モデルプレスのインタビューに応じた平手友梨奈、岡田将生、志尊淳(C)モデルプレス

岡田将生・志尊淳・平手友梨奈が本当の兄妹だったら?“チームさんかく窓”悩み相談&質問に回答

2020.09.11 08:00

岡田将生志尊淳がW主演、平手友梨奈がヒロインを務める映画『さんかく窓の外側は夜』(2021年公開予定)。モデルプレスでは、「夏休み特別企画!皆さんのお悩みや質問に“チームさんかく窓”がお答えします!」と題して、学生の読者からお悩みや質問を募集。岡田、志尊、平手が回答した。

岡田将生&志尊淳&平手友梨奈、仲良くなったきっかけは?

読者質問:「私はとても人見知りで、初めて会う人と仲良くなるのに時間がかかります。岡田さん・志尊くん・友梨奈ちゃんは今回、初共演ですがどのように打ち解けましたか?」(10代女性)

志尊:これはね、まーくん(岡田)が先陣切りましたね。まーくんと俺が仲良くなるのは早かったですよね。

岡田:早かったね。

志尊:でもまーくんと仲良くなったのも、てち(平手)と3人で早く仲良くなるために団結したのがきっかけでした。

岡田将生(C)2020映画「さんかく窓の外側は夜」製作委員会 (C)Tomoko Yamashita/libre
岡田将生(C)2020映画「さんかく窓の外側は夜」製作委員会 (C)Tomoko Yamashita/libre
岡田:映画を作っていくにあたって、やはりコミュニケーションも大切だなと思ったので。このチームは仲良くなるのが早かったね!ただみんな人見知りだから…解決方法は何より自分がオープンになることです。

志尊:そうですね。オープンにすればみんな受け入れてくれるかもしれない。平手さんどうですか?教えてあげてくださいよ。

平手:(笑)。私は逆に、自分からというよりは相手の人がさらけ出してくれると、「話して良いんだな」という感じになるので、向こうから来てくれるとありがたいです。私はまだなかなか自分からいけないです…。

志尊:でもてちは、逆にこっちが心を開くと、犬みたいに本当に人懐っこいです。なので、てちに対しての対処法に関しては、てちにこっちから心を開くことが大事です。

岡田:そうだね、確かに。

― もしかしたら、この相談者さんも、平手さんみたいに向こうから歩み寄ってくれれば、打ち解けられるかもしれないですね。

志尊:そうですね。でも、もしかしたら話しかけづらいオーラが出てしまっている可能性もあるから…。

岡田:自分からそのオーラを発しちゃってるかもしれない…。

志尊:だから「喋りたいんだよ」という気持ちで人見知りしていると、話しかけられるんじゃないかな?

平手友梨奈(C)2020映画「さんかく窓の外側は夜」製作委員会 (C)Tomoko Yamashita/libre
平手友梨奈(C)2020映画「さんかく窓の外側は夜」製作委員会 (C)Tomoko Yamashita/libre
― “話しかけてオーラ”を出す感じですね!平手さんは、岡田さんと志尊さんが話しかけに来てくれた時、嬉しかったですか?

平手:…そうですね。嬉しかったです。

志尊:そうでもないみたいな反応すんなよ(笑)。

平手:違う、違う!そんなことない。あまり劇中で2人と一緒のシーンがなかったということもあって、初めは監督から役作りのためにも2人と距離を置いて欲しいと言われたこともあったんです。なので、私からは話さないほうが良いかなと思っていたので、嬉しかったです。

もし本当の兄妹だったら?

岡田将生(C)モデルプレス
岡田将生(C)モデルプレス
読者質問:「もし岡田将生さん、志尊淳さん、平手友梨奈さんが本当の兄妹同士だったらどんな家族になると思いますか?」(10代女性)

岡田:すごい質問ですね(笑)。

平手:すごいな(笑)!でも1番しっかりしているのは、真ん中の次男(志尊)だと思う。

志尊:でも家族になったらしっかりしないよ?本当にみんな自由奔放だと思います。それぞれがやりたいことをやる。

岡田:そうだね。週1で必ずみんなで夜ご飯食べましょうというくらいな気がします。

― 温かいですね。平手さんいわく、3人の中だと志尊さんが1番しっかりしているんですね。

志尊淳(C)モデルプレス
志尊淳(C)モデルプレス
平手:3人でいる時は、長男(岡田)と1番下(平手)が喧嘩しがちなので、それを「もうやめな?」という感じで止めてくれます(笑)。

志尊:喧嘩というかじゃれ合いですね(笑)。

岡田:全然言う事聞かないから…。

平手:え!言う事聞いてるよ!

