注目の美少女モデル、大反響受けカバーガールに抜擢 その素顔は干物女? モデルプレスインタビュー
2013.10.11 12:09
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「mina」専属モデルの吉倉あおい(18)が、10月19日発売の「mina」12月号で2度目の表紙を飾る。モデルプレスは彼女にインタビューを敢行し、1回目との変化や撮影エピソード、さらには“デートレイプ”というセンセーショナルな題材が織り込まれた主演映画「ゆるせない、逢いたい」(11月16日公開)についてなど、惜しむことなく語ってもらった。
同誌2013年1月号で初表紙を飾ってから約1年、読者からの大きな反響もあり、12月号で再びカバーガールを飾る。彼女はこの1年で、どんな変化を遂げたのか、どんなことを考えたのか、その素顔に迫った。
吉倉:ちょうど1年前に初めて表紙をやらせて頂いた時に、一度で終わりたくない、一度で終わったら本物じゃないと思って、二度目が出来るように1年間努力をしてきました。また表紙に戻ってこられて、初めての時よりも興奮しますし、嬉しいですね。
― その1年間とは具体的にどんな努力をなされていたのですか?
吉倉:雑誌だけのお仕事ではなく、今はお芝居のお仕事もしているので、そのなかで取り入れられるものをどんどん吸収して、雑誌で表現できるように新たな自分を開拓し続けました。あとは、体つき、顔つき、ポージングなどに対して「だいぶ大人になったね」という声を頂くようになり、そういう面でも成長できたのかなって思います。年齢とともにお洋服が似合うカラダになったんだなぁとすごく実感していますね。
― 1年前と比べ、年齢も含めて大人になってきたんですね。
吉倉:お洋服やメイクがはまってくる年齢があると思うんですよ。大体18歳なんですけど、10代後半ぐらいになってようやく「似合っているね」って言ってもらえるようになると思っています。
― どんな表紙に仕上がりましたか?
吉倉:「mina」は可愛らしくて明るいイメージなので、前回の表紙の時は背景もピンクで髪型もふわふわの可愛らしい印象だったと思うんですけど、今回は全身ブラックで、背景も白なので、女性らしくかつクールに仕上がっていると思います。締まる表紙ですね。
― では、自分でも満足のいく出来になりましたか?
吉倉:そうですね、とてもリラックスして撮影に臨めたので、普段の撮影とあまり変わらずに撮ることが出来ました。変に硬い表情にならず、自分でも満足しています。
― 撮影の前日に緊張はなかったのですか?
吉倉:実は撮影の前日まで5日間オフだったんですよ。5日間もオフになることはほとんどないので、「あ、これはなんかあるぞ」と思いました。とりあえず友だちと会ったり、カラダのメンテンナスをしたりと考えていたんですけど、結局寝続けちゃいました(笑)。
― ずっと寝ていたんですか?(笑)
吉倉:はい。昼まで寝て、また夕方寝始めて、夜中に起きてお風呂に入ってまた寝てを5日間繰り返していました。結構いい気持ちでしたよ。そのままの状態で撮影に入ったので、気を引き締めなきゃって思いもあったんですけど、変に緊張感を持っても失敗するタイプなので、気楽に現場に入りましたね。
― むしろ吉倉さんにとって良い5日間の使い方だったんですね。
吉倉:そうですね。気合を入れ過ぎると、それが裏目に出てしまうタイプなんです。準備に準備を重ねて「よっしゃ!」って臨んだ結果、「あれ?」ってなることが多いので。今回は食べたり、おしゃべりしながら気楽に出来る表紙になったらいいなって思って、自分でも緊張感を持たないようにしていました。
― 1回目の表紙撮影の時はどうでしたか?
吉倉:前回は初めてという緊張感と、その一ヶ月の「mina」の看板を背負う重圧などがあって考え込みすぎちゃったんです。「可愛く撮ろう、可愛く撮ろう」って意識したらだんだんと硬くなっていることに気がついて、緊張感を持ちすぎてしまいました。
― 前回と比べて、今回は自身の成長も感じられましたか?
吉倉:今回はだいぶ柔らかい気持ちでいられたので、自然とポージングができたり、顔の表情もちょっとずつ変えられたりと、そこらへんが去年より成長できたかなって思う点ですね。
― 読者からの大きな反響によって2回目の表紙となったわけですが、1回目の時に周りからどんな反応がありましたか?
