三浦春馬「作り上げてきた気持ちを崩されました」
2015.04.18 15:55
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俳優の三浦春馬が、演劇評論家からのアドバイスを受け止めた。
18日、都内にて写真集「ふれる」発売記念トークイベントを開催。同イベントには写真集でも対談している演劇評論家・渡辺保氏をゲストに迎え、写真集でもつづっているセリフの発し方や映像と舞台の違いなど、役者としての悩みやこれまで目の当たりにしてきた演技の難しさをぶつけた。渡辺氏から「俳優は職人なんだから演出家に言われたことができるようになればいい」「変な性格の人の方が名優なんだよ」「舞台では感情ではなく言葉を追いかけたら?」など、厳しくも的確なアドバイスをもらった三浦は「いい意味で、今まで写真集で作り上げてきた気持ちを崩されました」と苦笑しながらも真摯に受け止めた。
同書は、ソウルや台北、上海のほか、日本では京都、富士西湖などで撮影。さらに、20代初の書籍ということで、今まであまり語られることのなかった悩みや、葛藤、そして演じることについての熱意がつづられているが、この日の渡辺氏との対談を通して、「対局の立場の意見をくれる方は必要でその理解もしたいし、自分がブレずにいることが大切だと思いました」と納得の様子だった。
プライベートも「稽古」役者魂をみせる
役者としての自身を語るなど、真面目な話が続く中、MCに休みの日は何をしているのか聞かれると「自分がやりたい稽古をやっていて、ボイストレーナーの方に教わっているんです」と結局役者の話に戻り、「休みの日じゃなくても稽古前に公園で散歩をしたり、走ってみたりしているんです」と体力づくりも兼ねた空き時間の過ごしたを明かした。
また、長期休暇の話題になると「日本は小さいころから演劇を学ぶ学校に通っていないじゃないですか。海外では演劇の学校があって、そこをちゃんと通ってから表舞台に立つ人が多いので、そういうところに行ってみたいです。アクターズスクールって、経験としてすごくいいんじゃないかなと思います」と最後の最後まで役者魂をみせていた。(modelpress編集部)
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