動画配信がきっかけで女優デビュー 現役女子大生・加藤晶、夢を叶えるまでの道のりを語る<モデルプレスインタビュー>
2020.07.09 18:00
views
ライブ配信アプリで注目を集める加藤晶(21)がモデルプレスのインタビューに応じた。7月9日に開幕する舞台「GO,JET!GO!GO!」で女優デビューを果たす彼女のこれまでとは?
幼い頃から女優を夢見て数多くのドラマや映画を見て独自で研究していたという加藤。新型コロナウィルスの影響により活動が制限される中で、「お家にいながら少しでも世の中の人に自分を知ってもらいたい!」とライブ配信アプリにて配信を始めると、約2ヶ月でファン数が1,000人を超えるなど、注目を集めている。そんな彼女が7月9日に開幕する舞台「GO,JET!GO!GO!」で念願の女優デビューを果たす。
「GO,JET!GO!GO!」はオリジナルミュージカルコメディーシリーズ。加藤はVol.8にあかね役として出演する。
加藤:私はFacebook繋がりで、元カノの里奈と、ジェットが出会うお話に、私はジェットの奥さんのあかね役で出演します。里奈と恋敵になります。旦那さんのジェットは真面目な男性なのですが、私が演じるあかねは元ヤンなんです。旦那の元カノ・里奈と対決みたいな感じになります。
― 初出演作品なのに、結構ハードな役に見えます(笑)
加藤:そうですね(笑)。元ヤンの主婦で、さらに子持ち(笑)。みおんちゃんという女の子がいます。あと、歌やダンスもあります(笑)
― 役作りは大変でしたか?
加藤:あかねは感情の起伏が激しいタイプですが、私は結構抑えちゃうタイプなので、そこのギャップが大変でした。怒るところは怒るという演技がすごく難しいですね。
― 初めての稽古はいかがですか?
加藤:すべてが初めて過ぎて、緊張しました。ABC班とあり、私はA班ですが、B班の中川朋美さんからダンスの稽古から芝居の稽古までいろいろと教えていただきました。稽古の初日にあかね役をいただき、2日後からダンスレッスンが始まり、元々ジャズダンスを習っていたので、ダンスはそんなに手こずらなかったのですが、演技が…。初めてなので、難しいと感じる部分がたくさんありました。
― 特にどんなシーンが難しかったですか?
加藤:里奈とジェットがイチャイチャしているシーンがあるんですけど、そのときに好きという気持ちを表に出さなきゃいけなく、その好きを身体で表現することが難しかったです。
― 初めてだらけのことが続き、大変で、逃げ出したくなる瞬間とかありましたか?
加藤:私があかね役に決まった日、ほかの方はすでに歌えて踊れていたんです。その瞬間が1番どうしよう…と思いました。歌は覚えられても歌えるほどではないし、ダンスもその場で覚えてすぐ稽古という流れだったので、家に帰りたいって思っていましたね。
― 逆に諦めなくて良かったなと思った瞬間は?
加藤:演出家の方にダンス稽古中にめちゃくちゃ怒られてしまったことがあって、そのときに今まで悔しくても泣くのを抑えていたのですが、バーって涙が溢れちゃって。でも「別に怒るもいいし、泣いてもいいんだよ」って一言言ってくださったことで、今まで溜まっているものが全部出て、自分の中でいろんな不安が解消されて、萎縮していたものが広がった感じがありました。
― ついに舞台が開幕しますが、現在の心境をお聞かせください。
加藤:めちゃくちゃ緊張しています(笑)。お客さんに観ていただくということも初めてなので、失敗しないか、足を引っ張らないかなど、いろんな心配がありつつも、自分のやりたいことはやろうと、とにかくできることは全部出し切ろうという気持ちでいます。
加藤:普段ライブ配信をやっているのですが、そこで将来の夢は女優と話していたら、事務所のマネージャーが舞台やってみない?と声をかけてくださって。オーディションという形でプロデューサーの前でセリフを読み、決まりました。
― 決まった瞬間はどのような心境でしたか?
加藤:夢なのかな…と、ずっとポカーンとしていました(笑)。決まった日に配信でファンのみなさんに報告させていただいたのですが、涙が出てきちゃって、それでちょっと実感が湧いてきました。
加藤:そうですね。幼いときから芸能界に憧れはあったのですが、全然一歩を踏み出せなくて…。今、大学4年生ですが、去年の今頃から就活を始めて、女優は無理でもそういう業界に関わりたい・学んでみたいと思って映画のエキストラに参加しました。そこでいろんな役者さんを見た時に「今まで私は何をしていたんだ」と思い、今年の3月にまずは配信を始めました。
― 小さいときから憧れていたんですね!
