神木隆之介&浜辺美波「らんまん」「ゴジラ-1.0」共演で深まった絆「何にも気遣ってない」 互いの“謎”にも迫る<モデルプレスインタビュー>
2023.11.03 06:00
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俳優の神木隆之介(かみき・りゅうのすけ/30)と女優の浜辺美波(はまべ・みなみ/23)が、日本が生んだ特撮怪獣映画の金字塔「ゴジラ」の最新作「ゴジラ-1.0」(11月3日公開/読み:ゴジラマイナスワン)で共演。9月29日に最終回を迎えたNHK連続テレビ小説「らんまん」でも夫婦役を演じて話題を集めたペアのカムバックに、日本中から大きな反響が寄せられた。そんな2人の長期撮影を経た関係性の変化、それぞれが思う互いの“謎”、さらには夢を叶える秘訣に迫った。<インタビュー後編>
神木隆之介&浜辺美波、2作品共演で絆深まる
― 撮影は「ゴジラ-1.0」から朝ドラ「らんまん」に入ったとお聞きしました。長期の撮影を経てお2人の関係性に何か変化したことがあれば教えてください。神木:最初は妹みたいな感じで、僕が年上だししっかりしないと、とちょっとした気遣いがありましたが、今はもう戦友みたいな感じで何にも気遣ってないですね。
浜辺:そこから今、“弟”に私の中では変化しました。私の方が髪の毛が短いので!
神木:そう、さっき撮影で「もう私は弟ですから!」って宣言していました(笑)。
浜辺:私は神木さんをいつも“お兄さん”と呼ぶことが馴染んでいて、どちらかというと弟目線で、やんちゃな兄を慕っています(笑)。以前より気を遣わなくはなりましたし、「ゴジラ」撮影中は山崎(貴)監督も一緒にボードゲームをした記憶があります。
神木:したね!でも、だからといって、それをきっかけに特別仲が深まったなという思いはありませんでしたけど(笑)。
― (笑)。では、長い経過を経て絆が深まったんですね。
神木:そうですね。今の感じは多分「ゴジラ」だけじゃ無理でしたよね。「らんまん」から「ゴジラ-1.0」をセットで演じられてよかったなと思います。
浜辺:そうですね。
神木:「らんまん」の方が本当の夫婦として色々な壁にぶつかりながらも歩幅を合わせて演じなければならなかったので。逆に僕は「ゴジラ-1.0」の時はまだ引っ張っていかなきゃと気を遣っていたのですが、「らんまん」の途中あたりから「あ、大丈夫だ」と思って、責任感みたいなものは拭えました。
神木隆之介&浜辺美波、互いの“謎”に迫る
― お互いのことをよく知るお2人だと思いますが、今回「ゴジラ」が謎の生命体であることにちなみ、未だに “謎”だと思う点があれば教えてください。浜辺:今日の朝お会いして「最近は何をして過ごしていたんですか?」と聞いたら、「ポケモン10時間やっていました!」と言っていたので、生活リズムが謎だなと思いました。
神木:「らんまん」の時も徹夜でプレイしていましたから!
浜辺:本当にすごいんですよ!10時間ゲームするという感覚が私にはあまりないので、不思議な集中力だなと思いました。
神木:僕が謎だなと思うところは、朝、思い詰めた顔で現場に入ってきても、一旦楽屋に戻った後にすごくスッキリした顔で、ニコニコ話しかけてくるんです。その何十分かの差ってなんですか(笑)?
浜辺:(笑)。朝一で眠い日や頭が痛い日は今日ダメかもしれないと思うのですが、20分とか30分寝るだけですごく回復するんです!
