奥山かずさ、女性美×エロス出し切って“変化” グラビア人気の裏に抱いた葛藤と成長とは<インタビュー>
2020.07.08 18:00
views
女優の奥山かずさ(おくやま・かずさ/26)がモデルプレスのインタビューに応じた。2nd写真集『AIKAGI』(7月10日発売)のリリース目前、グラビアでの人気の裏に抱いていた葛藤と、さらなる高みを目指す熱意を語ってくれた。
奥山かずさ 2nd写真集「AIKAGI」
「第1回ミス 美しい20代コンテスト」で準グランプリを獲得後、『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』でブレイク。同時期にスタートしたグラビアも数々の雑誌で表紙を飾るなど注目を集めている。
そんな中、この度リリースする『AIKAGI』では、女性美×エロスを出し切ったと言えるほど余すことなく披露。“生な表情”にこだわり、男女ともに楽しんでもらえることを理想に、女性らしい曲線美を最大限表現した。
演技でもグラビアでも花を咲かせてきて約2年――、今新しく“リアルなエロティックな表情”を開花させた奥山の心境は?インタビューでは率直な思いを話してくれた。
奥山かずさ、ファンの声援がモチベーションに
― グラビアを始めて約2年、ご自身で振り返っていかがですか?奥山:楽しいです。色んな所に行って綺麗に撮って頂けるのも楽しいし、ビキニを着れることも楽しいです。ですが、それ以上にファッションではなく“私”を撮って頂けることが楽しいです。そこにやりがいを感じていて、1回1回のグラビアでまた違った自分が引き出されていくことが大好きです。
― 写真集も2冊目、雑誌の表紙でもよく拝見しますが、周囲の反響はいかがですか?
奥山:ファンの方たちが喜んでくださるのが私も嬉しいですし「前回と違ってよかったよ」って言われるとモチベーションにもなります。直接知り合いからは何も言われなくなりました(笑)。
― (笑)。最初の頃は何て言われてたんですか?
奥山:いじられてました(笑)。
― (笑)。そんな中 “日本一美しい脇上げポーズ”という異名も付きました。
奥山:めちゃめちゃいじられるやつ(笑)。
― いじられるんですか(笑)。どうやって、そこに行きついたんでしょうか?
奥山:「週プレ」さんで見つけてもらったんですが…なんでだろう?上げたくなっちゃうんですかね(笑)。気づいてたら上げてた(笑)。
― すごい!気づいたら“日本一”ですよ!
奥山:(笑)。
奥山かずさ、今まで見せたことない表情
― では改めて『AIKAGI』がどんな作品か教えてください。奥山:1stを超える写真集を作ろうと思い、コンセプト決めるにあたって水着のファッション性よりも、表現力とポージング、シチュエーション、演技力にフォーカスして臨みました。今回高知県で撮影したのですが、初めての高知は川も山も綺麗で本当に良かったです。
― 衣装と肌見せ方も、かなりSEXYに女性らしさが出てると感じました。
奥山:衣装は、私のこだわりや「こういう色はあんまりよく見えないかもしれない」「こういうビキニ好きです」などのオーダーを今までのグラビアと合わせて何枚かA4にまとめて、スタイリストさんに全部相談したんです。そこから「ここをちょっと変えれば似合うよ」などスタイリストさんとしっかり話し合って生まれたものです。
― 1st写真集発売から1年4ヶ月、グラビアでのご活躍、人気ぶりがこの早さを象徴しているかと思います。
奥山:私としては2nd写真集はもっと後だと思っていたので、自分が想像していた時期よりも早くお声がけ頂きました。反響があることは本当に嬉しいですけど、グラビアに出れば出るほど自分も「飽きられたくない」ってクオリティを求めてしまうんです。自分自身「もっと違うグラビアを撮りたい」と思っていたので、この写真集でいつもと違う自分を出してステップアップしていけたらなと、本当に良いタイミングでした。
― グラビアを始めて約2年、成長した分、葛藤や難しさを感じていた?
