(左から)暫定順位で1位~5位の西島蓮汰、木村柾哉、田島将吾、藤牧京介、西洸人(提供写真)

「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」デビュー最終候補練習生21人の魅力を一挙解説<1位~21位プロフィール>

2021.06.08 11:14

サバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」の第二弾となる「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」の第9話が3日、GYAO!にて放送され、ファイナルに進出する21名が決定。13日ひる2時よりTBSにて生放送されるファイナルに備え、ここでは101人から21人までに絞り込まれた練習生たちを直近の順位順に紹介。国民プロデューサーもまだ観ていない人も最終回放送前にチェックして欲しい。


「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」とは

韓国の音楽専門チャンネル「Mnet」で放送された大ヒットサバイバルオーディション番組「PRODUCE 101」シリーズの日本版第2弾で、第1弾「PRODUCE 101 JAPAN」は2019年12月にデビューメンバーが決定し、JO1として2020年3月にデビューした。

SEASON2ではまず、練習生と呼ばれる全国各地から集まった候補者が今年1月末に100人公開(1人辞退)。新システム「オンタクト能力評価」を通して選抜された60人が次のステージに進出し、グローバルボーイズグループとしてのトレーニングを受けられる機会を得た。

第2回順位発表式の様子「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」 (提供写真)
第2回順位発表式の様子「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」 (提供写真)
そして、本編のグループバトルによって60人から40人に、ポジションバトル、コンセプトバトルを通じて40人から21人が勝ち抜きファイナル進出が決定。

デビューメンバー11人が決定する最終回は6月13日ひる2時よりTBSにて生放送。最終回では最終評価課題「デビュー評価」が放送される。


「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」これまでの戦いの流れをざっくり

木村柾哉、田島将吾/第2回順位発表式の様子「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」 (提供写真)
木村柾哉、田島将吾/第2回順位発表式の様子「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」 (提供写真)
表題曲「Let Me Fly~その未来へ~」でセンターを務めた木村柾哉(きむら・まさや/23)、韓国で練習生経験がある田島将吾(たじま・しょうご/22)の2人がトップ争いを繰り広げており、1位と2位をキープ。

ダンサーとしての経験が豊富で番組を通してラップの技術も磨いている西洸人(にし・ひろと/24)や韓国で練習生経験がある西島蓮汰(にしじま・れんた/18)も上位を維持する強さを見せている一方で、今回はボーカルメンバーの台頭も印象的で、藤牧京介(ふじまき・きょうすけ/21)がトップ3に。

未経験ながらキャラクターと成長率で国民プロデューサーの心を掴む佐野雄大(さの・ゆうだい/20)や、オールラウンダーとして期待される尾崎匠海(おざき・たくみ/21)といったデビュー圏内常連陣に加え、2pick投票になってから順位が急上昇している小林大悟(こばやし・だいご/19)、ポジションバトルで結果を残した小池俊司(こいけ・しゅんじ/18)などが11人の枠を争う中、グローバル投票で1位だった高塚大夢(たかつか・ひろむ/22 ※「高」は正式にははしごだか)など精鋭たちが追い上げている。

第5話では第1回順位発表式で17位だった古瀬直輝(こせ・なおき/22)が新型コロナウイルスの感染により活動参加を断念するという出来事もあった。

以下、直近の順位発表でのランキング順に、最終候補の20人の練習生のプロフィールとこれまでの戦いで見せた魅力を紹介する。

(上段)佐野雄大、小林大悟、西洸人、藤牧京介、田島将吾、木村柾哉、西島蓮汰、小池俊司、尾崎匠海、太田駿静(下段)寺尾香信、仲村冬馬、大久保波留、松田迅、中野海帆、後藤威尊、池崎理人、飯沼アントニー、高塚大夢、許豊凡、阪本航紀/「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」ファイナル進出者「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」 (提供写真)
(上段)佐野雄大、小林大悟、西洸人、藤牧京介、田島将吾、木村柾哉、西島蓮汰、小池俊司、尾崎匠海、太田駿静(下段)寺尾香信、仲村冬馬、大久保波留、松田迅、中野海帆、後藤威尊、池崎理人、飯沼アントニー、高塚大夢、許豊凡、阪本航紀/「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」ファイナル進出者「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」 (提供写真)

