FANTASY BOYS、デビュー後初日本単独公演で見せた「少年ファンタジー」からの成長感じさせるステージ・日本語バラードで美声響かす<1ST TOKYO FAN CONCERT [NEW TOMORROW]/ライブレポ・セットリスト>
2023.10.24 12:06
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ボーイズグループ・FANTASY BOYS(ファンタジーボーイズ)が待望のデビュー公演「FANTASY BOYS 1ST TOKYO FAN CONCERT [NEW TOMORROW]」を東京ガーデンシアターにて開催。ここでは21日の夜公演の様子をレポートする。
「少年ファンタジー」から誕生のボーイズグループ・FANTASY BOYS
FANTASY BOYSは、グローバルボーイズオーディション番組「少年ファンタジー~放課後のときめきシーズン2~」よりデビューの切符を掴んだ、KIM GYURAE(キム・ギュレ)、HONG SUNGMIN(ホン・ソンミン)、OH HYEONTAE(オ・ヒョンテ)、LEE HANBIN(イ・ハンビン)、LINGQI(リンチ)、KANG MINSEO(カン・ミンソ)、HIKARI(ヒカリ)、K-SOUL(ソウル)、KIM WOOSEOK(キム・ウソク)、HIKARU(ヒカル)、KAEDAN(ケイダン)の多国籍な11人で構成された注目のグループ。7月には、デビューを前に日本初ステージ『少年ファンタジー FAN CONCERT~Welcome to your Fantasy~』を行い、今回の公演はデビュー後初の日本単独公演となった。FANTASY BOYS、デビュー後初日本単独公演が幕開け
幕開けを飾ったのは、長く辛いサバイバルを経て掴み取った彼らのデビュー曲『NEW TOMORROW』。デビュー前の7月に行われた日本初ステージ『少年ファンタジー FAN CONCERT~Welcome to your Fantasy~』からさらなるパワーアップした姿を見せ、長い間待ち続けた輝かしい瞬間をBandi(バンディ:ファンの呼称)と喜び合った。2曲目の『One Shot』では、爽やかな笑顔を見せていた彼らが一変。赤いスポットライトの中で繰り出される洗練されたダンスの数々…クールな魅力を放出し、観客の心に火をつけた。
MCコーナーでは、順番に日本語で自己紹介。日本語を懸命に話す彼らからは、ステージの姿とはまた違うキュートな一面が垣間見えた。日本人のHIKARUは「ファンコンサート!皆さん元気ですか~?」と挨拶し、同じく日本人のHIKARIは「今回本当にもっとBandiの中のBandiが来てくれたと感じざるを得ません!情熱を感じられます」と7月から更にパワーアップした会場の雰囲気に圧倒されていた。
次に披露したのが『少年ファンタジー』のファイナルステージで披露した楽曲『Gesture』と『Shut off』。メンバーとファンたちにとっても思い出深い楽曲に会場からは大きな歓声が沸いた。
その後は、ゲームコーナーやTikTok撮影を行い会場を楽しませ、後半にはアンコール公演の実施をサプライズ発表。歓声が飛ぶ中、HIKARUは「新しい曲で戻ってくるので来てくれますよね…?」と観客に問いかけ、今後の活動を期待させた。
「少年ファンタジー」時代の楽曲を続々披露
その後は、『SPACE MAN』、『SNACKS』、『RUN』、『Hold Tight』と『少年ファンタジー』で披露した楽曲を続々披露。この4曲は、それぞれ本オーディション番組の講師陣が手掛けた楽曲だ。楽しいだけではなく、辛く悲しいこともあったであろうサバイバル番組を経た彼らの成長が感じられるステージを見せ、観客を魅了した。MCでは、『少年ファンタジー』出演時のエピソードトークを展開。当時SPACE MANチームとしてパフォーマンスをしたLEE HANBINは「1位を取ったので意味深いステージだった」と番組内でも彼が大きく注目を集めたプロデューサーベネフィットの主人公になった際の出来事を振り返った。HIKARUは「それぞれが良い記録を残した記憶だったよね」と語り、メンバーのKIM WOOSEOKについて「練習室でずっとひらがなをノートに書いていて…」と当時のエピソードを回顧。その後、最近覚えた日本語を問われると「僕はBandiが必要です!」と答え、観客を沸かせた。
そしてスペシャルパフォーマンスでは、優里の『ペテルギウス』をサプライズ歌唱。儚くも力強い歌声で歌い上げた11人。“辛い時だって2人だって誓っただろう”のフレーズは、まるでFANTASY BOYSとファンの固く強い絆で結ばれた関係性を表しているようにも聴こえた。客席ではまるで星空のようにペンライトが輝き、彼らの大切なステージを彩っていた。
HIKARU「美しい綺麗な記憶を残してくれて、本当にありがたい」デビュー経てファンに感謝
それぞれが公演の感想を述べる場面では、HIKARUが言葉に詰まる場面も。「先にKAEDANからいいですか?僕はこの時間を噛み締めたいです」と伝え、自身の出番が回ってくると「今こうやっているのが、本当に夢みたいです」「感無量とはこのことなんだろうなって本当に思います。僕たちにすごい美しい綺麗な記憶を残してくれて、本当にありがたいなと思います」とようやく掴んだデビューへの喜びを感慨深げに語っていた。HONG SUNGMINは、1部の公演で涙した出来事を振り返り「なぜ泣いてしまったかと自分でも考えました。それは、こんなに沢山のファンの皆さんから、沢山愛してもらえている。そして、難しい夢が叶ったんだということで涙が出たんだなと思います」としみじみ語り、「僕の夢を叶えてくださって、本当にありがとうございました」と伝えた。
