【欅坂46ライブレポ3周年アニラ/日本武道館】「黒い羊」平手友梨奈の演出にファンどよめき わずか“90分”に凝縮された世界観<セットリスト/欅坂46 3rd YEAR ANNIVERSARY LIVE>
2019.05.12 00:00
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4月6日にデビュー3周年を迎えた欅坂46が、5月9日から11日にわたって3日間、東京・日本武道館で「欅坂46 3rd YEAR ANNIVERSARY LIVE」を行った。最終日のみファンのアンコールに応え、最新曲「黒い羊」をパフォーマンス。ツアーTシャツを着て笑顔で手を振りながら歌う“アイドルライブ”とは一線を画した演出で観客の度肝を抜いた。
恒例の「ANNIVERSARY LIVE」は今年初めて大阪で開催(4月4日~6日@大阪フェスティバルホール)され、8100人(2700人×3)を動員。日本武道館の3万人(1万人×3)と合わせて計3万8100人を熱狂させた。昨年1月31日~2月1日に行われる予定だった日本武道館公演2daysは平手友梨奈の右腕負傷によって断念したため、今回が初武道館となった。
最終日の本編が終わり「欅坂!46!」「欅坂!46!」とアンコールが会場中に鳴り響いた。モニターに映し出されたのは、地面一面に敷き詰められた真っ赤な花びらの中で、目を見開いたまま倒れる平手の映像。全身から徐々に顔、目とカメラが寄っていく。それが消え、ステージに「黒い羊」ミュージックビデオの衣装を来たメンバーが登場した。平手は彼岸花の花束を手に持つ。パフォーマンスはミュージックビデオを追っていく構成で、曲の世界観を再現。途中“黒い羊”である平手がメンバーに囲まれ、いじめられるようなシーンもあった。
平手は最後、集団から歩み寄ってきた小林由依に彼岸花を渡した。メンバーを置いてステージをあとにする。その後、一人残った小林もステージ中央にある台に彼岸花をそっと置き立ち去った。モニターにはエンドロールが流れ、その後にメンバーの登場はなし。さらにエンドロールの最後に再び、曲前と同じテイストの平手の映像が流れ、その目には一筋の涙が流れるという意味深な結末。映像が消えると、一転、会場は明るくなり、終演を知らせた。予想できなかったある意味“サプライズ”の締めくくりに、ファンのどよめきが止むことはしばらくなかった。
本編は90分のみでアンコールを合わせて約100分。坂道シリーズのライブとして時間だけを見れば短いが、VTRやユニット曲を挟まず、またMCも計2回で数分程度。怒涛のパフォーマンスで観客が息つく暇もなかったが、メンバーはそれ以上だったに違いない。特に本編ラスト3曲「語るなら未来を…」「風に吹かれても」「アンビバレント」は圧巻。新しいものを創る、魅せる、でも欅坂46の世界観は崩さない。そんな強い覚悟を感じずにはいられなかった。
「ドーン!!」という雷鳴のようなけたたましい音とともに、4月に行われた大阪公演のラストを意味づける「危なっかしい計画」からライブがスタート。メンバーは「武道館いくぞー!」「今日で最後だぞ!」と声を上げ、最初からコンサート終盤のようにタオルを振り回した。モニターには大阪公演の映像が流され、菅井友香は「大阪と東京をまたいで一つのライブを完結させます。以上、欅坂46でした。ありがとうございました!」と挨拶し、メンバーは頭を下げて舞台を後にした。
ステージの中央上部には、四角錐が3連に連なった大きな砂時計のオブジェ、その両サイドには華奢な螺旋階段が出現。砂時計の先端からは絶え間なく砂が流れ続けている。
まるで太古の遺跡の中に迷い込んでしまったかのような厳かな雰囲気の中、2列に並んだメンバーと、その前に指導者のように立つ平手が現れた。
平手は一人、マントのフードをかぶり、儀式とも言わんばかりの空気の中、全員で群舞を繰り広げる。ラストに平手が後ろを振り向きながらフードを脱ぐと、武道館中から地鳴りのような歓声が響いた。
