“乃木坂46の歴史”追体験 4期生、涙で決意の「4番目の光」田村真佑初センター新曲も披露<9th YEAR BIRTHDAY LIVE ~4期生ライブ~>
2021.05.09 00:00
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乃木坂46が8日、「乃木坂46 9th YEAR BIRTHDAY LIVE ~4期生ライブ~」をオンライン配信にて開催。決意を感じられるステージを披露した。
ステージで見せる、4期生の成長と絆
乃木坂46・4期生は、これまでとは異なる経緯で乃木坂46に加入した。2018年夏に、坂道グループ初となる「坂道合同オーディション」が開催され、異例の応募総数129,182人から乃木坂46、欅坂46(現・櫻坂46)、けやき坂46(現・日向坂46)、3グループ合計で合格者39人という狭き門を通過し、そのうち11人が乃木坂46 4期生として活動をスタートさせた。その後、3グループいずれにも配属が決まらなかった14人は「坂道研修生」としてレッスンを開始。2020年2月、坂道研修生から5人のメンバーが加入し、現4期生16人体制となる。
昨年12月には「乃木坂46 4期生ライブ2020」として初めて4期生16人による配信ライブを開催。人数も増え、さらにパワーを増した姿をステージで見せた彼女たちの表情には、乃木坂46を継承していく意志が宿っており、まさに新世代の幕開けを予感させるライブとなった。
「乃木坂46 9th YEAR BIRTHDAY LIVE ~4期生ライブ~」は当初有観客・配信ともに開催予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、無観客・配信での開催に。周年ライブという大きなタイミングでの期生ライブでも、確かな成長と16人の絆を見せた。
堀未央奈らの初センター曲披露 1期生からメッセージも
4期生のエースである遠藤さくらが初めてセンターを務めた「夜明けまで強がらなくてもいい」で開幕。3期生の大園桃子と与田祐希の「逃げ水」、2期生の堀未央奈(現在は卒業)の「バレッタ」とそれぞれ初めてセンターに抜擢された楽曲、そして乃木坂46の始まりの曲である「ぐるぐるカーテン」と、1期生~4期生の歴史を振り返るようなセットリストで勢いのあるスタートを切った。急遽配信ライブのみの開催となったことから、賀喜遥香は「客席カメラというものを設置させていただきまして、見に来た気分を味わっていただければと思います!あと客席に皆さんからのメッセージが!皆さんの気持ちがすごい伝わってきてすでに泣きそう」と会場を見渡して感極まる思いを伝えた。
そして、普段から仲良しな筒井あやめとWセンターで「逃げ水」を披露した清宮レイは、話し出す前に涙。「今回大園桃子さんのあやめちゃんとシンメで何かやりたいねってずっと言っていたので、今回2人で大好きな先輩の『逃げ水』をやらせていただいて、すごい緊張して不安だったんですけど嬉しかったです」と筒井と抱き合った。
早川聖来は、ライブ会場に1期生からのメッセージが届いたことを明かし、「1期生の皆さんからの寄せ書きがあって、本当に良いグループだなと思ったし、先輩方の大切な曲を披露させていただくので、少しでも見て良かったと思っていただけるように頑張ります!(齋藤)飛鳥さんの『ミスるなよ~』っていうメッセージが刺さった」と意気込みを語った。
乃木坂46・1期生の歴史を追体験
そしてキャプテン・秋元真夏からVTRが。より乃木坂46の良さを知ってもらうために1期生が経験してきたことにチャレンジして欲しいという思いから、和傘や下駄を履いてのタップダンス「下駄ップ」への挑戦を依頼。着物風の衣装に身を包んだ4期生は、和傘を使ったパフォーマンスや下駄ップを披露し、古き良き伝統の雰囲気をステージで表現した。さらに、齋藤飛鳥からも「個人的には可愛らしい姿をよく見ている気がする。かっこいい姿も見たい!」とのことで、UV手袋を装着して「サイコキネシスの可能性」、ダンスブレイクを入れた「世界で一番 孤独なLover」で可愛いだけではない、新たな魅力を発揮した。
最後は、高山一実が印象に残っているという企画を司令。「走れ!Bicycle」の曲中、電気が溜まる自転車を漕ぎ続け、自転車を漕がないと会場の照明が落ちてしまうという過酷な企画に挑戦。当時と同じ、天の声で早出明弘も出演し、ご当地クイズに負けた筒井・柴田柚菜・林瑠奈・弓木奈於が罰ゲームとして発電自転車を漕いだ。
途中、配信ライブを見ていた秋元と松村沙友理と中継が繋がるサプライズも。田村真佑は「私たちももっともっと、先輩たちのように成長していけるように頑張っていこうね!」と意気込みを新たにした。
「4番目の光」で決意「私たちにとって宝物」
