井岡戦でバズったラウンドガール・波田妃奈、身も心も激変した転換期を語る<モデルプレスインタビュー>
2023.08.02 08:00
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モデルプレスと「K-1 GROUP」がタッグを組んで「K-1 GIRLS 2023」を決めるオーディション「K-1 GIRLS 2023 × ミスモデルプレス オーディション」にて、波田妃奈(はだ・ひな)が準グランプリを受賞。モデルプレスでは受賞直後の心境はもちろん、注目を集めたラウンドガールについてなどについて聞いた。
K-1 GIRLS初公開オーディション「K-1 GIRLS 2023 × ミスモデルプレス オーディション」
日本最大級の女性向けニュースサイト「モデルプレス」が主催するオーディション。第4回は「K-1 GIRLS 2023 × ミスモデルプレス オーディション」と称し、「K-1 GROUP」とタッグを組んで「K-1 GIRLS 2023」を募集。グランプリの水神ききは2023年4月から2024年3月(予定)までの期間中、「K-1 GIRLS」として「K-1」公式大会でのラウンドガールの他、媒体出演など、各種広報活動に参加する。
波田妃奈、挑戦で掴んだ自信
― 受賞の心境をお聞かせください。準グランプリを頂けたことはものすごく光栄ですし、嬉しく思ってます。ただ一方で、グランプリを目指して頑張ってきたし、応援していただいてる方々にもずっと「グランプリを獲ります」と言ってきたので、正直あと1歩だったという悔しい気持ちはめちゃくちゃあります。
― 今回オーディションを受けた経緯は?
普段はごく普通の会社員で、兼業という形でパーソナルトレーナーのお仕事や、モデル・タレントのお仕事をフリーでしています。元々ラウンドガールのお仕事もやってみたくて、昨年から少しずつそういう機会をいただいていたんですけど、「K-1」という大きい団体で、定期的にラウンドガールをすることが夢だったので挑戦しました。
でも、最初は公募型のオーディションということで抵抗がありました。少しずつファンの方に認知してもらっていたタイミングだったので、今出て全然注目してもらえなかったらどうしようと不安もあり怖かったのですが、だからこそ今挑戦すべきかなと。もし結果がダメであっても、それはそれで真摯に受け止めて、次へステップアップするためのタイミングが今なのかなと考えてオーディションを受けました。
― 勇気を持って挑戦し終わった今、手応えはありましたか?
オーディションを受けてすごく良かったと思っています。今までも「応援してるよ」という声は届いていて嬉しかったんですけど、今回そうやって私を支えてくれる人たちのことを数字として目に見える形で感じられましたし、知り合いの方も「頑張ってるね!」って声をかけてくれたり、親や友だちも投票してくれたり、自分の知らない人まで応援してくれていて、自信がつきましたし、もっと頑張りたいなって思える原動力になりました。
波田妃奈、井岡戦のラウンドガールで話題に
― ラウンドガールとしては、昨年の井岡一翔選手の試合で注目を集めていましたね。
あの日をきっかけに私の事を知ってくれたり、ネットニュースにも取り上げられたり、認知度はあの瞬間にガラッと変わりました。
ただ、私のゴールは注目してもらうことではなく、認知してもらえた方々に自分が伝えたいことを発信することなので、良くも悪くもあのイメージに固執しすぎず、どんどん変わっていけたらいいなと。その挑戦の土台になったのがあの瞬間でした。
― 具体的に“発信したこと”とは?
私の1番の強みは、頑張っている等身大の姿を皆さんに届けられることだと思っています。特別スタイルが良いわけでもないですし、寧ろ昔はすごく体型コンプレックスがあって、筋トレに出会ってから変わったんです。
今は、夢を見て、目標に向かって、少しずつ階段を登る姿をインスタで発信しているんですけど「この人が頑張ってるから私もちょっと頑張ろうかな」と思えてもらえたら嬉しいです。
― SNSからも波田さんの挑戦する姿がうかがえます。
インスタのDMにも来るんですが「私も会社員をしながらも、夢が諦めきれません」という人は多いと思います。
どんな人でも挑戦することに遅いことなんてないし、できないことってないと思っていて、色んなことを柔軟に並行してやることは難しくもありますが、発信するプラットフォームが増えたことで誰にでもチャンスが巡ってきやすい時代にもなってると思います。
私が伝えることで、誰か勇気や1歩踏み出すきっかけになったら嬉しいので、私も常に苦手なことにチャレンジして、ちょこちょこ失敗もして、壁にぶつかりながら登っていく姿を発信していきます。
― 確かに、最近は会社員をしながら…という方も増えていますね。
コロナ禍も含め時代の変遷もありますが、その中で突出しすぎると逆風も強いなと活動してきて感じたことです。1年前のラウンドガールをきっかけに良くも悪くも周りの態度が変わり、それを肌で感じたことで、やっぱり大事なものは好きなことへの熱量や価値観だよねって気づきました。
― 井岡戦でのラウンドガールを機にプラスになったことは?
