米津玄師「パプリカ」の反響に本音「とんでもない現象」
2019.09.12 15:21
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アーティストの米津玄師が11日、日本テレビ系ニュース番組「news zero」(月曜~木曜 午後11:00~ 金曜 午後11:30~)にVTR出演。インタビューに応じる中で、ブームとなっている自身の楽曲「パプリカ」と、同日リリースした最新曲「馬と鹿」の制作秘話を明かした。
「パプリカ」は自身の経験が音楽の源に
番組では、米津が作詞・作曲を手がけ、小学生ユニット・Foorin(フーリン)にプロデュースした楽曲「パプリカ」が、子供たちから人気に火が付き、SNSにダンス動画を投稿する人が急増するなど社会現象となっていることが話題に。米津は「本当ひっきりなしに言われるんですよね、『うちの子供が』『うちの甥が』って。その動画を見せてもらったりだとか」とその反響の大きさを語り、「すごい嬉しいと同時に、とんでもない現象だなって思ったりもしましたね」と驚きを隠せない様子。
同曲の制作について「自分が子供だった頃を思い出して作ったんですよ。小学生くらいの記憶をたぐりよせながら、山の中ではしゃぎまわってた記憶があったので」と、自身の幼い頃のリアルな経験から生み出したことを告白した。
米津玄師、苦労した「馬と鹿」の楽曲制作
また、最新曲「馬と鹿」は、米津にとって近年の中でも制作に苦労した楽曲だそうで、「今までスポーツだったり、そういうものに対して、大きく注視したことがなくって」と壁にぶつかったことを回顧。そこで、「ずっと夜な夜な配信されてる(スポーツの)試合を見たりとかしていて。こういう人たちが戦っている美しい姿を、どういう風に音楽に落とし込むことができるんだろうかってずっとそれで考えてましたね」と地道にイメージを膨らませたことを語り、「スポーツというものを自分のなかに取り入れたときに、果たしてどういう音楽が自分の中から出てくるのかな、みたいな。そういう興味がこの曲を作った原点」と振り返った。
さらに「音楽を作るにおいてもそうだし、自分が日々を生きていくなかで、自分に足りないものはなんなのか。何が足りなくて、何を補充すればいいのかということを考えながら、生まれてから生きてきたような気がしていて」と、楽曲制作のアプローチ方法も明かした。(modelpress編集部)
情報:日本テレビ
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