奥山:そうですね。この写真集で大きかったのは、中村昇さんに撮ってもらったことです。「週プレ」さんで初めて昇さんとご一緒した時、言い方が難しいんですけど、今までやってきたタイミングでは撮っていただけなかったし、本当にパッションをぶつけないと撮って頂けませんでした。でも、その分自分にもっと伸びしろあるんだって気づかせて頂きました。なので、今回写真集を作るなら、自分の成長にもつながるからと昇さんにお願いしました。
― 仕上がった作品を観ていかがでしたか?
奥山:めちゃくちゃ良かったです!自分のパーフェクトじゃない部分がたくさん出ている写真集だと思うんです。写真集のために女の子が憧れるメリハリボディをストイックに作ったというよりは、自分の“スキ”を撮って頂いたので、決めてない私、今まで見たことない表情がたくさん見れました。
― 特別に体作りはせず、ありのままが写ってるんですね。
奥山:コンスタントに運動はしてるんですが、きつく追い込むとかはなかったです。26歳の誕生日の境目に撮りに行っていたので、1つ歳をとった時の気持ちの変化も出てると思います。
― どんな変化があったんですか?
奥山:今までの自分ではダメだって。お仕事もプライベートも20代前半の気持ちではダメっていう葛藤が大きかったです。
― 傍目からは、グラビアはもちろん、女優としては連ドラ出演などもあって順風満帆に見えたのですが、その中にも葛藤があった?
奥山:「もっと自分は出来るだろ」って思うんです。自分を鼓舞するというか、自分に厳しくというか、ただ多くのお仕事をするというより、1つひとつのお仕事のパフォーマンスを上げることできたんじゃないかなという後悔が大きかったです。特にこういうお仕事は、ステップアップしているかどうかが丸見えだと思うんです。毎日違うことをして、成果をあげて、ステップアップしていく。そうやって、顕著に成長が見えるからこそ、やりがいを感じていて、そういう思いになりました。
さらなる高みを目指して…
― 自分の理想を100とすると、写真集の時の完成度はどれくらい?
奥山:撮影の時は良かったなと満足してたのですが、やっぱり毎日毎日続けていくと…。
― 既にそこを通過してさらなるステップアップ中?
奥山:もうちょいがんばりたいなって思ってます。
― 普段はどんなトレーニングをしてるんですか?
奥山:筋トレはジムでも家でもやっています。あと今年に入ってからヨガを始めて、めちゃめちゃハマったんです!全然うまくないし、別に柔らかくないんですけど(笑)。ヨガをやれば女らしくしなやかな、筋肉はあるけど柔らかい体になるかなと思っています。
素肌感が圧倒的美しさ
― 表紙はすっぴんに近い感じですね。奥山:写真集自体あんまりメイクをしていなくて、自分でもあまりにも薄すぎるので正直「これ大丈夫かな」「みんな受け入れてくれるかな?」って(笑)。嫌なわけではないですが、ビビりながら出してます。
― 素肌の美しさが際立つ写真かなと…。
奥山:四国のおいしいご飯でツヤツヤになってます(笑)。
― 普段から肌のケアは?
奥山:肌はケアしすぎないようにしています。この世界に入った時、1番肌のケアを考えて色んなことを試してみたんですが、メイクさんとも話してやり過ぎは良くないなとなりました。もともと田舎で育って太陽をガンガン浴びてスキンケアのスの字もないような感じだったので、初心に戻って、あまり神経質にならないようにしています。
― 運動もしていれば、そんなに乱れることもない?
奥山:汗をかくのが好きなので半身浴も良いのかなと。
― 水着の場合、全身写りますがボディケアはどうしてますか?
