超特急史上最大規模ツアーで感じた“手応え”と“ファンの愛”「本当に強い愛を感じた」「革命を起こせた」
2020.03.25 12:00
views
2019年末から2020年始めにかけて行われたグループ史上最大規模のアリーナツアーの模様を収めたライブBlu-ray「BULLET TRAIN ARENA TOUR 2019-2020 Revolucion viva」を3月25日にリリースするダンス&ボーカルグループの超特急がモデルプレスのインタビューに応じ、ライブを振り返ってもらった。
超特急のライブBlu-ray「BULLET TRAIN ARENA TOUR 2019-2020 Revolucion viva」
今作は、大阪城ホール公演の2日目(12月22日)と、代々木第一体育館公演の最終日(1月5日)がそれぞれMCまで残らず完全収録されており、大阪のクリスマスメドレーや東京での殺陣のパフォーマンスなど、各公演限りのスペシャルな演出も収録。さらに、当日会場に入っていた、代々木49台、大阪23台のカメラが捉えたライブ映像を、一つの画面に収めたオールマルチスクリーンを3つ目のディスクに収録。それぞれの“推しメン”の表情はもちろん、ライブ当日や同映像では目にできないショットまで、余すところなく確認できる。超特急、グループ史上最大規模のアリーナツアーを振り返る
― グループ史上最大規模のツアーだったということで、印象に残っていることを教えてください。カイ:ムービングステージがすごく大きな要素としてありました。ツアーの初日、ムービングステージが動いた瞬間、場内のみなさんの反応が面白かったというか、すごく驚いて喜んでくれたのが印象的でした。「こっちに来る来る」って喜んでいた人もいれば、一緒に来た友達とハイタッチしていた人もいて、こっちの思惑通りの反応で、しめしめって感じですごく嬉しかったです。
― 一人一人のお客さんの顔がちゃんと見えているんですね!
カイ:そうですね。客席から僕たちが見えているのと同じように、僕たちからもガッツリ見えています!
― リョウガさんもありましたか?
リョウガ:両日とも披露した「Drawイッパツ!」という曲のコールをレクチャーしている動画を公開したのが、クリスマス公演の前日にも関わらず、8号車が1日しかない練習時間の中で高いクオリティで覚えてきてくれて。それが、8号車のみなさんと一緒に曲を作り上げているなって、すごく超特急感を感じたので、個人的に濃く印象に残っています。
― ファンの完成度にビックリしたんですね!
リョウガ:そうですね。投稿した動画のコメント欄に「え、前日?」「時間が足りないよ」「時間に対してのコールの数やばいよ」みたいなコメントがあったんですけど、みんなで合わせたのかというぐらいの統一感がありました。声量と圧力が凄まじくて、本当にこれからどんどん披露していって、育てていったら、より凄まじい曲になるんだろうなという感じがしました。
― 1日で覚えるってところにも、ファンの愛を感じますね。
リョウガ:はい…本当にずっと見てくれたんだなって思ったので、本当に強い愛を感じました。
― 続いてタクヤさんは?
タクヤ:全然内容の違うライブでした。約3ヶ月近くずっとリハーサルをやっていたのですが、始まってしまえば5日間あっという間に終わってしまい、「Revolucion」というタイトル通り、革命を起こせたライブができたのではないかなと思いました。
― 覚えるのもすごく大変そうです。
タクヤ:「今日のリハーサルはどっちをやるんだ?」「あれ?今は大阪の話ししているのか」とこんがらがることもありました。大変でしたけど、ステージに立って8号車のみなさんが応援してくれている姿や、笑顔を見ていると、やってよかったなと思いましたし、すごく楽しかったです。
― ユーキさんはどうでしたか?
ユーキ:両日とも演出に携わらせていただきました。タイトルを発表した段階で、違う内容にすることも発表していたので、セトリとか自分でも組み立てながら、「本当に全然違うな」と想像していました。一昨年も同じように違う内容のライブをやることを経験していたので、「ああ、この時期が来たか」という感覚はあったのですが、今回は年末のクリスマスと、年始のお正月というところが大きかったです。あと、今までの経験があったからこそ、よりかっこいい殺陣ができたのかなって、8号車のみなさんにとってもすごい印象に残っているという感想も届いたので、安心というか、嬉しかったです。
― 殺陣はダンスを覚えるのと全然違う感覚でしたか?
ユーキ:そうですね。殺陣は動かし方が全然違うので、踊る感覚とは全く違いましたね。殺陣のとき、意識的に違う集中力を使うのですが、終わったあと落ち着いたとは思えず、次にまたダンスに切り替えるのは大変でしたが、すごくやり応えがありました。
― では、最後にタカシさんはどうでしたか?
