“セブチの妖精”WOOZI、28歳の誕生日 音楽プロデューサー兼リードボーカルとして放つ多彩な音楽センス
13人組グローバルボーイズグループ・SEVENTEENのメンバーのWOOZI(ウジ)が、11月22日に28歳の誕生日を迎えた。SEVENTEENといえば楽曲制作から振付に至るまで各メンバーが自ら携わる“自主制作アイドル”として唯一無二の存在感を放っており、WOOZIは作曲家・プロデューサーとしてこれまでリリースしてきたほとんどの楽曲制作に携わっている。そしてVOCAL TEAMのリーダー兼リードボーカルのWOOZIは持ち前の歌声で世界中のCARAT(ファン)を魅了し続けてきた。今回は誕生日をきっかけに“セブチの妖精”ともいわれるビジュアルを誇る彼の魅力を紹介しよう。
グループの楽曲のほとんどに携わる敏腕プロデューサー
1996年11月22日生まれのWOOZIは、幼い頃からさまざまな楽器に触れて育ち、小学3年生から中学1年生まではクラリネットを学んでいたという。そんな彼が芸能界に入るきっかけになったのは、「歌がうまいから」という理由で受けた公開オーディション。高倍率のオーディションを見事勝ち抜き、練習生となったWOOZIは約5年間の厳しいトレーニングを乗り越え、2015年5月にSEVENTEENのメンバーとしてデビューを果たした。
そしてデビュー翌年に開催されたアジア最大級の音楽授賞式「Mnet Asian Music Awards(MAMA)」をはじめとする多くのアワードで賞を受賞するなど、好スタートを切ったSEVENTEEN。しかし13人組という大所帯のグループ構成にネガティブな声も多かったよう。それでもメンバーたちのひたむきな努力の積み重ねがあったからこそ、デビューから9年たった現在でも誰1人欠けることなく走り続けているのだ。
SEVENTEENというグループ自体が3つのユニットで構成され、各メンバーの強みを生かしながら、セルフプロデュースという形で多彩な表現を可能としているという大きな特徴がある。そんな中でもWOOZIは、グループのメンバーでありリードボーカルであり、さらにはプロデューサーとしてSEVENTEENの音楽を作ってきた。作詞、作曲だけでなく、ガイドボーカルとしてメンバーたちのレコーディングのディレクションまでも担当している彼は、多くの人がイメージする“セブチらしさ”を表現し続けている。
女性アイドルグループや香取慎吾とのコラボ曲も制作
音楽プロデューサーとしてのセンスを兼ね備えるWOOZIは、SEVENTEENの楽曲だけでなく、I.O.Iやfromis_9といった女性アイドルグループや香取慎吾とSEVENTEENがコラボレーションした楽曲「BETTING」などでも楽曲制作を行っており、特に香取との豪華なタッグは日本で大きな話題となった。
一方、韓国楽曲のみならず日本語楽曲の制作にも携わるWOOZIは、2018年に日本デビューを果たしたSEVENTEENの楽曲制作も担っており、韓国語で作詞を行った後に日本語に翻訳してもらい、それをさらに韓国語で意味を理解すると徹底的な姿勢で言葉の壁を感じさせない繊細さを生み出している。
なお、グループデビューから9年がたち、10周年のアニバーサリーイヤーに向け今も全力で走り続けるSEVENTEENの13人が2024年に韓国・ソウルワールドカップ競技場にて初開催したアンコールツアー「SEVENTEEN TOUR 'FOLLOW' AGAIN TO SEOUL」のパフォーマンスを収めたコンサートフィルム「SEVENTEEN TOUR 'FOLLOW' AGAIN」が、10月からディズニープラスで配信中だ。
13人の“完全体”で開催した本ツアーの1曲目「Super」では、ステージの上の一番高い位置からシャウトするパワフルなWOOZIの姿も見て取れ、気合の入ったパフォーマンスが多く収録されている。30代へ向けてますます精力的に活動していくであろうWOOZIの姿を通して、この機会にSEVENTEENの魅力に触れてみてはいかがだろうか。
◆文=suzuki
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