吉倉:普段の友達も、事務所の友達も、みんな「mina」を並べておいてくれたんですよ、私の前にずらーっと。それはとっても嬉しかったですね。そのおかげで、「次に繋げたい」って思う気持ちも強くなりました。
― では今回もずらーっと(笑)。
吉倉:はい、並べて欲しいですね。
― 15歳から今日まで約3年以上も専属モデルを務めている吉倉さんですが、どんなことが印象に残っていますか?
吉倉:中学3年生の頃ですかね、はじめて雑誌のファッションページに出た時に、「お洒落ってなんでこんなに楽しいんだろう」と興奮したことを強く覚えています。可愛くメイクして、素敵なお洋服を来て、綺麗に撮ってもらって、画面でチェックするのがこんなに楽しいんだって、モデルさんというよりもひとりの女の子として喜びを感じました。今もその喜びは変わらないですし、お洋服を何十着着ても、毎回「可愛い、可愛い」と思えますね。
― そういう気持ちって誌面から読者へ伝わりますもんね。
吉倉:そう思います。私も喜びを感じていることが、誌面を見ている読者の皆さんに伝わって、「私もこういうお洋服を着たいな、メイクをしたいな」って思ってもらえることが何よりも嬉しいですね。そういう意味で私にとって「mina」は、読者の皆さんと繋がることの出来るひとつの思いなのかなって感じています。
― 読者の方とのつながりは感じますか?
吉倉:みんなバイトなどをしてお金を一生懸命ためて、ひとつのお洋服や、ひとつのメイク道具を買うと思うんですよ。それが、私が着ていたものだったりするとても有り難い気持ちになりますね。私にとっても、お洋服だけじゃなく、靴やアクセサリー、化粧品のひとつひとつ一生懸命お金をためて大切に買うものなので、皆さんにもそういう気持ちをもってもらえるよう私も大事にお洋服を表現したいなって思います。常に読者の方を身近に感じながら、「mina」の撮影に臨んでいるので、もっと身近に感じてもらえるモデルさんになりたいですね。
― では、モデルさんで理想とする人はいますか?
吉倉:理想とする人はいません。「素敵だな」「カッコイイな」って思うモデルさんは数多くいらっしゃるのですけど、私は目標を決めてしまうと、そこに達した時に次の目標を見つけられないタイプなんです。だからマイペースに、自分が「こうしたい」「こう思う」というようなことを表現しながらやっていきたいですね。プレッシャーも感じちゃいますしね。自分は自分という気持ちです。
― 吉倉さんはそんな自分を、どのようなモデルだと捉えていますか?
吉倉:うーん、親しみやすさはもってほしいなって思っています。モデルさんって画面や誌面の中の人だから遠い存在に感じてしまったりすると思うんですけど、私はファンの方とは結構フレンドリーに接しています。役柄や誌面のイメージから結構怖い人に思われるかもしれないのですけど、元気で明るい普通の18歳なんです(笑)。
― そうなんですか?
吉倉:自分で一番思うんですけど、ほんとうに普通です。家にいるとお母さんから「すごいね、これでテレビに出られるんだね」って言われるぐらいに普通です(笑)。
吉倉:干物です…。
― 干物なんですか?(笑)
吉倉:5日間パジャマでずっと過ごすぐらい何もしないです。あ、でも私は毎日のケアが人よりも長いみたいで、お風呂に入ってから寝る直前の2時間ぐらいずっとケアをしています。毎日しないと気持ち悪いって思っちゃうんですよ。それぐらいですね、私の女子力といえば。
― 2時間どんなことをしているのですか?
吉倉:1時間はお風呂の中で色々やるんですよ。トリートメントしたりマッサージしたりですね。それでお風呂から出たらスキンケアやボディケアに1時間です。
― すごい女子力ですよ!
吉倉:顔は、化粧水・乳液ぬって美容液つけるぐらいです。ボディケアと髪のケアに時間がかかるんですよ。でも最近は技を習得しまして、ボディケアをしている間に、後ろから扇風機で髪に風をあてるんです。それでちょっと乾かしておくと時間短縮になります。
― これから寒くもなりますが大丈夫ですか?
