「六本木クラス」優香(新木優子)&葵(平手友梨奈)の“真逆ファッション”が話題 色使い・アイテムのこだわり…「梨泰院クラス」への意識も<スタイリストインタビュー>
2022.09.22 17:00
views
テレビ朝日系ドラマ「六本木クラス」(毎週木曜よる9時~)で、新木優子演じる楠木優香と平手友梨奈演じる麻宮葵のファッションが注目を集めている。今回モデルプレスでは、スタイリングを担当する野村昌司氏にインタビューし、コーディネートのポイントや読者が真似できるポイントを聞いた。
「六本木クラス」優香&葵の“真逆ファッション”が可愛い
絶望の淵に立たされた青年が復讐を誓って、仲間と共に立ち向かっていく姿を描いた韓国ドラマ「梨泰院クラス」を、日韓共同プロジェクトのもとテレビ朝日がリメイク。ジャパン・オリジナル「六本木クラス」として、東京・六本木を舞台に描く。主人公の宮部新(竹内涼真)の初恋の人で飲食産業の頂点に君臨する長屋ホールディングスに勤める優香、そして新に恋心を抱きながら「二代目 みやべ」を大きく成長させていくマネージャー・葵。正反対の性格の2人はファッションも真逆の系統。そんな2人の対比や各々の個性が光るスタイリングは放送開始とともに大きな注目を集め、視聴者の楽しみの1つとなっている。2人のキャラクターに合わせたこだわりとは?
原作「梨泰院クラス」のキャラクターイメージを意識
― 優香と葵のそれぞれのコーディネートのポイントを教えてください。野村:優香は主にジャケットスタイルで、ブラウスはリボンが印象づくようなキャラクターに。優しいけどどこか芯を持った女性像になるよう、ジャケットやパンツなどのシルエットで表現しています。
葵はインフルエンサーというキャラクターを軸に、私たちがトレンドにアンテナを張り巡らせ、今旬なブランド・アイテムを取り入れられるようスタイリングを考えました。着こなし方やアクセサリーの組み合わせまで1つ1つこだわっています。
― 原作「梨泰院クラス」を意識した点、日本ならではのこだわりはありますか?
野村:ファッションというよりはキャラクターのイメージを主に意識し大切にしています。原作のそれぞれの女の子のキャラクターを消さないよう、その時のシーンと心情に沿って、スタイリングも提案しています。
優香(新木優子)&葵(平手友梨奈)を差別化するためのこだわり
― 2人の差別化を図るために、色使いや着こなしなど工夫したことがあれば教えてください。野村:優香は会社員としてかっちりとしつつ、ファッションセンスのあるキャラなので、アースカラーを軸に、アクセントとしてビビットカラーを入れ込むなどしておしゃれ感を出しています。
葵はパッと目を引くような派手な色合わせ、アイコンになるような少しエッジを効かせた着こなしとスタイリングを意識しました。
アクセサリーは優香の上品さ、葵のトゲのあるキャラクターに合わせて、洋服とのバランスで合わせています。
― それぞれのキャラクターに合わせ、アクセサリーなど細部までこだわりがあるのですね!葵は赤色のアイテムを特に着用していることが多い印象を受けました。
野村:印象的なカラーを一つ入れることによって、観ている方に葵っぽさがより伝わりやすいかなと思います。葵は特に衣装がコロコロと変わる役なので、目を引くカラーとして後にそのファッションを思い出して頂けたら嬉しいです。
新木優子&平手友梨奈と話し合ったこと
― 衣装に関して新木さん・平手さんと事前に話し合ったことはありますか?野村:シーンごとに毎回話し合いを重ねていました。同じ衣装は二度着ないことを設定とし、新規の衣装の度にその都度フィッティングをさせていただき、当て込みをしています。
― 新木さん、平手さんだからこそ取り入れているアイテムなどはありますか?
野村:それぞれご本人に似合う色味、シルエットなどは常に考えています。新木さんはロングスカート、細身のスラックスなどモデルさんとしての脚の美しさを引き立てられるような合わせを意識しています。
平手さんは、脚のラインの見せ方を対照的にスキニーとし、「ドクターマーチン」のブーツなどを合わせ華奢な分、足元にアクセントを置くようにしました。
読者が真似できるポイント
― 読者が真似しやすいコーディネートのポイントを教えてください。野村:優香ならオフィス着をいかにTPOに合わせた楽しみ方ができるか。リボンブラウスや、カラーパンツなど、今までに着なかったアイテムを取り入れることは一つの楽しみかと思います。
葵はたくさん衣装が変わるので難しいですが、いろいろなテイストの洋服を着てみて、新しいアイテムを自分なりに取り入れてファッションを楽しめるようになってもらえたら嬉しいです。見ていて気になったアイテムを一つ決めて、普段の自分のコーディネートに合わせてみるのもいいかもしれません。
― ありがとうございました。今後の2人のファッションも楽しみにしています。
(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
関連ドラマ
関連記事
「インタビュー」カテゴリーの最新記事
-
K-1大久保琉唯、注目選手として期待されることへの心境「考え方が変わってきた」魔裟斗からの嬉しかった言葉とは【モデルプレスインタビュー】モデルプレス
-
“K-1ベストラウンドガール”冨樫秋穂「怒られるまでもうちょっといけたかな」歴代と違うキャプテン像を振り返る【モデルプレスインタビュー】モデルプレス
-
【KAWAII LAB.(カワイイラボ)チーム紫】なかなかプライベートの予定合わず SWEET STEADY塩川莉世「先輩が手強いんです」<インタビュー連載Vol.2>モデルプレス
-
【KAWAII LAB.(カワイイラボ)チームピンク】村川緋杏・栗田なつか・桜庭遥花は「系統の違うバブ」特典会後のプライベート交流も告白<インタビュー連載Vol.1>モデルプレス
-
超ときめき宣伝部・菅田愛貴の“アイドル論” 「ラヴィット!」秘話・支えとなった言葉も【「すのあき」インタビュー後編】モデルプレス
-
超ときめき宣伝部・菅田愛貴、念願叶い号泣 母との写真集共演の裏側も語る「何回も断られた」【「すのあき」インタビュー前編】モデルプレス
-
吉岡里帆「御上先生」生徒役キャストから刺激 間近で見て驚いた“圧巻の芝居”明かす【インタビューVol.3】モデルプレス
-
吉岡里帆が語る松坂桃李の“完璧な芝居”「尊敬できる先輩」再共演経て感じたこととは【「御上先生」インタビューVol.2】モデルプレス
-
「御上先生」吉岡里帆、反省して落ち込む日々も「役に向き合えている証拠」是枝を通じて伝えたい“リアル”・受けの芝居で意識していること【インタビューVol.1】モデルプレス