モデルプレスのインタビューに応じたパク・ハンビン(C)モデルプレス

EVNNEパク・ハンビン「ボイプラ」ファイナル後イ・ジョンヒョンからもらった印象的な言葉 悲しみを乗り越える“ジュンコンクマ”の考え方<インタビュー連載Vol.1>

2024.01.07 17:00

グローバルボーイズグループデビュープロジェクト「BOYS PLANET」に出演した7人で結成された韓国ボーイズグループ・EVNNE(イブン)のモデルプレスインタビュー連載。Vol.1にはパク・ハンビン(PARK HANBIN/21)が登場。

「BOYS PLANET」出身・EVNNEを直撃

EVNNE(左上から時計回りに)ユ・スンオン、ムン・ジョンヒョン、チ・ユンソ、パク・ハンビン、イ・ジョンヒョン、ケイタ、パク・ジフ(C)モデルプレス
EVNNE(左上から時計回りに)ユ・スンオン、ムン・ジョンヒョン、チ・ユンソ、パク・ハンビン、イ・ジョンヒョン、ケイタ、パク・ジフ(C)モデルプレス
EVNNEメンバーはハンビンのほか、ケイタ(KEITA)、イ・ジョンヒョン(LEE JEONGHYEON)、ユ・スンオン(YOO SEUNGEON)、チ・ユンソ(JI YUNSEO)、ムン・ジョンヒョン(MUN JUNGHYUN)、パク・ジフ(PARK JIHOO)。2023年9月19日に1st Mini Album「Target: ME」でデビューし、11月18、19日には神奈川・ぴあアリーナMMにて日本で初となるファンミーティング「2023 EVNNE 1st Fanmeeting [Good EVNNEing] in Japan」を開催した。また2024年1月22日に2nd Mini Album「Un: SEEN」をリリースする。

パク・ハンビン、学園祭ステージきっかけにアイドルの道へ

パク・ハンビン(C)モデルプレス
パク・ハンビン(C)モデルプレス
― 今回モデルプレスがハンビンさんにインタビューさせていただくのは初めてとなります。まずはK-POPアイドルを目指し始めたきっかけから教えてください。

ハンビン:16歳の時、学園祭で「PRODUCE 101 SEASON2」の「NEVER」という歌でステージに立つことがあったんですが、その時に歌手という夢を抱きチャレンジしてみようと思いました。

― そこから練習生期間を経て、EVNNEとしてついにデビューすることが決まった時の心境はいかがでしたか?

ハンビン:「BOYS PLANET」の放送が終わった後、すごく悩んでいた時にとてつもない機会をもらえて、デビューすることになりました。「これからももっと一生懸命準備をしなければいけないな」と思いました。

パク・ハンビン「ボイプラ」ファイナル後にイ・ジョンヒョンから言われた言葉

EVNNE(左上から時計回りに)ユ・スンオン、ムン・ジョンヒョン、チ・ユンソ、パク・ハンビン、イ・ジョンヒョン、ケイタ、パク・ジフ(C)モデルプレス
EVNNE(左上から時計回りに)ユ・スンオン、ムン・ジョンヒョン、チ・ユンソ、パク・ハンビン、イ・ジョンヒョン、ケイタ、パク・ジフ(C)モデルプレス
― EVNNEのメンバーで一緒に過ごすようになって、知り合った時から1番印象が変わった人を教えてください。

ハンビン:ケイタさんです。「BOYS PLANET」で会う前に彼が出ているサバイバル番組を観てすでに知っていて「芸能人のようだな」と思っていたんですが、実際に一緒に過ごしていると、本当にリラックスできる、本当に信じることができる、そういうお兄さんのような人だと思いました。

― 元々高い実力を持ったメンバーが集まっていますが、結成後に意見がぶつかったり喧嘩をしたりすることはありましたか?

ハンビン:喧嘩は一度もしたことがありません。意見の衝突もほとんどないと思います。僕自身、これは本当に問題がないのか、あるいは問題があるけど皆が言わないのか心配ではあるんですが、でもお互いにすり合わせや譲歩がすごく上手なんだなと感じています。皆がチームワークのためにとても協力的なので問題なく進んでいるんだと思います。

― これまでメンバーから言われて印象的だった言葉を教えてください。

ハンビン:「BOYS PLANET」のファイナルが終わった後にすごく辛かったんです。でもその時に隣でアドバイスをしてくれたのがイ・ジョンヒョンでした。彼と僕は同じ状況だったんですが、僕は色々と考えてしまうタイプで、ジョンヒョンはあまり悪いことを考えない、そういったタイプのようなんです。なので、僕が否定的なマイナスのことを考えると「上手くいくから、計画通りにいくから」と言ってくれました。

パク・ハンビンの悲しみを乗り越えた方法

パク・ハンビン(C)モデルプレス
パク・ハンビン(C)モデルプレス
― デビューした現在、当時練習生だった自分に伝えたいメッセージは?