加藤:母が天海祐希さんの大ファンで、その影響で物心がついたときから、天海さんの宝塚や映像作品をよく観ていました。天海さんのテレビドラマを観て、こんなかっこいい女性になりたいって思いましたね。特に「BOSS」というドラマが、すごく印象的で、刑事ものなのに、女性らしさもあって、それでいてコメディー感もある。舞台の天海さんも観たことがあるのですが、映像作品とはまた違う女性らしさがあって、本当にかっこいいなと思いました。
― 天海祐希さんの作品以外だと、どのようなものを観ていましたか?
加藤:海外ドラマとか、海外映画を観ることが好きで、「ハリーポッター」や「トワイライト」シリーズものを観ていました。「私の中のあなた」という作品も好きで、ちょっと暗い話なんですけど、1人の女の子を通していろんな感情が観られる作品です。
― 憧れの女優さんはやっぱり天海祐希さんですか?
加藤:そうですね。あと同世代だと永野芽郁さん。学年は一つ下なのですが、同じ99年生まれという同世代であそこまで活躍されている方を見ると、頑張らなきゃ~って思います。
加藤:配信でイベントをやっていたとき、声をかけていただき、3月に入りました。
― 事務所に入ったことが大きな転機となりましたね!
加藤:そうですね。そのイベントが終わって、配信自体もやめて、普通に就活をしようと思っていたときです。配信をやっていなかったら多分今のこの状況はないですね。だから、本当にやっていてよかったなと思いました。
― どんなことを配信しているんですか?
加藤:素の自分です。家で配信しているので、たまにパジャマやすっぴんのままだったりします(笑)。ファンの方がすごく伸びた期間には、ちょっとおめかししたり、辛ラーメンを食べたり、本当にいつもの晶を配信を通して見てもらっています。
加藤:映画に出演するという一つの目標があるのですが、それ以上に一人の女性として、たくさんの方に勇気や感動を与えられるようになりたいです。
― 最後に夢を追いかけているモデルプレス読者に向けて、夢を叶える秘訣を教えてください。
加藤:私もまだ夢の途中というか、始まったばかりなので、意識しなくちゃいけないことなのですが、いつもずっと思っていることは、とにかく自分ができることをやり続けること。そして、周りのアドバイスを聞きつつ、それを吸収した上で、自分がどう動くのかを考える。あと、今まで私がやってきて思ったことなのですが、とにかく感謝と人への優しさを忘れないでください。頑張れば絶対に自分のものになります。失敗しても無駄にはならないと思うので、叶えたい夢があるなら、自分ができることと努力は絶対するべきではないかと、自分にも言い聞かせるようにしています。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
出身地:神奈川県
血液型:A型
サイズ:身長156cm B83/W60/H91
趣味・特技:ジャズダンス、フィルムカメラ、映画鑑賞、音楽鑑賞、読書
【あらすじ】
今日もお客のいない店内で、歌って踊るGO,JET!GIRLSたち!しかし、みんなケータイが気になってしょうがない…。夢中になるとあっという間に過ぎていく時間…。雨降る今宵…果たして、御機嫌な時間を過ごすことが出来るのか!?
「GO,JET!GO!GO!」はオリジナルミュージカルコメディーシリーズ。加藤はVol.8にあかね役として出演する。
加藤晶、女優デビュー作の現場で初めてづくし
― 女優デビューおめでとうございます!加藤さんが出演する「GO,JET!GO!GO!vol.8 ―想い出のFacebook Lovers―」は、どのようなストーリーなのでしょうか?加藤:私はFacebook繋がりで、元カノの里奈と、ジェットが出会うお話に、私はジェットの奥さんのあかね役で出演します。里奈と恋敵になります。旦那さんのジェットは真面目な男性なのですが、私が演じるあかねは元ヤンなんです。旦那の元カノ・里奈と対決みたいな感じになります。
― 初出演作品なのに、結構ハードな役に見えます(笑)
加藤:そうですね(笑)。元ヤンの主婦で、さらに子持ち(笑)。みおんちゃんという女の子がいます。あと、歌やダンスもあります(笑)
― 役作りは大変でしたか?