吉倉:冬でもやります。もうやめられないですね。普通に乾かすのがめんどくさくなってきちゃって(笑)。
― すごいですね(笑)。
吉倉:友達と遊ぶから、メイクをして髪の毛を巻いてお洋服を選んで、というのは全くやらないんです。なので街で女の子から「あおいちゃんですか?」と声をかけてもらった時に、「え?あおいちゃんすっぴんなんですか?」って聞かれると恥ずかしくなります。「そうなんです。いつもー」みたいな感じで。
― 普段からすっぴんなんですか?
吉倉:そうですね。でも最近は、すっぴんもちょっと恥ずかしいなって思うようにもなってきました。でも、普段は着替えるので精一杯なぐらいノロマで鈍い子なんです。朝起きて出かける1時間前から支度をするんですけど、着替えるのだけでいっぱいいっぱいですよ。どうやら起きてからぼーっとする時間が長いみたいで、気づいたら「やばい、やばい」って時間がなくなってます(笑)。
― 朝が弱いってことですか?
吉倉:いえ、朝は強いんですよ。決まった時間には必ず起きます。ただ行動がノロマなだけなんです…(笑)。ドラマは遅刻するのが怖くて、大体1時間か30分前に最寄りの駅に着くようにしていました。
― ドラマの撮影現場まで電車で通っているのですか!目立っちゃいますね
吉倉:どうなんでしょう。でもすごいですよ、電車内の私。おもいっきり口の中を開けて寝ていたりします。さすがにそれはまずいと思って気をつけているんですけど、気づいたらすぐに口を開けています(笑)。
― 「ぴんとこな」(TBS系ドラマ)の撮影の時もそうだったんですか?
吉倉:そうなんです、口を開けていました(笑)。
― どのタイミングで撮影モードに切り替えているんですか?
吉倉:現場に入ったら自然と切り替わっていましたね。みんな私のことを役の優奈だと思って扱ってくれていたので、切り替わざるを得ない感じでした。
― どんな役作りをされましたか?
吉倉:優奈ちゃんは普通の女の子だけどちょっとひねくれものだったので、結構難しかったです。台本を全部転写したり、マンガを何度も読み返したり、イメージをふくらませてやっていました。
吉倉:そうですね。一言で言うと凄く濃い映画です。テーマ自体は重たいものになっていますが、実は結構ピュアでさわやな作品に仕上がっているので、是非足を運んでほしいですね。
― 撮影の雰囲気はどうでしたか?
吉倉:撮影は去年の夏だったんですけど、2週間で撮り切るというスケジュールだったんです。台本の1ページ目がクランクインの日で、最後のページがクランクアップという順撮りだったので、凄く気持ちがついていきやすかったですね。
― 吉倉さんにとってどんな作品になりましたか?
吉倉:うーん、すんなり作品にも役にも入れたので、感情がとてもリアルに伝わってくる作品だと思います。柳楽優弥さんや朝加真由美さんが醸しだす心情がリアルに心に入ってくるんです。フィクションということを忘れてしまうほどにリアルです。私も芝居として感じてほしくないと思って撮影に臨んだので、そういう意味では芝居だけど芝居ではないものが出来あがったなと思っています。
― 共演した柳楽さんはどうでしたか?
吉倉:実は現場ではあまりお話できていないんです。でもワンシーンすごく心に残る表情をされているところがあって、そのおかげで私も気持ちが作りやすくなりましたし、あの表情は未だに感動して忘れられないですね。それぐらい強く印象に残っています。
― それも楽しみですね。この作品をどんな方に観てもらいたいですか?
