新しい学校のリーダーズ・SUZUKA、LAライブに向けて「日本パワーがどんなふうに伝わるのか見つけてきます」

2025.03.13 19:48

新しい学校のリーダーズのMIZYU、RIN、SUZUKA、KANONが、3月13日に都内で開催された「MUSIC AWARDS JAPAN」(以下、MAJ)エントリー作品発表会にゲスト出演。同アワードの感想や、日本時間3月17日(月)にアメリカ・ロサンゼルスで開催されるグローバルショーケース「matsuri '25: Japanese Music Experience LOS ANGELES」の意気込みなどを語った。

新たな国際音楽賞のエントリー作品が発表

MAJは、国内の音楽業界における主要5団体(日本レコード協会、日本音楽事業者協会、日本音楽制作者連盟、日本音楽出版社協会、コンサートプロモーターズ協会)が垣根を越えて設立した一般社団法人カルチャーアンドエンタテインメント産業振興会(CEIPA)による国内最大規模の新たな国際音楽賞。

このほど、5月21日(水)、22日(木)に京都・ロームシアター京都で行われる授賞式で表彰される最優秀楽曲賞や最優秀アーティスト賞など主要6部門をはじめ全62部門の詳細、約3000のエントリー作品が決定。アーティストら5000人の音楽人によるエントリー作品への投票も開始し、4月17日(木)にノミネート作品が公開され、5月21日(水)、22日(木)の授賞式にて受賞作品が発表される。

エントリー作品に選ばれたアーティスト自身も投票できるということで、SUZUKAは「アーティストとして現場にもいるからこそ他のアーティストさんを実際に見て、『この人は素晴らしいな』っていうふうに投票できるのは公平ですよね」とした上で、MCから自分たちに投票するかと問われると「私たちは真っ当にアーティストとして存在させていただいているので、もちろん入れますね」と堂々と宣言した。

また、エントリー作品がスクリーンに映し出されると、SUZUKAは「見たことのあるジャケット写真、アーティストさんがいらっしゃるので、やっぱり選ばれるよね、と。もちろん知らない作品もたくさんあるので、これをきっかけに気になるなってあらためて日本で盛り上がっている音楽に触れられるなと思いました」と感想を述べ、「オトナブルー」のジャケット写真を見つけると「あっ『オトナブルー』がいらっしゃいました。うれしいです」と笑顔を見せた。

一方、MIZYUは「こんなにたくさんのアーティストさん、楽曲にチャンスがあるんだって思ったらすごく夢があるなと思います。私たちも参加させていただいた椎名林檎さんのアルバムもあったり、いろいろ昔から聞いている曲もあったり、(エントリー作品を)見ながら自分の人生の思い出を振り返れちゃう。歴史上に音楽がずっと続いていくって素晴らしいなって思いました」と感嘆した。

LAライブにKANON「すごく楽しみ」

さらに、RINは「こんなにもまだ出会っていない音楽がたくさんあるんだなと。そしてこのアワードが日本で開催されることで、アジア各国の方々が日本のカルチャーに注目してくれると思うとすごくいい巡りだなと思います」と期待を込めた。

そんな中、MAJを開催するCEIPAが世界基準のクオリティーを持つ日本人アーティストに焦点を当て、その魅力を世界に発信する音楽イベント「matsuri '25: Japanese Music Experience LOS ANGELES」の話題に。

同ライブへの思いを聞かれ、KANONは「楽しみです！私たちはLAで何度もライブをさせていただいていて、ツアーでも去年行っているんですけど、今までは自分たちのワンマンライブとか海外のアーティストさんが集まるフェスに出演することが多くて。日本の他のアーティストの方とLAで対バンをやることはなかったので、すごく楽しみだなと思います」と目を輝かせる。

そしてSUZUKAは「本当に想像つかないですけど、(同じく参加する)YOASOBIさんもAdoちゃんもどんなふうにライブをするのか、日本人同士としても楽しみですし、アジアパワー、日本パワーがどんなふうに伝わるのか見つけてきます」と力強く意気込んだ。

なお、2025年のMAJを象徴するアーティスト「SYMBOL OF MUSIC AWARDS JAPAN」はYELLOW MAGIC ORCHESTRA(YMO)に決定。ほか、全エントリー作品や投票の詳細はMAJの公式サイトにて公開されている。

◆取材・文・撮影=月島勝利(STABLENT)