ハンビン:今思うと、もっと練習しておけばよかった、練習にもっと多くの時間を投資して皆さんに見せられたらよかったなと。なので「今は大変かもしれないけれど、でも耐えてほしい。その後、必ず輝く瞬間が来るから耐えてほしい」と言いたいです。

― モデルプレスの読者には、今壁にぶつかっている方もたくさんいます。そんな読者に向けて、ハンビンさんの“悲しみを乗り越えた方法”を教えてください。

ハンビン:韓国に「ジュンコンマ」と「ジュンコンクマ」という略語があります。ジュンコンマは“重要なのは折れない心”、ジュンコンクマは“重要なのは折れてもそのままやる心”という意味なのですが、僕はジュンコンクマ(後者)の意味の方がもっと好きです。何か目標を達成するためには、どんなに心が揺れたり折れたりしても、ただやる気持ちが1番重要なように思います。現実にぶつかって苦しんでいる、その瞬間に耐えているだけでも、十分に上手くやっていると言ってあげたいです。僕はスランプが来た時、その時のその感情をメモするようにしています。メモしながら感情も整理できますし、書いていくと自分がこれから何をしなければいけないかが見えてくるんです。

パク・ハンビンの夢を叶える秘訣

パク・ハンビン(C)モデルプレス
パク・ハンビン(C)モデルプレス
― モデルプレス恒例の質問である“夢を叶える秘訣”もお伺いしたいです。ハンビンさんの考えをお聞かせください。

ハンビン:僕は肯定の力をいつも信じています。夢を叶える秘訣は、まず先に自分を愛することです。そして自分の内面と長所を知っていき、それらを信じて自信を持って前に進むことが1番重要だと思います。僕もサバイバル番組を通じて、最初の頃は才能があって上手い方たちが先を行っているのを見て僕1人遅れていると感じる時があったのですが、いつも方法を探そうと努力しましたし、焦らずに黙々とやるべきことを一つずつきちんと進めていったように思います。最後まで諦めずに堪えることが大事だと思います。

― 最後に、ハンビンさんの今の夢・今後の目標を教えてください。

ハンビン:僕の夢はステージ上でもステージの外でもかっこいい人になることです。多くの人に尊重され、尊敬され、愛されるほどの、そんな素敵な人になりたいです。もっと大きなステージ、そして全世界の人たちの前に立ちたいですし、ずっと期待以上の人になりたいです。EVNNEというグループを通して、これから色々な分野でも活動していきたいです。

― 貴重なお話をありがとうございました。

後記

パク・ハンビン(C)モデルプレス
パク・ハンビン(C)モデルプレス
メンバーからの印象的な言葉を聞いた際には、とても照れくさそうに笑いながらしばらく答えるのをためらっていたハンビン。イ・ジョンヒョンとは練習生時代から隣で支え合ってきた仲だが、本人に聞かれるのが恥ずかしかったようで、近くにいた彼に聞こえないようにこっそり小声でエピソードを教えてくれた。

「BOYS PLANET」期間中は朝方まで熱心に練習していたことが明かされるなど、ハンビンがものすごくストイックであるのはファン誰しも知っていること。それでも「もっと練習しておけばよかった」と振り返り、記者がハンビンの努力家ぶりに触れても控えめに謙遜する。愛らしい笑顔の裏にある“ジュンコンクマ”、これこそが彼らしさだと思った。(modelpress編集部)

EVNNE(左上から時計回りに)ユ・スンオン、ムン・ジョンヒョン、チ・ユンソ、パク・ハンビン、イ・ジョンヒョン、ケイタ、パク・ジフ(C)モデルプレス
EVNNE(左上から時計回りに)ユ・スンオン、ムン・ジョンヒョン、チ・ユンソ、パク・ハンビン、イ・ジョンヒョン、ケイタ、パク・ジフ(C)モデルプレス

パク・ハンビン(PARK HANBIN)プロフィール

生年月日:2002年3月1日
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