1位:田島将吾(たじま・しょうご/22)

田島将吾 (提供写真)
田島将吾 (提供写真)
年齢:22
血液型:A
身長:179
体重:60
趣味:散歩、読書、作曲、ドラマ、カフェ
特技:ダンス(HipHop、K-POP)、楽器(ドラム)、ラップ

日本でアイドル活動を経験した後に、韓国の名門事務所に2年間所属。デビュー目前のところまで来ていたが、タイミングが合わず退所したという悔しい経験をバネに今回応募。練習生公開の時点で注目を集めていたが、初回のレベル分けテストでは西島との“Kフェニックス”コンビでJO1のダンスナンバー「La Pa Pa Pam」をパフォーマンスし、ハイレベルなステージで圧倒。グループバトルではライバル関係の木村とJO1「無限大」ステージでお互いセンターを担当し直接対決。チーム対決では負けてしまったが、メンバーの心に寄り添った優しいリーダーとしてチームを引っ張る姿が感動を与えた。

ポジションバトルではラップを担当しチーム1位、さらにコンセプトバトルでは「Goosebumps」でチーム1位&個人1位に。ワイルドなルックスとはギャップのある人間味溢れる素顔も魅力で、「心の充電器」のキャッチコピー通り多くの練習生に精神面でも慕われている。

2位:木村柾哉(きむら・まさや/23)

木村柾哉 (提供写真)
木村柾哉 (提供写真)
年齢:23
血液型:B
身長:175
体重:60
趣味:散歩、映画鑑賞
特技:ダンス(HipHop、Jazz)

お手本のような美しいダンスとキラキラとした笑顔から溢れる清涼感が魅力の木村は、最初の国民投票であるオンタクト能力評価で1位を獲得、テーマ曲センターと、“SEASON2の顔”と言っても過言ではない人気を誇っている。しかし、レベル分けテストは衝撃のBクラスからスタートし、再評価で見事Aクラスに昇格。練習生からの投票でセンターに選ばれる逆転劇を見せた。

バトルではダンスの構成やフォーメーションを担当し、自分がセンターとして立つときも他のメンバーが一人ひとり最大限魅力を発揮できるようアシスト。ポジションバトルではセンターに立候補せず、SEVENTEENの「舞い落ちる花びら(Fallin' Flower)」にて初めてセンターを務めた小池をサポート。コンセプトバトルではセンターとして「Another Day」で国民プロデューサーの期待に応え、爽やかな世界観で魅了した。

木村柾哉/第1回順位発表式の様子「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」(提供写真)
木村柾哉/第1回順位発表式の様子「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」(提供写真)
田島と木村の2トップの存在が他の練習生を引っ張っており、ボーカルトレーナーの青山テルマも「どっちもめちゃくちゃ良いやつ。まっすぐだし(順位に)納得です」「心も大事という意味ではこの2人はすごく良い」と2人の人間性も高く評価していた。

3位:藤牧京介(ふじまき・きょうすけ/21)

藤牧京介 (提供写真)
藤牧京介 (提供写真)
年齢:21
血液型:A
身長:168
体重:58
趣味:歌うこと、サウナ
特技:歌うこと、野球

ボーカル志望の練習生の中で圧倒的な実力と人気を誇るのが藤牧。オーディション参加前に顔出しなしでカバー動画を公開していたTikTokは19万人フォロワーを誇り、勤めていた会社を辞めてオーディションに参加。オンタクト能力評価では12位だったが、未経験のダンスにも必死に食らいつき再評価テストでAクラスに昇格。2週目以降は5位以内をキープし、安定的な人気を見せている。

ポジションバトルで藤牧がセンターに立った清水翔太「花束のかわりにメロディーを」のYouTube動画は大きなバズりを見せ、現在400万回再生を突破。初見の人が聴いてもデビュー前とは信じられないほどの安定感のある歌声で、番組の存在を幅広い層に知らしめた。

良い意味でアイドルらしくない素朴な部分も魅力で、同じくボーカルで台頭する高塚とは“高牧”ケミとして「一緒にデビューしてボーカル面を支えてほしい」という声が多い。

4位:西島蓮汰(にしじま・れんた/18)

