「あんぱん」中沢元紀、千尋役のため2ヶ月で8kg増量 ジムは「ほぼ毎日通っていました」【インタビューVol.1】
2025.06.12 08:15
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NHK連続テレビ小説「あんぱん」(毎週月~土あさ8時~ほか)に出演している俳優の中沢元紀(なかざわ・もとき/25)にモデルプレスらがインタビュー。朝ドラ初出演の心境、役作りでの増量を語った。<Vol.1>
今田美桜ヒロイン連続テレビ小説「あんぱん」
今作は、“アンパンマン”を生み出したやなせたかしと妻・暢の夫婦をモデルに、生きる意味も失っていた苦悩の日々と、それでも夢を忘れなかった2人が、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどり着くまでを描く愛と勇気の物語。ヒロイン・朝田のぶを今田美桜、のぶの夫・柳井嵩を北村匠海が務め、中沢は嵩の弟・千尋を演じる。中沢元紀、朝ドラ初出演の心境
― 朝ドラ初出演ですが、出演が決まった際の心境を教えてください。中沢:マネージャーさんから電話で連絡をいただきました。朝ドラ出演は、多くの役者にとって一度は出演してみたい夢の舞台の一つだと思うので、決まったときは本当に嬉しかったです。ただ、そのときは嬉しい気持ちと同時に、実際に出演する実感があまり湧かなかったんです。衣装合わせや、「あんぱん」に関連する話を聞くたびに、だんだんと実感が湧いてきました。
― 初めての朝ドラの現場の印象や、他の撮影現場との違いを教えてください。
中沢:月曜日にリハーサル、火曜日から金曜日が撮影、土日が休みというのは、他のドラマとは違って新鮮でした。初めての朝ドラで緊張している部分もあったので、頻繁にリハーサルを行い、お芝居を合わせる場があるのはとてもありがたかったです。
― 周囲の反響はいかがですか?
中沢:家族にもすぐには伝えられなかったんですが、報告したときには本当に喜んでくれました。特におじいちゃんとおばあちゃんは、一番楽しみにしてくれていて、「毎日2回は観てる」「みんな観てくれているよ、応援してくれているよ」と言ってくれて、すごくありがたいです。母親の知り合いからや友人からも「観てるよ」「すごいね」と言ってもらいましたし、役者仲間からも「刺激になる」と言われて、とても嬉しかったです。倉崎さん(制作統括:倉崎憲氏)とご飯行かせていただいたときにも、店員さんが気づいてくださって、デザートをサービスしてくれました。美味しかったです。
― 歴代の朝ドラで好きな作品はありますか?
中沢:「ゲゲゲの女房」(2010)は学校に行く前に楽しく観ていました。みなさんが気持ちよく出勤できるようなパワーがあるのが朝ドラだと思うので、そこは意識して撮影しました。
「あんぱん」中沢元紀、千尋役にプレッシャーも
― 今回、千尋役をやるにあたって、「おとうとものがたり」を読んだとお聞きしました。やなせさんの作品に触れてみて、やなせ先生にとって弟はどういう存在だったと思いますか?中沢:やなせさんにとっての千尋は「アンパンマン」ができるきっかけの存在でもありますし、とても大きい存在だったと思います。「おとうとものがたり」にもシーソーが出てきますが、どちらかがうまくいっていると、どちらかが下がっている。やなせさんは病弱だった千尋がたくましくなって、兄貴より大きくなって、立場が逆転していると考えていたと思いますし、男兄弟ならではの感情もありつつ、セリフにもあるように「柳井家のホープだ」と応援したい気持ちもあって、本当に唯一無二の存在だったのだろうなと思います。
― 千尋は、周囲に気配りもできて優秀な弟ですが、演じていて感じる印象を教えてください。
中沢:おっしゃる通りで、最初に役の説明を聞いたとき、完璧な人間だと感じました。オーディションで選んでいただいたのですが、本当に僕で良いんだろうかという思いが一番強かったです。プレッシャーもありつつ、実際にいらっしゃった方を演じる責任感も大きかったので、真摯に役と向き合いながら演じました。
― 中沢さんご自身と比べたとき、演じる中で通ずる部分はありましたか?
中沢:全く同じではないですが、近い部分は多少ありました。オーディションを受けたときにも、倉崎さんが「目の奥の表に出さない厚みのようなものが千尋と合っていた」と言ってくださいましたし、僕も感情を100%表に出すタイプではないので、そこは千尋と同じなのかもしれないと思いながら、千尋は文武両道でその上優しさもある。人として目標にしたい人物像です。
― 軍隊に志願するという当時の若者の考え方は、今生きている中沢さんからすると難しい部分もあるかと思います。役作りで苦労したこと、思いを寄せていった工夫などがあれば教えてください。
中沢:理解はできるんです。食卓のシーンで「女子師範学校はそういう空気なんやろ」というセリフがあるのですが、千尋はとても空気を読んで生きてきた人物です。志願するときも、他の学生が「俺も志願する」、「お前はどうなんだ」と聞かれて、「志願する」と自分の口から言っているので、志願することがかっこいいとされていた時代背景もありつつ、千尋としての信念もあって、志願するだろうと理解はできました。
― SNSでは、中沢さんの目で感情を表現する動きが話題を呼んでいますが、中沢さんの中では意識していたのでしょうか?
中沢:目の動きは特に意識していたわけではありませんでしたが、意識せずともその場にいたらそういう表現になって、観ている方に届いていることはとても嬉しいですし、自分の現場の居方やシーンへの入り方が間違っていなかったと実感できました。
「あんぱん」中沢元紀、千尋役のため2ヶ月で8kg増量
― 千尋を表現する中で、意識的にしていたことはありますか?中沢:千尋は柔道をやっているので、まず体型から変えていかなければならないと柔道家に見える体作りをしていました。詳しくは分かりませんが、柔道家は引く力が強く、腕や肩回り、胸あたりがしっかりしている印象で、見た目が変わると意識も変わるので、ジムに通って鍛えてから役作りに入りました。
― 具体的に何ヶ月ぐらい鍛えたのでしょうか?
中沢:2ヶ月くらいでした。短い期間の中で作り上げなければならなかったので行けるときはほぼ毎日通いました。「あんぱん」に入る前の作品が「ひだまりが聴こえる」で線が細い役だったので、そこからまず体重を増やしてから筋肉に変えるという作業をずっとしていました。「あんぱん」にインするまでに8kgくらい増やしたと思います。
(modelpress編集部)
★Vol.2、3、4、5も配信中
中沢元紀(なかざわ・もとき)プロフィール
2000年2月20日生まれ。茨城県出身。2022年配信のWEB CMドラマ「メゾンハーゲンダッツ 〜8つのしあわせストーリー〜」で俳優デビュー。主な出演作は、フジテレビ系「ナンバMG5」(2022)、フジテレビ系「366日」(2024)、テレビ東京系「ひだまりが聴こえる」(2024)、映画「ファストブレイク」(2024)など。TBS系「下剋上球児」(2023)では、エース役を好演し、大きな反響を呼んだ。
【Not Sponsored 記事】
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