すると次のシーン、白いスモークが炊かれる中で、体育座りで整列するメンバーが浮かび上がり「月曜日の朝、スカートを切られた」に。白い煙の中、メンバーは鋭い目つきでステージを続ける。途中、舞台上に横たわった平手にスモークがかかる場面では、消えてしまいそうな儚さを感じせた。
「エキセントリック」では紫と緑の欅坂46カラーレーザーの中、ステージの中央とサイドのモニターに縦横無尽に歌詞が映し出され、“変わり者でいい”というメッセージを強く訴えかける。
続く「I'm out」ではこれまでの暗然な雰囲気から照明も少し強い光となり、刺すようなダンスから感じるのはより強固な若者の主張だ。
「Nobody」ではモニターが一時真っ赤になり、数名のメンバーが螺旋階段から降りてくる。腰つきを強調させたダンスからは大人の女性になっていく少女の背徳をも感じさせた。
しかし雰囲気が一点、爽やかな緑がモニターに映し出され、「二人セゾン」へ。きらめく森の中のようなステージで妖精のように舞うメンバー。“生きるとは変わること”と歌う少女たちは、苦しみを少し乗り越え、光となる存在を見つけたのだろうか。
また菅井は砂時計のオブジェについて「この砂時計が3年の月日を表してくれています。この砂は皆さんが客席に入られる前から流れていて、公演が終わっても流れ続けているんです。時の流れというのは平等で、この時間を皆さん一人ひとりにとって大切に、特別で忘れられない時間になったらいいなと思って、私たちもパフォーマンスさせて頂いています」と解説。渡邉理佐は3年間を振り返り「3年間の1番の思い出を聞かれることが多いけど、本当に決められないくらい濃い3年間だったなと思います。あっという間だったけど、全部楽しかったな」と明かした。
土生瑞穂は「今まで生きてきた中でこの3年間が一番濃かった」と切り出すも「タピオカを食べたから元気いっぱいです」と突然タピオカを登場させ“らしさ”全開。「3年間で一番飲んだ飲み物だなって…」と感慨にふける土生に対し、菅井は「そんなタピオカのように噛みごたえのあるグループになりたいと思います」と絶妙なMCパスで沸かせた。
また2期生の山崎天は「ずっと見てきた欅坂46というグループに入って、アニバーサリーライブという大切なライブを一緒にさせて頂けることが本当に嬉しいです」と感謝。森田ひかるは「『二人セゾン』のしなやかなダンスが個人的に苦手だったのですが、鈴本(美愉)さんとかに教えて頂けて、すごく嬉しかったです」とエピソードも披露した。
舞台いっぱいに広がるスクリーンに映し出されるシルエットで魅せるこのステージでは、メンバーが自らの身体で、タイミングを合わせて動きながら木や動物、都会の喧騒の様子などを表現する。
主人公(平手)がこの世界でもがきながらも大切な存在を見つけ出し、しかし再びその存在を失ってしまうまでのストーリーが描かれ、その完成度の高さに拍手が巻き起こった。そしてステージ上に全員が再度登場し「キミガイナイ」の切ないパフォーマンスがスタートした。
ステンドグラスがモニターに映し出され、まるで森の中の教会の中で祈りを捧げるかのように踊るメンバー。“ゴーーーッ”という音が響く中、平手が舞台上のオブジェに手をかざすと、モニターのステンドグラスが生い茂る緑に変化し「もう森へ帰ろうか?」に。まさに森の中のようなステージ上でパフォーマンスが続く。
「君をもう探さない」「東京タワーはどこから見える?」では、センターを次々と変えてパフォーマンスを披露。「Student Dance」のラストでは、踊るメンバーたちを平手が一人スマートフォンで撮影するという印象的な演出もあった。
「風に吹かれても」ではメンバーに明るい表情が宿り、はつらつなダンスでフィナーレに向け会場をヒートアップさせる。そしてバックのモニターには、東京タワーがそびえる夜の東京の町並みが映し出された。東京タワーは武道館から見えるのだ。
クライマックスは「アンビバレント」。全員が最後の力を振り絞るかのように乱舞し、菅井の「手を取り合って新しい道を切り開いていきたいと思います!」という宣言とともに本編が終了。メンバー全員がファンに深く頭を下げ、ステージを後にした。
