

藤井フミヤ、再び全国へ──47都道府県ツアー「FUTATABI」開幕!初日・愛知で熱狂のステージ
藤井フミヤの「47都道府県コンサートツアー 2025-2026 FUTATABI」が4月18日(金)、愛知県芸術劇場 大ホールで初日公演を迎え、集まった2500人のオーディエンスを沸かせた。
藤井フミヤは2023年9月、この日と同じ愛知県芸術劇場で全国47都道府県ツアーをスタート。全ての都道府県を廻るツアーは長いキャリアの中でも、初めての挑戦。ツアーは足かけ2年かけて行われ、2024年6月の日本武道館公演を持って61本に及んだ全公演完売の47都道府県ツアーを完走。以来、2度目となる本ツアーのタイトル「FUTATABI」は、F(フミヤ)+UTA(歌)+TABI(旅)と「再び」をかけている。
開演を待ちわびる熱気に満たされた中、定刻になると黒のシルクハット、3ピース・ブラックスーツに純白のリボンタイとクラシカルな装いで藤井フミヤがステージに登場。待ってました!とばかりに場内から大きな歓声があがる。先ずは挨拶代わりにとアップテンポ・チューンを叩き込む。フミヤにとって2回目となる47都道府県ツアー。前回、終わった際は蓄積疲労がピークに達したそう。しかし自身の身体にムチ打って、再び全都道府県を回ることを決めたそう。
前回の47都道府県ツアーではチェッカーズ、ソロ、F-BLOODとそれぞれのキャリア毎に曲を集めて演奏していた。今回は全体を5つのブロックに分けて構成。各ブロックごとに、チェッカーズの曲を演ったら次はF-BLOODといった具合に、キャリアはシャッフル。それゆえ、ファンにとっても、次に何を演るかが想像できないだけにワクワク感は増す。『次は青春コーナー!みんな10代の頃に戻って聴いて下さい!』や『ここからは、しっとりとラブソングを聴いて頂きます!』と各ブロックに入る前に、フミヤから丁寧な説明も入るので、オーディエンスも安心だ。
演奏はバンドマスター、大島賢治(ドラム)の元に結集した気鋭のメンバーが本ツアーでもサポートを固める。大島は2015年に配信リリースされたシングル「友よ(2015)」のプロデュースを機に2016年のツアーから参加。以来、フミヤのツアーには欠かせないミュージシャンだ。大島の刻む重いビートを、山田Anthonyサトシのベースがしっかり支える。ファンにとっても大島の存在は大きく、フミヤ/大島の共作曲「WE ARE ミーハー(2019)」が演奏されると大きな拍手が沸き起こったぐらい。
大島と山田の最強のリズム隊に沢頭たかしのギター、藤井尚之のサックスが重なり見事なアンサンブルを生み出す。今回のツアーではキーボード奏者、櫻田泰啓をフィーチャーしたブロックもある。前述の「ラブソング」ブロック」では雨垂れのような美しいピアノを披露したり、ソロ・コーナーも設けられた。圧巻は「Another Orion」。会場の隅々まで届くように歌い上げるフミヤのヴォーカルを、極限にまで盛り上げるかのように時には静かに、時には激しく弾かれる櫻田のピアノとのコンビネーションは、この夜のハイライトのひとつだった。そしてもうひとりの重要なプレイヤーは藤井尚之。テナー・サックス、アルト・サックスにアコースティック・ギターを次々に持ち替え、時にはフミヤに合わせてダブルトーン・ヴォーカル披露と八面六臂の活躍をみせる。特に尚之がアコースティック・ギターをかき鳴らし、フミヤがブルース・ハープを吹くブルージィなコラボレーションは、ゾクゾクするほどのかっこ良さ。この夜は「白い雲のように」「SHOOTING STAR」といったF-BLOODナンバーに加え、チェッカーズ時代のふたりの共作曲「素直にI'm Sorry(1988)」や 「Room(1989)」といった滅多に演らない曲も演奏され、長く応援しているファンを泣かせた。
最後のブロックは盛り上がりコーナー。『イェー!』(イェー!)『イェー!』(イェー!)と客席とのコール&レスポンスを経て行くぜ!とオーディエンスを煽り、最後のブロックに突入。フミヤの「1!2!3!」のカウントで尚之のサックスが炸裂すると場内は総立ちに。デビュー・シングル「ギザギザハートの子守唄」や「ジュリアに傷心」といったチェッカーズ・ナンバーが次々に演奏されると場内の熱気は最高潮に達する。フミヤもこれに応えるべく、ステージをジャンプ。やんやの喝采の中、本編終了。アンコールではお馴染みの曲で客席を大いに盛り上げ、『また一緒に遊ぼうぜ!』とフミヤはステージを後にした。2時間超に及んだ藤井フミヤの「47都道府県コンサートツアー 2025-2026 FUTATABI」初日は無事終了。この後、47都道府県で開催されていく。現在、2026年までの3月の大阪公演までの日程は発表されており、以降の公演は秋頃、アナウンスされる。
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