(C)「超・乃木坂スター誕生!」製作委員会

横アリLIVEも開催 『超・乃木坂スター誕生!』が伸ばしてきた乃木坂46・5期生の“好き”

2024.11.17 12:03
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放送から2年半が経過し、11月2日と3日に番組史上最大規模の「超・乃木坂スター誕生!LIVE」も横浜アリーナで開催するほど大きくなった、乃木坂46の5期生の冠番組『新・乃木坂スター誕生!』(日本テレビ系)。あらためてここまでメンバーの“好き”を育ててきた番組を振り返る。

日本テレビの火曜深夜で続いてきた乃木坂46の冠番組は2021年から『乃木坂スター誕生!』となって、往年の名曲をカバーする音楽番組のスタイルになった。5期生は4期生からバトンタッチして、2022年4月からレギュラーを務めている。

4期生レギュラー時代の雰囲気を引き継いで幅広いJポップのスターと共演しつつも、00年代以降のアニソンやボカロソングもカバーしていく形へと変化。

1年目の2022年8月に「アニメソングSP」と銘打った回を放送し、『コネクト』(魔法少女まどか☆マギカ)、『ハレ晴レユカイ』(涼宮ハルヒの憂鬱)、『ふわふわ時間』(けいおん!)など21世紀のヒットアニソンをカバー。その後もアニソン特集は『スタ誕』の中で定期的に開催している。

2年目以降もアニメ・マンガが好きな池田瑛紗、井上和、岡本姫奈、一ノ瀬美空らを中心にアニソンをカバー、さらにはメンバーがメンバーをプロデュースするという新たな試みも行われてきた。

2024年1月24日の回では、ボカロソングにも詳しい井上が、自らメンバーに合う曲をセレクト。歌ってほしい曲をリストアップして魅力を語った上、さらに曲を絞ってスタジオで歌唱してみせた。

11月に開催された「超・乃木坂スター誕生!LIVE」でも井上セレクトのボカロ曲2曲がセットリスト入りし、井上はソロでも『君の知らない物語』(Supercell/『化物語』エンディング)をハイトーンボイスで歌い上げた。

アニソンやボカロ曲を通して普段乃木坂46では見られない新たな表現を数多く垣間見ることができたうえに、番組からユニットも生まれた。

一ノ瀬が命名した「カフェオーレ」は、ギターが得意な奥田いろはと五百城茉央によるデュオユニットだ。2022年9月にサスケの『青いベンチ』、2023年5月には奥田民生の『さすらい』のカバーを披露している。ラフなスタイルで歌う2人は、すっかりムーディーなガールズユニットとしてファンにも印象付けられている。

10月には番組を飛び出し、『乃木坂配信中』で公開された動画の中で横浜・伊勢佐木町での路上弾き語りにも挑戦。以前から奥田が行っていた路上ライブに五百城が加わって、道行く人にハーモニーと聴かせた。

最近では菅原咲月を加えての仲良しトリオ「さつまいろ」も定着し、番組での歌唱や3人でのオフの姿も放送されるようになった。

その菅原も、番組の中でとりわけ個性を炸裂させてきた1人だ。ハロプロ好きとして知られる彼女はやはりハロプロがテーマになる回ではエピソードを残してきた。

昨年11月には後藤真希・安倍なつみ・松浦亜弥・石川梨華のスペシャルユニットDEF.DIVAの『好きすぎて バカみたい』を菅原と一ノ瀬・井上・小川彩とカバー。さらにその時のトークがきっかけで今年2月にモーニング娘。の『シャボン玉』を披露した。

一緒に歌唱した井上・一ノ瀬・小川・中西アルノも菅原自身がメンバーセレクト、ヘアスタイルやパート分けにもこだわったという。このこだわりの『シャボン玉』は11月3日のライブでもパフォーマンスされ、会場を大いに盛り上げた。

熱い想いが番組制作陣にも伝わったのか、10月29日放送回では菅原によるモーニング娘。プレゼンコーナーが設けられた。「モーニング娘。名曲プレイリスト」と銘打って『Oh my wish!』『The vision』『わがまま 気のまま 愛のジョーク』の魅力を熱弁。菅原はリスペクトを込めて「16ビート刻みながら踊るのマジで難しい」「とにかく歌詞が素晴らしい」と語りまくる。

スタジオライブでも菅原・井上・一ノ瀬・奥田・小川で『わがまま 気のまま 愛のジョーク』に挑戦し、本家にとってもキラーチューンであるこの曲の、ハードなフォーメーションダンスを踊りきった。この回の菅原の熱さには、司会のオズワルドも「和ちゃんのボカロコーナーの時よりも、お前に熱量についてこられてない」と驚愕していたほどだ。

『超・乃木坂スター誕生!』では井上・菅原を筆頭に、メンバーそれぞれが自分の“好き”をアピール、個性を活かしたコーナーが次から次へと生まれてきた。

今では「乃木坂46が、往年の名曲に挑戦」というコンセプトを越えて、1人ひとりが個性を十二分に伸ばせる場へと変化。初めての冠番組になった5期生にとって、今日の飛躍にはなくてはならないステージになってきたといえるだろう。

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