吉倉:そうですね、同世代の方に見てほしいと強く思います。もし自分の彼がいるなら彼と行って欲しいですね。もちろんお母さんにもお父さんにも。色々な方に見てもらえたらいいですね。
― モデルや女優として幅広く活躍している吉倉さんですが、今後の目標などあれば教えてください。
吉倉:女優さんとしてもモデルさんとしても、「どんなお仕事か」って聞かれると私は“伝える”お仕事だと思っています。モデルとして女子の良さや楽しみを伝えていきたいですし、女優さんとしては、その作品やキャラクターをうまく伝えていきたいですね。楽しいことも辛いことも青春だったり友情だったり、そういうものを全部ひっくるめて役を通して伝えていける女優さんになれたらいいですね。
― 素晴らしいですね。
吉倉:世の中に色々なお仕事があって、私は何がしたいかって考えた時に、人だったり物語だったり、色々なところに詰まっている良さを伝えたいって思います。それをしている時の自分がすごく楽しいので、これからもそうやってお仕事を続けていきたいと考えています。
― ありがとうございました。
撮影では、鼻歌を歌いながらリラックした表情で応じてくれた吉倉あおい。聴くのはヒップホップ、カラオケで歌うのは小泉今日子と意外なギャップも見せた彼女だが、ひとたびインタビューに入ると、18歳とは思えぬ一本芯の通った考え方を明かしてくれた。2度目のカバーガールに主演映画と大活躍を見せる彼女から、今後もますます目が離せない。(モデルプレス)
生年月日:1994年11月26日
出身地:神奈川県
血液型:AB型
身長:167cm
趣味:妄想・スーパー銭湯・洋服のコーディネート
特技:マラソン(中距離)
2009年、15歳で雑誌「mina」専属モデルに、同誌2013年1月号で初表紙を飾る。女優としても活躍しており、近年では日本テレビ系「悪夢ちゃん」(2012年)、フジテレビ系「ガリレオ 第2シーズン」(13)、TBS系「ぴんとこな」(13)にレギュラー出演。映画「ゆるせない、逢いたい」(2013年11月16日公開)では主演を務める。
■吉倉あおい 「mina」12月号発売記念 お渡し&2ショット撮影会
日時:10月19日(土)午後1時より
会場:パルコブックセンター渋谷店
参加方法:9月20日よりパルコブックセンター渋谷店にて整理券を予約・販売
■映画「ゆるせない、逢いたい」
2013年11月16日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー
監督・脚本:金井純一
出演:吉倉あおい、柳楽優弥、新木優子、原扶貴子、中野圭、ダンカン、朝加真由美
配給:S・D・P
<ストーリー>
古紙回収業者の隆太郎(柳楽)と、新しい街に引っ越してきた高校生のはつ実(吉倉)。出逢ってまもなく2人は恋に落ちるが、ある誤解からすれ違いが続いてしまう。孤独や悔しさにさいなまれる隆太郎は、ある夜、そのいらだちをぶつけるかのようにはつ実を襲ってしまう。心身とも傷ついたはつ実は訴訟を起こす。恋人同士から加害者と被害者なった2人は、一体どこへ向かっていくのか。
モデルとしての自らを語る「私は普通の18歳」
― カバーガールおめでとうございます。現在の心境はいかがですか?吉倉:ちょうど1年前に初めて表紙をやらせて頂いた時に、一度で終わりたくない、一度で終わったら本物じゃないと思って、二度目が出来るように1年間努力をしてきました。また表紙に戻ってこられて、初めての時よりも興奮しますし、嬉しいですね。
― その1年間とは具体的にどんな努力をなされていたのですか?
吉倉:雑誌だけのお仕事ではなく、今はお芝居のお仕事もしているので、そのなかで取り入れられるものをどんどん吸収して、雑誌で表現できるように新たな自分を開拓し続けました。あとは、体つき、顔つき、ポージングなどに対して「だいぶ大人になったね」という声を頂くようになり、そういう面でも成長できたのかなって思います。年齢とともにお洋服が似合うカラダになったんだなぁとすごく実感していますね。
― 1年前と比べ、年齢も含めて大人になってきたんですね。
吉倉:お洋服やメイクがはまってくる年齢があると思うんですよ。大体18歳なんですけど、10代後半ぐらいになってようやく「似合っているね」って言ってもらえるようになると思っています。
― どんな表紙に仕上がりましたか?
吉倉:「mina」は可愛らしくて明るいイメージなので、前回の表紙の時は背景もピンクで髪型もふわふわの可愛らしい印象だったと思うんですけど、今回は全身ブラックで、背景も白なので、女性らしくかつクールに仕上がっていると思います。締まる表紙ですね。
― では、自分でも満足のいく出来になりましたか?
吉倉:そうですね、とてもリラックスして撮影に臨めたので、普段の撮影とあまり変わらずに撮ることが出来ました。変に硬い表情にならず、自分でも満足しています。
― 撮影の前日に緊張はなかったのですか?
