安室奈美恵 (画像提供:日本レコード協会)

安室奈美恵2年連続3度目&クイーン14年ぶり2度目の受賞 「第33回日本ゴールドディスク大賞」発表<受賞作品・アーティスト>

2019.02.26 00:00

一般社団法人日本レコード協会は26日、「第33回 日本ゴールドディスク大賞」の受賞作品・アーティストを発表した。

日本ゴールドディスク大賞は、当協会が1987年に制定し、以来毎年当該年度のレコード産業の発展に大きく貢献したアーティストおよび作品を顕彰しているもの。

「第33回 日本ゴールドディスク大賞」 (画像提供:日本レコード協会)
「第33回 日本ゴールドディスク大賞」 (画像提供:日本レコード協会)
選考基準は「CD、音楽ビデオ等の正味売上実績(総出荷数から返品数を差し引いたもの)と有料音楽配信の売上実績」という客観的な指標に基づいており、今回は2018年1月1日~12月31日の売上実績に基づき各賞を授与している。

アーティスト・オブ・ザ・イヤー(邦楽):安室奈美恵

2018年9月16日に惜しまれつつ引退した安室奈美恵が、2年連続3度目の「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」(邦楽)に輝いた。

また、引退前のラストツアーを収録した最後の作品『namie amuro Final Tour 2018 ~Finally~』では、「ベスト・ミュージック・ビデオ」(邦楽)も受賞。

<対象期間の売上実績>

アルバム:456,711枚
シングル:30,645枚
音楽ビデオ:1,996,365枚
音楽配信:2,183,291ダウンロード

アーティスト・オブ・ザ・イヤー(洋楽):クイーン

クイーン (画像提供:日本レコード協会)
クイーン (画像提供:日本レコード協会)
「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」(洋楽)は、クイーンが14年ぶり2度目の受賞。なかでもクイーンの伝記映画「ボヘミアン・ラプソディ」のサウンドトラック『ボヘミアン・ラプソディ(オリジナル・サウンドトラック)』は、「アルバム・オブ・ザ・イヤー」(洋楽)に加え、「ベスト3アルバム」(洋楽)、「サウンドトラック・アルバム・オブ・ザ・イヤー」を受賞し、4冠を獲得。

<受賞コメント>

【ロジャー・テイラー】
長い間クイーンを応援してくれてありがとう。僕たちが皆さんに何らかの幸せ、楽しみ、喜び、時には静けさを届けられたのなら嬉しいです。ここまでも素晴らしい旅路でしたが、また新しい賞をいただけて光栄です。心の底から感謝します。また皆さんとお会いしましょう!

【ブライアン・メイ】
日本の皆さん、いつも素晴らしいサポートをありがとうございます。本当に胸がいっぱいです。アーティスト・オブ・ザ・イヤー、アルバム・オブ・ザ・イヤー、ベスト3アルバム、そしてサウンドトラック・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞して本当に嬉しいです。皆さんを愛しています。また近いうちに会いましょう。

<対象期間の売上実績>

アルバム:505,824枚
音楽ビデオ:94,338枚
音楽配信:189,729ダウンロード

ベスト・エイジアン・アーティスト:BTS (防弾少年団)

BTS (防弾少年団) (画像提供:日本レコード協会)
BTS (防弾少年団) (画像提供:日本レコード協会)
BTS(防弾少年団)が「ベスト・エイジアン・アーティスト」を初受賞。『FACE YOURSELF』が「アルバム・オブ・ザ・イヤー」(アジア)、「ベスト3アルバム」(アジア)を受賞したほか、『LOVE YOURSELF 結 ’Answer’』で「ベスト3アルバム」(アジア)、さらに『2017 BTS LIVE TRILOGY EPISODE Ⅲ THE WINGS TOURIN JAPAN ~SPECIAL EDITION~ at KYOCERA DOME』で「ベスト・ミュージック・ビデオ」を受賞し、5冠を達成。

<受賞コメント>

すごく栄誉ある賞が頂けて本当にうれしくて光栄です。僕たちを愛してくださり、応援してくださるARMYの皆さん、本当にありがとうございます。

いつもそばにいてくれるメンバー、Big Hitのスタッフの皆さん、バン・シヒョクPDさん、そして家族にも感謝の気持ちを伝えたいです。

2019年、新年からいいニュースがお知らせできて幸せです。これからももっといい作品とかっこいい姿で皆さんから頂いた愛にお返しできるように頑張ります。

ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー(邦楽):King & Prince

King & Prince (画像提供:日本レコード協会)
King & Prince (画像提供:日本レコード協会)
対象期間中にデビューしたアーティストのうち、CD等の売上合計が最も多いアーティストに授与する「ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー」(邦楽)。今回は、2018年5月23日に『シンデレラガール』でデビューしたKing & Princeが受賞した。