タカシ:東京公演と大阪公演で、こんなにも内容の違うものをやるんだということと、1つの公演にめちゃくちゃ詰め込んだなって思いました。こういうのをやるのも僕たちしかいないんじゃないのかなって、自信が付きました。ライブでの攻め方を所々で感じるツアーだったなと思いました。
― 今までとは違った達成感を味わえたんですね。
タカシ:そうですね!ありましたね!公演数は多くはなかったけど、物量が普通のツアーよりもはるかに多かったので、それに応じたやりがいはありました。「ああ、この瞬間のために今、俺らは生きてんねんな」というのを改めて感じることができました。
― 今回、史上最大規模ということで、どんな違いを感じることができましたか?
タカシ:公演数を増やせたのは、自分たちにとっても大きな一歩だったと思いました。これまで代々木第一体育館も大阪城ホールもライブは何度かやらせていただき、馴染みのあるホームだと思っている舞台ですが、大阪城ホールも2DAYS、代々木第一体育館も久しぶりで3 DAYSが素直に嬉しかったです。クリスマスやお正月って、日本全国が賑わう一大イベントにも関わらず、超特急のライブに来てくれて、感謝でしかありません。
タクヤ:タカシが言っていた通り、限られた公演数の中で、今までのライブと比べるとかなりの物量がありました。クリスマスメドレーをやったり、殺陣をやったり、ムービングステージで踊ったりと、かなりいろんなことをやったので、達成感がものすごくありました。それに年末年始にわざわざ僕たちに会いに来てくれたのは、すごく感慨深いものを感じました。
ユーキ、今回の演出のこだわりは?
― 今回もユーキさんが総合演出を担当したとのことですが、今回のこだわりを教えてください。ユーキ:毎回ですが、セットリストはすごく大事なので、すごくこだわりました。曲の組み立てとか、本当に全く違うので、どう違いを出そうかと考えました。例えば、1曲目とか、途中の1番の見せ場とか、そういうところの組み立て方はこだわりが強く出ていると思います。
― クリスマスとお正月って、時期は近いのに全く違う時期。そういう違いを演出するのは、すごいなと思います。
ユーキ:でも意外につきないというか…。近い時期ですが、全然違う文化なので、いろんな演出をすることができました。
超特急、次のアリーナツアーは?
― すでに発表している次のアリーナツアーにも期待がかかっていると思いますが、どんなライブになりそうですか?リョウガ:本当に今、現状決まっているのは、タイトルだけですね(笑)。「DINER(正式にはARENA TOUR 2020 SPRING WELCOME TO THE BULLET TRAIN DINER)」というタイトルなので、来てくださった8号車のみなさんには、最高のもてなしをしたいという気持ちがあります。8号車のみなさん!「期待していいよ」(笑)。ぜひ来てほしいので、本当に楽しみに待っていてくれたら、嬉しいです。僕たちも、想像を超えたものを作っていきたいと思っています。
― ユーキさんはどうですか?
ユーキ:まだなにも決まっていないのですが、やるからにはやっぱり8号車の方に楽しんでもらって、笑顔になっていただけるように、超特急として面白いものをいっぱいできるように考えたいと思います。
― 前作を超えなきゃというプレッシャーとかは感じませんか?
ユーキ:感じてはいるんでしょうけど、そんなに気にしたことがないというか、楽しいライブを作りたいという想いが1番強くあります。ライブのことを考えていると楽しいので、プレッシャーはそんなに考えないようにしています。
― メンバーの意見も反映することもあるのでしょうか?
ユーキ:リハやって、組み立てている中で、「これ違う?」って疑問とかあれば、話し合ったりしています。
― 次のライブも迫っていますが、今後の目標を教えてください。
タカシ:年末にもアリーナツアーをやって、2020年を締めくくることができたらいいなと思います。ありがたいことに、大阪城ホールや代々木第一体育館で、ライブができる日数を増やしていくことができました。なので、もっともっと本数を増やしたいですし、地方にも行けたら嬉しいなと思います。そういうのが今年の目標の中に入ってくると思います。
超特急、夢を叶える秘訣を語る
― 最後に夢を追いかけているモデルプレス読者に向けて夢を叶える秘訣を教えてください。タカシ:こうしたい目標とか夢があるんだったら、ただまっすぐに愚直に進むしかないと思っていて。でも簡単にいかないことってたくさんあると思うんですよ。そんなときは「ああ、ダメだな」って休んでもいいと思います。「別のやつにしてみよう」ってシフトチェンジしてもいいと思います。そういうことがあっても、自分のできる限りまっすぐ突き進んでいけば、一つの点として、夢を叶える一歩に確実に繋がっていくと思っています。
― タカシさん自身がそういうタイプなのでしょうか?
