

2年目に突入したME:Iが3rd SINGLE『MUSE』をリリース、AYANE「また新しいME:Iの一面が垣間見えた感じがしました」

11人組ガールズグループ「ME:I(ミーアイ)」が4月16日に3rd SINGLE『MUSE』をリリースした。誰かに憧れて夢を叶えたME:Iが、新たに誰かの夢や憧れとなる姿を描いた楽曲で、ME:Iの新たな一面が感じられる1曲に仕上がった。今回のインタビューではメンバーの中からKEIKOとAYANEの二人にニューシングルのこと、収録曲のこと、CDデビューからの1年を振り返ってもらいつつ、2年目の目標などを聞かせてもらった。
KEIKO「聴いた瞬間に『絶対にこれがタイトル曲だ!』って思いました」
――まずは「MUSE」を最初に聴いた時の印象から聞かせてください。
KEIKO:初めて聴いた時は、どれがタイトル曲なのかを知らされずに3曲一緒に聴かせてもらいました。それは収録曲の「MillionStars」、「Affogato」それと「MUSE」でした。順番に聴いていって最後が「MUSE」だったんですが、「これがタイトル曲になります」って言われたんです。実は、そう言われる前に、3曲目に「MUSE」を聴いた瞬間に「あ、絶対にこれがタイトル曲だ!」って思いました。それぞれタイプの違う曲なんですが、一番コンセプトのイメージが浮かんだんです。
――最初に聴いた時に「タイトル曲っぽい」と感じるものがあったんですね。
KEIKO:はい、ビビッと来ました(笑)。
――AYANEさんはどうでしたか?
AYANE:今までのME:Iの楽曲の特徴とはちょっと違う曲だなと思いました。今までは、すごく可愛らしさを全開に前に出した曲が多かったのですが、「MUSE」は大人っぽさも追加されたような楽曲だと感じたので、ついに少しかっこいい大人っぽいME:IがYOU:ME(ファンの呼称)の皆さんにもお見せできるなってワクワクした気持ちになりました。
KEIKO:曲の構成ははデビュー曲の「Click」に似ているなと思っていて、それを一年越しでレベルアップした感じで出来たのがすごく良かったなと思いました。今回のコンセプトでもあるように、誰かに憧れてきたME:Iが今度は誰かの憧れとなる姿を描いたものになっているので、2年目、この曲で良いスタートが切れるんじゃないかなと思います。
――レコーディングではどういう気持ちで歌いましたか?
KEIKO:すごくリラックスしてできたかなと思います。レコーディングは毎回緊張してしまっていて、前作の2nd SINGLEの時も「初めてではないし、さすがにもう慣れてるやろ」って思っていたんですが、タイトル曲のレコーディングになると緊張してしまって、いつもよりも気合が入りすぎるというか、力が入りすぎたりしたんです。でも今回は緊張しつつもいい感じに歌えたかなと思います。歌い終わった時も満足感がありましたので、自分のスタイルで歌えたと思います。
AYANE:私はレコーディングの順番が最後のほうになることが多くて、今回もそうでした。なので、レコーディングの時、私が歌うパートの前後のメンバーの歌声を聴くことができたので、完成形ではないのですが「こういう形になって行くんだな」っていうのを知ることができたんですが、「ME:Iの楽曲でこういう歌唱方法をしないな」というのを感じました。エッジボイスを聴かせたりとか大人っぽいグルーヴが感じられるような歌い方とか、今までにない感じがあって、透き通った声のSUZUとKOKONAの二人もエッジボイスとかアクセントを駆使して大人っぽい表現で歌っているのを聴いてすごくワクワクしました。また新しいME:Iの一面が垣間見えた感じがしましたし、ME:Iとして表現できるものがさらに広げていくことができそうだなって。
AYANE「今のME:Iの等身大の姿を表現できてるMV」
――ミュージックビデオは可愛く作り込まれた映像作品になりましたね。
KEIKO:今回のMVはセパレートでの撮影部分が多かったですね。誰かが撮ってる間に、他の誰かが撮ったりしていたので、自分たちも知らないシーンがありました。なので完成したのを見た時に、SHIZUKUとかRINONとかが猫と一緒に「うわー!」ってなってるシーンとか、「何これ!?」と驚きでした(笑)。バンドのシーンも知らなかったので、「こんなことしてたの?」って。あと、自分のシーンも完成したのを見て「ここ、CGでこうなったんだ!」って分かるところも多かったので完成を最初に見た時はかなりビックリしました。
――AYANEさんはMV撮影いかがでしたか?