西島蓮汰 (提供写真)
西島蓮汰 (提供写真)
年齢:18
血液型:A
身長:180
体重:60
趣味:サッカー、温泉巡り
特技:K-POPダンス、韓国語ラップ

K-POPアイドルのコンサートを観に行ったことがきっかけで高校1年生からダンスを始め、韓国の事務所で練習生をしていた西島は、その事務所でボーイズグループを作る予定がまだ先だということで、今回のオーディションに応募。韓国仕込みのダンスとラップの実力で初回から存在感を見せた。

本編で放送分量が多いタイプではないが、グループバトルの練習期間では、弱音を吐いたメンバーに対して、「『練習してもできなかった』っていうその練習は自分が思う何倍もしてから『できなかった』と言わないと周りは絶対についてこないと思う」と自分の意見を正直に伝える場面も。座右の銘は「人が休んでいるときこそ努力する」で、多くを語らずとも常にストイックに上だけを見てきた西島のこれまでの血のにじむような努力が垣間見えた一言だった。

パワフルなダンスや低音ラップが魅力のゴリゴリのパフォーマンスとは対照的に、「日本語が下手なオウム」がキャッチコピーの素顔はたどたどしい喋りの癒やし系。練習生が選ぶビジュアルセンター2位にも選ばれた。

5位:西洸人(にし・ひろと/24)

西洸人 (提供写真)
西洸人 (提供写真)
年齢:24
血液型:AB
身長:173
体重:64
趣味:ゲーム、アニメ
特技:サッカー、リフティング

SHINeeテミンや、三浦大知などそうそうたるアーティストのバックダンサーとしての経歴を持ち、その実力と色気のあるビジュアルで練習生公開の時点から多くの注目を集めた西。レベル分けテストではトレーナーのDA PUMP・KENZOの前でオリジナルの振付を考えた「U.S.A.」をチームメンバーと披露し、場を盛り上げた。

ボーカルに苦戦しレベル分けテストの再評価ではAクラスからCクラスに降格する悔しさを味わったが、ラップの実力を着実に伸ばし、ポジションバトルでは「もうダンサーじゃない!」という魂の自作ラップフレーズでデビューにかける強い想いをぶつけた姿が話題に。

ムードメーカーとしていつも練習生の中心にいる明るいキャラクターだが、第1回順位発表式のスピーチでは「僕は決して自分の実力はまだデビュー圏内ではないと思っています。だからもっともっと上を目指していきたいです」と涙ながらにスピーチした。

6位:小池俊司(こいけ・しゅんじ/18)

小池俊司 (提供写真)
小池俊司 (提供写真)
年齢:18
血液型:A
身長:176
体重:63
趣味:映像制作、デザイン、ダンス
特技:アクロバット(少し)

初回46位からうなぎのぼりに順位が上昇している小池は、EXPG出身、ダンス歴12年の手足の指先まで表現力を感じる軽やかなパフォーマンスが持ち味で、Aクラスの実力者。序盤はなかなかスポットが当たらず、実力と人気が見合っていなかったが、センターを務めたポジションバトルで見事ダンス1位となり、一躍脚光を浴びる。

控えめに見えるが毎回バトルではセンターに率先して立候補したり、レベル分けテストでは無音ダンスをトレーナー陣の前で披露したりと、段々と自信をつけながら、自ら貪欲にチャンスを掴んできた。

ポジションバトル「舞い落ちる花びら」チーム「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」 (提供写真)
ポジションバトル「舞い落ちる花びら」チーム「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」 (提供写真)
コンセプトバトル「Goosebumps」では、見せ場が多いサブボーカルのポジションに挑戦し、ボーカル面でも大きな成長をアピール。ファイナルのデビュー評価では初めてメインボーカルに挑戦する。現在の順位はバトルでのベネフィットが多いだけにファイナルの順位は未知数だが、シンデレラストーリーをデビューという形で完結することができるか。

7位:小林大悟(こばやし・だいご/19)

小林大悟 (提供写真)
小林大悟 (提供写真)
年齢:19
血液型:B
身長:173
体重:57
趣味:映画鑑賞、写真を撮ること、ダンス
特技:耳を動かすこと

ベネフィットなしでそれまでの20位台から一気に順位を上げ、いきなりデビュー圏内に食い込んできた小林。同じ夢を追っていたが、学業優先のため1次審査で辞退したという弟の想いを背負い、挑戦。