加藤:あかねは感情の起伏が激しいタイプですが、私は結構抑えちゃうタイプなので、そこのギャップが大変でした。怒るところは怒るという演技がすごく難しいですね。
― 初めての稽古はいかがですか?
加藤:すべてが初めて過ぎて、緊張しました。ABC班とあり、私はA班ですが、B班の中川朋美さんからダンスの稽古から芝居の稽古までいろいろと教えていただきました。稽古の初日にあかね役をいただき、2日後からダンスレッスンが始まり、元々ジャズダンスを習っていたので、ダンスはそんなに手こずらなかったのですが、演技が…。初めてなので、難しいと感じる部分がたくさんありました。
― 特にどんなシーンが難しかったですか?
加藤:里奈とジェットがイチャイチャしているシーンがあるんですけど、そのときに好きという気持ちを表に出さなきゃいけなく、その好きを身体で表現することが難しかったです。
― 初めてだらけのことが続き、大変で、逃げ出したくなる瞬間とかありましたか?
加藤:私があかね役に決まった日、ほかの方はすでに歌えて踊れていたんです。その瞬間が1番どうしよう…と思いました。歌は覚えられても歌えるほどではないし、ダンスもその場で覚えてすぐ稽古という流れだったので、家に帰りたいって思っていましたね。
― 逆に諦めなくて良かったなと思った瞬間は?
加藤:演出家の方にダンス稽古中にめちゃくちゃ怒られてしまったことがあって、そのときに今まで悔しくても泣くのを抑えていたのですが、バーって涙が溢れちゃって。でも「別に怒るもいいし、泣いてもいいんだよ」って一言言ってくださったことで、今まで溜まっているものが全部出て、自分の中でいろんな不安が解消されて、萎縮していたものが広がった感じがありました。
― ついに舞台が開幕しますが、現在の心境をお聞かせください。
加藤:めちゃくちゃ緊張しています(笑)。お客さんに観ていただくということも初めてなので、失敗しないか、足を引っ張らないかなど、いろんな心配がありつつも、自分のやりたいことはやろうと、とにかくできることは全部出し切ろうという気持ちでいます。
加藤晶、女優デビュー作が決定し「夢なのかな」
― 今回この作品の出演が決まったきっかけを教えてください。加藤:普段ライブ配信をやっているのですが、そこで将来の夢は女優と話していたら、事務所のマネージャーが舞台やってみない?と声をかけてくださって。オーディションという形でプロデューサーの前でセリフを読み、決まりました。
― 決まった瞬間はどのような心境でしたか?
加藤:夢なのかな…と、ずっとポカーンとしていました(笑)。決まった日に配信でファンのみなさんに報告させていただいたのですが、涙が出てきちゃって、それでちょっと実感が湧いてきました。
加藤晶、女優を目指すようになったきっかけは“天海祐希”
― 元々女優さんを目指していたとのことですが…加藤:そうですね。幼いときから芸能界に憧れはあったのですが、全然一歩を踏み出せなくて…。今、大学4年生ですが、去年の今頃から就活を始めて、女優は無理でもそういう業界に関わりたい・学んでみたいと思って映画のエキストラに参加しました。そこでいろんな役者さんを見た時に「今まで私は何をしていたんだ」と思い、今年の3月にまずは配信を始めました。
― 小さいときから憧れていたんですね!
加藤:母が天海祐希さんの大ファンで、その影響で物心がついたときから、天海さんの宝塚や映像作品をよく観ていました。天海さんのテレビドラマを観て、こんなかっこいい女性になりたいって思いましたね。特に「BOSS」というドラマが、すごく印象的で、刑事ものなのに、女性らしさもあって、それでいてコメディー感もある。舞台の天海さんも観たことがあるのですが、映像作品とはまた違う女性らしさがあって、本当にかっこいいなと思いました。
― 天海祐希さんの作品以外だと、どのようなものを観ていましたか?
加藤:海外ドラマとか、海外映画を観ることが好きで、「ハリーポッター」や「トワイライト」シリーズものを観ていました。「私の中のあなた」という作品も好きで、ちょっと暗い話なんですけど、1人の女の子を通していろんな感情が観られる作品です。
― 憧れの女優さんはやっぱり天海祐希さんですか?
