Hey! Say! JUMP(C)日本テレビ

Hey! Say! JUMP山田涼介「初めて事務所とぶつかった」ソロデビュー秘話 知念侑李は「八乙女光がとにかく恐かった」

2021.11.27 00:00

Hey! Say! JUMPが、26日放送の日本テレビ系「MUSIC BLOOD」(毎週金曜よる11時~)にゲスト出演。デビュー当時の秘話が明かされた。

毎週1組のアーティストを迎え、彼らの中に今も血液として脈々と流れる思い入れのある音楽や、背中を追い続けるアーティストにまつわるトークを交えつつ、ライヴ映像で紐解く新感覚の音楽番組「MUSIC BLOOD」。

今回のゲストはHey! Say! JUMP。MC二人とも親交があるメンバーもいて、トークは終始和やかな雰囲気に。今回はデビュー15周年イヤーに突入するグループとしてのこれまでの歩みや、デビュー当時の話、さらにはグループとしての今後の展望など、幅広く語った。ライヴではBLOOD SONGである『狼青年』と新曲『Sing-along』を披露。オンエアに入りきらなかったシーンも含めて、収録の裏側の一部をリポートする。

知念侑李は「八乙女光がとにかく恐かった」デビュー当時を振り返る

千葉雄大、田中圭(C)日本テレビ
千葉雄大、田中圭(C)日本テレビ
Hey! Say! JUMPは、2007年のデビュー以来、リリースしたCDはシングル・アルバムともに全て1位を獲得するなど、ジャニーズ事務所きっての人気アイドルグループ。

今回のゲストは初のジャニーズ事務所所属のグループで、しかもMC二人の知り合いがいるということで、いつもよりテンション高めにスタート。「今日はざっくばらんにやっていこうかな」と田中圭。「ちょっとお友達の名前を読んでみて」と千葉雄大が促し、田中がセットの裏で待機中の山田涼介に名前を呼ぶものの、よく伝わっていなかったせいか、意味不明な返答が返ってきて二人とも困惑気味。変な空気の中でのスタートとなった。

あいさつを済ませると早速、噛み合わなかったオープニングトークの答え合わせ。「俺は“山田ンゴムシ”って呼んだんだけど」と言う田中に対し、山田は「よく聞こえなかったから“田中こぶし”って返しました」と、噛み合わなかった原因を解決。その後、田中は山田とドラマで共演した際、絶対に仲良くなれないと思ったと回想する。「カッコつけている嫌なやつって勝手に思っていたけど、実際に接してみたらヤベエやつでした(笑)」と、仲良しならではの砕けた感じで話す。これに対し「僕からしたら圭ちゃんはすごくいいお兄ちゃんです」と笑顔で応える山田。

田中圭(C)日本テレビ
田中圭(C)日本テレビ
その後、デビュー15周年の話題に。デビュー当時の映像が流れると「みんな若い!」と薮宏太。「もっと見たい!」と伊野尾慧が語るなど、盛り上がりを見せる。デビューして38日後には東京ドームで単独ライヴを開催し、凄まじい人気を誇っていたものの、当時はあまりピンときていなかったらしく「どれほど凄いことなのかが分かっていなかった」と山田、「とにかくガムシャラでした」と有岡大貴。さらに知念侑李は「八乙女がとにかく恐かった」と打ち明けると、当の八乙女光は「舐められたくないという気持ちが強くて、当時が一番尖っていました」と笑顔で振り返る。そんな八乙女に対し薮が「当時はまだ、天然&おバカキャラはバレていなかったから」とぶっ込む。

ただ尖っていたことには理由があると、八乙女が続ける。「当時は、『僕と薮がグループを引っ張っていってくれ』と事務所の人に言われていたので、すごく必死だったのだと思います」。

山田涼介「初めて事務所とぶつかった」ソロデビュー秘話

そして話は、2013年の山田のソロデビューについて。当時の心境を山田が語る。「ソロデビューが決まるタイミングで、グループでの舞台公演も決まったんです。これからグループで頑張っていこうという時に、自分だけデビューするのはおかしいと事務所の人に訴えました。この時、初めて事務所とぶつかりました。ただメンバーからは、『山田が一人で頑張ることは、グループにとってもいいことだから』って言ってもらい、だったらやってみようと思いました」。ソロデビューをしてから考え方が変わったと、山田が続ける。「ライヴの作り方など、自分からアイデアを発信することでHey! Say! JUMPらしさが作れると気づきました」。