志尊:例えば、「てち、もうちょっとご飯食べたほうが良いよ」(岡田)、「食べてるもん」(平手)、「もうちょっと食べな」(岡田)、「もう食べられない」(平手)、という感じで言い合いをしているところに、僕が「まぁまぁまぁ!」という感じです(笑)。

平手:でも「食べてるから!」とガーッとなって…。

岡田:「食べてないだろう!」みたいなね(笑)。

― もうすでに家族っぽい雰囲気ですね(笑)。

岡田:お母さんみたいですよね(笑)。

志尊:親戚のおじちゃんみたいな?でもてちも、そんなに強く反抗しないよね?ちゃんと聞いてくれる。

岡田:そうだね、強くは反抗しないね。

平手:どんなイメージなの(笑)?

平手友梨奈(C)モデルプレス
平手友梨奈(C)モデルプレス
志尊:例えば、「ご飯は食べなくてもいいから、野菜ジュースは毎日飲みなよ」と言ったら、クランクアップしてから、この取材を受けている今日まで、定期的に野菜ジュースの写真が送られて来るんですよ(笑)。

平手:淳くんが「送って」と言ったんだよ!

志尊:そうだね。僕が元々野菜ジュースを飲んでいて、みんなで飲もうということになったんだよね。でもまーくんはすぐ止めてた(笑)。

岡田:1日で終わった(笑)。

志尊:てちはずっと続けていて、報告をしっかりしてくれます。

将来への不安…周りと自分を好きになるには?

読者質問:「最近将来ちゃんと働いていけるか、ちゃんとした大人になれるか、不安で悩んでいます。私は人と話すのが苦手で、最近は人が怖いと感じるようになってしまいました。そんな自分が嫌いです。前向きに将来を考えられる方法はありますか?そして、どうしたら周りの人と自分を好きになれますか?」(10代女性)

岡田:“大人”というのは何なんだろうと思っちゃいますよね。

志尊:“ちゃんとした”というのも、何を持って“ちゃんとした”というのかわからないですよね。捉え方かなぁ…。楽しいことをやっていれば良いということではないですが、自分が楽しいと思える生き方をしていけば良いと思います。

岡田:自分を愛してあげないと周りも愛せないから、まずは自分を愛してあげないといけない。まだ知らない世界もたくさんあるから、発見する楽しさもあるし、それが自分の生きがいになる可能性もあるので、そんなに下を向かないで上を向いた方が良いと思います。

志尊淳(C)2020映画「さんかく窓の外側は夜」製作委員会 (C)Tomoko Yamashita/libre
志尊淳(C)2020映画「さんかく窓の外側は夜」製作委員会 (C)Tomoko Yamashita/libre
志尊:でもこの相談者さんは、文章を見る限り、すごく自己分析ができていると思う。変な概念みたいなものが備わってしまっていて、一歩踏み出したり、環境を変えるのが怖いと思ってしまっていたりするかもしれないので、家族や身近な人との関係性を変えるだけでも考え方が変わってくる気がします。苦しんでいても、笑って生きていられることが幸せなので、それが1番です。

平手:私もどちらかというと、相談者さんと同じ思いがあるので共感できます。なので人生経験のある2人の答えを聞きたいなと思って、今聞いていました。

岡田:てちはその悩みを解消できたの?