加藤:そうですね。あと同世代だと永野芽郁さん。学年は一つ下なのですが、同じ99年生まれという同世代であそこまで活躍されている方を見ると、頑張らなきゃ~って思います。
加藤晶、ライブ配信アプリが大きな転機に
― 現在の事務所にはどういう経緯で所属するようになったのでしょうか?加藤:配信でイベントをやっていたとき、声をかけていただき、3月に入りました。
― 事務所に入ったことが大きな転機となりましたね!
加藤:そうですね。そのイベントが終わって、配信自体もやめて、普通に就活をしようと思っていたときです。配信をやっていなかったら多分今のこの状況はないですね。だから、本当にやっていてよかったなと思いました。
― どんなことを配信しているんですか?
加藤:素の自分です。家で配信しているので、たまにパジャマやすっぴんのままだったりします(笑)。ファンの方がすごく伸びた期間には、ちょっとおめかししたり、辛ラーメンを食べたり、本当にいつもの晶を配信を通して見てもらっています。
加藤晶、今後の目標と夢を叶える秘訣を語る
― それでは今後の目標を教えてください。加藤:映画に出演するという一つの目標があるのですが、それ以上に一人の女性として、たくさんの方に勇気や感動を与えられるようになりたいです。
― 最後に夢を追いかけているモデルプレス読者に向けて、夢を叶える秘訣を教えてください。
加藤:私もまだ夢の途中というか、始まったばかりなので、意識しなくちゃいけないことなのですが、いつもずっと思っていることは、とにかく自分ができることをやり続けること。そして、周りのアドバイスを聞きつつ、それを吸収した上で、自分がどう動くのかを考える。あと、今まで私がやってきて思ったことなのですが、とにかく感謝と人への優しさを忘れないでください。頑張れば絶対に自分のものになります。失敗しても無駄にはならないと思うので、叶えたい夢があるなら、自分ができることと努力は絶対するべきではないかと、自分にも言い聞かせるようにしています。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
現役女子大生・加藤晶さんからモデルプレス読者にメッセージ💘
— モデルプレス (@modelpress) 2020年7月9日
女優デビューという夢を叶えた加藤さんのインタビュー記事はこちらから➡️https://t.co/7qe4Keo29B pic.twitter.com/luiXcAaV3C
加藤晶(かとうあきら)プロフィール
生年月日:1999年1月20日出身地:神奈川県
血液型:A型
サイズ:身長156cm B83/W60/H91
趣味・特技:ジャズダンス、フィルムカメラ、映画鑑賞、音楽鑑賞、読書
「GO,JET!GO!GO!vol.8 ―想い出のFacebook Lovers―」
7月9日~7月19日 A-Garage【あらすじ】
今日もお客のいない店内で、歌って踊るGO,JET!GIRLSたち!しかし、みんなケータイが気になってしょうがない…。夢中になるとあっという間に過ぎていく時間…。雨降る今宵…果たして、御機嫌な時間を過ごすことが出来るのか!?
【Not Sponsored 記事】
関連記事
「インタビュー」カテゴリーの最新記事
-
【TWICEサナ インタビュー】夢を叶えるためには「勢い」が大事 中学時代のデビュー前から繋がる考えモデルプレス
-
BUDDiiS小川史記、“暗黒時代”支えとなった友の存在 後悔なしの20代振り返る【インタビュー後編】モデルプレス
-
「今日好き」こおめいカップルインタビュー、交際後は毎日寝落ち電話 意外だったスキンシップ事情「もっとしようかなと」モデルプレス
-
“奇跡の29歳”BUDDiiS小川史記、代名詞が思わぬ広がり 1st写真集で新たな自分も発見【インタビュー前編】モデルプレス
-
“怪演”話題の片岡凜、ブレイク中の心境語る デビューから2年――女優の夢叶えるために起こした行動「突っ走ることが大切」【「海に眠るダイヤモンド」インタビューVol.3】モデルプレス
-
「海に眠るダイヤモンド」いづみの正体・今後の展開は?千景役・片岡凜が気になる伏線ポイント明かす【インタビューVol.2】モデルプレス
-
片岡凜、日曜劇場初出演は「すごく光栄」“ドラマデビュー作ぶり”新井順子Pとの再会で贈られたアドバイスとは【「海に眠るダイヤモンド」インタビューVol.1】モデルプレス
-
アナウンサーになるには?テレ東・田中瞳アナの回答と「夢を叶える秘訣」モデルプレス
-
テレ東・田中瞳アナの転機になった、さまぁ~ずの“ある言動”モデルプレス