奥山:ボディケアは、ちょっとマッサージしたりクリーム塗ったりするぐらい。めんどくさがりでストイックには出来ないので、何時間もかけて丁寧に丁寧にというよりは、自分が続けられる範囲でやってます。
奥山かずさ、3冊目の写真集にも意欲
― 『AIKAGI』も発売前重版が決まるなど早くも話題です。3冊目も遠くはないと思いますが…?奥山:3冊目も撮りたいです!写真集は自分を振り返るものとしてもすごく大事なものなので。今回、意外なところで新しい自分が引き出たので、次も型にはまらない意外なところで撮ってみるのもアリかなと思ってます。
― では今後女優としての目標もお聞きしたいです。
奥山:ドラマもですが、映画にも出たいです。このお仕事をするようになってから映画を観るようになって、初めは勉強のためだったのですが、1日1本みるというになって映画好きになったので映画に出てみたいです。役で言ったら、アンダーグラウンドな役をやりたいです。今までは等身大の女性の役が多かったので、自分も想像つかないような、闇金ウシジマくんとか、極道の妻みたいな役をやってみたいです(笑)。
― 9月スタート金曜ドラマTBS「キワドい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木」へのレギュラー出演も決まりましたね。
奥山:私が演じる石館美空は刑事ですが、玉の輿を狙い、寿退社を目指しているなんとも明るい人です。強行犯係・末長班はお一人お一人個性が強いのでそこにうまく馴染めるように頑張ります。神崎と黒木のコンビネーションと息ぴったりの掛け合いが見所です!
― 最後に奥山さんの“夢を叶える秘訣を教えて下さい。前回お聞きした時から2年経っていますが、その経験を踏まえて改めてお伺いしたいです。
奥山:やっぱり目標を持つこと。非現実的なことではなくて、自分が夢に向かって続けられる小さい目標を日々決めて、毎日ステップアップしていく。人と比べるよりも、昨日の自分と比べるのが1番いいのかなと思います。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
奥山かずさ(おくやま・かずさ)プロフィール
生年月日:1994年3月10日出身地:青森県
血液型:B型
身長:164cm
サイズ:B83・W59・H86
趣味:パン作り
特技:野球、ソフトボール
オスカープロモーション所属。2016年に行われた「第1回ミス美しい20代コンテスト」で準グランプリを獲得。2018年には『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』でヒロインの1人・パトレン3号/つかさに抜擢され女優デビュー。
2020年はドラマ「ケイジとケンジ~所轄と地検の24時~」(テレビ朝日系)、「SEDAI WARS」(MBS・TBS系)に出演。7月10日に2nd写真集『AIKAGI』をリリース。9月スタートのTBS系金曜ドラマ『キワドい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木』(毎週金曜よる10~)にも出演決定。
【Not Sponsored 記事】
関連記事
「インタビュー」カテゴリーの最新記事
-
ブーム再燃「ラブ and ベリー」20周年で押し出した理由・今後の展開 セガ担当者に直撃【モデルプレスインタビュー】モデルプレス
-
【「あいの里 シーズン2」プロデューサーインタビュー】史上初の出来事・藤田ニコル母の起用理由…制作陣も想定外の連続だった撮影の裏側モデルプレス
-
鳴海唯、横浜流星との初対面で払拭された不安 人生における大きな転機明かす【「わかっていても the shapes of love」インタビュー後編】モデルプレス
-
鳴海唯、日本版「わかっていても」役作りに葛藤「毎日悩んでいました」現状打破すべく取った行動とは【インタビュー前編】モデルプレス
-
西川貴教コラボクリスマスケーキ100個配送トラブル スポンジむき出し・変わり果てた姿…販売元・平和堂に直撃インタビューモデルプレス
-
“福岡の子役が「ミス東大」に” 松藤百香さん、話題映画の吹き替え声優経験も 学業と両立できた理由とは【モデルプレスインタビュー】モデルプレス
-
GENIC増子敦貴&小池竜暉「思い描いていたメジャーデビューではなかった」コロナ禍から5年で日本武道館へ エイベックスの伝統継ぐ男女混合グループの強み【インタビュー】モデルプレス
-
岩橋玄樹「毎日不安や悩みと戦って生きている」経験から語る不安・葛藤の乗り越え方 “二面性”表したアルバム楽曲制作秘話【インタビュー後編】モデルプレス
-
日向坂46佐々木美玲「人が怖くなってしまった」辛い時期に支えてくれたメンバーの存在 相次ぐ卒業・グループの転換期に本音語る【「陽射しのパレード」インタビュー後編】モデルプレス