吉倉:実は撮影の前日まで5日間オフだったんですよ。5日間もオフになることはほとんどないので、「あ、これはなんかあるぞ」と思いました。とりあえず友だちと会ったり、カラダのメンテンナスをしたりと考えていたんですけど、結局寝続けちゃいました(笑)。
― ずっと寝ていたんですか?(笑)
吉倉:はい。昼まで寝て、また夕方寝始めて、夜中に起きてお風呂に入ってまた寝てを5日間繰り返していました。結構いい気持ちでしたよ。そのままの状態で撮影に入ったので、気を引き締めなきゃって思いもあったんですけど、変に緊張感を持っても失敗するタイプなので、気楽に現場に入りましたね。
― むしろ吉倉さんにとって良い5日間の使い方だったんですね。
吉倉:そうですね。気合を入れ過ぎると、それが裏目に出てしまうタイプなんです。準備に準備を重ねて「よっしゃ!」って臨んだ結果、「あれ?」ってなることが多いので。今回は食べたり、おしゃべりしながら気楽に出来る表紙になったらいいなって思って、自分でも緊張感を持たないようにしていました。
― 1回目の表紙撮影の時はどうでしたか?
吉倉:前回は初めてという緊張感と、その一ヶ月の「mina」の看板を背負う重圧などがあって考え込みすぎちゃったんです。「可愛く撮ろう、可愛く撮ろう」って意識したらだんだんと硬くなっていることに気がついて、緊張感を持ちすぎてしまいました。
― 前回と比べて、今回は自身の成長も感じられましたか?
吉倉:今回はだいぶ柔らかい気持ちでいられたので、自然とポージングができたり、顔の表情もちょっとずつ変えられたりと、そこらへんが去年より成長できたかなって思う点ですね。
― 読者からの大きな反響によって2回目の表紙となったわけですが、1回目の時に周りからどんな反応がありましたか?
吉倉:普段の友達も、事務所の友達も、みんな「mina」を並べておいてくれたんですよ、私の前にずらーっと。それはとっても嬉しかったですね。そのおかげで、「次に繋げたい」って思う気持ちも強くなりました。
― では今回もずらーっと(笑)。
吉倉:はい、並べて欲しいですね。
― 15歳から今日まで約3年以上も専属モデルを務めている吉倉さんですが、どんなことが印象に残っていますか?
吉倉:中学3年生の頃ですかね、はじめて雑誌のファッションページに出た時に、「お洒落ってなんでこんなに楽しいんだろう」と興奮したことを強く覚えています。可愛くメイクして、素敵なお洋服を来て、綺麗に撮ってもらって、画面でチェックするのがこんなに楽しいんだって、モデルさんというよりもひとりの女の子として喜びを感じました。今もその喜びは変わらないですし、お洋服を何十着着ても、毎回「可愛い、可愛い」と思えますね。
― そういう気持ちって誌面から読者へ伝わりますもんね。
吉倉:そう思います。私も喜びを感じていることが、誌面を見ている読者の皆さんに伝わって、「私もこういうお洋服を着たいな、メイクをしたいな」って思ってもらえることが何よりも嬉しいですね。そういう意味で私にとって「mina」は、読者の皆さんと繋がることの出来るひとつの思いなのかなって感じています。
― 読者の方とのつながりは感じますか?
吉倉:みんなバイトなどをしてお金を一生懸命ためて、ひとつのお洋服や、ひとつのメイク道具を買うと思うんですよ。それが、私が着ていたものだったりするとても有り難い気持ちになりますね。私にとっても、お洋服だけじゃなく、靴やアクセサリー、化粧品のひとつひとつ一生懸命お金をためて大切に買うものなので、皆さんにもそういう気持ちをもってもらえるよう私も大事にお洋服を表現したいなって思います。常に読者の方を身近に感じながら、「mina」の撮影に臨んでいるので、もっと身近に感じてもらえるモデルさんになりたいですね。
― では、モデルさんで理想とする人はいますか?
吉倉:理想とする人はいません。「素敵だな」「カッコイイな」って思うモデルさんは数多くいらっしゃるのですけど、私は目標を決めてしまうと、そこに達した時に次の目標を見つけられないタイプなんです。だからマイペースに、自分が「こうしたい」「こう思う」というようなことを表現しながらやっていきたいですね。プレッシャーも感じちゃいますしね。自分は自分という気持ちです。
― 吉倉さんはそんな自分を、どのようなモデルだと捉えていますか?
