<PTAはPC必須?>書記を避けたい!役員決めで「パソコンが苦手」は言っていい?
2026.02.18 10:25
提供:ママスタ☆セレクト

新年度が近づくと、PTAの役員決めの季節がやってくるのではないでしょうか。そのなかでもママたちが悩むのが、パソコン作業が伴う役割かもしれません。
『役員の集まりで、パソコンが苦手だから書記以外でとお願いするのはナシでしょうか? 決まればもちろん精一杯頑張るけれど、きちんとできる自信がありません。最初の顔合わせで「パソコンは苦手なので、書記だとご迷惑をおかけするかもしれません。できることは頑張ります」と伝えるのは良くないでしょうか?』
近年、PTAでパソコンを使う役割も珍しくないでしょう。しかしパソコン作業が得意ではないママもいるかもしれません。「苦手だと正直に伝えてよいのか」「最初から断るのは印象が悪いのではないか」。この投稿に対し、まず寄せられたのは現実的な意見でした。
PTA活動でパソコンは必須
『書記に限らず、役員はみんなパソコンを使うよ』
書記だけでなく、連絡文の作成や資料確認など、役員活動全体でパソコンを使う場面があるという声です。投稿者さんもパソコンを使えなくはないそうですが、「タイピングが遅く、足を引っ張らないか心配」と不安を口にします。
「私もムリ」が続いたら?
続いて投げかけられたコメントです。
『他の人が「私も」「私も」って言い出したらどうする?』
これに対し投稿者さんは、「同じレベルの人ばかりなら、気持ち的には楽。わからないなりに一緒に頑張れる」と、正直な心情を語ります。逃げたいのではなく、迷惑をかけたくないという思いが伝わってきます。
あまり気負わないでも大丈夫
一方で、PTA経験者からは思ったほど高度な技術は求められていないとの声もありました。
『定型のデータがあるから、そこまで心配しなくて大丈夫』
前年度のデータを修正する程度で、特別なスキルが必要ない場合もあるようです。ただし、それでも最低限の操作は求められるかもしれません。
できる範囲を具体的に伝える
ママたちの共感を集めたのが、「どのくらいできるかを正直に伝えるべき」という意見でした。
『具体的に、どこまでできるのかを言っておくと相手も判断しやすい』
『全部拒否じゃなくて、書記以外はきちんとやるつもりでいるんだから言ってもいいと思う』
「パソコンを使わない仕事なら、責任を持ってやる」という姿勢があれば、印象が悪くなることはなさそうです。長年役員を務めた人からは、こんな経験談もありました。
『私、会長職8年。以前「パソコンは使えないけれど、旦那ができるから何とかします」で書記を受けたママがいた。簡単な訂正も「旦那さんの暇なとき」限定だったので、間違いが見つかってもすぐに対応ができない。結局周りがフォローすることになった』
この経験から、「最初に苦手だと伝えてもらった方が、本人にも周囲にも負担が少ない」と語ります。
適材適所という考え方
また、得意不得意を申告することの大切さを指摘する声もありました。
『任意の集まりの係決めのとき、「お金の計算は苦手だから会計以外で」って言ったことがある。書類作成や表作成はむしろ好きだから書記はOK。適材適所がいいのだから、事前に得意と苦手を申告するのはいいことだよ』
『パソコン作業は数名に集中させた方が仕事は回る気がする。私自身はパソコン作業を引き受け、他の方のタブレットやスマホに送る形でチェックしてもらって、意見や知恵をもらったよ』
役員は我慢比べではなく、役割分担で成り立つものでしょう。ムリな配置は、かえって全体のストレスを増やしてしまうかもしれません。筆者もPTAの広報委員をやったことがあります。文章を書くことにはストレスはなく、デザインが苦手でした。企画を委員長にまとめてもらい、取材や原稿書きは筆者がやり、デザインやイラストは他の役員さんに。またパソコンのない役員さんにはスマホで校正をしてもらいました。賞をいただくような、ステキな記念誌になりましたよ。
言わないことで生まれる負担
「苦手」を隠すことの弊害を語る声もありました。
『できないことを言わず、さりげなく他人に押し付ける人が1番困る。かといって、最初から「やっておくね」と言われるのもプライドが傷つくらしい。言ってもらえば気持ちよくやるのに』
期限間際になって「実はできません」と言われるより、最初に共有してもらった方が、周囲の負担は確実に減るのではないでしょうか。
別の役割を引き受ける覚悟
ただし、注意点もあります。
『パソコンが苦手なら、司会や次年度役員決めをお願いされるかもしれない』
苦手を伝えることは逃げではありません。その代わり、別の役割を引き受ける覚悟は必要でしょう。投稿者さんはパソコンが苦手かもしれません。しかしまじめに役員を務めようと努力しているようです。誠意のあるコメントから察するに、ご自身が思っている以上に役員内で活躍されるのではないでしょうか。
PTAはムリをせずに
役員決めで大切なのは、「全部できる人」を探すことではなく、「ムリなく回る形」をつくることではないでしょうか。苦手なことを正直に伝え、できることを引き受ける姿勢は、わがままではありません。むしろ、周囲を困らないための気遣いからくるものでしょう。役員活動はひとりで背負うものではなく、支え合って進めるものです。自分のできる精一杯を見せれば、他のママもわかるでしょう。大変なこともありますが、助け合いながらやり遂げたPTA活動は、楽しい思い出として残りますよ。
文・岡さきの 編集・あいぼん イラスト・Ponko
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