山田のソロデビューは、他のメンバーにも良い影響があったそう。「それまでの山田は尋常じゃないほど忙しかったので、体調が本当に心配でした。でもソロデビューを経て、山田が大変な時は、より積極的にみんなでカバーをするようになりました」と知念。中島裕翔も「ずっと山田に頼りきりで、自分たちは非力でした。それまで一人でグループを引っ張ってくれてきた姿を見て、さらにソロデビューを果たすということで、僕らもより一層頑張らなきゃって思いました」。そんな中、伊野尾は「当時僕は大学に通っていたので、ドラマ『オレンジデイズ』みたいなキャンパスライフを謳歌していました」と、しっかりオチをつけてくれたのだった。

「狼青年」&新曲「Sing-along」を披露

続いての話題は、グループのことについて。「事務所の中では中堅グループなのですが、良くも悪くもデビュー当時から変わらないイメージが強いみたいで、全員アラサーというと驚かれるんです。フレッシュに思われるのは悪いことではないですが、ただそれだけでもいけない」と山田。

そんな思いから生まれたのが、謎の8人組ボーイズグループ・Honey Beeとして『狼青年』を披露した、YouTubeでのパフォーマンス。山田は「今は色んな発信ができるのに、これをやらない手はないと思い、みんなで相談してチャレンジすることに決めました」と語る。

いつもと勝手の違うダンスでかなり苦労をしたと語るが、その分、反響も大きかったそう。「Snow Manのメンバーがモニターの前で、『(こういうパフォーマンスができて)羨ましい』って言ってくれているのを聞いて、自分たちの色が出せたと実感できました。また正体は隠していましたが、ファンの方たちは気づいていたみたいでした。でも僕らの(正体を隠したいという)気持ちを汲み取って、あえて公言することなく、ずっと見守りつつ応援してくれてすごくありがたかったです」と薮が嬉しそうに話す。さらに中島も「フレッシュなイメージがありつつ、『狼青年』で見せたような大人っぽい感じの“振り幅”というものは、グループとして武器になるなと思いました」と伝えた。

そんな、今回のライヴで披露してもらうBLOOD SONG、『狼青年』の見どころについて語ってもらうことに。「『MUSIC BLOOD』限定で、衣装を新調しました。ダメージ加工が入ってワイルドな雰囲気になっていますので、そこをぜひ見ていただきたいです」と山田。

さらに話題は、新曲『Sing-along』について。ここでは、振り付けを担当したという知念が「初めて振り付けをつけさせていただきました。老若男女、誰も手軽に楽しめる内容になっていて、『狼青年』との振り幅を感じていただけたら嬉しいです」。MC二人でもすぐに踊れてしまうくらい簡単、ということで田中と千葉もチャレンジするも、どこかぎこちない感じに。あまりに不自然な動きを見せる田中に「なんかトイレを我慢している人みたい(笑)!」と、大笑いする山田。

千葉雄大(C)日本テレビ
千葉雄大(C)日本テレビ
曲振りの段になり、メンバーから「全力で可愛く!」というリクエストが。千葉にとっては得意分野(!?)なだけに、投げキッスをするなど大サービス。スタジオが大爆笑に包まれた。そして最後に田中から「今日のMCは何点でしたか?」という質問に対し、「90点!」「だって真剣な話をしていても、二人ともちょいちょい茶化すから(笑)」と八乙女。「次は100点を目指そう」と、強く誓う二人なのだった。

Hey! Say! JUMPは「よろしくお願いします!」と、律儀にあいさつをしながらスタンドイン。本番直前まで振り付けの確認をしつつ、各々でパフォーマンスの流れを入念にチェック。発声練習をしながら談笑をしたりと、終始リラックスムード。メンバー同士の仲の良さが伝わってくる。

『Sing-along』は、真っ白な後光が射す中でライヴがスタート。壮大で力強い楽曲は、聴くものの背中を押してくれるようで、気持ちが前向きになる。これに対し、『狼青年』では雰囲気が一変。赤や紫の光を浴びながらパフォーマンスは、妖艶かつ蠱惑的。初公開となったユーズド加工の衣装も、ステージの雰囲気とマッチしていた。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】