舞台に再登場したメンバーは、制服や普通の私服など、“世間の人々”を彷彿とさせる衣装。デニムのパンツにデニムジャケットを羽織った少年のような姿の平手は、手に彼岸花の花束を持っている。
花束を持ったまま、ほかのメンバーたちに揉まれ、邪険にされ苦しむ平手。同曲のパフォーマンスはもはやライブではなくミュージカルのようでもあった。
思いつめたように突然ステージ上部に駆け上がる平手。そんな平手を全員が追いかける。最後、小林に彼岸花を渡す平手。そのままメンバーを置いてステージを後にし、小林はステージ中央に用意された机の上にそっと彼岸花を置いた。
エンドロール映像の最後は、再び真っ赤な花びらの中に横たわった平手が涙を流す。ファンのどよめきが残る中、ステージ上に残された赤い彼岸花。赤い彼岸花の意味は何なのだろうか…。
(modelpress編集部)
<MC>
2.避雷針
3.大人は信じてくれない
4.月曜日の朝、スカートを切られた
5.エキセントリック
6.I'm out
7.Nobody
8.二人セゾン
<MC>
<影絵ダンスパフォーマンス>
9.キミガイナイ
10.もう森へ帰ろうか?
11.君をもう探さない
12.東京タワーはどこから見える?
13.Student Dance
<ダンスパフォーマンス>
14.語るなら未来を…
15.風に吹かれても
16.アンビバレント
<アンコール>(※最終日のみ)
17.黒い羊
最終日の本編が終わり「欅坂!46!」「欅坂!46!」とアンコールが会場中に鳴り響いた。モニターに映し出されたのは、地面一面に敷き詰められた真っ赤な花びらの中で、目を見開いたまま倒れる平手の映像。全身から徐々に顔、目とカメラが寄っていく。それが消え、ステージに「黒い羊」ミュージックビデオの衣装を来たメンバーが登場した。平手は彼岸花の花束を手に持つ。パフォーマンスはミュージックビデオを追っていく構成で、曲の世界観を再現。途中“黒い羊”である平手がメンバーに囲まれ、いじめられるようなシーンもあった。
平手は最後、集団から歩み寄ってきた小林由依に彼岸花を渡した。メンバーを置いてステージをあとにする。その後、一人残った小林もステージ中央にある台に彼岸花をそっと置き立ち去った。モニターにはエンドロールが流れ、その後にメンバーの登場はなし。さらにエンドロールの最後に再び、曲前と同じテイストの平手の映像が流れ、その目には一筋の涙が流れるという意味深な結末。映像が消えると、一転、会場は明るくなり、終演を知らせた。予想できなかったある意味“サプライズ”の締めくくりに、ファンのどよめきが止むことはしばらくなかった。
本編は90分のみでアンコールを合わせて約100分。坂道シリーズのライブとして時間だけを見れば短いが、VTRやユニット曲を挟まず、またMCも計2回で数分程度。怒涛のパフォーマンスで観客が息つく暇もなかったが、メンバーはそれ以上だったに違いない。特に本編ラスト3曲「語るなら未来を…」「風に吹かれても」「アンビバレント」は圧巻。新しいものを創る、魅せる、でも欅坂46の世界観は崩さない。そんな強い覚悟を感じずにはいられなかった。
オープニングは大阪公演のラストを再現「大阪と東京をまたいで一つのライブ」
廃墟となった神殿の柱と、緑の蔦が絡まる神聖な空気感漂うステージが武道館に用意された。「ドーン!!」という雷鳴のようなけたたましい音とともに、4月に行われた大阪公演のラストを意味づける「危なっかしい計画」からライブがスタート。メンバーは「武道館いくぞー!」「今日で最後だぞ!」と声を上げ、最初からコンサート終盤のようにタオルを振り回した。モニターには大阪公演の映像が流され、菅井友香は「大阪と東京をまたいで一つのライブを完結させます。以上、欅坂46でした。ありがとうございました!」と挨拶し、メンバーは頭を下げて舞台を後にした。
神殿に迷い込んだかのよう…神秘的かつ暗然な欅坂ワールドへ
