ファッション誌「SPRiNG」大幅リニューアル 意図と反響を新編集長に聞く<インタビュー>
2014.08.29 17:51
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宝島社のファッション雑誌「SPRiNG(スプリング)」が、9月号から表紙デザインや誌面内容を大幅リニューアル。同号から編集長に就いた平澤梢氏に話を聞いた。
「sweet(スウィート)」「CUTiE(キューティ)」「mini(ミニ)」など様々なターゲット層へ向けたファッション雑誌を刊行し、市場シェアトップを誇る宝島社。「SPRiNG」は1996年2月の創刊以降、カジュアルファッションを楽しむ20代の女性をターゲットとし、近年は“ナチュかわ(=ナチュラルでかわいい)”を大きなキーワードに掲げていた。
最新号の10月号は女優の蒼井優をカバーガールに起用。メイン特集の「グッドガールがワクワクすること30」はファッションをはじめ「個性派書店」「フィルムカメラ」「名品ステーショナリー」「鉱物コレクション」など、グッドガールのアンテナを刺激する30のキーワードをジャンルレスにピックアップして紹介。ファッションページの大部分にハーフもしくは外国人モデルを起用し、以前よりもさらに洗練されたファッション&カルチャー誌といった印象を与える。
「服バカ(だった)かもしれない/マニアックな趣味がある/ツタヤになら何時間でもいられる/一人で過ごすのがまったく苦じゃない/女子より男子のほうが話題が合うことが多い/最近質のいいものを集めはじめた/好きなことを仕事にしている(したい)/大人になってきて読む雑誌がない…そんなキーワードにぴんとくる方に、SPRiNGはぴったりの雑誌だと思います。今後は、InstagramやtwitterなどSNSも強化して、『グッドガール』な読者とコミュニケーションしていきたいと思っています。ぜひ今後のSPRiNGにご期待ください!」(平澤編集長)
知的でトゲのある“グッドガール”
リニューアル後の読者層のコアは、28~30歳の都市部に住む働く女性。ファッションはもちろん、カルチャーや質の高いライフスタイルに意欲的で、好奇心旺盛、「人とは違っている自分でいい」という“カルチャー系女子”をターゲットとしている。知的かつトゲ(個性)のある女性を“グッドガール”と名づけ、雑誌のメインコンセプトに設定。ファッションはシンプルベーシックをベースに、トレンドやモードなブランド、アイテムを取り入れた「決めすぎていない、けれど品のある都会的なカジュアルスタイル」が特徴だ。最新号の10月号は女優の蒼井優をカバーガールに起用。メイン特集の「グッドガールがワクワクすること30」はファッションをはじめ「個性派書店」「フィルムカメラ」「名品ステーショナリー」「鉱物コレクション」など、グッドガールのアンテナを刺激する30のキーワードをジャンルレスにピックアップして紹介。ファッションページの大部分にハーフもしくは外国人モデルを起用し、以前よりもさらに洗練されたファッション&カルチャー誌といった印象を与える。
定価ダウンで手に取りやすく
9月号・10月号共に、宝島社の雑誌の特徴である「ブランドアイテム付録」がついていないことも読者にとっては大きな変化だ。その理由について平澤編集長は「ブランド付録も特集などと同じく、コンテンツのひとつと捉えております。表紙、特集、定価など雑誌の様々な要素を毎号検討していく中で、ひとつの方向性として、現時点ではブランドアイテム付録をなしにして定価を下げる、という提案をさせていただきました」と話す。定価が720円から620円にダウンしたことで、読者からは「手に取りやすくなった」と好評。当面は付録をつけない予定だが「状況に応じて検討していきたいと思っています」とした。【親近感】から【憧れ感】へ
こういった編集方針の大幅リニューアルについて、平澤編集長は「これまでは『OVER25』や『ナチュかわ』『トラッド』などをキーワードにし、女子にも男子にも好感度の高い、親近感のある女子像を提案していましたが、現在は、年齢で大きく区切る、というよりは、『グッドガール』という女性像で読者をセグメントしています。『グッドガール』は人と違う個性を大事にしたい、色々なことに興味が広いアクティブな子たちなので、ファッションだけでなく、彼女たちが欲しい情報がすべて詰まった雑誌になるよう、取り扱うテーマも広げています」と説明。表紙や特集ページのデザインも、これまでより写真を大きく扱い、レイアウトをすっきりさせることで「より憧れ感のある満足度の高い誌面を目指しています」という。「服バカ(だった)かもしれない/マニアックな趣味がある/ツタヤになら何時間でもいられる/一人で過ごすのがまったく苦じゃない/女子より男子のほうが話題が合うことが多い/最近質のいいものを集めはじめた/好きなことを仕事にしている(したい)/大人になってきて読む雑誌がない…そんなキーワードにぴんとくる方に、SPRiNGはぴったりの雑誌だと思います。今後は、InstagramやtwitterなどSNSも強化して、『グッドガール』な読者とコミュニケーションしていきたいと思っています。ぜひ今後のSPRiNGにご期待ください!」(平澤編集長)
「CUTiE」もカルチャー誌の色を強く
なお、同じく宝島社の「CUTiE」も同時に「ガールズファッションとジャパンカルチャーを繋ぐHUBマガジン」として大幅リニューアル。こちらもリニューアル号からブランドアイテム付録をつけず、新たな世界観を伝えていくための誌面コンテンツ力の強化に注力しているようだ。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
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