<お葬式、ムズカシイ>いずれ執り行う親の葬儀。亡くなる前にしておいた方がいいことは?
2026.01.28 10:25
提供:ママスタ☆セレクト

いつかおとずれる親との別れ。最期を看取った後はお葬式が執り行われますが、残された家族にはお通夜や告別式の準備などがあり、悲しんでいる時間がないかもしれません。またお葬式を経験する機会は多くないでしょうから、どのようにすればよいのかわからない場合もあるでしょう。ママスタコミュニティのあるママからこんな質問がありました。
『親が亡くなると悲しむ暇がないと聞きます。姉妹なので私が喪主をすることになると思いますが、全く知識がありません。親も高齢になったので、考えて備えておかなければならないと思います。両親や義両親のお葬式を経験された方は、どんな感じでしたか?』
親が亡くなると子どもが喪主をすることもありますが、お葬式は普段あまり経験しないことから、「どのように進めていくのか」、「何が必要なのか」などがわかりにくいものですね。それにもかかわらず、親との別れはいつやってくるのかはわかりません。突然やってくれば、短期間でお葬式の準備をしなければならないことも考えられます。今から少しずつ知識を得て備えておけば安心でしょう。お葬式を経験したママたちからもアドバイスが届いています。
お葬式の形は地域や家庭によって異なる
『葬儀は地域によって全然違うから、葬儀経験がある地元民に聞いた方がいいよ。私は地元で暮らしているから、祖父母、伯父、伯母などの葬儀に参列してきたし、自分の父の葬儀では母の手伝いをしたから結構わかる。でも義実家の方のしきたりは違うことばかりでビックリ』
『義父のときは義兄が喪主で、義姉とフォローに回るだけだった。その地域の風習に合わせる必要があって、ご近所の親戚に義姉が何度か相談していたよ』
お葬式を経験したママたちからは、「お葬式の形は地域によって異なることも多く、戸惑いもあった」などとコメントが届いています。ママの実家のある地域では風習もわかりやすいでしょうが、義実家側のお葬式となると、その地域のしきたりが異なり驚くこともあるのでしょう。そのような場合には地元に住んでいる親戚などに聞くのが1番のようですね。
葬儀屋さんに任せる
『父が亡くなったときは母が喪主だったけれど、葬儀屋さんが実家にきて1つずつプランを決めた(母と私と叔母2人で)。プランを決めれば、あとは葬儀屋さんがしてくれる』
『私の父が亡くなったときは、あらかじめ葬儀屋さんに相談していたのでプラン・香典返し・精進落としのメニューなど、葬儀の日付以外のことは全て決めてありました。おかげで亡くなってから通夜までの数日はすることはありませんでした』
お葬式は葬儀屋さんにお願いすることも多いでしょう。葬儀屋さんならば地元の風習も理解しているでしょうし、お葬式に必要なことや段取りも一通り教えてくれますね。もちろん故人や当家の希望もあるでしょうから、葬儀屋さんと話し合って決めていくとよさそうです。
また葬儀屋さんや、加入者が毎月一定の掛金を積み立てる仕組みである冠婚葬祭互助会に、親が会員になっていることもあるかもしれません。もし会員になっていれば、葬儀を任せることもできそうです。
親が元気なうちにしておきたいこと
亡くなる日というのは、あらかじめ予定を立てることができないものです。でもお葬式をあげるにあたって前もって決めておいた方がよいこともあるでしょう。お葬式の話をすると嫌がられるかもしれませんが、いつかは執り行うものですから、前もって親と話しておきたいですね。また今のうちから、ママたちができる準備もあります。
自分の喪服のチェック
『今のうちにやっておいた方がいいのは、喪服の準備かな。サイズが変わってないかは、試着して確認しておきたい。古い喪服だと保管している間に色が褪せている場合もあるから、そこは買い替えを勧めるよ』
お葬式は、一般的に喪服を着用することになるでしょう。普段着ることがない服ですから、体型の変化があると着られない可能性もあります。以前と体型が変わったと思うなら、試着をして確かめておきたいですね。また長く保管していると色褪せや虫食いなどがあるかもしれません。慌てて買うことがないように、普段から定期的にチェックしておくと安心でしょう。
葬儀に対する希望を聞いたり、保険や金融口座についてまとめておいてもらう
『家族葬か普通の葬儀か、予算の目安は決めておく。そうしないとオプションの追加で高額になる』
新型コロナウイルスの流行以後、家族だけで執り行う家族葬が増えました。一方で、従来の形のお葬式ができないわけではありませんから、親の希望などを聞いてどちらにするのかを決めておくとよいのだそうです
『写真や曲、どんな葬儀にしたいか、希望があるなら今のうちに話し合っておく。保険や銀行関係の書類などを整えてもらっておくとスムーズだよ』
『生前に葬儀屋、お寺(宗派)、葬儀に関しての希望を聞いておく。加入している生命保険会社や銀行口座は確認しておいた方がいいです。連絡を取ってほしい人も。またスマホやアプリのIDとパスワードは聞いておいた方がいいらしい』
お葬式に関しての希望があるならば、今からきちんと聞いておくことも大切ですね。本人の希望は本人に聞かないとわかりませんから、それを叶えるためにも事前確認がとても重要になってきます。また保険会社や利用していた金融機関などの書類を整理してもらったり、保管場所を聞いておいたりすると、手続きがスムーズに。そしてスマホに入っているアプリやスマホのIDやパスワードも、ノートなどにまとめておいてもらいましょう。亡くなった後は解約するサービスも出てきますから、手続きのための必要事項として認識しておきたいですね。
参考:PRTIMES|【第6回】お葬式に関する全国調査(2024年)|調査トピックス|1.有効回答数の半数が家族葬を実施。コロナ禍を経て主流に台頭
エンディングノートを使うのもおすすめ
『父はノート1冊を使って遺言というか指示を書いておいてくれた。亡くなったらすぐ連絡をしてほしい人、その人から連絡してほしい人、葬祭業者、銀行のパスワードなど、事前に用意しておいてくれていたので、その通りに進めた。母もそういうノートを書いてあるので、そのように進めていくだけだと思う』
亡くなった後で葬儀の仕方や連絡をしてほしい人などは、本人に聞かないとわからないもの。あるママの親はノートに、自分のお葬式のことを書き残していたので、その通りに進めたそうです。このような自分自身に何かあったときに備えて、ご家族に必要な情報を残すためのノートをエンディングノートといいます。親の希望を叶えるためにも、エンディングノートを活用するのもいいのではないでしょうか。エンディングノートを書くのは縁起が悪いと感じる人もいるかもしれませんが、葬儀のこと、お金のことなどをきちんとまとめておけるでしょう。残された家族の手続きがスムーズに進みますし、何よりも本人の希望を叶えることが可能になりますね。お葬式は葬儀屋さんなどを活用して、地元の風習を調べつつ、最終的には本人が望む形で見送りたいものです。
なおエンディングノートは年齢に関係なく使用できます。使ってみると自分の考えをまとめることにもつながりますから、まだまだ若い人でも取り入れてみてはいかがでしょうか。
参考:法務省|法務省/日本司法書士会連合会エンディングノート
文・こもも 編集・ここのえ イラスト・猫田カヨ
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