ここからがいよいよ東京公演の始まり。Overtureではモニターにアルファベットを変形した不思議なフォントでメンバーの名前が刻まれていく。ステージの中央上部には、四角錐が3連に連なった大きな砂時計のオブジェ、その両サイドには華奢な螺旋階段が出現。砂時計の先端からは絶え間なく砂が流れ続けている。
まるで太古の遺跡の中に迷い込んでしまったかのような厳かな雰囲気の中、2列に並んだメンバーと、その前に指導者のように立つ平手が現れた。
平手は一人、マントのフードをかぶり、儀式とも言わんばかりの空気の中、全員で群舞を繰り広げる。ラストに平手が後ろを振り向きながらフードを脱ぐと、武道館中から地鳴りのような歓声が響いた。
欅坂46が表現する少女たちの苦しみ・主張
続く曲は「大人は信じてくれない」。頭を振り乱しながら、もがき苦しむように激しいダンスを続けるメンバーに目を奪われる。“時代の片隅で僕は殺されてるんだ”という胸を引き裂かれるような歌詞とともに、平手の鬼気迫る表情が映し出され、会場が暗転。すると次のシーン、白いスモークが炊かれる中で、体育座りで整列するメンバーが浮かび上がり「月曜日の朝、スカートを切られた」に。白い煙の中、メンバーは鋭い目つきでステージを続ける。途中、舞台上に横たわった平手にスモークがかかる場面では、消えてしまいそうな儚さを感じせた。
「エキセントリック」では紫と緑の欅坂46カラーレーザーの中、ステージの中央とサイドのモニターに縦横無尽に歌詞が映し出され、“変わり者でいい”というメッセージを強く訴えかける。
続く「I'm out」ではこれまでの暗然な雰囲気から照明も少し強い光となり、刺すようなダンスから感じるのはより強固な若者の主張だ。
「Nobody」ではモニターが一時真っ赤になり、数名のメンバーが螺旋階段から降りてくる。腰つきを強調させたダンスからは大人の女性になっていく少女の背徳をも感じさせた。
しかし雰囲気が一点、爽やかな緑がモニターに映し出され、「二人セゾン」へ。きらめく森の中のようなステージで妖精のように舞うメンバー。“生きるとは変わること”と歌う少女たちは、苦しみを少し乗り越え、光となる存在を見つけたのだろうか。
初武道館への感謝 3年間分の想い
MCでは小池美波が「目標でもあった武道館に立たせて頂けて、一人ひとりの顔が近くで見えて、本当に嬉しいです。皆さんの支えがあってこそ、この舞台に立てていると思います。この舞台で何か恩返しできたらいいなと思っています」と初めて全員で武道館に立つことへの感謝を伝え、菅井も「グループに入る前から武道館の近くを通っていたりして、ここに立たせて頂けることになって本当に嬉しいなと思います」と笑顔を見せた。また菅井は砂時計のオブジェについて「この砂時計が3年の月日を表してくれています。この砂は皆さんが客席に入られる前から流れていて、公演が終わっても流れ続けているんです。時の流れというのは平等で、この時間を皆さん一人ひとりにとって大切に、特別で忘れられない時間になったらいいなと思って、私たちもパフォーマンスさせて頂いています」と解説。渡邉理佐は3年間を振り返り「3年間の1番の思い出を聞かれることが多いけど、本当に決められないくらい濃い3年間だったなと思います。あっという間だったけど、全部楽しかったな」と明かした。
土生瑞穂は「今まで生きてきた中でこの3年間が一番濃かった」と切り出すも「タピオカを食べたから元気いっぱいです」と突然タピオカを登場させ“らしさ”全開。「3年間で一番飲んだ飲み物だなって…」と感慨にふける土生に対し、菅井は「そんなタピオカのように噛みごたえのあるグループになりたいと思います」と絶妙なMCパスで沸かせた。
また2期生の山崎天は「ずっと見てきた欅坂46というグループに入って、アニバーサリーライブという大切なライブを一緒にさせて頂けることが本当に嬉しいです」と感謝。森田ひかるは「『二人セゾン』のしなやかなダンスが個人的に苦手だったのですが、鈴本(美愉)さんとかに教えて頂けて、すごく嬉しかったです」とエピソードも披露した。
