クリスマスを開催した超特急(写真提供:SDR)

超特急、初の試み&涙で愛を語ったクリスマスライブ<セットリスト>

2016.12.24 21:45

7人組メインダンサー&バックボーカルグループ・超特急が24日、東京・国立代々木競技場第一体育館にてワンマンライブ「BULLET TRAIN CHRISTMAS ONEMAN SHOW 2016 愛す。in Wonder Land」を開催した。

この日はコーイチがシロクマ、カイがオオカミ、リョウガがツル、タクヤがペンギン、ユーキがキツネ、ユースケがエゾシカ、タカシがクリオネをイメージしたファンタジーな衣装で登場。ツアータイトル通り、ファンタジーな世界観のもと、超特急らしいライブを展開した。

超特急(写真提供:SDR)
超特急(写真提供:SDR)

人気ナンバー続々披露

センターステージに幕が降り、その中からメンバーが姿を現し、セカンド・アルバムのリード曲「Seventh Heaven」でライブはスタート。3曲目「Burn!」では、ユースケが「代々木盛り上がる準備出来てるかぁ?」と会場の熱をあげ、サビでは「声出して盛り上がりましょう」と一つになった。

そして、リョウガの「みなさん、超特急のこと、好きですか?超特急のこと、大好きですか?つまり超特急のこと、愛していますね。つまりつまり、2次元のこと、愛していますね」の曲フリで2次元への愛を歌った「超えてアバンチュール」へ。10月の発売されたアルバムに収録されている新しい曲ながら、ライブの人気ナンバーへと成長している同楽曲で会場のボルテージはヒートアップした。

超特急(写真提供:SDR)
超特急(写真提供:SDR)

「White out」「Snow break」冬ソングも

その後も「LIBIDO」「ライオンライフ」といった新曲を披露し、「Beasty Spider」では衣装チェンジ。「We Can Do it!」とクールなナンバーを畳み掛け、キレキレなダンスで魅せつける。

カイ(写真提供:SDR)
カイ(写真提供:SDR)
ユーキ(写真提供:SDR)
ユーキ(写真提供:SDR)
この時期にぴったりな「White out」「Snow break」も披露。冬の失恋ソング「Snow break」では、ダンサーが曲の世界観を、体をいっぱい使って表現し、ボーカルが情感たっぷりに歌い上げると拍手が贈られた。

超特急(写真提供:SDR)
超特急(写真提供:SDR)

超特急ライブ史上初!撮影OKタイム

MCでは、バンパイアが登場しバトルを繰り広げる場面も。「8号車は俺たちが守る!」と殺陣やアクションで男を見せる超特急

そして、続く「Yell」では、観客による撮影OKタイムを設置。これは超特急ライブ史上初の試みで、カイは「インスタグラムとかツイッターとかにアップして、世界中で共有して」とアピール。タクヤは、ピコ太郎の世界的ブレイクのきっかけとなったジャスティン・ビーバーの名前をあげて「みんながジャスティン・ビーバーに送ったらいいんだよ」と笑いを誘った。

超特急(写真提供:SDR)
超特急(写真提供:SDR)

ユースケがメンバーへの思いを語り涙

昨年のクリスマスライブのテーマ曲「Fantasy Love Train~君の元までつながるRail~」では、1年前に同会場で行ったライブ映像をバッグにパフォーマンス。その後、ユースケがメンバーから8号車に向けて手書きのラブレターを用意したことを紹介し、帰り際にスタッフから受け取るように呼びかけた。

超特急(写真提供:SDR)
超特急(写真提供:SDR)
そして、感極まったユースケは「今年はいろんな声を聞けました。いい反応もあれば、そうじゃない反応もあって。でも、それは超特急が広がっているということだから嬉しいことだし、前にも進まなければいけないんだけど、心が折れたとき、支えてくれたのは6人のメンバーです」と、目に涙を浮かべながらコメント。「この6人に助けられて、愛をもらって、今、このステージに立っています。誰かに認めてもらいたいんじゃなくて、8号車にメンバーから受け取った愛を伝えたい。こんな僕でも、誰かに愛を届けたいと思ったんです。だからこの曲をみなさんに届けたいです。8号車のみんな、愛してるよ」と思いの丈を語り、「Peace of LOVE」で会場を温めた。