神木隆之介&浜辺美波の夢を叶える秘訣
― 最後に、これまで数々の夢を叶え続けているお2人の“夢を叶える秘訣”を教えていただければと思います。今年3月にお聞きした時には神木さんは「失敗をすること」、浜辺さんは「真っ直ぐな心を忘れないこと」と話してくださいました。神木:確かに「失敗を繰り返したら成功の道筋が見えてくる」というのはもちろん変わらないですが、僕は「夢を叶えられる確率」も関わってくるのかなと思っています。努力したら全員が夢を叶えられるわけではないので、努力すれば夢を叶うという言葉を信じて頑張り続けてきて叶わなかった時に、なんでこんなに頑張ってきたのに叶わなかったんだろう、となる方もいると思うんです。
夢を叶えられる可能性のパーセンテージがあって、何もしなかったら低いままですが、やることをやって限りなく100%に近い状態にして、それでも叶わなかった時は、色々な偶然が重なって、その数%に入ってしまったのかなと考える。そうしないと、誰かのせいにしたり、今までの努力を否定したりすることにもなって、それは違うと思うので、やることをやったと納得できるような形に持っていくことが大事だと思います。
あとは、夢を叶える道は1本じゃないので、その努力してきたことは、思わぬ形でまた自分の夢を叶えられるルートになって「あ、努力しといてよかったな」と思うことが必ず来ると思います。だからその努力を信じてください。
浜辺:私は、口に出すこと、言葉にすることです。言霊が本当にあるとしたらパワーが上乗せされていきますし、口に出すことで自分の中にも責任感が生まれるので、その覚悟も必要だと思います。身近な人や自分にでも伝えることが大事だと思っているので、最近は私も実践するようにしています。
― ありがとうございます。公開を楽しみにしています!
神木隆之介&浜辺美波/インタビューこぼれ話1
神木のことを“お兄さん”と慕う浜辺だが、今回ショートヘアとなったことを受け「これからはイケメンの弟になっていきたいな!」と“イケメン弟”宣言をする場面も。神木もすぐに「浜辺さんはこれからイケメンを売りにしていくらしいですよ~」と応じると、浜辺は「そう、だから撮影でも私が神木さんの肩に手を乗せさせていただきました!」と笑顔を見せ、ポージング秘話を明かしていた。神木隆之介&浜辺美波/インタビューこぼれ話2
昨今ペア撮影が多い2人は、今回の撮影では秋らしいカラーの衣装を着こなした。「リンクしてないぐらいのリンクコーデで、いつも衣装さんが収まりがいいものを選んでくださいますよね」(浜辺)、「そりゃそうですよ。全く別のジャンルを選んだらやばいことになりますよ」(神木)と笑い合うなど、仲睦まじいやりとりを繰り広げていた。(modelpress編集部)神木隆之介主演「ゴジラ-1.0」
本作の舞台は戦後の日本。戦争によって焦土と化し、なにもかもを失い文字通り「無(ゼロ)」になったこの国に、追い打ちをかけるように突如ゴジラが出現する。ゴジラはその圧倒的な力で日本を「負(マイナス)」へと叩き落とす。戦争を生き延びた名もなき人々は、ゴジラに対して生きて抗う術を探っていく。戦争から生還するも両親を失った主人公の敷島浩一を神木、焼け野原の戦後日本をひとり強く生きるなかで敷島と出会う大石典子を浜辺が演じる。「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズをはじめ「永遠の0」「寄生獣」など数々の話題作を生み出してきたヒットメーカーの山崎が監督・脚本・VFX(※「Visual Effects(視覚効果)」の略称)を手掛ける。
@modelpress 【ゴジラ-1.0🦖】 #神木隆之介 さん&#浜辺美波 さんの決め顔チャレンジ😎✨11月のカバーモデル記事もチェックしてね✨https://mdpr.jp/news/4018193#ゴジラマイナスワン #ゴジラ #GodzillaMinusOne #モデルプレス決め顔チャレンジ
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神木隆之介(かみき・りゅうのすけ)プロフィール
1993年5月19日生まれ。昨年はドラマ「神木隆之介の撮休」(WOWOW)のほか、映画「ノイズ」「ホリック xxxHOLiC」「GHOSTBOOK おばけずかん」、アニメ映画「すずめの戸締り」(声優)など話題作に多数出演。2023年にはNHK連続テレビ小説「らんまん」で主演を務めたほか、主演映画「大名倒産」が公開された。浜辺美波(はまべ・みなみ)プロフィール
2000年8月29日生まれ、石川県出身。2011年、第7回「東宝シンデレラ」オーディションでニュージェネレーション賞を受賞し芸能界入り。2017年公開の映画「君の膵臓をたべたい」で、第41回「日本アカデミー賞新人俳優賞」などを受賞し新進気鋭の若手女優として頭角を現す。2023年はNHK連続テレビ小説「らんまん」のヒロインを演じたほか、劇場アニメ「金の国 水の国」(声優)、映画「シン・仮面ライダー」などに出演した。スタイリスト/神木:吉本知嗣 浜辺:瀬川結美子(sharay)、ヘアメイク/神木:MIZUHO(VITAMINS) 浜辺:George
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