仲間由紀恵“悪夢の日々”を告白 向井理「本当に楽しい毎日」
2017.03.02 19:42
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女優の仲間由紀恵、俳優の向井理が2日、都内にて開催されたテレビ朝日系2夜連続ドラマスペシャル「アガサ・クリスティ『そして誰もいなくなった』」(3月25、26日よる9時)の制作発表会見に出席した。
仲間由紀恵「嫌な夢を見るように…」
マイクを持った仲間は、「クリスティ財団の方から特別に協力を頂きまして、日本で初めて2夜連続のスペシャルドラマが実現するということで、このお話を頂戴したときに大変嬉しくて、わくわくしながら撮影に入りました」と回顧。しかし、撮影では過酷な体験をしたようで「テレビで殺される役は初めてやらせて頂きましたが、やっぱり、『気持ちのよいものではないな』と思いますし、嫌な夢を見るようになりました。起きるときはちょっと嫌な気持ちになりながら、撮影の時期は起きていたなと思います」と悪夢を見るようになったことを告白した。
“殺され方”に自信
“ミステリーの女王”として名高いイギリスの女流作家、アガサ・クリスティの傑作推理小説「そして誰もいなくなった」を日本で初めて映像化した同作。絶海の孤島にあるホテルに招待された10人の客がひとり、またひとりと殺されていき、ついには全員が殺され、後日10体の死体が発見される。元水泳の金メダリスト・白峰涼を演じた仲間。招待客が次々と殺されていくというストーリーの中で「誰の殺され方が1番印象的でした?」と尋ねられると、「どなたの殺され方も嫌なものでしたけど…」と言いつつも、「でも、私は、私の殺され方が1番嫌だなと思っています」と自信をあらわにした。
向井理「重要な役を仰せつかった」
また、向井は作品の重厚な雰囲気を再現したステージに登壇した一同を見渡して、「御覧の通り、すごく重々しい雰囲気も経験させて頂きましたが、色々な、かいたことのない汗をかきながら、日々、刺激の中で勉強になりました」と述懐。ただ「意外と笑いの多い現場」だったそうで、「重厚感だけではなくて、色々なやり方で撮影ができるのだなと勉強になった作品でした」ともコメント。「10人がひとりずつ、どんどん死んでいくわけですが、僕もその中で、初めて殺される役をやりました。ある意味、とても重要な役を仰せつかったと思っていますので、ぜひ、見逃さないで頂けたらなと思います」と作品への思いを言葉にした。
豪華キャストとの共演は?
さらに、同作は“スピーディな現場”だったようで、「今日はいらっしゃらないのですが渡瀬(恒彦)さんも誰よりも早く現場に入るので、だんだんみんな、入る時間が早くなってきました。最終的には終わる時間も早くなるのでいいのですが、監督の和泉さんもスピーディな方で、たまにテストもしていないのに本番に入って」と撮影現場の様子を紹介した向井。「緊張感もありつつ、チャーミングな面もあるし、すごく引き締まる面もあるし、色々な感情を経験させてもらったので、ひとことで言うと、本当に楽しい毎日でした」と豪華キャストとの共演を振り返った。
ほか、同会見には、向井理、沢村一樹、柳葉敏郎、余貴美子、荒川良々、國村隼、藤真利子、大地真央、橋爪功、津川雅彦、そして和泉聖治監督も出席した。(modelpress編集部)
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