平手:んー…。私もまだ解消はできていないかもしれないけれど、今2人の話を聞いて、人生は楽しくあるべきだと思うし、自分を愛せないと他人も愛せないという言葉がすごく刺さりました。

志尊:「楽しく生きる」というのは、言葉だけを聞くとすごく楽観的に聞こえるかもしれないけれど、まーくんも僕も、いろいろ嫌なことも経験してきた中で、楽しく物作りをしたり、楽しく遊んだりして、視野が広がっていったし、周りに素敵な人が集まって来ると思うので、“出会い”も大切だと思います。

インタビュー裏話

平手友梨奈、岡田将生、志尊淳(C)モデルプレス
平手友梨奈、岡田将生、志尊淳(C)モデルプレス
新型コロナウイルス感染対策をしっかりとし、ソーシャルディスタンスを保ちながら行ったこの日のインタビュー。

映画の撮影ぶりの再会だったようで、先にスタジオに入っていた岡田と志尊は、平手の姿を見ると「お~!久しぶり!背伸びた?」「元気だった?髪切った?ちゃんと食べてる?」と和気あいあい。それぞれソロカットを撮影している時には、撮影を見守っている2人が「笑って~」「笑顔だよ~」と声をかけるなど、本当の兄妹のような雰囲気だった。

映画は新型コロナウイルスの影響で公開延期となってしまったが、3人が全身全霊で挑んだ作品を大きなスクリーンで見られる日を心待ちにしたい。(modelpress編集部)

岡田将生・志尊淳・平手友梨奈「さんかく窓の外側は夜」

志尊淳、岡田将生(C)2020映画「さんかく窓の外側は夜」製作委員会 (C)Tomoko Yamashita/libre
志尊淳、岡田将生(C)2020映画「さんかく窓の外側は夜」製作委員会 (C)Tomoko Yamashita/libre
同作は、霊が祓える男・冷川(岡田)と視える男・三角(志尊)の2人が、“除霊”という特殊能力を使って怪奇事件の解決へ挑む、新感覚の除霊ミステリー。事件を追う中で、2人は呪いを操る謎の女子高生・ヒウラエリカ(平手)と出会う。

<ストーリー>
書店で働く三角康介は、一見普通の青年だが、幼い頃から幽霊が見える特異体質に悩まされていた。ある日、書店に除霊師・冷川理人がやってくる。「私といれば怖くなくなりますよ」の一言で、三角は冷川と除霊作業の仕事を共にすることになる。

そんな中、ふたりは刑事・半澤より一年前に起きた連続殺人事件の話を持ち掛けられる。調査をはじめたふたりは、やがて遺体を発見するが、その遺体には呪いがかけられていたのだ。真相を探るふたりに度々聴こえてくる死んだ殺人犯の声。そしてふたりはある言葉にたどりつく―――。

「ヒウラエリカに…だまされた…」。それはふたりがこれまでの除霊作業で度々耳にしてきた名前だった。

彼女は何者なのか?彼女の目的は?ふたりはこの事件を解明できるのか…?

岡田将生(おかだ・まさき)プロフィール

1989年8月15日生まれ、東京都出身。2006年に芸能界デビュー。2009年に『重力ピエロ』、『ハルフウェイ』など出演映画が相次いで公開され、2009年度映画賞の新人賞を総なめにした。2020年はドラマ10「タリオ 復讐代行の2人」(NHK)が10月9日より放送開始、映画『星の子』(10月9日公開)の公開を控えている。

志尊淳(しそんじゅん)プロフィール

1995年3月5日生まれ、東京都出身。2011年に芸能界デビュー。2014年『烈車戦隊トッキュウジャー』主演で注目を集める。2020年はNHK土曜ドラマ『天使にリクエストを~人生最後の願い~』が9月19日より放送開始、10月11日放送開始の読売テレビ・日本テレビ系列の新ドラマ『極主夫道』にも出演が決定している。

平手友梨奈(ひらて・ゆりな)プロフィール

2001年6月25日生まれ、愛知県出身。2015年8月、欅坂46の1期生オーディションに合格。CDデビュー以降センターポジションを務め、2020年1月まで欅坂46の中心メンバーとして活動。2018年、映画『響 -HIBIKI-』で映画初出演にして初主演を果たし、「第42回日本アカデミー賞」で新人俳優賞、「第31回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞」で新人賞、「第28回日本映画批評家大賞」で新人女優賞(小森和子賞)を受賞した。
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