タカシ:僕の場合は、ただ前に進むしかないって、1回決めたらそれしか見えなくなっちゃうんです。あまりよくないことかもしれないんですけど、ポジティブに捉えたら、夢を叶える秘訣にも繋がるんじゃないのかなって、個人的な見解です。
― 次、タクヤさんお願いします。
タクヤ:仲間を想う気持ちです。友達でも誰でもいいんですけど、人ってやっぱり1人では生きていけません。辛いなって思ったとき、たぶん支えてくれるのは、友達だったり、先生だったり、家族だったりすると思います。いろんな人に支えられて強くなって生きていくんだと思います。自分の夢に対し、「こういうことを叶えたいけど、辛いな」って思ったとき、それを支えてくれるのは周りにいる仲間たちだと思うので、そういう人たちを想う気持ちを大切にした方がいいのかなと思いました。
― タクヤさんもそう感じたことがありましたか?
タクヤ:このメンバーもそうですし、9年もやっていると、いろんなことがありました。多分これからもいろんなことがあるんだろうなと思うんですけど、ステージに立っているときにより思います。「こいつらとやってきてよかったな」って。(※この言葉にメンバー感動するも、タクヤ「プライベートでは一切思わない」と照れ隠し)
― カイさんも教えてください。
カイ:夢を目標にしないことだと思います。例えば、いい大学に入りたいと思ったとすると、入ったところで終わってしまうので、入った先でなにがしたいのかというのを考えると、より先に進めると思います。例えば、僕らだったら“東京ドーム”を目標にしていますが、東京ドームでライブをすることが目標じゃなくて、到達した先でなにができるのかが、より重要だと思うので、そこだけに目を向けないようにしています。そこを通過点にするぐらいの気持ちでやっていかないと、多分目標に到達したあとに燃え尽きたりすると思うので、より先を見据えるようにしています。
― カイさんは、東京ドームの先のことも考えているのでしょうか?
カイ:先というか、「こういうことができたらいいな」という想いがあります。メンバーそれぞれあると思います。その先に見えるものが必ずあると思います。そこに到達してやっとスタート地点に立てるんだと思います。
― ユーキさんはいかがですか?
ユーキ:僕はシンプルに言葉に発することと、思い立ったらすぐに行動すること。自分もそうだなと思いますし、周りで夢を叶えている人たちもすぐに行動に移しています。考える時間も大事だけど、考える時間があったら、1回試して自分の経験値を上げてみてください。失敗が成功のもとだと思うので、失敗してなんぼだと思います。失敗した人が成功していると思うので、そういう意味では行動に移すことが1番の近道だと思います。
― 今回のツアーでも失敗や成功を感じることがありましたか?
ユーキ:僕はツアーで満足したことが1回もありません。毎回もっとこうしたかった、ああしかたかったって、反省というか、次に繋げようという気持ちがあります。なので、今回も次はこうしようと思ったことがたくさんあります。
― 最後にリョウガさんお願いします。
リョウガ:以上のことを守れば叶うと思います(笑)。さすがに叶うでしょ(笑)。もう今ので4通り出ているわけ(笑)。でも共通して思うのは、夢への気持ちを強く思うこと。夢っていうのは好きだから追いかけられるんだと思います。なにかを犠牲にすることもあるかもしれませんが、そういう気持ちを大事にして、覚悟を持てば叶うんじゃないのかなって思います。次の取材時には、叶った方にメッセージをという内容になっているんじゃないのかなと思います(笑)
― なるほど!では、次はその質問をしますね(笑)
リョウガ:お願いします(笑)。叶った方はこちらの宛先に的な…(笑)
― 本日もたくさんのお話ありがとうございました!