吉倉:うーん、親しみやすさはもってほしいなって思っています。モデルさんって画面や誌面の中の人だから遠い存在に感じてしまったりすると思うんですけど、私はファンの方とは結構フレンドリーに接しています。役柄や誌面のイメージから結構怖い人に思われるかもしれないのですけど、元気で明るい普通の18歳なんです(笑)。
― そうなんですか?
吉倉:自分で一番思うんですけど、ほんとうに普通です。家にいるとお母さんから「すごいね、これでテレビに出られるんだね」って言われるぐらいに普通です(笑)。
家では干物女?吉倉あおいの女子力とは。
― 家ではどんな感じなのですか?吉倉:干物です…。
― 干物なんですか?(笑)
吉倉:5日間パジャマでずっと過ごすぐらい何もしないです。あ、でも私は毎日のケアが人よりも長いみたいで、お風呂に入ってから寝る直前の2時間ぐらいずっとケアをしています。毎日しないと気持ち悪いって思っちゃうんですよ。それぐらいですね、私の女子力といえば。
― 2時間どんなことをしているのですか?
吉倉:1時間はお風呂の中で色々やるんですよ。トリートメントしたりマッサージしたりですね。それでお風呂から出たらスキンケアやボディケアに1時間です。
― すごい女子力ですよ!
吉倉:顔は、化粧水・乳液ぬって美容液つけるぐらいです。ボディケアと髪のケアに時間がかかるんですよ。でも最近は技を習得しまして、ボディケアをしている間に、後ろから扇風機で髪に風をあてるんです。それでちょっと乾かしておくと時間短縮になります。
― これから寒くもなりますが大丈夫ですか?
吉倉:冬でもやります。もうやめられないですね。普通に乾かすのがめんどくさくなってきちゃって(笑)。
― すごいですね(笑)。
吉倉:友達と遊ぶから、メイクをして髪の毛を巻いてお洋服を選んで、というのは全くやらないんです。なので街で女の子から「あおいちゃんですか?」と声をかけてもらった時に、「え?あおいちゃんすっぴんなんですか?」って聞かれると恥ずかしくなります。「そうなんです。いつもー」みたいな感じで。
― 普段からすっぴんなんですか?
吉倉:そうですね。でも最近は、すっぴんもちょっと恥ずかしいなって思うようにもなってきました。でも、普段は着替えるので精一杯なぐらいノロマで鈍い子なんです。朝起きて出かける1時間前から支度をするんですけど、着替えるのだけでいっぱいいっぱいですよ。どうやら起きてからぼーっとする時間が長いみたいで、気づいたら「やばい、やばい」って時間がなくなってます(笑)。
― 朝が弱いってことですか?
吉倉:いえ、朝は強いんですよ。決まった時間には必ず起きます。ただ行動がノロマなだけなんです…(笑)。ドラマは遅刻するのが怖くて、大体1時間か30分前に最寄りの駅に着くようにしていました。
― ドラマの撮影現場まで電車で通っているのですか!目立っちゃいますね
吉倉:どうなんでしょう。でもすごいですよ、電車内の私。おもいっきり口の中を開けて寝ていたりします。さすがにそれはまずいと思って気をつけているんですけど、気づいたらすぐに口を開けています(笑)。
― 「ぴんとこな」(TBS系ドラマ)の撮影の時もそうだったんですか?
吉倉:そうなんです、口を開けていました(笑)。
― どのタイミングで撮影モードに切り替えているんですか?
吉倉:現場に入ったら自然と切り替わっていましたね。みんな私のことを役の優奈だと思って扱ってくれていたので、切り替わざるを得ない感じでした。
― どんな役作りをされましたか?
吉倉:優奈ちゃんは普通の女の子だけどちょっとひねくれものだったので、結構難しかったです。台本を全部転写したり、マンガを何度も読み返したり、イメージをふくらませてやっていました。
主演映画「ゆるせない、逢いたい」は「芝居だけど芝居じゃない」
― 「ぴんとこな」で女優として一皮剥けた吉倉さんだと思いますが、まもなく主演映画「ゆるせない、逢いたい」も公開されますね。吉倉:そうですね。一言で言うと凄く濃い映画です。テーマ自体は重たいものになっていますが、実は結構ピュアでさわやな作品に仕上がっているので、是非足を運んでほしいですね。
― 撮影の雰囲気はどうでしたか?