ユニットブロックでは、掛橋沙耶香、黒見明香、清宮、矢久保美緒が「2度目のキスから」、早川、筒井、松尾美佑が「ごめんねスムージー」と可愛さ全開。白石麻衣(現在は卒業)と松村“さゆまい”のユニット曲「流星ディスコティック」では、4期生をまとめることの多い賀喜と田村の仲良しペアが担当し、息ぴったりなパフォーマンスを見せた。「偶然を言い訳にして」では、遠藤、金川紗耶、北川悠理、佐藤璃果がそれぞれ4期生の好きなところを叫び、歌唱力に定評のある柴田、林、弓木は「雲になればいい」で美声を響かせた。
終盤は「I see…」「キスの手裏剣」「図書室の君へ」「Out of the blue」と4期生楽曲で畳み掛ける。そして、遠藤が目を潤ませながら「次の曲は私たちにとって宝物で、大切な意味がたくさん詰まった楽曲で、歌詞の意味を噛み締めながらしっかり披露できたらいいなと思います」と言い、「4番目の光」を披露。早川はパフォーマンス後に号泣しており、ライブにかける想いや決意が感じられる本編の締めとなった。
4期生新楽曲披露 センターは田村真佑
アンコールでは、乃木坂46の最新曲「ごめんねFingers crossed」(6月9日発売)に収録される4期生の新楽曲「猫舌カモミールティー」を初披露。初めてセンターを務める田村は「まさか自分がセンターをやらせていただくことがあるなんて思ってもいなかったので、前曲がすごく勢いがあったから、ここで勢いを止めちゃうかなとかいろいろ不安があった。今までは自分がセンターの子を励ます側にいたから、プレッシャーというか、今までセンターをやっていた子はこんな気持だったんだなって」と心境を告白。「たくさんの人に聴いてもらって、振りも可愛いので、みんなで猫ちゃんポーズもして欲しいです!」と呼びかけた。
また「ごめんねFingers crossed」で2度目の表題曲センターを務める遠藤は「24枚目にやらせていただいた時よりは成長していなきゃいけないという焦りが本当はあって、この期間は自分にとって大きな壁があると思うんですけど、しっかり乗り越えられるように強くなれたら良いなと思います」としっかりと語った。
賀喜は「9年間の重みや先輩たちの偉大さを感じて、追いつきたいのに追いつけないもどかしさや力不足を感じた。でも、4期生のみんなが支え合って頑張っていたり、1期生さんからメッセージをもらったり、乃木坂の温かさを感じた」とし、最後に「おいでシャンプー」で4期生の絆を体現した。(modelpress編集部)
「乃木坂46 9th YEAR BIRTHDAY LIVE ~4期生ライブ~」セットリスト
影アナウンス:田村真佑、早川聖来、弓木奈於Overture
1.夜明けまで強がらなくてもいい(センター:遠藤さくら)
2.逃げ水(センター:清宮レイ・筒井あやめ)
3.バレッタ(センター:早川聖来)
4.ぐるぐるカーテン(センター:遠藤さくら)
<MC>
5.水玉模様(センター:筒井あやめ)
6.ガールズルール(センター:賀喜遥香)
7.サイコキネシスの可能性(センター:遠藤さくら・柴田柚菜)
8.世界で一番 孤独なLover(センター:田村真佑)
<MC>
9.走れ!Bicycle
<MC>
10.転がった鐘を鳴らせ!(センター:清宮レイ)
11.狼に口笛を(センター:松尾美佑)
12.ダンケシェーン(センター:賀喜遥香)
<MC>
【ユニットブロック】
13.2度目のキスから(センター:清宮レイ/掛橋沙耶香、黒見明香、清宮レイ、矢久保美緒)
14.ごめんねスムージー(センター:筒井あやめ/早川聖来、筒井あやめ、松尾美佑)
15.流星ディスコティック(賀喜遥香、田村真佑)
16.偶然を言い訳にして(センター:遠藤さくら/遠藤さくら、金川紗耶、北川悠理、佐藤璃果)
17.雲になればいい(センター:柴田柚菜/柴田柚菜、林瑠奈、弓木奈於)
18.悲しみの忘れ方(センター:早川聖来)
<MC>
19.日常(センター:筒井あやめ)
20.今、話したい誰かがいる(センター:田村真佑、弓木奈於)
21.I see…(センター:賀喜遥香)
22.キスの手裏剣(センター:遠藤さくら)
23.図書室の君へ(センター:掛橋沙耶香)
24.Out of the blue(センター:早川聖来)
<MC>
25.4番目の光(センター:遠藤さくら)
<アンコール>
EN1.猫舌カモミールティー(センター:田村真佑)
<MC>
EN2.おいでシャンプー(センター:遠藤さくら)
<アフター配信>
AF1.涙がまだ悲しみだった頃(センター:筒井あやめ)
AF2.シャキイズム(センター:遠藤さくら)
出演
遠藤さくら、賀喜遥香、掛橋沙耶香、金川紗耶、北川悠理、黒見明香、佐藤璃果、柴田柚菜、清宮レイ、田村真佑、筒井あやめ、早川聖来、林瑠奈、松尾美佑、矢久保美緒、弓木奈於
【Not Sponsored 記事】
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