＜自分勝手～＞旦那が知人から勝手に青い家電をもらってきた。白で統一したいのに！賢くいなす方法は

「ちょっと、事前に相談してよ」「勝手なことしないで」。旦那さんにこんなストレスを抱えるママは少なくないのではないでしょうか。先日ママスタコミュニティには「旦那が知人からもらってきた家電の色が気に入らないから使いたくない」というタイトルでこのような投稿がありました。
『知人が不要になった家電を旦那がもらってきた。うちのより新しくてキレイなんだけど、色がどうしても気に入りません。数年かけてナチュラル系に揃えてきて、家事は大嫌いだけど自分好みの空間になってきたのに、もらった家電の色がブルーでした。家電は全部白系なのに。「白系で揃えたいから」と柔らかく言いましたが、旦那は「こんなに新しくていいものをもらったのに！」と大激怒です。私がわがままでしょうか。家事は100%私です』
投稿者さんは家事が大嫌いだからこそ、自分の家事のやる気をアップさせるために好きなナチュラル系の白を選んできました。しかし旦那さんが知人から勝手にもらってきた家電の色がブルーで、統一感がなくなってしまうことに。旦那さんにその旨を伝えたものの、逆ギレされてしまったことから自分のわがままなのかとママたちに意見を求めていました。

家事のモチベーションを上げるために気に入るもので揃えるのは当然！

『うちもあったなあ。新築のときに旦那の知り合いが引っ越し祝いとして冷蔵庫を買ってくれることになった。その人の関係の業者さんに頼むので旦那が希望の品番と色を伝えたら、希望のホワイトは在庫がなかったからシルバーメタリックで注文したって。「その色ならいらない」とも言えないし、高いものだったからそのまま使ったよ。去年やっと買い替えたけど』
投稿者さんと似たような経験をしたことのあるママからは、「断れなかったから仕方なく使っていた」というコメントが寄せられていました。投稿者さんの旦那さんと青い家電を譲り受けた知人の関係性はわかりませんが、親しかったり上下関係があったりすると「やっぱりいらない」と返却するのも難しいでしょう。もし家にくるような関係性であれば、青い家電を使っていなければ気まずい雰囲気になる可能性も。家電を譲り受けたことで使わなければいけない状況になってしまっていることに投稿者さんも困っているのでしょう。また旦那さんもこうした状況を理解しているからこそ、投稿者さんから拒否をされたことに「せっかくもらったんだから！」と逆ギレをしたのかもしれませんね。
『わがままなんて思わないよ。私も自分がメインで使うものや空間は自分の気に入るように揃えたい。少しでも気に食わないものがあると家事のモチベーションが上がらないもの』
『家を建てるときハウスメーカーの人が「家に長くいる人の好みにしたほうがいい」と言っていた。というか、もらう前に相談しろと思う』
白で家電を統一したい投稿者さんが青い家電を嫌がるのは決してわがままではないでしょう。家事負担は100％投稿者さんとのことですから、家事の気分が上がる家電を選ぶことや、家に長くいる人が家電を決めることは極々当然のこと。旦那さんに対しては「知人から家電をもらってくる前に投稿者さんに相談するべき」という指摘も寄せられています。

買い取り、白く塗り直す、白い布を被せる……

『旦那の知人からもらった時点で嫌だよね。いくら新しくてもお古だし』
『旦那がまさに家にこだわりがあるけど、私はこだわりがない。私の友達から結婚祝いでブルーのトースターをもらいました。「うちは黒で統一してるから合わない」と。パントリーにしまってかれこれ10年。使わないのは逆にもったいないので買い取りに出す』
今回の件は新しい家電を買ってもらったのではなく、その知人が使っていた家電を譲り受けたもの。いくら使用期間が短くキレイだとしても、中古の家電は心理的に嫌という感覚を持っているママもいました。しかし中古の家電でも新しくてキレイであれば、買い取り業者に買い取ってもらえたりリユースショップで高く売れたりする可能性も大。投稿者さんも買い取りに出すという選択肢を視野に入れていいかもしれませんね。
『「使えるからどうしても使え」と旦那が言うならリメイクは？　私も白で統一したくて、新しく買った家電がグレーで気に入らなくて白に塗ったよ』
『「もらってきた」と言うぐらいだから軽い家電だよね。使うときだけ出して使うのは？　後はパントリーに設置するか、棚に置いて前に布をかけるとか見せない収納にしてみては？』
『白の中にブルーって可愛いけどね』
一方で旦那さんが逆ギレするくらいなのですから、どうしてもその青い家電を使ってほしいのでしょう。そこでママたちからは白に塗り直したり、白い布を被せたりというアイデアが寄せられていました。白い家電が並ぶ中で青い家電となると存在感が増してしまうかもしれませんが、見方によっては差し色になって可愛く映えるともいえそう。一度お部屋に置いてみると、意外と「ありかも」と思う可能性もあります。塗り直しや白い布なども駆使しつつ、使う方向で前向きに検討してもいいのではないでしょうか。

※安全面には十分ご注意ください。

1ヶ月くらい使って「壊れた」と報告して買い替えたら？

『激怒したのは「きっと妻も喜ぶに違いない」という思い込みが裏切られたから。今回のことで少し勉強し成長してくれるといいね』
『1ヶ月くらい経って「調子悪い～」と買い換え。旦那の顔も立つし、「物をもらわない」と勉強させられる』
ママたちが気になったのは、投稿者さんの対応や旦那さんの逆ギレです。今回は些細な夫婦間の報連相のなさや、家電や家事に対する価値観のズレが引き起こした出来事。投稿者さんとしては旦那さんの機嫌を損ねないように柔らかく伝えたつもりでも逆ギレされてしまい、「私が悪いの？」とモヤモヤしてしまう結果となりました。

しかしママたちからは「もっと賢くやってみて」とのアドバイスが。もちろんもっと強い口調で「勝手にもらってこないで！」と怒りを口に出すのもいいかもしれません。しかし旦那さんの思いを叶えて穏便な空気にしつつ、自分の思い通りの方向性に持っていくことはできるかもしれません。たとえばある程度その家電を使ってから「壊れちゃったよ」と旦那さんに報告して、買い替える方法はいかがでしょうか。旦那さんには壊れた報告だけをしておき、こっそり投稿者さんがその家電を売ればお小遣いにもなるはず。そんなふうに夫婦間で波風を立てないように物事を進められるのも、家事を100％担っているからこそかもしれませんよ。

文・AKI　編集・有村実歩　イラスト・Ponko