<見通し甘いか>子育て費用は何歳から増える?中高生でかかるのは、せいぜい塾代くらいよね?
2025.10.12 19:25
提供:ママスタ☆セレクト

子どもが小さいときこそが、お金の貯めどき。よく見聞きする言葉です。とはいえ中学校までは公立に通う子も多いうえ、2025年度からは高校の授業料無償化が拡大。国公立私立問わず、所得制限なく、年間11万8,800円の支援金が支給されています。公立なら授業料は実質無償です。現状私立の場合は、世帯収入などに応じて最大39万6,000円が支給されていますが、2026年度からは、世帯の収入に関係なく最大45万7,000円が支給される見込みです。と、なれば大学の費用さえ貯めておけば、それほど心配する必要はないのでは?
参考:文部科学省「高校生の学びを支えます。」
参考:文部科学省「三党合意に基づくいわゆる高校無償化に関する論点の大枠整理」
子育て費用は大きくなるにつれ、雪だるま式に増えていく?
そんなふうに考えた投稿者さんが、ママスタコミュニティに投稿をあげました。
『子どもにお金がかかるのって、実際何歳から? 中学は塾代くらい、高校は無償化でそこまでかからない気がするけど』
多くのコメントが集まりましたが、投稿者さんの見通しの甘さに驚く人が目立ちます。「高校無償化は、授業料が無償化されるだけ。教科書は有料だし、制服も高い。修学旅行費用の積立もある。塾も中学時代より高額、部活によっては合宿代や遠征費用も」と教えてくれる方も。
『小学生(習いごと1つ)が1だとして、中学生(塾と部活)は3倍、高校生(塾と部活、公共交通機関での通学、国内の修学旅行)は5倍、大学生(国公立ひとり暮らし)は15倍って感じかな』
「個人的な感覚だと、出ていくお金は中学生は万単位、高校生は10万円単位、大学生は100万円単位」というコメントもありました。
どんどん増えていくのを前提に、区切りとして挙げた人がもっとも多かったのが「中学生」。次いで「高校生」、「大学生」と続きます。金額的な多さはともかく「お金がかかるな」と実感し始めるのが、この頃というわけです。
どんどん増える費用。養う「大人」がひとり増える感覚
いっぱしの大人に近づく中学生。大人料金になるのがキツい
『中学生から、子どもにかかる費用のケタがひとつ増えた。塾代などの教育費、在宅中は各個室で過ごすからエアコンなどの電気代、お風呂が長くなったので水道代、スマホ代、遊び方が変わるから交際費、身につけるものが高額に、交通費や入場料や旅費が大人料金に』
もっとも回答が多かった「中学生」。交通費など、それまでの「子ども料金」が「大人料金」になることが大きいようです。部活動がスタートすることで、それにかかる費用がキツいという声もありました。「遠征費が地味に痛いよね」という家庭も。
『女の子だとメイクや洋服代も。「アーティストのライブに行く」と言い出し、チケット代の高さにびっくり』
中学生になれば、それなりのおしゃれや遊びもしたくなります。他にも「食べる量がまず増えるし、弁当が必要になってくるとその材料費。部活や塾などで軽食や夜食も必要」と、食費の多さを嘆く声もありました。
『中学からだと思う。「塾代くらい」と言うけれど、その塾代が高い』
上を見ればいくらでもかけられる、塾代。「うちは年間70万円くらいかかった」と教えてくれた方もいました。
高校生は大学受験に向けた費用が驚くほどかかる
中学生の頃にプラスして、さらにお金がかかる高校生。授業料はかからずとも、義務教育ではないのであれこれの必要費用がかかります。塾代も、中学生より高額な設定というところが一般的。
『毎週のようにある模試代や、参考書代。受験期は受験料、交通費や宿泊費、入学金、前期授業料、パソコン代、教科書代、ひとり暮らし準備のための費用(敷金礼金、家具家電)、友達との卒業旅行も本人に収入がないから親持ち。あっという間に3ケタのお金が飛んでいった』
とくに多くの人が挙げたのが、大学受験にかかる費用の多さ。「高校3年生のときの模試代は、地味に痛かった。毎回7,000円以上した」という声もありましたが、どんなに痛くても削れない費用です。他に「学校が小中の頃のように歩いて通えない距離にあることも多いから、交通費も地味にかかる」「美容代。もう1,000円カットというわけにもいかない」といったコメントも。
予想通りお金が飛んでいく大学生。とくにひとり暮らしは
『大学は県外。私立文系500万円弱と仕送り500万円強で合計1,000万円』
『私立大学しか受からず、4年間で700万円。うちは自宅通いなだけマシかも』
大学が国公立か、私立か。理系か、文系か。そして自宅から通えるのか、ひとり暮らしになるのか。それぞれで大きな差がつく大学生。一番お金がかかるのはこの時期で間違いないでしょう。一方で、「子ども自身のバイト代で払ってくれるところも、結構ある」「中高は塾代がキツかった。大学は自宅から通うから、授業料だけ払えばいい。やっと楽になる」 といった声もありました。
『大学の費用はケタ違いにかかっているが、これまでの貯金から出しているので家計からの出費は少ない。むしろ余裕ができた』
しっかり費用を貯めておけば、逆にラクになる家庭もあるようです。ここまでどれだけ貯金を頑張ったか。その答え合わせができるのがこの時期のようです。
わが子がどんな進路を選ぶかわからない。だからこそ
『どんな子か、どんな進路を選ぶかによる。それなりにできる子で地方なら塾も行かず公立で十分なこともあるし、大学も成績優秀だと学費免除になることも』
どんな地域に住んでいるか、どんな進路を選択をするのか。実際のところ、子どもにかかる費用はすべてそこ次第です。「私立の部活強豪校に入ったので、部費がとんでもなくかかる」「私立高校の特進コースに進学。派手な行事や研修、留学などの費用が高い」と嘆く声もあれば、「大学に行くと思っていたのに、行かなかった。だから塾代もナシ」というコメントも。
『身の丈に合う教育をすれば、高校までならそれほど大変ではないと思う。でも多くの親は「わが子に少しでもいい環境を」と思ってしまうから、無理してしまうこともあるよね』
わが子がどんな進路を選ぶかわかりませんが、少し無理をしてもできるだけ希望をかなえてあげたいのが親心。と、なればやはり小さな頃からコツコツ貯金を頑張る以外になさそうです。
文・鈴木麻子 編集・佐藤さとな イラスト・春野さくら
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