秋山竜次のプロフィール
秋山 竜次(あきやま りゅうじ)
1978年8月15日
お笑い芸人、俳優
福岡県出身
よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属
身長175cm、体重75kg
福岡県立門司北高等学校卒業
経歴
父親はヤクザ映画の斬られ役などで活動した元俳優である。先輩俳優の芸名「城春樹」を名乗り、エンドロールに名前が大きく出ていると偽って息子に見栄を張ったという。
お笑いトリオ・ロバートを組む馬場裕之は幼稚園から高校まで同級生で、仲が良かった。高校卒業後に上京。当初の目標は芸人ではなく、代官山で雑貨店を経営することだったが雑貨店の採用面接を次々と落とされ挫折。アルバイトをしているとき偶然に吉本総合芸能学院(NSC)東京校の広告を見て、馬場を北九州から呼び寄せて一緒に入学した。
同期の板倉俊之(現・インパルス)と「ゼナイル」というトリオを一時期組んでいたが板倉が元々ボケ志向であったため解散。その後たまたま一人でやっており、さらにツッコミだった山本博を入れてロバートを結成。
2008年4月に1歳年下の一般人女性と結婚していたことが、2009年4月1日に明らかとなった。このことは『はねトび』レギュラーはおろか、相方である山本、さらには幼馴染である馬場にも秘密にしていて、馬場には絶交と思われる発言や山本に至っては腰が抜けており「相方なのに何で重大なことを教えてくれなかったんだ」という発言が飛び出していた(番組中に和解)。
2010年3月6日、『はねるのトびら』メンバーの堤下敦と玉突き事故を起こしていた事が分かり、軽傷を負っていた。
2013年11月30日午前に第1子となる女児が生まれる。
芸能活動
『はねるのトびら』
『はねるのトびら』では、ドランクドラゴン塚地・インパルス板倉とともに、同番組を代表する多くのコントの主役または主要な役を演じている。持ちキャラは、北九州弁を喋る老人やおばちゃん、アキバ系オタク、父子家庭の幼稚園児、女子高生、ゴスロリファッションのグルーピー、怪しげな新興宗教の教祖、悪徳商法の勧誘員(⇒グローバルTPS物語)、新人女子アナをいびるタイムキーパー、母親と共依存関係にあるニートなどなど。代表的なコントとしては「MUGA様とおーたむSAN」、「栞と博のテーマ」、「チューリップの会」、「グローバルTPS物語」、「黒族」、「バカボンド」、「カワイイ」、「哲哉とお父さん」、「秋山森乃進」、「若手芸人とんちんかんちん」、「家庭内プロレス・ニートVS母親」などがある。
2009年4月1日の『はねるのトびら300回記念スペシャル』のお祓い企画にて、前年に交際していることが明らかになった一般女性と密かに結婚していたことを神主に扮したインパルスの板倉俊之に暴露された。
『ポケモン☆サンデー』
2007年5月13日放送分のバトルで初勝利。2007年4月15日放送分の「ポケモンだいすきプロジェクト」の企画『わらしべポケモン』にて、ロバートの3人でのバトルで優勝。
『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!』
水泳が得意で、『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!』では「マーメイド秋山」なる異名を取っている。企画で潜水を競い合ったときは75mという記録(非公式ながら全日本で当時4位タイ。ちなみに一般成人男性は平均20m)を打ち立てた。その後、同番組の企画でさまざまな特訓を重ね、公式記録大会で82mという自己ベストを出した(当時、日本男子歴代7位)。
2006年4月に放映された「Qさま!!」SP第2夜では、秋山が潜水で75メートルの記録を出した場面(リプレイ)で瞬間最高視聴率26.2%に達した。
企画で日本漢字能力検定3級の資格を所持する。
『ロバート秋山のクリエイターズ・ファイル』
『ロバート秋山のクリエイターズ・ファイル』は、秋山竜次(ロバート)が2015年4月よりhonto+で連載中の人気コンテンツ。
毎回、現代を代表するクリエイターがそれぞれのフィールドでの仕事ぶりや人生について語るシリーズ。
代表的なクリエイターとして、トータル・ファッション・アドバイザーである「YOKO FUCHIGAMI」、トータル・ウェディング・プロデューサーである「揚江美子」など。
また、それぞれのクリエイターには<クリエイターズ・ワード>と呼ばれる名言があり、彼らの魅力をより引き立てるワードとなっている。インタビューの全容は、honto+にて掲載されている。
その他エピソード
『マンスリーよしもと』が毎年発表する「吉本男前ランキング」では、2003年までランク外、2004年11位、2005年9位、2006年6位と順位を上げていたが、2007年は15位であった。
酒が飲めない。タバコも吸わない。
ある日名古屋のスーパー銭湯に行くロケを収録した後に更衣室で浴衣に着替えていたところ、80代の男性から大相撲の幕内・遠藤聖大と間違われたことがある。なかなか人違いであることに気付いてもらえなかったので「練習も頑張らないといけないけど、女遊びの方も頑張らなきゃ」とあえてふざけたことを言ってみたものの、「バカ野郎! そんなことやってる場合じゃないだろ!」となおも人違いが解けなかった。
