尾野真千子、「とても怖い…」 サザエさん原作者の波乱の人生がドラマ化
2013.08.28 12:48
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国民的人気アニメ「サザエさん」放送45年を記念し、サザエさんの生みの親である作者・長谷川町子の人生を描くドラマ「長谷川町子物語」の制作が決定し、町子役に同じ“まちこ”である女優の尾野真千子が主演を務めることが28日、わかった。
長谷川町子のエッセイ漫画「サザエさん うちあけ話」など過去の文献や資料をもとに、人気漫画家の生涯を徹底取材。戦前から戦後にわたる波乱の一生を、笑いと涙にあふれた「サザエさん」に通ずる世界観でドラマ化する。なお、長谷川町子を主役にその人生を描くドラマが制作されるのは同作が初。
同作では父の死、母の英断による福岡からの上京、漫画界の御大・田河水泡に15歳で弟子入り、義兄の戦死など、戦前戦中戦後の厳しい道のりを家族皆で支え合いながら生き抜いていく姿を中心に、漫画「サザエさん」が誕生する瞬間、そしてそれが戦争で傷ついた人々、老若男女の心を励ましていく様子が描かれる。
また、1946年のサザエさんの誕生から67年の時が経っても、日本人の心をつかんで離さない「サザエさん」の人気の秘密にも迫る。町子が漫画のサザエさんを描くと、そこからアニメのサザエさんが浮き上がってくるという演出のシーンもあり、尾野演じる長谷川町子とサザエさんとの共演も見どころとなる。
尾野が実在の人物を演じるのは、2011年に放送されたNHK連続テレビ小説「カーネーション」でコシノ三姉妹の母でファッションデザイナーの小篠綾子をモデルとした主人公・小原糸子を演じて以来。同作品で知名度を上げた尾野は今回、長谷川町子を演じるにあたり「長谷川町子さんと聞いて、まちこと尾野真千子の『まちこ』が同じことから縁を感じ、出演させていただけることがうれしかったです」と喜びを語ると同時に、実在の人物を演じることについては不安も感じている様子。「正直、実在する人物、まして誰もが知っている『サザエさん』を作った長谷川町子さんを演じることはとても怖いです。ですが、いつもの“自分らしく楽しく”をモットーに長谷川町子さんを演じたいと思います」と意気込みを語った。
「尾野真千子にぜひに」と出演を熱望した企画・編成部の情野誠人氏は「『サザエさん』の原作者・長谷川町子さんの素顔は意外と知られていませんが、取材を進める中で、実はシャイで、すごく悩み続けた方で、ところが遊び心を決して失わなかった方。一言で言えばとても人間味あふれる方だったようです。今回ドラマ化するにあたり、この町子さんを演じていただける方は、幅広い演技力と人間性で、日本中から愛される尾野真千子さんしかいらっしゃらないと思い、ご出演をお願いいたしました」と理由と思いの丈を語っている。
また情野氏は、国民的人気アニメの「サザエさん」の作者を主人公にしたドラマを、フジテレビ開局55周年という記念の年に放送できることとなったことに「日本人なら誰もが知っていると言っても過言ではない『サザエさん』。今年はフジテレビで放送が始まってから45年目の記念すべき年です。その年に原作者・長谷川町子さんの生涯をドラマ化させていただけることを大変うれしく思います。なぜサザエさんは生まれたのか?町子さんがサザエさんを通して我々に伝えたかったことはどういうことなのか?ということを描いていければと思います」と、すでに気合十分といった様子だ。
尾野は、ドラマ「最高の離婚」で第39回放送文化基金賞演技賞、映画「そして父になる」も第66回寒雲国際映画祭審査員賞を受賞するなど高い評価を得てきた。「長谷川町子物語」ではどんな演技を見せるのか注目が集まりそうだ。
なお、放送は11月を予定。クランクインは9月中旬を予定しており、今後、町子の家族や田河水泡など気になる共演者陣も発表される。(モデルプレス)
■サザエさん放送45周年記念「長谷川町子物語~サザエさんが生まれた日~」(仮)
【あらすじ】
昭和元年、長谷川町子6歳。町子は福岡で暮らす元気いっぱいの女の子。自然の中で一日中跳ね回り、家に帰れば片っ端から紙という紙に絵を描いていくという絵が大好きな女の子だった。炭鉱の技師をしていた父親はオシャレで、なによりも家族を大事にする人、町子はそんな父親が大好きだった。しかし、昭和9年、町子14歳の時、他界。一家は東京へ行くことを決意する。決断の早い母は、漫画が好きという町子に15歳にして田河水泡への弟子入りを進め実現させ、それがきっかけで町子は漫画家デビューを果たすのだった。内弟子として順風満帆な生活を送っていたが、戦局は厳しくなり一家は福岡へ疎開。終戦を間近にして姉の夫の戦死の知らせが入る。そんな折、地方新聞から町子の元へ4コマ漫画の連載依頼が入る。アイディアに困った町子は、家の近くの百道の海岸で海を眺めながら、「サザエさん」を生み出すヒントと出会うのだった。「サザエさん」誕生の瞬間。それは、町子にとって苦難の始まりでもあった。