レベル分けテストからトレーナー陣を圧倒させたダイナミックなダンス、低音の印象的な声といった、誰もが惹きつけられる憑依型のパフォーマンスが持ち味。

レベル分けテストではA評価と同時にKENZOから態度について厳しく怒られるという苦い経験もするが、謙虚に心を入れ替え、グループバトルではリーダーとしてのあり方に苦しむ田島に率先して声をかけたりと、そっと懐に入る仲間想いな一面も。披露した楽曲の色も幅広く、どんなコンセプトも消化できるオールラウンダーとして期待されている。

8位:尾崎匠海(おざき・たくみ/21)

 尾崎匠海 (提供写真)
尾崎匠海 (提供写真)
年齢:21
血液型:O
身長:173
体重:60
趣味:アニメ
特技:ボーカル(バラード)

エイベックス・マネジメントの育成ユニットで2018年に全員が卒業したα‐X's(アクロス)の元メンバーの尾崎は、諦めずに夢を追いかけ続け、今回のオーディションに挑戦。レベル分けテストでは一番にA評価をもらった。

安定したボーカルが魅力だが、ダンスも他の経験者に劣らない実力があり、バランス力は練習生随一。グループバトルではサブボーカル、コンセプトバトルではメインボーカルとしてパフォーマンスを底上げした。ポジションバトルでは曲名やポジションが分からない代わりに1位になるとベネフィットが2倍になる新ルール「HIDDEN」に果敢に挑戦。ダンスポジションでBTS「Dynamite」のセンターに立ったが、練習期間には自己表現に苦悩。誹謗中傷に苦しんだ過去を告白し、弱音をさらけ出し成長した。デビュー評価ではラップに挑戦することとなり、さらなる魅力を開花してくれそうだ。

未公開では年下のメンバーからも愛あるいじりを受けるシーンが多く、人望の高さをうかがうことができる。

9位:佐野雄大(さの・ゆうだい/20)

佐野雄大 (提供写真)
佐野雄大 (提供写真)
年齢:20
血液型:AB
身長:178
体重:58
趣味:ゲーム、DIY
特技:モノマネ

王道の塩顔ビジュアルとどんな場面でも愛嬌が溢れ出ているキャラクターで、オンタクト能力評価から3位とデビュー圏内常連の佐野。Fクラス出身から唯一残っているファイナリストで、毎回のバトルで成長を見せ続けている。

初回から上位のため、自身の実力と順位のギャップに苦しみ葛藤する場面が多かったが、常に謙虚に努力。ポジションバトルではJO1「OH-EH-OH」に挑戦し、それまで見せたことがなかったワイルドな表現とキレキレのダンスでトレーナーからも「一番成長した」と絶賛を受けた。

第9話で放送された練習生が女装する人気企画「姫ビジュアルセンター」では新人K-POPアイドルグループ・サノランドのキム・ユダンに変身し、見事“姫ビジュアルセンター“に。周りを笑顔にさせるリアクションの面白さや人柄も魅力で、応援したくなるアイドルらしさは唯一無二だ。

10位:太田駿静(おおた・しゅんせい/21)

 太田駿静 (提供写真)
太田駿静 (提供写真)
年齢:21
血液型:A
身長:168
体重:56
趣味:YouTube視聴
特技:身体が柔らかい、ボイパ

太田も佐野と同じくオンタクト能力評価からビジュアルで注目を集めていた練習生の1人で初回順位は6位と健闘。

グループバトルでは低音ラップが印象的だったが、ポジション評価ではボーカルチームに入り、菅井秀憲トレーナーのレッスンに苦戦。途中の練習では順位が下がっている不安を打ち明け、メンバーの前で号泣したが、本番では課題としていたハモリも見事成功させ、他のメンバーに負けず劣らずの実力を発揮。中低音で深みのある太い歌声で、ボーカルの才能を見事にアピールした。

太田駿静、藤牧京介、仲村冬馬、飯沼アントニー「花束の代わりにメロディーを」チーム「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」(提供写真)
太田駿静、藤牧京介、仲村冬馬、飯沼アントニー「花束の代わりにメロディーを」チーム「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」(提供写真)
本編よりも未公開の分量が多いことでも知られており、ビジュアルとギャップのある独特なキャラクターはまだまだ掘り下げ甲斐がありそう。

