり、東京・TBS赤坂ACTシアターにて記者会見が行われた。
森崎博之、演出に「重圧もあるし、申し訳無さもある」
TEAM NACSの約3年ぶりとなる本公演の原案・演出をこなしたのが、リーダーの森崎博之。演出をするのは6年ぶりとなるが、「TEAM NACSの演出をするということは、すごく重たい勇気が必要なことだと思います」と告白。大泉洋や安田顕をはじめ、今やメンバー全員が全国区のドラマや映画で活躍する役者ということに「重圧もあるし、申し訳無さもある。でもそこは、20年を超えたチームなので、勇気を出してしっかり楽しもうという気持ちで演出させてもらいました。やっぱり思った以上の物語になってくれたし、役者として素晴らしい人たちだと実感しました」とコメント。
大泉洋、安田顕らが語る、リーダーへの信頼
大泉も「森崎博之じゃなければ得られない満足感がお客さんにはあると思います。最後の壮大な感動を呼ぶ盛り上がりは、森崎じゃなければ出せない醍醐味だなと思って。改めてナックスのファンの方たちが喜ぶし、お客さんの最後の拍手とかでも森崎が作らないとここまで到達しないと思いました」と信頼を寄せたコメント。また今回の林民夫氏の脚本が「非常に重厚」と語った安田も、「(この台本を)森崎さんがよくぞここまでまとめ上げたなと心から思います」と尊敬の念。戸次は「お二人が言って頂いた通り」と多くを語らず。
音尾も20年来のTEAM NACSを語る。「これまでいいものを作るために喧嘩をしながらやってきましたが、今回は全員がある程度大人になり、言うことを飲みつつ、でもそうじゃないんじゃないと言いつつ、決定権をリーダーに委ねながら、ひとつのまた新しい形で良いものが作り上げられたんじゃないかと思います」と自信たっぷりに話した。
森崎博之、TEAM NACSを続ける思い
今回、公演が3年ぶりとなったことについて森崎は「みんな忙しくて。ソロワークだから中々合わないんですよ」とぼやきつつも「3年までの間になんとか1回はやろうって暗黙の約束事があるんです。それでなんとか実現しています」と、TEAM NACSで上演したい強い気持ちがあるから続けられているそう。大学時代から20年を超えて劇団を続ける5人。個々がどれだけ忙しくなろうとも、“TEAM NACS”という原点を大切にする強い絆も感じられた。
TEAM NACS「PARAMUSHIR~信じ続けた士魂の旗を掲げて」
TEAM NACSの約3年ぶりとなる舞台「PARAMUSHIR~信じ続けた士魂の旗を掲げて」は、メンバーの故郷である北海道を巡る史実を元に、「占守島(しゅむしゅとう)」に攻めてきたソ連兵に立ち向かった兵士たちの物語を描く。東京公演は、3月14日~4月1日TBS赤坂ACTシアターにて上演。(modelpress編集部)
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