今までやってきた小さい努力や変化、成長が1つ形になったこと。1つの成功体験として自信になりました。
それは客観的に見て、インスタのフォロワーが増えたり、テレビなど思っても見なかったお仕事を頂けたり、新しいこともできました。そのおかげで「自分はこういうお仕事も好きなんだな」「こういうことは自然とできるようになっていたんだ」と気づけて、今まで門を叩くことさえ出来なかったことを知れました。
波田妃奈のポジティブマインドの原点
― 今日のドレスを着こなすスタイルに惚れ惚れしていたので、先程「コンプレックスがあった」とおっしゃったことには驚きました。筋トレに出会って変わったということですが、どういう経緯があったんですか?ずっと変わろうとは思っていたんです。でも「自分もモデルをやってみたい」という気持ちと同じぐらい「自分はモデルさんみたいなキラキラしたもの持ってない」とも。
身長も高くはなく、そんなに痩せてもなく、我慢して食べないようにしてはいましたが願ってるばかりで行動には移さず。年齢的にも体型の変化を感じやすくなっていたので「モデルはもう無理かな」と考え、周りにも「年齢的にね…」と言われてました。「本当にこのまま終わっていいのかな」と焦り始めた時、ちょうどコロナ禍で時間が出来たので自分と向き合うようになりました。
― コロナと年齢と色々タイミングが重なった瞬間だったんですね。
危機感を覚えてジムに通い始めてたんですが、きちんと体型管理をしてる方々はプライベートでも目標を持ってストイックに行動していて、そういう人が周りに増えたことで良い影響を受けて、ボディメイクを始めて3ヶ月ぐらいなのにコンテストに出ることに。
コンプレックスを持ったまま人前に立ちたくなかったので、死ぬ気でダイエットして、筋トレもして、少しは理想の自分になれたかなっていうタイミングでステージに立ち、それがめちゃくちゃ気持ちよくて、「もっと自分を変えたいな」と思いました。
そこから理想の体型のために筋トレや食事など美しく長く綺麗にいられる方法を勉強し始めて、寸胴だった体型が徐々にメリハリがついて変わってくるとマインドもよりポジティブになってきました。
数年で激変 波田妃奈「このまま自分らしく」
― ラウンドガール、ボディコンテストとここ数年での変化が大きいんですね。自分でも想像出来なかったところにいますがまだまだ甘いですね。もっと変わっていきたいし「まだまだ成長できる場所があるな」「もっとここを変えたいな」って思うものばっかり。今回も準グランプリで嬉しいんですけど、いつか絶対グランプリを獲りたいし、獲った先にさらに大きいステージに。欲張りなんですよね(笑)。
― ここまで変化が続くと周囲の方々からの反響も大きいのでは?
めちゃくちゃあります。「前に会った時よりもさらにキラキラしてるね」「やっぱり元気もらえるよ」とか、地元の友だちもSNSやニュースを通じて頑張ろうって思えるんだよねって言ってくれると、ここまで頑張ってきてよかったなと。最初はこういう活動に親も心配したり不安に思っていて認めてもらえないことの方が多かったんですよね。今は受け止めて応援してくれているので、このまま自分らしく突き進める気がします。
波田妃奈の悲しみを乗り越えた方法
― モデルプレスの読者の中には今、さまざまな不安を抱えている読者がいます。そういった読者へ向けて、波田さんの「悲しみを乗り越えたエピソード」を教えてください。悲しいこと苦しいことは誰にでも絶対来るし、1個解決してもすぐ現れるし、重なる時もある。そんな時、私はチャンスでもある瞬間だなと思うようにしています。ネガティブなことに出会ったらチャンスだと思うマインドセットが大事だと思います。あと、いかに今がチャンスと捉えられるか、明日から前向きに進めるかを書くようにしています。
越えられない試練は与えられないと聞くので、「試練を与えてくるということは、私じゃ今相当成長できると思われてるな」「これだけ期待されているなら、多分出来る!」と考えています。
波田妃奈の夢を叶える秘訣
― モデルプレス読者の中には今、夢を追いかけている読者もたくさんいます。そういった読者に向けて、波田さんの「夢を叶える秘訣」を教えてください。
「楽しむこと」。中学校までずっとお世話になっていた塾の恩師に言われたんですけど、「努力してその上で楽しんでる人がいて勝てないよ」「努力はもちろん大事で、そこに楽しむっていう気持ちを持てる人が最後に成功をつかみ取るんだよ」と。最初は努力出来てもしんどいままでは続かなくて、楽しんでる人だと視野広げて吸収しようとしながら続けられると思います。
あとは、人は楽しんでる人を応援したくなると思うので、常に自分が今いる環境を楽しんで挑戦し続けることが大事だと思います。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
波田妃奈(はだ・ひな)プロフィール
1996年9月27日生まれ。三重県出身、東京都在住。平日は都内で会社員をしながら、休日を中心にフリーランサーとしてモデル、イベント司会等のタレントとして活動。幼少期より習っていたクラシックバレエ、新体操で培った柔軟性や表現力を活かして、和装、洋装、フィットネス、ブライダル、ビジネス等、シーンを問わず幅広く活躍。
2021年には外見、内面共に健康的な美しさを競う「BEST BODY JAPAN 関東大会」にて第3位に入賞。その他複数のミスコンで実績を積み、企業PRのアンバサダーやパーソナルトレーナーなど活動の幅を広げている。直近ではWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチの井岡戦のラウンドガールで注目を集め、SNS活動だけでなく、テレビ出演など様々なメディア媒体にて積極的に活動中。
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