ユースケ(写真提供:SDR)
ユースケ(写真提供:SDR)

まもなく結成5周年…涙のMC

その後は1人ずつが思いを語るMCへ。コーイチは「超特急ってどんな存在ですか?」とファンに問いかけ、自身にとっては「未来」だと話し、活動の中での葛藤を明かしながら「僕にとっての超特急は、未来なんです」と涙ながらに語った。

コーイチ(写真提供:SDR)
コーイチ(写真提供:SDR)
カイは「クリスマスイブという大切な日を預けてくれてありがとうございます」と感謝し「もっと大きなステージに立たせてあげたいと思ってもらえるように、ずっと先の未来も、一緒に歩いていきましょう」と呼びかけ。リョウガは「『もし僕が超特急になっていなかったら何をしていたんだろう』と思ったとき、悩みに悩んだ結論『何もしてなかっただろう』と思いました」と想像し、「メンバーや8号車に出会って、超特急のリョウガになれてよかったと改めて思いました」と感慨深げに語った。

タクヤも、涙で声を詰まらせながら「みんなの笑顔が見れて、支えてくれるスタッフがいて、同じ夢を見ているメンバーがいて、最高の人生です。いつもありがとうございます」と感謝。ユーキも「ライブをしていて、みんなを見るわけです。その中で誰よりも目立っていた人が、娘と来ていたお父さんでした。小さなところから始まって、どんどん8号車が増えて、その(父と娘を見た)とき、家族の絆も分かち合えるグループなんだと思うと嬉しかったです」と涙ながらに語った。

タクヤ(写真提供:SDR)
タクヤ(写真提供:SDR)
変顔や奇声でライブや番組を盛り上げてきたユースケは「今年は変顔とか奇声とか、いろんなことをしてきて、わからなくなったこともあったけど、今、僕は自信に満ち溢れています」と涙を流しながら回顧。タカシも「まだまだ道は長いと思うけど、しっかりついてきてください。絶対に絶対にいい景色を見せてください。それまで末っ子担当の後ろをついてきてくれた嬉しいです。今日は本当にありがとうございました」と溢れんばかりの思いを言葉にした。

そしてバラードナンバーの「Always you」へ。歌声を響かせ、本編を締めくくった。

タカシ(写真提供:SDR)
タカシ(写真提供:SDR)
リョウガ(写真提供:SDR)
リョウガ(写真提供:SDR)

笑顔溢れるアンコール

アンコールの声に応え、7人はトロッコに乗って会場に登場。「愛してる」「ありがとう」と気持ちを伝え、人気曲の「バッタマン」ではコールの大合唱。その後、この日21歳の誕生日を迎えたユースケをクリームで祝い、翌25日に結成5周年を迎えることにあたり、バースデーソングで一つになった。

超特急(写真提供:SDR)
超特急(写真提供:SDR)
また、ライブでは全国20箇所、5万人動員予定のツアーと、地上波新レギュラー番組の放送決定をサプライズ発表。最後に、リョウガが来年のツアーに向けて「中には初めて開通する場所にあります。5周年に相応しいツアーにしたいです」と意気込み、ラストナンバーの「Clap Our Hands!」へ。クラップと笑顔で会場は一体となり、ライブは終了。明日は結成5周年の記念日。超特急のレールは続いていく。(modelpress編集部)

超特急(C)モデルプレス
超特急(C)モデルプレス

セットリスト

M-1:Seventh Heaven
M-2:Kiss Me Baby
M-3:Burn!
M-4:超えてアバンチュール
M-5:LIBIDO
M-6:One/O Signal
M-7:ライオンライフ
M-8:Beasty Spider
M-9:We Can Do it!
M-10:White out
M-11:Snow break
M-12:バッタマン(Battle_Ver.)
M-13:Yell
M-14:Fantasy Love Train~君の元までつながるRail~
M-15:Peace of LOVE
M-16:Always you
EC-1:走れ!!!超特急(ショートVer.)
EC-2:fanfare
EC-3:バッタマン
EC-4:Clap Our Hands!

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