(modelpress編集部)
超特急ライブBlu-ray「BULLET TRAIN ARENA TOUR 2019-2020 Revolucion viva」収録楽曲
【DISC-1】2020年1月5日・国立代々木競技場第一体育館公演
OverTure(Shine Bright New Year ver.)/SAY NO(S.B.N Live ver.)/Don’t Stop 恋/Burn!/PUMP ME UP/PAPAPAPA JUMPERS/Revival Love/TRAIN/=S.B.N Japanese Battle=/Kura☆Kura(S.B.N Live ver.)/Full moon/Body Rock/On & On/Hey Hey Hey/STYLE/Draw イッパツ!/Clap Our Hands!/Kiss Me Baby/バッタマン/走れ!!!!超特急
<アンコール>Billion Beats/Drive on week/超えてアバンチュール
<ダブルアンコール>gr8est journey
【DISC-2】
2019年12月22日・大阪城ホール公演
Overture(Pastel Shades Christmas ver.)/Fantasy Love Train ~君の元までつながるRail~/バッタマン/Don’t Stop 恋/Revival Love/Kiss Me Baby/We Can Do It!/One/O Signal/Seventh Heaven/=P.S.C Rave Track=/Whiteout(P.S.C Live ver.)/DJ Dominator/Hey Hey Hey/Snow break/P.S.C Christmas Medley[Overture~SANTA CLAUS IS COMIN' TO TOWN~RUDOLPH THE RED NOSED REINDEER~Happy Holiday~きよしこの夜~We wish you a Merry Christmas~Billion Beats]/Draw イッパツ!/超越マイウェイ/Burn!/SAY NO/超えてアバンチュール
<アンコール>Sweet Bell/fanfare/超特急です!!!!!!!!
【DISC-3】
オールマルチスクリーン
代々木第一体育館公演は49台のカメラ、大阪城ホール公演は23台のカメラが収録した映像を一画面にマルチ表示。収録時間が約5時間という驚異のディスク
超特急のみなさんからモデルプレス読者にメッセージ💕
— モデルプレス (@modelpress) 2020年3月25日
グループ史上最大規模ツアーを振り返ったインタビュー記事も🤗🎶@sd_bt
▼記事はこちらhttps://t.co/1pjwL3oI1W pic.twitter.com/g2c3zOp9bZ
超特急(ちょうとっきゅう)プロフィール
メインダンサー&バックボーカルグループ。エンターテインメント性の高さと、魅せるパフォーマンスで、超特急ワールドに染め上げるライブが今最もアツく面白いと話題に。6月9日・10日に神奈川・ぴあアリーナMM、6月13日・14日に大阪・エディオンアリーナにて春のアリーナツアー『ARENA TOUR 2020 SPRING WELCOME TO THE BULLET TRAIN DINER』を開催する。
【Not Sponsored 記事】
関連記事
-
超特急カイ、初ソロスタイルブック“MINIサイズ版”発表 表紙は未公開カット<KAI STYLE BOOK>モデルプレス
-
超特急ユースケ、グループ脱退日に最後のメッセージ「どうしても怖くて…」 メンバー&8号車へ感謝つづるモデルプレス
-
脱退発表の超特急ユースケ、写真集発売イベントが中止にモデルプレス
-
超特急、初ライブ密着本でリアルな素顔明らかにモデルプレス
-
超特急、脱退のユースケと8号車への思いが詰まったファンクラブツアーに幕 タカシ「超特急とユースケは僕が絶対守りますから」<セットリスト>モデルプレス
-
超特急ユースケ、脱退発表 メンバーがコメント「辛いし苦しいけど 間違いじゃない」モデルプレス
「インタビュー」カテゴリーの最新記事
-
【TWICEサナ インタビュー】夢を叶えるためには「勢い」が大事 中学時代のデビュー前から繋がる考えモデルプレス
-
BUDDiiS小川史記、“暗黒時代”支えとなった友の存在 後悔なしの20代振り返る【インタビュー後編】モデルプレス
-
「今日好き」こおめいカップルインタビュー、交際後は毎日寝落ち電話 意外だったスキンシップ事情「もっとしようかなと」モデルプレス
-
“奇跡の29歳”BUDDiiS小川史記、代名詞が思わぬ広がり 1st写真集で新たな自分も発見【インタビュー前編】モデルプレス
-
“怪演”話題の片岡凜、ブレイク中の心境語る デビューから2年――女優の夢叶えるために起こした行動「突っ走ることが大切」【「海に眠るダイヤモンド」インタビューVol.3】モデルプレス
-
「海に眠るダイヤモンド」いづみの正体・今後の展開は?千景役・片岡凜が気になる伏線ポイント明かす【インタビューVol.2】モデルプレス
-
片岡凜、日曜劇場初出演は「すごく光栄」“ドラマデビュー作ぶり”新井順子Pとの再会で贈られたアドバイスとは【「海に眠るダイヤモンド」インタビューVol.1】モデルプレス
-
アナウンサーになるには?テレ東・田中瞳アナの回答と「夢を叶える秘訣」モデルプレス
-
テレ東・田中瞳アナの転機になった、さまぁ~ずの“ある言動”モデルプレス