<受賞コメント>

今回この名誉ある賞をいただけた喜びをKing & Princeに携わって下さった全ての方々と共有したいです。そしてたくさんの感謝を申し上げたいです。これからも高みを目指しアーティストとしてそしてアイドルとして僕たちにしかできない音楽やパフォーマンスをたくさんの方に届け愛してもらいたいです。

今後は、また違う部門でも賞をいただけるように精進していきます。本当にありがとうございました。

アルバム・オブ・ザ・イヤー(邦楽):海の Oh, Yeah!!/サザンオールスターズ

サザンオールスターズ「海の Oh, Yeah!!」 (画像提供:日本レコード協会)
サザンオールスターズ「海の Oh, Yeah!!」 (画像提供:日本レコード協会)
対象期間中に最も売上枚数が多いアルバム作品に授与する「アルバム・オブ・ザ・イヤー」(邦楽)は、2018年8月に発売したサザンオールスターズの『海の Oh, Yeah!!』が受賞した。

サザンオールスターズは2009年の第23回日本ゴールドディスク大賞「ザ・ベスト・ミュージック・ビデオ」(邦楽)以来の受賞となった。

アルバム・オブ・ザ・イヤー(洋楽):ボヘミアン・ラプソディ(オリジナル・サウンドトラック)/クイーン

クイーン 「ボヘミアン・ラプソディ(オリジナル・サウンドトラック)」 (画像提供:日本レコード協会)
クイーン 「ボヘミアン・ラプソディ(オリジナル・サウンドトラック)」 (画像提供:日本レコード協会)
「アルバム・オブ・ザ・イヤー」(洋楽)はクイーンの『ボヘミアン・ラプソディ(オリジナル・サウンドトラック)』が受賞となった。本作は「ベスト3アルバム」(洋楽)、「サウンドトラック・アルバム・オブ・ザ・イヤー」も受賞した。

シングル・オブ・ザ・イヤー:Teacher Teacher/AKB48

AKB48「Teacher Teacher」 (画像提供:日本レコード協会)
AKB48「Teacher Teacher」 (画像提供:日本レコード協会)
今回の「シングル・オブ・ザ・イヤー」は、AKB48の『Teacher Teacher』が受賞。

AKB48は、同曲での「シングル・オブ・ザ・イヤー」受賞と共に『センチメンタルトレイン』『NO WAY MAN』も加えた3曲が「ベスト5シングル」を獲得したほか、『僕たちは、あの日の夜明けを知っている』が「ベスト5アルバム」(邦楽)を受賞している。AKB48の「シングル・オブ・ザ・イヤー」は、第 25回からの史上初9年連続受賞。

ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ダウンロード(邦楽):Lemon/米津玄師

米津玄師「Lemon」 (画像提供:日本レコード協会)
米津玄師「Lemon」 (画像提供:日本レコード協会)
対象期間中に有料でダウンロード配信が開始された作品の中で、最もダウンロード数が多い作品(シングルトラック)に授与される「ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ダウンロード」(邦楽)は、米津玄師『Lemon』が受賞した。本作品は、対象期間中に配信開始された作品中唯一のミリオン認定作品であり、更に今年1月には最速2ミリオン作品として認定されている。

<受賞コメント>

初めてのドラマ主題歌であり、自分の思っていた以上に広いところまで、本当に想像もつかない広いところまで届くような曲になり、良くも悪くも自分をまた大きく違う場所へ連れて行ってくれた楽曲です。

これからの音楽家としての人生において、この曲が北極星として輝き続けてくれるような気が今はしています。本当にありがとうございました。

特別賞:U.S.A./DA PUMP

DA PUMP「U.S.A.」 (画像提供:日本レコード協会)
DA PUMP「U.S.A.」 (画像提供:日本レコード協会)
第33回日本ゴールドディスク大賞特別賞は、DA PUMPの『U.S.A.』が受賞。同曲は、ミュージックビデオが話題となり、様々な社会現象や影響をもたらし、2018年を代表するヒット曲の一つとなった。DA PUMPは、2002年の第16回日本ゴールドディスク大賞「ポップ・アルバム・オブ・ザ・イヤー」(邦楽)以来3度目の受賞。

<受賞コメント>

2018年は「U.S.A.」という曲を幅広い世代の方々にお聴きいただいて、皆様のおかげでこのような特別な賞を頂くことができました。ありがとうございます!

2019年は去年頂いた感謝を沢山の場所で返していけるような1年にしたいと思いますので今年もDA PUMP をよろしくお願いします!

(modelpress編集部)

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