秋元才加、桜田通 (C)フジテレビ

秋元才加&桜田通、史上最悪の事件を追う“初挑戦”「軽くは考えられない」

2017.10.04 10:43

女優の秋元才加と、俳優の桜田通が、7日放送の土曜プレミアム『衝撃スクープSP 30年目の真実 ~東京・埼玉連続幼女誘拐殺人犯・宮崎勤の肉声~』(午後9時/フジテレビ系)内の実録ドラマに出演することがわかった。

昭和と平成をまたいだ史上最悪の事件「東京・埼玉幼女連続誘拐殺人事件」の犯人・宮崎勤元死刑囚の肉声をもとに制作され、「刑事の戦い」を描いた今回のドラマ。すでに、金子ノブアキの出演が発表されており、実録ドラマ初挑戦となる秋元と桜田は当時事件を追うワイドショースタッフ役を演じる。

桜田通、秋元才加 (C)フジテレビ
桜田通、秋元才加 (C)フジテレビ
桜田通、秋元才加 (C)フジテレビ
桜田通、秋元才加 (C)フジテレビ

秋元才加・桜田通の心境

今回の役柄について、難しさとともにやりがいを感じたと語る秋元は「お芝居が先ではなく、今回は情報をしっかり視聴者の皆さんに伝えることが第一かもしれないです」と実録ドラマだからこそ意識していることを紹介。注目して欲しいところを聞かれると、「事件の概要や、宮崎元死刑囚の家族構成や被害者の情報など、私がお伝えするシーンが多いので、当時のリポーターと変わらず、丁寧かつ臨場感を持って伝えつつ、皆さんにすっと耳に入るトーンや話し方で演技したいと思っています」とコメントした。

秋元才加、桜田通 (C)フジテレビ
秋元才加、桜田通 (C)フジテレビ
また、桜田は「こういう作風のものに、自分も関われるようになったんだな、と思いました。それが喜びかわからないのですが、新しいものに挑戦できる、という気持ちになりました」とオファーを受けたときの心境を吐露。

撮影に臨む心境も複雑なようで「今まで演じてきた作品と比べ『重い』と思いましたし、自分の役割をなんとか果たさなくてはと感じています。このような作品を放送する意味も考えました。こういう事件が昔あって、犯人はどういう人間だったのか、日常的な恐怖が隣り合わせなんだ、ということを台本読んで感じたので、いつもより怖いし、軽くは考えられない、という気持ちで現場にのぞんでいます」と告白した。

『衝撃スクープSP 30年目の真実 ~東京・埼玉連続幼女誘拐殺人犯・宮崎勤の肉声~』より (C)フジテレビ
『衝撃スクープSP 30年目の真実 ~東京・埼玉連続幼女誘拐殺人犯・宮崎勤の肉声~』より (C)フジテレビ

秋元才加コメント

Q:今回の役のオファーが来たことについて

他の仕事でリポートすることはやってきましたが、お芝居をしながら情報を伝える経験はなかったので、今回の役はお伝えする情報そのものの比重が大きく、難しいとは思いました。しかし、台本を読ませていただき、やりがいがあると感じました。

Q:事件を知っていましたか

88年生まれなので、その年に起きた事件でした。小さいころからテレビで多く放送されていて、(宮崎元死刑囚の)顔を見ると、この人だ…怖いなという記憶は残っています。

Q:役作りについて

当時のリポーターさんがどのくらいの速度で話すか、など、どのような立ち振る舞いでリポートされているのか確認しました。リポーターさんによってスタイルが違い、淡々と話す方もいれば劇的に話している方も。ただ、皆さん、事件を追っている時、女の子が行方不明になった時、亡くなって発見された時など、声色やトーンを変えていると思うので、その都度映像を確認しながら、演技につなげていければと思っています。お芝居が先ではなく、今回は情報をしっかり視聴者の皆さんに伝えることが第一かもしれないです。それがうまくいけば、お芝居がうまくいったことになるのかな、と。

Q:注目してほしいところは

事件の概要や、宮崎元死刑囚の家族構成や被害者の情報など、私がお伝えするシーンが多いので、当時のリポーターと変わらず、丁寧かつ臨場感を持って伝えつつ、皆さんにすっと耳に入るトーンや話し方で演技したいと思っています。今回この実録ドラマで、今まで明かされてこなかった宮崎勤元死刑囚を描きますが、皆さんの事件への見解も変わるかもしれないと思って、きちんと責任を持って真摯に演じたいです。

桜田通コメント

Q:今回の役のオファーが来たことについて

こういう作風のものに、自分も関われるようになったんだな、と思いました。それが喜びかわからないのですが、新しいものに挑戦できる、という気持ちになりました。

Q:当時の報道映像は見ましたか

衣装合わせの際に見ました。事件そのものも有名ですし、インターネットなどでも調べていました。報道そのものが、昔のほうがある種自由というか、今ほど規制がなくて一番熱い時代だった、と監督から聞いていたので、それを意識して演技につなげられればと思いました。

Q:役作りについて

役のディレクターの年齢が自分の年齢と一緒なのですが、自分は今を生きているから、たたずまいは、なるべく80年代の雰囲気で、と。まずは映像も確認しながら、服の着方など見た目から気にしました。演技は、報道の必死さ…戦いなんだ、我先に報道するんだ、という熱意・プライドを伝えていけたら、と。なるべく芝居にならないよう、人の悲しさや残された人の悲惨な状況みたいなものも、本当に報道する覚悟でやりたいと思います。

Q:作品への思いは

今まで演じてきた作品と比べ「重い」と思いましたし、自分の役割をなんとか果たさなくてはと感じています。このような作品を放送する意味も考えました。こういう事件が昔あって、犯人はどういう人間だったのか、日常的な恐怖が隣り合わせなんだ、ということを台本読んで感じたので、いつもより怖いし、軽くは考えられない、という気持ちで現場にのぞんでいます。
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