主なギャグ
すごく迫力のある上司:目を見開き、顔を真っ赤にして、大きな迫力のある声で「君、ちょっとこれ、コピーとってもらっていいかな!」と言う。オモバカ8第1回や、笑っていいともなどで披露
すごく迫力のある靴屋:目を見開き、顔を真っ赤にして、大きな迫力のある声で「もし、よろしかったら、サイズ出しますけど!?」と言う。オモバカ8第3回で披露。
雰囲気ことわざ:雰囲気で、意味不明だが語呂的にありそうなことわざをつくる。今までに創作した中では「とうたく ぎにして めんぱつに ぱう」や「ぎ とけすものは と こうざつによす」などがある。馬場、山本もできる。嵐の宿題くんや、オモバカ8第3回で披露。
真逆体操:コント「終電」にも「秋山体操」という名で登場。動作と言っていることを逆にする。「ほしい」と「ほしくない」は逆にするのを忘れるというオチがある。オモバカ8第3回で披露。
ニュートラルな表情(無の表情):何のスイッチも入っていない、無の表情になる技。無になったときにスイッチをおすと光る道具を作った。嵐の宿題くんなどで披露。
体ものまね:『はねるのトびら』終了前後から始めた漫談ネタ。上半身裸になり、自分と同じ「浅黒くて小太りの男性有名人」(梅宮辰夫、小沢一郎などいわゆる「大御所」)の顔写真を無言のまま次々と顔にあてがい笑いを取る。アゴのものまね開拓者HEY! たくちゃんをヒントにしたものまねである。主に単独で行われるが、ロバートとして行う場合もある。この場合は、馬場と山本がアシスタントをしつつ、オチで秋山同様に上半身裸になり写真を顔にあてがう。このネタで用いられているBGMはSkaziの「Falafel pt 1」の終盤部分。秋山にとって梅宮は大きな転機をいただいた恩人と語っており、梅宮から「やるんだったら、中途半端じゃなく、突きつめろ。何をどうやってもいいから、ちゃんとした芸をやれ!」と励まされ、芸人として本当に悩んでいたことをかき消すきっかけとなったのが、この“体ものまね”だった。
出演中の番組・作品
テレビ
IPPON グランプリ(フジテレビ) - 4回出場、2回優勝
佳代子の部屋 ~真夜中のゲーム会議~(2016年10月 - 、フジテレビ) - レギュラー
過去に出演した番組・作品
テレビドラマ
整形美人。(2002年、フジテレビ) - はねるメンバー全員で、ヒロイン(米倉涼子)の同級生役で同窓会シーンに登場。秋山は場の仕切りをやっている。
いつもふたりで(2003年、フジテレビ) - 永井亘 役(ドランクドラゴン塚地とのコンビで、オタク系ダメ編集者役。第6話に松たか子と二人の場面で感動的な台詞(本人談)あり)
特急田中3号(2007年、TBS) - 桃山誠志 役
歌姫(2007年、TBS) - 芥川ただし 役
ハンサム★スーツ THE TV(2009年、日本テレビ) - 上野裕太郎 役
専業主婦探偵~私はシャドウ 最終話(2011年12月16日、TBS) - 警備員 役
永沢君(2013年、TBS) - カツヤン 役
LOVE理論(2013年12月27日、テレビ東京) - 西田明 役
映画
劇場版ポケットモンスター ディアルガVSパルキアVSダークライ(2007年 声の出演) - エンペルト使いのダイ 役
デトロイト・メタル・シティ(2008年) - カミュ(西田照道) 役
劇場版ポケットモンスター アルセウス 超克の時空へ(2009年 声の出演) - 兵士B 役
漫才ギャング(2011年) - 小淵川 役
ラジオ
ロバート秋山のお義母さんといっしょ! (ラジオ大阪)
書籍
クリエイターズ・ファイル Vol.01 (ヨシモトブックス)
その他
CD『チューリップの会』(「はねトび」のコント「チューリップの会」秋山代表の“放出”が収められている。インパルス板倉と共演)
絶望に効くクスリ(山田玲司著) 第1巻(北陽虻川とともに漫画に登場。「グローバルTPS物語」が生まれたきっかけについて語る)
DVD『いつもふたりで』(セル版特典映像にドランクドラゴン塚地と二人のインタビューあり)
DVD『特典映像』(有田哲平監督)
短編アニメ『聖島の森のゴアコピュリア』(初監督作品。YOSHIMOTO DIRECTOR'S 100 ~100人が映画撮りました~の一本)
テレビ『爆笑レッドカーペット』(2010年4月11日、フジテレビ) - なだぎ武とのコラボカーペットとして出演。
爆生レッドカーペット (2012年10月13日)-単独で出演、キャッチフレーズは「コントの王者が一人で登場」
水トク! 志村けんのゲーム王国(TBS、2015年5月6日) - DJコングの声を担当
CM
リクルートジョブズ From A navi 第6弾「海の家」篇(2014年)
サントリー のんある気分「今日の気分」篇(2016年)
NTTドコモ はじめてスマホ割「ケータイへの感謝」篇(2016年)
gumi 誰ガ為のアルケミスト「ロバート秋山監督」篇(2016年) - TVの企画として秋山が初めてCM監督を務めた
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