<赤楚衛二「チェリまほ」インタビュー前編>町田啓太は「毎日素敵な方だと感じる」 妄想シーンで心がけたこと・海外の反響に感激
2020.11.26 11:00
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国境を超え、日本だけでなく海外でも熱狂的なファンを生み出しているドラマ、“チェリまほ”こと「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」(テレビ東京/毎週木曜深夜1時~)にて、周りが放っておけない愛され主人公・安達を好演し話題を呼んでいる赤楚衛二(あかそ・えいじ/26)。モデルプレスのインタビューに応じ、共演する町田啓太との撮影エピソードや、反響についての思いを語った。<前編>
「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」国境を越えてファン生み出す
原作は「ガンガンpixiv」で連載中の豊田悠氏による人気コミックで、童貞のまま30歳を迎えたことにより、「触れた人の心が読める魔法」を手に入れた冴えない30歳のサラリーマン・安達清(赤楚)と、同期・黒沢優一(町田)が織りなす純度100%ラブコメディ。回を増すごとに距離が縮んでいく安達と黒沢の胸キュンシーンはもちろん、魔法を通じて殻を破って成長していく安達の成長が優しい世界観で描かれたストーリーが感動を巻き起こしている。
今年アジアを中心に世界的に広がっている純愛BLドラマブームの中、日本発作品として世界中でハマる人が続出。モデルプレスでも毎クール恒例で行っている読者が選ぶ“2020年秋最もハマっているドラマ”ランキングで見事1位を獲得した。
赤楚衛二、町田啓太は「毎日素敵な方だと感じる」
― 改めてすごい人気ですね!赤楚さんの周りの方の反応はいかがですか?赤楚:皆口を揃えて「めちゃくちゃおもしろい」というのと「温かい話だね」と言ってくれます。あとは「町田くんカッコいい」というのも僕に来ます(笑)。「良いな~、カッコいいでしょ」とか「立ち位置代わって」みたいなことまで言われて純粋に羨ましがられています。
― 最初と比べたら町田さんとの距離は縮まりましたか?
赤楚:めちゃくちゃ縮まったんではないかなと勝手に思ってます。関係性もそうですけど、日々現場がある中で毎日毎日「素敵な人だな」と感じていて、僕がクランクイン前にイメージしていた以上に役者としても人間としても素敵な方でした。
― 具体的に「素敵な人だな」と感じたエピソードがあったらお聞きしたいです。
赤楚:例えばちょっと違和感があるシーンがあったときに町田くんに相談すると大体親身になってのってくれる上に一緒に答えを探してくれるんですよね。安達自身の悩みなのに他の人の役のことまでこんなに真剣に考えてくれるのは素敵な方だなと思いました。
あとはすごく博識で世界の事情からお野菜や除菌スプレーの話題まで、生活の半径5m以内のところから広い世界まで興味を持っていらっしゃるのでアンテナの張り方と物事の捉え方が参考になりました。
赤楚衛二「チェリまほ」撮影前は入念に話し合い
― 町田さんと一緒のシーンは事前に話し合ったりしますか?赤楚:話し合います。風間太樹監督が撮影前に僕たちのところに来てくれて状況や役の心情をお互いの共通認識としてすり合わせるというのはずっとやっていて、他の監督も順撮りではないから整理をしたいことで確認はよくしていました。気持ちの流れの中で「やりづらいな」とか疑問があるところはお互いに意見を交換できたかなと思います。
― 特に沢山話し合ったシーンは?
赤楚:基本黒沢とのシーンで大事だなと思うところは沢山話し合っているので、どこがとかはないんですけど、関係性が変わったり、お互いの見え方が変わったりするシーンはかなり話し合いましたね。
赤楚衛二、苦労したシーンは?