吉倉:撮影は去年の夏だったんですけど、2週間で撮り切るというスケジュールだったんです。台本の1ページ目がクランクインの日で、最後のページがクランクアップという順撮りだったので、凄く気持ちがついていきやすかったですね。
― 吉倉さんにとってどんな作品になりましたか?
吉倉:うーん、すんなり作品にも役にも入れたので、感情がとてもリアルに伝わってくる作品だと思います。柳楽優弥さんや朝加真由美さんが醸しだす心情がリアルに心に入ってくるんです。フィクションということを忘れてしまうほどにリアルです。私も芝居として感じてほしくないと思って撮影に臨んだので、そういう意味では芝居だけど芝居ではないものが出来あがったなと思っています。
― 共演した柳楽さんはどうでしたか?
吉倉:実は現場ではあまりお話できていないんです。でもワンシーンすごく心に残る表情をされているところがあって、そのおかげで私も気持ちが作りやすくなりましたし、あの表情は未だに感動して忘れられないですね。それぐらい強く印象に残っています。
― それも楽しみですね。この作品をどんな方に観てもらいたいですか?
吉倉:そうですね、同世代の方に見てほしいと強く思います。もし自分の彼がいるなら彼と行って欲しいですね。もちろんお母さんにもお父さんにも。色々な方に見てもらえたらいいですね。
― モデルや女優として幅広く活躍している吉倉さんですが、今後の目標などあれば教えてください。
吉倉:女優さんとしてもモデルさんとしても、「どんなお仕事か」って聞かれると私は“伝える”お仕事だと思っています。モデルとして女子の良さや楽しみを伝えていきたいですし、女優さんとしては、その作品やキャラクターをうまく伝えていきたいですね。楽しいことも辛いことも青春だったり友情だったり、そういうものを全部ひっくるめて役を通して伝えていける女優さんになれたらいいですね。
― 素晴らしいですね。
吉倉:世の中に色々なお仕事があって、私は何がしたいかって考えた時に、人だったり物語だったり、色々なところに詰まっている良さを伝えたいって思います。それをしている時の自分がすごく楽しいので、これからもそうやってお仕事を続けていきたいと考えています。
― ありがとうございました。
撮影では、鼻歌を歌いながらリラックした表情で応じてくれた吉倉あおい。聴くのはヒップホップ、カラオケで歌うのは小泉今日子と意外なギャップも見せた彼女だが、ひとたびインタビューに入ると、18歳とは思えぬ一本芯の通った考え方を明かしてくれた。2度目のカバーガールに主演映画と大活躍を見せる彼女から、今後もますます目が離せない。(モデルプレス)
■吉倉あおいプロフィール
生年月日:1994年11月26日
出身地:神奈川県
血液型:AB型
身長:167cm
趣味:妄想・スーパー銭湯・洋服のコーディネート
特技:マラソン(中距離)
2009年、15歳で雑誌「mina」専属モデルに、同誌2013年1月号で初表紙を飾る。女優としても活躍しており、近年では日本テレビ系「悪夢ちゃん」(2012年)、フジテレビ系「ガリレオ 第2シーズン」(13)、TBS系「ぴんとこな」(13)にレギュラー出演。映画「ゆるせない、逢いたい」(2013年11月16日公開)では主演を務める。
■吉倉あおい 「mina」12月号発売記念 お渡し&2ショット撮影会
日時:10月19日(土)午後1時より
会場:パルコブックセンター渋谷店
参加方法:9月20日よりパルコブックセンター渋谷店にて整理券を予約・販売
■映画「ゆるせない、逢いたい」
2013年11月16日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー
監督・脚本:金井純一
出演:吉倉あおい、柳楽優弥、新木優子、原扶貴子、中野圭、ダンカン、朝加真由美
配給:S・D・P
<ストーリー>
古紙回収業者の隆太郎(柳楽)と、新しい街に引っ越してきた高校生のはつ実(吉倉)。出逢ってまもなく2人は恋に落ちるが、ある誤解からすれ違いが続いてしまう。孤独や悔しさにさいなまれる隆太郎は、ある夜、そのいらだちをぶつけるかのようにはつ実を襲ってしまう。心身とも傷ついたはつ実は訴訟を起こす。恋人同士から加害者と被害者なった2人は、一体どこへ向かっていくのか。
【Not Sponsored 記事】
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