AYANE:撮影する前に、コンセプトも含めて「こういうミュージックビデオになります」というふうに説明していただいたんですけど、楽曲をいただいて聴いた時のクールな印象が強かったので、ME:Iらしい可愛いミュージックビデオになると思ってなかったので、まずそのギャップにビックリしました。
――さっきも「これまでのME:Iになかったタイプの曲」というお話をされていましたからね。MVも違う感じになるんじゃないかと。
AYANE:はい。でも、撮影して完成したのを見て、ME:Iらしさが感じられるものになっていたので、こういう世界観もやっぱり好きだなぁと思いましたし、すごく気に入りました。私たちは1年経ちますが、まだまだ赤ちゃんグループだと思うんです。MVの中のどんどん成長していこうとしている姿は今のME:Iと重なる部分があると思いましたし、すごく可愛らしくて今のME:Iの等身大の姿を表現できてるMVなんじゃないかなとすごく思いました。
――他にはもう1つのタイトル曲「Ready Go」と収録曲に「Million stars」「Affogato」がありますが、それぞれ違うタイプの曲ですね。
KEIKO:そうなんですよ。「MUSE」も含めて、どれも今までのME:Iになかった曲たちばかりなので早くライブで披露したいです。
――どれもお気に入りだと思いますが、特に好きな曲というと?
AYANE:私は「Affogato」です。可愛らしさがすごく前面に出されている楽曲ではありますが、今回の作品では“レトロ”というのもテーマにあって、そのコンセプトを強く打ち出せいている楽曲が「Affogato」なのかなって。可愛らしくてレトロな雰囲気があるところがお気に入りです。
KEIKO:「Ready Go」は、テレビアニメ「ポケットモンスター」のエンディングテーマにしていただいて、まさに「こんな楽曲初めてじゃない?」という感じの曲で、レコーディングの時もどう表現すればいいのかすごく悩みました。いろいろ考えたからこそ、新しい感じも出せたのかなと思います。
AYANE:「Million stars」こそ、ライブで早くパフォーマンスしたいです。テンポ感もいいですし、絶対ライブで盛り上がると思うんです。
KEIKO:うん、絶対盛り上がる曲!イベントとかライブでのセットリストにより変化が付けられそうな曲なのでライブが楽しみです。
KEIKO、2年目の目標は「全国ツアーがしたいです!」
――デビューが昨年の4月17日なので、ちょうど1年経ちました。
KEIKO:いろいろなことをさせていただきましたが、感覚としてはあっという間でした。一瞬で過ぎました(笑)。日々の時間の流れが早くて、気づくとどんどん季節が変わっていって、去年の終盤、冬に入ってからは特に早く感じましたね。「第75回NHK紅白歌合戦」にも出させていただいて、年末年始とか体感する速さがさらに加速していってました。「本当に人生でこんなに濃い一年ってあるのか?」という感じだったのですが、2年目も1年目以上にたくさん挑戦していきたいなと思っています。
AYANE:本当にあっという間だったのですが、振り返ると経験させていただいたことがどれも濃いことばかりだったなぁと思いました。「レコ大」(「第66回輝く!日本レコード大賞」)とか「紅白」(「第75回NHK紅白歌合戦」)の年末もそうですし、9月には野外でのロッキン(「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 in HITACHINAKA」)にも出させていただいて、普通だったら1年目の新人が経験できないことを本当にたくさん経験させていただいたなと実感しています。それだけのことがあってもやっぱり一瞬に感じました。
――では最後に、2年目の新たな目標などを教えてください。
KEIKO:私たち、東京、大阪、愛知には行かせていただくことが多かったのですが、ライブで地方のほうにまだいったことがないので、全国ツアーをしたいです!九州にはまだ一度も行っていないので、九州を含めて、遠くの地方にもツアーで回って、ファンの皆さんにお会いできたらいいなと思っています。
AYANE:オーディションで選ばれた11人なので、それぞれ色が濃いというか、誰もキャラがかぶっていないんです。そんなメンバーが集まっているME:Iだからこそ、“未来のアイドル”という意味も込められているので、未だかつてない私たちらしい色の出た多様なアイドル、アーティストになれたらいいなと思っています。2年目は、もっと私たちの色を出して、私たち一人一人を愛してもらえるようなグループになれたらいいなと思ってます。
――メンバーそれぞれの色がより濃く出せれば、グループとしての色もより際立ってくると思いますからね。
AYANE:はい。
――例えば、Leminoで配信されていた「ME:Iの夢みたい!」でメンバーのやりたいことを叶えていったりしていて、あれも個々の魅力を知れた番組だったと思うんですけど、KEIKOさんは「お悩み相談ラジオ」も。
KEIKO:すごくいい経験だったなって思います。あの頃、ラジオをまだ全然やっていなかった時期なんですよ。なのにいきなり一人でラジオを全部回すみたいなぶっ込み企画だったので、「なんじゃこりゃ?」と思ったんですけど、そこでの経験が、その後のラジオでも活かせることができました。
AYANE:あの番組も楽しかったです(笑)。またそういうのも含めてチャレンジしてみたいので2年目も全力で頑張ります。
◆取材・文=田中隆信
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