ユニフォーム風の衣装にチェンジし、舞台の幕開けを飾った楽曲『One Shot』、『NEW TOMORROW』を再びパフォーマンス。公演も終盤に差し掛かり、会場のボルテージが最高潮に達したタイミングでの彼らは、歓声も相まってますます輝いて見えた。
アンコールでは、彼らの始まりとも言える楽曲『少年ファンタジー』のシグナルソング『FANTASY』を歌唱。ファンに近づきそれぞれ思い思いのファンサービスをしていた。
多くのファンに見守られながら輝く未来へ歩み始めたFANTASY BOYS。Bandiと歩んでいく果てしない彼らの未来はきっと明るいだろうー。
以下、メンバーコメント(挨拶順)。
<K-SOUL>
今日とても僕は幸せです。そして今日、僕はユニットステージに参加することができませんでした。個人的にいろんなことがあったからです。でも、次に機会があったら是非メンバーのみんなと一緒にユニット舞台に参加して、皆さんにステージをお見せしたいです。
<LINGQI>
今日は日本に来て公演に参加できて、皆さんにお会いできてとても嬉しいです。私はこれから皆さんの光になって、皆様と共に生きていきたいと思います。ありがとうございます。
<KIM WOOSEOK>
皆さん、本当に会いたかったです。そして、こんなに沢山の皆さんが来てくれて、僕は本当に泣きそうです。Bandiの皆さん、君がどこに行っても愛しているよ。
<HIKARI>
9月にやっと僕たちついにデビューしてから、今日初めての単独コンサートをすることができて本当に幸せです。 それも今日来てくださっているBandiの皆様、また来られなかった方もいらっしゃるかと思うんですけども、いつも僕たちを支えてくれている方々のおかげだと思っています。 僕たちまだまだ駆け出しの新人ですが、これからももっと大きくなって、より大きいところに帰ってくるので、これからも僕たちについてきてください。
<KAEDAN>
今日は皆さん来ていただいて、ありがとうございます。そして、みんな応援してくれてありがとうございます。 頑張ってここまで来ました。そして、お母さんとお父さん、おじいさんも来てくれてありがとうございました。
<LEE HANBIN>
今回は本当に、本当に、本当にありがとうございます。沢山の方が来てくださいました。そして、僕たちと一緒に楽しんでくれて本当にありがとうございます。
<OH HYEONTAE>
今日は本当に沢山の方来てくださってありがとうございました。今回の公演はこれで最後になりますが、これから先も沢山頑張っていきたいなと思います。また必ず会いましょうね。
<HONG SUNGMIN>
先ほど第1部の時、ここで泣いてしまいましたが、なぜ泣いてしまったかと自分でも考えました。それは、こんなに沢山のファンの皆さんから、沢山愛してもらえている。そして、難しい夢が叶ったんだということで涙が出たんだなと思います。僕の夢を叶えてくださって、本当にありがとうございました。
<KIM GYURAE>
僕は日本に来たら必ず渋谷スカイに行きたいなという風に思っていました。もう渋谷スカイに行かなくてもいいなと思います。理由はあそこよりもここの方がずっと綺麗な風景だからです。Bandiの皆さん素敵な景色を見せてくれてありがとうございます。
<KANG MINSEO>
まずはこの挨拶しようと思うんですが、“shine the way”という言葉通りに、皆さんが僕たちの道を照らしてくださっているようで、本当にありがとうという言葉では足らない気がします。そして、次に来る時までにもう少し日本語をお勉強してきて、皆さんと自然に話せるようになりたいなと思います。
<HIKARU>
最後にちょっとお話したいと思うんですけど、どんな言葉で今の気持ちを言ったらいいかっていうのが、ちょっとなんかわかんなくなっちゃって…。先に他のメンバーに言ってもらったんですけど、今こうやっているのが、本当に夢みたいです。今この時間やこうやって(ステージから)見ている姿もそうだし、毎日がすごい現実なのか夢のかわからなくなる瞬間が時々あるんですよ。そんな中で、みんながこうやっていっぱい来てくれて、笑ってくれて、僕たちがこうやって手振ったりとかすると、ファンサービスというかコミュニケーションが取れてみんなの笑顔が記憶の中に残るんですよ、本当に。 で、それが本当に嬉しくて…。中々毎日忙しくて、アーティストとして、アイドルとしていろんなことを感じないといけないんです。それがなかなか難しかったりするんですけど、こうやってみんな一人ひとりが来てくれて笑ってくれる顔を見ると本当に感動しています。
感無量とはこのことなんだろうなって本当に思います。僕たちにすごい美しい綺麗な記憶を残してくれて、本当にありがたいなと思います。これからももっと多くの人たち、今来てくれているみんなはもちろん、もっといい姿を見せていけたら嬉しいなと。僕たちも頑張りますので、よろしくお願いします。
(modelpress編集部)
セットリスト
M1:NEW TOMORROWM2:One Shot
M3:Gesture
M4:Shut off
M5:SPACE MAN
M6:SNACKS
M7:RUN
M8: Hold Tight
M9:ペテルギウス
M10:One Shot
M11:NEW TOMORROW
M12:Shangri-La
<アンコール>
M13.FANTASY
M14.I’ll be
【Not Sponsored 記事】
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