関連リンク

関連記事

  1. Hey! Say! JUMP、ジャニーズから初「MUSIC BLOOD」登場 15年の歴史に迫る
    Hey! Say! JUMP、ジャニーズから初「MUSIC BLOOD」登場 15年の歴史に迫る
    モデルプレス
  2. Hey! Say! JUMP・NiziUら「CDTVライブ!ライブ!」出演アーティスト発表
    Hey! Say! JUMP・NiziUら「CDTVライブ!ライブ!」出演アーティスト発表
    モデルプレス
  3. Hey! Say! JUMP「MEN’S NON-NO」表紙でパーティスタイル 中島裕翔「メンバー全員で表紙を飾れてうれしい」
    Hey! Say! JUMP「MEN’S NON-NO」表紙でパーティスタイル 中島裕翔「メンバー全員で表紙を飾れてうれしい」
    モデルプレス
  4. Hey! Say! JUMP「Mステ」ラスト出演のV6にメッセージ「背中を追い続けたい」「寂しい思いもあります」
    Hey! Say! JUMP「Mステ」ラスト出演のV6にメッセージ「背中を追い続けたい」「寂しい思いもあります」
    モデルプレス
  5. Hey! Say! JUMP、新曲「Sing-along」MV公開 知念侑李が初の振付担当で話題
    Hey! Say! JUMP、新曲「Sing-along」MV公開 知念侑李が初の振付担当で話題
    モデルプレス
  6. 「Mステ」振付家MIKIKO、Perfume・三浦大知らとSPステージ Hey! Say! JUMP×松岡修造コラボも再び
    「Mステ」振付家MIKIKO、Perfume・三浦大知らとSPステージ Hey! Say! JUMP×松岡修造コラボも再び
    モデルプレス

「音楽」カテゴリーの最新記事

  1. M!LKが10周年記念イベントでファンに感謝伝える 吉田仁人「みなさんのおかげで10年やってこられました」
    M!LKが10周年記念イベントでファンに感謝伝える 吉田仁人「みなさんのおかげで10年やってこられました」
    WEBザテレビジョン
  2. 小野大輔、鈴村健一、森久保祥太郎、寺島拓篤による音楽の祭典「おれパラ 2024“Paradise Shift”」ABEMAにて独占生配信決定
    小野大輔、鈴村健一、森久保祥太郎、寺島拓篤による音楽の祭典「おれパラ 2024“Paradise Shift”」ABEMAにて独占生配信決定
    WEBザテレビジョン
  3. 神戸編がスタートした『おむすび』第8週、平穏な日常に散りばめられた“教え”に気づけるか?
    神戸編がスタートした『おむすび』第8週、平穏な日常に散りばめられた“教え”に気づけるか?
    ENTAME next
  4. 緑黄色社会が全国ライブハウスツアーを完走「楽しくてたまらなかった」
    緑黄色社会が全国ライブハウスツアーを完走「楽しくてたまらなかった」
    WEBザテレビジョン
  5. 『極悪女王』を観て興味、作家・雨宮処凛が女子プロレスを初観戦「え、こんなに可愛いの?」
    『極悪女王』を観て興味、作家・雨宮処凛が女子プロレスを初観戦「え、こんなに可愛いの?」
    ENTAME next
  6. 作家・雨宮処凛が女子プロレスを初観戦、“バンギャ”的にも刺激「拝みたいような気持ちになった」
    作家・雨宮処凛が女子プロレスを初観戦、“バンギャ”的にも刺激「拝みたいような気持ちになった」
    ENTAME next
  7. 私立恵比寿中学、超ときめき♡宣伝部をはじめとした全14組、過去最多96名が出演!STARDUST THE PARTY2024【レポート】
    私立恵比寿中学、超ときめき♡宣伝部をはじめとした全14組、過去最多96名が出演!STARDUST THE PARTY2024【レポート】
    WWS channel
  8. 【櫻坂46 4thアニラ】「不安でいっぱいの時期があった」過去の葛藤語る “肯定してくれた”ファンへの感謝<アンコール挨拶全文>
    【櫻坂46 4thアニラ】「不安でいっぱいの時期があった」過去の葛藤語る “肯定してくれた”ファンへの感謝<アンコール挨拶全文>
    モデルプレス
  9. 【櫻坂46 4thアニラ】「ZOZOマリン」2DAYSで7万2000人動員 涙で語った4年間の歩みと5年目への覚悟<セットリスト>
    【櫻坂46 4thアニラ】「ZOZOマリン」2DAYSで7万2000人動員 涙で語った4年間の歩みと5年目への覚悟<セットリスト>
    モデルプレス

あなたにおすすめの記事