11位:後藤威尊(ごとう・たける/22)

 後藤威尊 (提供写真)
後藤威尊 (提供写真)
年齢:22
血液型:AB
身長:176
体重:56
趣味:読書
特技:和太鼓、モノマネ、バスケ、サッカー

大学内のミスターコンでグランプリになった経験がある後藤は、王子様系のプリンスビジュアルが人気の練習生。オンタクト能力評価時は、創作ダンスをやっていた経験から表情やシルエットに自信があると話していたが、グループバトル、ポジションバトルともにセンターを務め、センターにふさわしい圧倒的華で魅了した。

クールなビジュアルだが内面は熱い闘志をたぎらせており、休憩時間も削り練習する姿が何度もカメラに捉えられている。コンセプトバトル「SHADOW(Slip Inside)」チームではセンターを逃したことで焦りを感じ何度も自分のパートの表情を研究。田島と西にダンスを見てもらうなど少ない見せ場でもインパクトを残す努力を重ねていた。

12位:中野海帆(なかの・かいほ/22)

中野海帆 (提供写真)
中野海帆 (提供写真)
年齢:22
血液型:O
身長:173
体重:67
趣味:ダンス、スケートボード、ピアノ
特技:フィンガーボード、アクロバット

ポジションバトルのKEN THE 390「 Overall」の自作ラップ部分で「俺が日プのNo.1ラッパー」と宣言した通り、ラップ面で突出しているのが中野。オーディション前から3ヶ月間アメリカにダンス留学をしていた経験を持つなど、ラップ、ダンス、英語力ともにグローバルを目指すアイドルグループメンバーにふさわしい実力の持ち主で、ヒューマンビートボックスや、アクロバットも得意。

ポジションバトルの練習中にはトレーナーのKEN THE 390とのフリースタイルも披露。宣言通りラップポジションで1位を獲得した。コンセプトバトルではラップではなくサブボーカルポジションを担当しボーカルの実力も証明。小池と同じく現場評価で多くのベネフィットを獲得し、ファイナルに残った。

ポジションバトル「Overall feat. R-指定, 般若」チーム「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」 (提供写真)
ポジションバトル「Overall feat. R-指定, 般若」チーム「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」 (提供写真)
オフ写真ではぬいぐるみを連れているプライベートを公開するなど“リアコ”的魅力が高く、同性ファンも多い印象だ。

13位:池崎理人(いけざき・りひと/19)

※「崎」は正式には「たつさき」

池崎理人 (提供写真)
池崎理人 (提供写真)
年齢:19
血液型:O
身長:178
体重:63
趣味:映画鑑賞
特技:楽器(ドラム)、ボーカル(洋楽・ギター弾き語り)、似顔絵を描くのが得意

その中野とレベル分けテストでチーム“T-RAP”を組みラップを教わったのが池崎。ダンス、歌ともに未経験だが、言葉一つ一つが聞き取りやすい低音ボイスの声質は持って生まれた才能で、練習生が選ぶイケボセンター1位にも選出。

目鼻立ちのはっきりとした正統派イケメンだが、中身は癖の強いキャラクターで未公開シーンでは常にメンバーの中心で笑いをとっているポジション。再評価テストではトレーナー陣から「違反ダンス」とツッコミを受けてしまったエピソードも有名だが、いまやダンスも成長した。

その一方で初めてテーマ曲を聴いた場面やポジションバトルの結果発表では涙を流すなど情に熱い一面もあり、コンセプトバトルでは年上のメンバーも多いなか初めてリーダーに挑戦した。

14位:松田迅(まつだ・じん/18)

 松田迅 (提供写真)
松田迅 (提供写真)
年齢:18
血液型:B
身長:171
体重:51
趣味:バスケットボール、漫画
特技:ダンス(ロック)工藤新一のモノマネ

初回47位から右肩上がりに順位を上げている松田は、とにかく一度見たら忘れない色気のある二次元フェイスが魅力的。ステージ上で目を引く華の持ち主で、ポジションバトル「OH-EH-OH」では、センターを逃すも見事チーム内で個人1位を獲得した。

