NOA「君の花になる」8LOOM活動経て葛藤から脱却・一番影響を受けたメンバー明かす<「Youth」インタビュー後編>
2023.10.05 07:00
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アーティストのNOA(のあ/23)が9月22日、NOA 1st写真集『Youth』を宝島社より発売。モデルプレスでは、9月10日に終えたばかりの初のワンマンライブ「NOA 1st LIVE “NO.A” TOUR」や、TBS系ドラマ「君の花になる」(2022)期間限定ボーイズグループ・8LOOM(ブルーム)の活動を経ての変化など、現在のNOAに至るまでのエピソードに迫った。<インタビュー後編>
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NOA 1st写真集 『Youth』
本書では、NOAの思い出の地である韓国でロケを実施。「ひとり旅」をテーマに、食事や街の散策を楽しむプライベート感たっぷりの自然体な姿を撮影。さらに、ファンにも人気の愛犬・ラッフィーとの写真や、NOAのパーソナルな部分に迫るインタビューも収録される。NOA、初ワンマンライブ終えた心境
― 初のワンマンライブツアーを終えた心境はいかがですか?NOA:1つの幕が閉じて、新しい気持ちで次に挑んで行こうという思いですが、余韻がすごくあります。EX THEATER ROPPONGIでやらせていただいたときは、すでに有明アリーナでの公演が決まっていたので、そこに向かって走ってきました。今はまだ決まっていないことも多いので、一旦終わったという達成感があります。
― ライブなどでファンの方の声に応える神対応ぶりが印象的です。ファンの方との交流でこだわっていることはありますか?
NOA:できる限り皆が思っていることを吸収しようとしています。曲を聴いた感想も、ライブで何を歌ってほしいのかなどもできるだけチェックします。距離を遠ざけないように、常に皆で一緒にいたいと思っています。
― ファンの方のSNSやコメントもよく見ますか?
NOA:見ます。僕はvlogを見るのが好きなのですが、ファンの方々がリクエストに応えてvlogをあげてくれるんです。ライブの余韻に浸りながら、ライブに来てくれた方のvlogを見ています。
NOA「君の花になる」で得たもの
― 「君の花になる」に久留島巧役として出演したことでの反響も大きかったと思いますが、NOAさんにとってどのような作品ですか?NOA:すごく大きな転機でした。この作品を通して僕を知っていただけましたし、人間としても成長できた作品だったので、忘れられません。新たな始まりを後押ししてくれた作品です。
― 出演前と出演後で変化はありましたか?
NOA:年齢を問わずいろいろな方に知っていただけたと感じます。外を歩いていると、小さい子が「8LOOMの巧くんですよね?」「NOAくんですか?」と話しかけてくれたりお母さんも一緒に「親子でいつも見てます」と言ってくださったり、すごく嬉しいと思うのと同時に、本当にいろいろな方に届いたんだなという実感が湧きました。自分探しの時間にもなって、そこで見つけたものをソロ活動に活かせています。自分が今までやってきたことに対しての自信が生まれて「こういう風にやりたい」「こういったものをもっと届けたい」と思う気持ちが強くなりました。
― それまでは自信を持てない場面も多かったのでしょうか?
NOA:多かったです。周りからも「もっと自信持っていいよ」と言われていましたが、それでも自信を持てなかったんです。デビューしてからやりたいことはたくさんありましたが、コロナ禍で何もできなかったことが大きいです。ファンの方の前に立つ時間も圧倒的に少なかったので、自分自身を失って「何をやりたいんだろう」「自分はどこにいるんだろう」という気持ちが重なりすぎてしまった時期がありました。そこから8LOOMの活動が始まって、ライブやファンミーティングでファンの方と直接会う機会が増えて、エネルギーをもらって、自信がつきました。本当にファンのみなさんのおかげです。
NOA「君の花になる」8LOOMメンバーはどんな存在?
― 8LOOMのメンバー7人はどのような存在ですか?NOA:仕事仲間というより友達という感覚が強いですが、仕事になるとそれぞれ意見を持って目の前のことに取り組んでいます。プライベートになると、地元の友達みたいに他愛のない話しかしないので不思議なバランスです。皆そうですが、特に(八村)倫太郎は不思議と幼馴染みたいな感覚です。
― 一番影響を受けた人は誰ですか?
NOA:お芝居もドラマという現場も初めてだったので、(高橋)文哉くんからはお芝居含め、現場での居方を学びました。ドラマのテスト終わりに、「さっきのシーン、巧なりにこう思ったんだけどどう?」と聞いたら「多分弾(佐神弾:高橋)からするとこうだから、巧はこうなんじゃない?」など、細かくいろいろなことを教えてくれました。
― 反対にNOAさんがメンバーに率先して教えたことはありますか?
NOA:アーティストとして活動しているので、8LOOMのアーティストとしての部分は、率先して動いていました。実際に、啓ちゃん(綱啓永)は練習の動画を見ながら「この動き方かっこいいんだけど、どうやってするの?」と質問してくれたので、そういった部分では、今までやってきたことが少しでも皆の助けになったと思っています。
― ライブに来られたメンバーもいらっしゃると思いますが、最近の8LOOMメンバーとの交流を教えてください。
NOA:1日目に啓ちゃんと(山下)幸輝、2日目にはWATWING(八村所属)の皆が来てくれたのですごく嬉しかったです。プライベートでは、1ヶ月ぐらい前に倫ちゃんと夜ご飯を食べに行きました。
― 定期的に会っているんですね。
NOA:最近はそれぞれがとても忙しいので、時間が合わないことも多いですが、急に「今日空いてる?」と連絡が来て「じゃあ会うか」という流れで会うことが多いです。
NOA、今後の目標
― 今後の目標や挑戦したいことを教えてください。NOA:アリーナに初めて立たせていただいたことをきっかけに、アリーナツアーをしたいと思いました。2023年はアジアツアーもやらせていただきましたが、一番の目標はワールドツアーなので、より多くの国の大きい会場でファンの方に会いたいです。また、「君花」でお芝居の魅力や楽しさを感じたので、チャンスがあれば演技にもどんどん挑戦していきたいです。
― どのような役に挑戦したいですか?
NOA:巧は僕に近い部分もあったので、強気な男の子や、闇を持っているような自分と少し離れたキャラクターを演じてみたいです。
― 貴重なお話をありがとうございました。
(modelpress編集部)
インタビューこぼれ話
外での撮影でも暑さを感じさせない爽やかさが印象的だったNOA。撮影地には白い犬がおり、見惚れながらの撮影に。動画撮影の合間には自然と踊る姿も見られ、天性のアーティスト性を感じた瞬間だった。NOA(のあ)プロフィール
2000年3月13日生まれ、東京都出身。12歳のときに、滞在先の韓国の美容院でスカウトされ、韓国大手事務所YG ENTERTAINMENTのオーディションに合格。日本人初の練習生として、2018年まで韓国で6年間生活した。帰国後は、自身で作曲、作詞、ダンスの振り付けを手掛けるなどトリリンガルソロアーティストとして活躍。2020年1月アミューズより1stシングル「LIGHTS UP」でデビューし、本格的に音楽活動を開始し、「君の花になる」で俳優デビューを果たした。NOA、FCツアー開催
NOA Official Fanclub NOANA会員限定 FAN MEETING ZEPP TOURが開催決定。公演・チケット受付に関する詳細は、後日発表される。2024年1月22日(月) KT Zepp Yokohama
2024年1月27日(土)Zepp Nagoya
2024年2月1日(木)Zepp Fukuoka
2024年2月2日(金)Zepp Namba
【Not Sponsored 記事】
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