広瀬すず、初カンヌを振り返る 「一番しっかりしていた」監督が絶賛
2015.05.27 15:31
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女優でモデルの広瀬すずが、「第68回カンヌ国際映画祭」の舞台を振り返った。
27日、都内にて行われた映画「海街diary」(6月13日公開)の写真集発売記念トークショーに、是枝裕和監督、映画版で撮影監督をつとめた、著者で写真家の瀧本幹也氏とともに出席。
今月14日(現地時間)には、同作がフランスで行われた「第68回カンヌ国際映画祭」のコンペティション部門出品作に選出され、綾瀬はるから出演者とともにレッドカーペットを歩いた広瀬。初のレッドカーペットの感想を問われると「すごく楽しかったです。思った以上に緊張しなくて、映画の中とは違った衣装でみんなと歩けたことが楽しかったし、嬉しかった」と笑顔で振り返った。是枝監督は「すずは落ち着いていて一番しっかりしているので、スピーチでの受け答えもしっかりしていた。何の心配もしていませんでした」と堂々とした広瀬の佇まいに絶賛していた。
4姉妹の撮影裏トークに監督タジタジ
映画「海街diary」は、小学館「月刊フラワーズ」にて連載中、発行部数累計250万部を誇る吉田秋生氏の同名コミックを、是枝裕和監督がメガホンを執り映画化。親を許せない長女(綾瀬はるか)と、姉の幸せを願う次女(長澤まさみ)、父を知らない三女(夏帆)、自分を許せない四女(広瀬)がそれぞれの想いを抱えながら、本当の家族になっていく一年間の物語を描く。写真集「海街diary」では、映画撮影の過程で記録した写真を収録。4姉妹が、縁側でくつろぐ姿など写真集のみで公開されるオフショットも満載となっている。広瀬は4姉妹での撮影について「食べ物の話ばっかりしていました。あとは監督や瀧本さんの話も」と仲睦まじいやり取りを明かし「監督って可愛いよねって話していました」と本人を前に告白すると、是枝監督はタジタジの様子。
瀧本氏は、「原作と同じような美しい日本家屋の縁側に4姉妹が佇んでいるのを見て、これは撮りたいなと思った。撮り溜まったところでみんなに見せたら『これは写真集にしよう』と盛り上がった」と制作の経緯を明かし、監督も「これは何か形にしないともったいないなと僕も思ったし、写真を見た人全員が思った」と作品に自信をみせた。(modelpress編集部)
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