ステージを降りるとパフォーマンス中とはギャップのあるにぎやかなキャラクターで練習生一の”ガヤ芸人”。他のグループのパフォーマンスを見守る控室の映像では、必ず立ち上がり、大声で応援。成長したメンバーを率先して褒めたり、デビュー評価のパート決めでは自分の希望通りに行かなくても明るく気遣ったりと、彼の明るさに救われている練習生も多いはずだ。

15位:飯沼アントニー(いいぬま・あんとにー/17)

飯沼アントニー (提供写真)
飯沼アントニー (提供写真)
年齢:17
血液型:AB
身長:172
体重:51
趣味:バドミントン、絵を描くこと
特技:変顔、膝で歩けること

フィリピンと日本のハーフの飯沼は17歳ながらパワフルな歌声がオンタクト能力評価のときから話題に。この時点ですでに菅井から「アントニーワールドが出ている気がする」と素質を褒められていた。未経験ながらダンスの努力も重ね、Aクラスをキープ。「花束のかわりにメロディーを」では、心に訴えかける歌声で藤牧らとともに「神ステージ」と言われたパフォーマンスを披露。

あどけない17歳らしさも魅力だが、「王様のブランチ」インタビューでは横澤夏子から顔の小ささを驚かれるなどすでにスタイルは完成しており、今後の成長もまだまだ楽しみ。コンセプトバトルでは念願のセンターを経験し、抜群の愛嬌でチームを引っ張った。

16位:大久保波留(おおくぼ・なる/16)

大久保波留 (提供写真)
大久保波留 (提供写真)
年齢:16
血液型:A
身長:175
体重:60
趣味:サッカー
特技:総合格闘技、えくぼにビー玉を詰められます

「えくぼは僕の恋のスタートボタン!皆も押してみない?」がキャッチコピーの圧倒的マンネ(末っ子)メンバーの大久保。JO1の鶴房汐恩が憧れで、可愛らしいキャラクターだが、総合格闘技の大会で4度優勝した経験を持つなど、底知れないギャップの持ち主。

グループバトルではKing & Princeの「&LOVE」でセンターを務め、現場投票で個人2位となる高数字を叩き出し、リーダーの篠原瑞希(しのはら・みずき/21)とともにグループ1位に導いた。ポジションバトルではJO1「OH-EH-OH」でクールなコンセプトも見事表現。「STEP」では再びアイドルらしいコンセプトとなり、表情に苦戦する場面もあったが、本番では抜群のアイドル力を放っていた。

寺尾香信(てらお・こうしん/17)とともに西の高校生で組んだ“DK WEST”を背負い、ファイナルに挑む。

17位:高塚大夢(たかつか・ひろむ/22)

高塚大夢 (提供写真)
高塚大夢 (提供写真)
年齢:22
血液型:O
身長:167
体重:49
趣味:生き物の飼育
特技:ボーカル(Rock)楽器(ギター)、ボイスパーカッション、工作

大学のアカペラサークル仕込みの力強い歌声で藤牧とともにボーカルメンバーとして台頭する高塚は、メインボーカルを担当したグループバトルのGENERATIONS from EXILE TRIBE「AGEHA」で高音やロングトーンで圧倒。個人別投票の結果、一人だけ桁違いの票数を叩き出し一躍注目を浴びた。

今回から導入された世界各国の「グローバルプロデューサー」がオンライン上でパフォーマンスを観覧し、グローバルな目線で評価・投票する「グローバルプロデューサーシステム」でも1位を獲得している。

グループバトル「AGEHA」2組「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」(提供写真)
グループバトル「AGEHA」2組「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」(提供写真)
負けず嫌いな性格で未経験のダンスも努力を怠らず、2話ではKENZOとの熱いやりとりも話題に。ペットショップのアルバイトをしていた可愛らしい素顔もあり、アイドルに必要な愛嬌や表現力も兼ね備えている。

18位:仲村冬馬(なかむら・とうま/23)

仲村冬馬 (提供写真)
仲村冬馬 (提供写真)
年齢:23
血液型:O
身長:178
体重:65
趣味:旅行、食べること
特技:ギターが弾ける

インドネシアと日本のハーフで、バリ島出身の仲村は、日本の文化や芸能界に憧れて大学進学とともに来日。一度就職した会社を辞めてオーディションに挑戦したという。話せる言語はなんと6言語。