― 赤楚さん的に苦労したシーンはどこですか?赤楚:第1話冒頭の自転車のシーンです。めちゃくちゃ坂道が急で(笑)。2回全速力で走ったんですけど、あまりのハードさに2周目が終わった辺りには意識が頭の上くらいにあってフワフワした状態だったなというのは覚えています。
他に難しかったのは4、5、6話。6話で黒沢から告白されるのでそれまで関係性をどう深めていくかというのを感覚というよりもある程度計算しながら監督にも「このときってまだこうですよね」と相談したり、町田くんとも話し合ったりしました。
赤楚衛二、妄想シーンで心がけたこと
― 黒沢の頭の中で繰り広げられている妄想シーンも見どころですが、現実世界の安達とは違うと思うので心がけたことはありますか?赤楚:監督からは「照れが大事で、ピュアでなければならない、あざとくなったらおしまいだ。そこは徹底して心がけてほしい」と言われて、「ああ、この人の黒沢の妄想本気だ…」と感じたので、妄想の安達ではあるけど安達自身が持っているまっすぐさと恥ずかしがりな部分はリンクさせようと思いました。
赤楚衛二、海外の反響に感激
― 海外でもすごい人気ですが、赤楚さんは海外の方のSNSでのコメントも1つ1つ翻訳して見ているそうですね。赤楚:見てます!嬉しいじゃないですか?そうやってこの作品を観て喜んでくれる人が日本だけじゃなくて海外にもいるんだなと思うと、もはや世界中に広がって皆が温かい気持ちになって、木曜の夜は皆で幸せな時間を過ごしてラブ&ピースして欲しいなと思います。
― 赤楚さん自身海外からこれだけの反響が届いたことは初めてですか?
赤楚:「仮面ライダー」のときはちょっとありましたけど、その時よりも多く海外の方からコメントを頂いているのでそんな経験は初めてです。何よりこの作品の観てほしいところや大事な部分を拾ってくれてそこに心が動いていてくれた方が多くて、改めて人間の人を思う気持ちの素晴らしさは、言語は違えど国境は越えるんだな、世界共通なんだと実感できました。
※最終話放送前にインタビュー後編を配信予定。
(modelpress編集部)
【今夜第8話放送📺】主演ドラマ「 #30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」が話題沸騰中の赤楚衛二さんからモデルプレス読者へメッセージ🍒🧙@tx_cherimaho @akasoeiji #チェリまほ
— モデルプレス (@modelpress) 2020年11月26日
🔻撮影エピソード・反響への思いも語ってくれたインタビューはこちらhttps://t.co/vU7qyACfqJ pic.twitter.com/wAyRZ5sYjG
「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」第8話あらすじ(11月26日放送)
ついに交際がスタートした安達&黒沢。会社内では普通に振る舞う安達(赤楚衛二)だが黒沢(町田啓太)と話す度にドギマギが抑えられずにいた。そんな時、黒沢からデートに誘われる!しかし、当日突然柘植(浅香航大)がやってきて…。記念すべき初デートのはずが、湊(ゆうたろう)のことで悩む柘植を放っておけない2人は、みんなで湊のダンス練習を見に行くことに。そこには、なんと六角(草川拓弥)もいて!?湊の本音、深まる柘植と湊の絆、そして黒沢と過ごす中で、安達は心温まる初めての感覚を知る。赤楚衛二(あかそ・えいじ)プロフィール
生年月日:1994年3月1日出身:愛知県
趣味・特技:剣道、ピアノ
サイズ:身長178cm
2017年にAmazonプライムビデオ「仮面ライダーアマゾンズ」で長瀬裕樹役として出演、同年9月に「仮面ライダービルド」で万丈龍我/仮面ライダークローズ役として仮面ライダーシリーズ2作品に出演した。2019年、馬場ふみかとW主演の「ねぇ先生、知らないの?」でドラマ初主演。今年は映画『思い、思われ、ふり、ふられ』『映像研には手を出すな!』が公開。待機作にWOWOW「連続ドラマW コールドケース3~真実の扉~」第6話(12月5日)がある。11月28日にファースト写真集「A」を発売する
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