同作では父の死、母の英断による福岡からの上京、漫画界の御大・田河水泡に15歳で弟子入り、義兄の戦死など、戦前戦中戦後の厳しい道のりを家族皆で支え合いながら生き抜いていく姿を中心に、漫画「サザエさん」が誕生する瞬間、そしてそれが戦争で傷ついた人々、老若男女の心を励ましていく様子が描かれる。
また、1946年のサザエさんの誕生から67年の時が経っても、日本人の心をつかんで離さない「サザエさん」の人気の秘密にも迫る。町子が漫画のサザエさんを描くと、そこからアニメのサザエさんが浮き上がってくるという演出のシーンもあり、尾野演じる長谷川町子とサザエさんとの共演も見どころとなる。
尾野が実在の人物を演じるのは、2011年に放送されたNHK連続テレビ小説「カーネーション」でコシノ三姉妹の母でファッションデザイナーの小篠綾子をモデルとした主人公・小原糸子を演じて以来。同作品で知名度を上げた尾野は今回、長谷川町子を演じるにあたり「長谷川町子さんと聞いて、まちこと尾野真千子の『まちこ』が同じことから縁を感じ、出演させていただけることがうれしかったです」と喜びを語ると同時に、実在の人物を演じることについては不安も感じている様子。「正直、実在する人物、まして誰もが知っている『サザエさん』を作った長谷川町子さんを演じることはとても怖いです。ですが、いつもの“自分らしく楽しく”をモットーに長谷川町子さんを演じたいと思います」と意気込みを語った。
「尾野真千子にぜひに」と出演を熱望した企画・編成部の情野誠人氏は「『サザエさん』の原作者・長谷川町子さんの素顔は意外と知られていませんが、取材を進める中で、実はシャイで、すごく悩み続けた方で、ところが遊び心を決して失わなかった方。一言で言えばとても人間味あふれる方だったようです。今回ドラマ化するにあたり、この町子さんを演じていただける方は、幅広い演技力と人間性で、日本中から愛される尾野真千子さんしかいらっしゃらないと思い、ご出演をお願いいたしました」と理由と思いの丈を語っている。
また情野氏は、国民的人気アニメの「サザエさん」の作者を主人公にしたドラマを、フジテレビ開局55周年という記念の年に放送できることとなったことに「日本人なら誰もが知っていると言っても過言ではない『サザエさん』。今年はフジテレビで放送が始まってから45年目の記念すべき年です。その年に原作者・長谷川町子さんの生涯をドラマ化させていただけることを大変うれしく思います。なぜサザエさんは生まれたのか?町子さんがサザエさんを通して我々に伝えたかったことはどういうことなのか?ということを描いていければと思います」と、すでに気合十分といった様子だ。
尾野は、ドラマ「最高の離婚」で第39回放送文化基金賞演技賞、映画「そして父になる」も第66回寒雲国際映画祭審査員賞を受賞するなど高い評価を得てきた。「長谷川町子物語」ではどんな演技を見せるのか注目が集まりそうだ。
なお、放送は11月を予定。クランクインは9月中旬を予定しており、今後、町子の家族や田河水泡など気になる共演者陣も発表される。(モデルプレス)
■サザエさん放送45周年記念「長谷川町子物語~サザエさんが生まれた日~」(仮)
【あらすじ】
昭和元年、長谷川町子6歳。町子は福岡で暮らす元気いっぱいの女の子。自然の中で一日中跳ね回り、家に帰れば片っ端から紙という紙に絵を描いていくという絵が大好きな女の子だった。炭鉱の技師をしていた父親はオシャレで、なによりも家族を大事にする人、町子はそんな父親が大好きだった。しかし、昭和9年、町子14歳の時、他界。一家は東京へ行くことを決意する。決断の早い母は、漫画が好きという町子に15歳にして田河水泡への弟子入りを進め実現させ、それがきっかけで町子は漫画家デビューを果たすのだった。内弟子として順風満帆な生活を送っていたが、戦局は厳しくなり一家は福岡へ疎開。終戦を間近にして姉の夫の戦死の知らせが入る。そんな折、地方新聞から町子の元へ4コマ漫画の連載依頼が入る。アイディアに困った町子は、家の近くの百道の海岸で海を眺めながら、「サザエさん」を生み出すヒントと出会うのだった。「サザエさん」誕生の瞬間。それは、町子にとって苦難の始まりでもあった。
【Not Sponsored 記事】
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