甘く深い包容力のある歌声が武器で「花束のかわりにメロディーを」でも注目が集まった。菅井のレッスンでは、楽曲の解釈を聞かれ、唯一菅井とフィーリングが一致。「全然家族と会っていないので寂しいなって気持ちを込めて歌っていました」とこれまで自分のやりたいことを全力でサポートしてくれた家族への想いを語った。

人格者として周りのメンバーを常に優しい言葉で励ます姿が印象的。リーダー適正の高い落ち着いた性格とまるで一国の王子のようなビジュアルで、独特の存在感を確立している。

19位:許豊凡(しゅう・ふぇんふぁん /22)

 許豊凡 (提供写真)
許豊凡 (提供写真)
年齢:22
血液型:A
身長:176
体重:58
趣味:ポケモン対戦バトル、写真、アート鑑賞
特技:日本語・英語・韓国語

中国からの留学生の許は中国で所属していた事務所とも契約解除し、今回参加。元々大学から始めたというダンスパート志望だったが、これまで全てのバトルでメインボーカルを担当。

普段は穏やかだが、パフォーマンスにおいては自分に厳しいストイックな性格で、グループバトルでは高音に苦戦し、練習中に自分への悔しさから部屋を飛び出して涙する場面も。自信のなかったボーカルは着実に成長し、デビュー評価のパート決めでは胸を張ってメインボーカルに立候補するほどに。

言語の壁は感じさせないほど日本語も流暢だが、ダンスを始めた場所である日本でまっすぐにアイドルへの夢を追いかけており、第9話のスピーチでは「僕はもうそんな自信のない自分ではありません。絶対絶対に最後まで諦めません、絶対デビューを掴みます」と19位というギリギリの順位で残留し、決意を誓った。

20位:寺尾香信(てらお・こうしん/17)

寺尾香信 (提供写真)
寺尾香信 (提供写真)
年齢:17
血液型:A
身長:169
体重:58
趣味:近所を散歩すること
特技:野球、ピアノ、囲碁

広島県の島育ちの寺尾は、なんと実家はお寺でお坊さんの資格を持っているスーパー高校生。住職を継いで欲しいという家族を説得し、オーディション挑戦。今回が一度きりのチャンスのつもりで挑んでいると明かしている。

未経験ながら努力を積み重ね、レベル分けテストの再評価では体がフラフラになるほどダンスを体に染み込ませCからB評価へ。17歳とは思えない精神力の高さで、チームの話し合いの場面で周りを気遣って優しい言葉をかける姿や、年上の練習生が落ち込んでいるときも後ろから抱きついてなぐさめる姿が話題に。

ポジションバトルではあえてリスクのある「HIDDEN」に挑戦し、表現力の高いダンスや低音で聴き心地の良いボーカルなどどんどんと武器を増やしている。

21位:阪本航紀(さかもと・こうき/20)

 阪本航紀 (提供写真)
阪本航紀 (提供写真)
年齢:20
血液型:A
身長:171
体重:58
趣味:洋画鑑賞
特技:バスケ、お喋り

今回、グローバル投票の結果を受け、21位~40位の中で、グローバル投票の順位が最も高い練習生1人が“グローバル枠”としてファイナルに進出。元々21位で惜しくも脱落するところだった阪本が、グローバル投票6位という結果でファイナルへの切符を掴んだ。

2pick投票になってから順位が16位も上昇した阪本は、グループバトルでもメインボーカルを担当し、チームのボーカルレッスンを牽引するなど、歌の実力で知られていたが、ポジションバトルで披露したいきものがかり「さよなら青春」でボーカル1位に選ばれ注目度が上昇。菅井のレッスンでは「ナンセンス!あなた歌に向いてないわ」と告げられてしまい、挫折を味わうが、メンバーと協力して乗り越えることで、最高のステージを完成させた。

ポジションバトル「さよなら青春」チーム「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」 (提供写真)
ポジションバトル「さよなら青春」チーム「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」 (提供写真)
可愛らしい楽曲で見せる愛嬌も得意で、コンセプトバトル「STEP」でメインボーカルとして圧倒的な歌唱力を発揮している。(modelpress編集部)

情報:GYAO!

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