圧巻のシルエットパフォーマンスに息を呑む
そして再び菅井が「これからも様々な方法で、欅坂46のアイデンティティをお届けできればと思っています。これからのステージはペンライトを消して楽しんで頂ければ」と呼び掛け始まった後半は、スクリーンを使ったシルエットパフォーマンスで幕を開けた。舞台いっぱいに広がるスクリーンに映し出されるシルエットで魅せるこのステージでは、メンバーが自らの身体で、タイミングを合わせて動きながら木や動物、都会の喧騒の様子などを表現する。
主人公(平手)がこの世界でもがきながらも大切な存在を見つけ出し、しかし再びその存在を失ってしまうまでのストーリーが描かれ、その完成度の高さに拍手が巻き起こった。そしてステージ上に全員が再度登場し「キミガイナイ」の切ないパフォーマンスがスタートした。
ステンドグラスがモニターに映し出され、まるで森の中の教会の中で祈りを捧げるかのように踊るメンバー。“ゴーーーッ”という音が響く中、平手が舞台上のオブジェに手をかざすと、モニターのステンドグラスが生い茂る緑に変化し「もう森へ帰ろうか?」に。まさに森の中のようなステージ上でパフォーマンスが続く。
「君をもう探さない」「東京タワーはどこから見える?」では、センターを次々と変えてパフォーマンスを披露。「Student Dance」のラストでは、踊るメンバーたちを平手が一人スマートフォンで撮影するという印象的な演出もあった。
ダンスパフォーマンスから一気にクライマックへ
激しいエレクトロビートに合わせてキレキレの群舞を繰り広げたダンスステージの後は「語るなら未来を…」。「風に吹かれても」ではメンバーに明るい表情が宿り、はつらつなダンスでフィナーレに向け会場をヒートアップさせる。そしてバックのモニターには、東京タワーがそびえる夜の東京の町並みが映し出された。東京タワーは武道館から見えるのだ。
クライマックスは「アンビバレント」。全員が最後の力を振り絞るかのように乱舞し、菅井の「手を取り合って新しい道を切り開いていきたいと思います!」という宣言とともに本編が終了。メンバー全員がファンに深く頭を下げ、ステージを後にした。
アンコールで「黒い羊」を披露
約5分間「欅坂!46!」のコールはなりやまず、真っ赤な花びらの中で横たわる平手の映像から「黒い羊」がスタートした。舞台に再登場したメンバーは、制服や普通の私服など、“世間の人々”を彷彿とさせる衣装。デニムのパンツにデニムジャケットを羽織った少年のような姿の平手は、手に彼岸花の花束を持っている。
花束を持ったまま、ほかのメンバーたちに揉まれ、邪険にされ苦しむ平手。同曲のパフォーマンスはもはやライブではなくミュージカルのようでもあった。
思いつめたように突然ステージ上部に駆け上がる平手。そんな平手を全員が追いかける。最後、小林に彼岸花を渡す平手。そのままメンバーを置いてステージを後にし、小林はステージ中央に用意された机の上にそっと彼岸花を置いた。
エンドロール映像の最後は、再び真っ赤な花びらの中に横たわった平手が涙を流す。ファンのどよめきが残る中、ステージ上に残された赤い彼岸花。赤い彼岸花の意味は何なのだろうか…。
(modelpress編集部)
セットリスト「欅坂46 3rd YEAR ANNIVERSARY LIVE」日本武道館
1.危なっかしい計画<MC>
2.避雷針
3.大人は信じてくれない
4.月曜日の朝、スカートを切られた
5.エキセントリック
6.I'm out
7.Nobody
8.二人セゾン
<MC>
<影絵ダンスパフォーマンス>
9.キミガイナイ
10.もう森へ帰ろうか?
11.君をもう探さない
12.東京タワーはどこから見える?
13.Student Dance
<ダンスパフォーマンス>
14.語るなら未来を…
15.風に吹かれても
16.アンビバレント
<アンコール>(※最終日のみ)
17.黒い羊
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