<古川雄輝「LINEの答えあわせ」インタビュー>古川式“LINE性格分析”とは?アイコン・スタンプを使わない理由も明かす
2020.01.18 08:00
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2月1日から放送・配信開始する読売テレビ系ドラマ「LINEの答えあわせ~男と女の勘違い~」に主演する俳優の古川雄輝(32)が、モデルプレスのインタビューに応じた。
古川雄輝「LINEの答えあわせ」インタビュー
今作は、東京カレンダーWEB連載「LINEの答えあわせ」が原作で日本と中国の合同プロジェクトとして始動。東京のとある“一日料理教室”で出会った「ITベンチャー社長」「外資系商社マン」「恋愛小説家」「気鋭のシェフ」「アパレルプレス」「モデル」「TVドラマプロデューサー」という男女7人を中心に繰り広げられるLINEにまつわる恋愛模様を、男性側・女性側それぞれの目線から語り、そのエピソードから恋愛を成功に導くヒントを指南する“恋愛実践トレーニングドラマ”となっている。
古川が演じるのは、ITベンチャー社長・安井司。麻布十番在住、イケメンで仕事の出来る若手社長。自信満々で破天荒、ギラギラしていて流行り物に弱い。しかし、センスに欠ける。一方で、強気で男らしい一面を持ち、自分の社員には厳しいが女性にはとことん弱い…という役どころ。
これまで様々なタイプのイケメン役を演じた古川だが、本人も「今まで演じたことのないキャラクター」という癖のあるイケメン。今回のインタビューでは、撮影裏話や役の印象をはじめ、自身のLINE事情、さらには古川式LINE性格分析!?まで…たっぷりと語ってもらった。
古川雄輝式“LINE性格分析”とは…
― まずは、古川さんが演じる安井のキャラクターについて教えてください。古川:パーフェクトな人物に見えるんですが、意外と恋愛下手で、しかもそれに気づいていないというキャラクターです。いろんな顔を持っていて、作風もコミカルですし、これまで演じたことのない役なので新鮮で面白いです。
― キャラクター設定からは、少しクセのある印象を受けました。
古川:冒頭のシーンからクセがあります(笑)。これまでもいわゆる“かっこいい男性像”のキャラクターを演じさせていただきましたけど、それとは全く違う。監督とどういうキャラクターにするかを相談したとき、僕が最初にした質問が「このキャラクターはかっこいいんですか?かっこよくないんですか?」でした(笑)。ステータスはすごいけど、台本を読むと「この人はかっこよくないんじゃないかな?」って思ったんです(笑)。
― 古川さんから見て、安井の「これはちょっと…」と思った部分は?
古川:LINEのアイコンが、ポルシェをバックにした自撮りとか。ほかに特徴的な例として出てくるのは…(周りを見渡す)…女性がよく嫌いだという先のとんがった靴。
― 今、周囲のスタッフさんの靴を確認されました?(笑)
古川:はい…もし履いてたらどうしようって(笑)。でも、今季はハイブランドがそういうタイプの靴を発表しているみたいなんです。もちろん似合う方もいらっしゃいますし、これから流行るかもしれないですが、現時点では僕も「ない」派です。
― LINEのアイコンがポルシェをバックにした自撮りというのも、キャラクターの性格がよく表れている気がします。
古川:アイコンって難しいですよね。僕の分析だと、アイコンを決めずに初期設定のままにしている人は隠し事をするタイプ。携帯の待受を初期設定にしている人もきっと中身を見られたくないタイプだと思うんです。犬にしてたら犬好きだって分かってしまいますし、自分がどういう人間か知られたくないのかなって。
― 分析されていますね…。
古川:安井はナルシストキャラなのでポルシェと自分ですけど、個人的には男女問わず全員本人の顔にしてほしいです。ニックネームで登録していてアイコンも本人じゃない場合は、あとで誰か分からなくなっちゃいますからね(笑)。
― 名前の付け方にも性格が出そうです。
古川:だと思っています。あと、アイコンの話で言うと、ドラマでトイプードルのアイコンが出てくるんですけど、トイプードルとか猫とかのペットは現実にも多い気がします。ペットとニックネームの組み合わせだと誰が誰か分からず困るので、アイコンか名前のどちらかだけは分かるようにしてもらえると助かる…(笑)。
― ちなみに古川さんのLINEのアイコンは?
古川:僕は顔にしています。
― やりとりする相手からする分かりやすい設定ですね。
古川:5年位前に設定したままです。どこかの媒体さんが撮ってくださった写真だと思うんですけど、当時「これかっけー」って思って選びました(笑)。僕もナルシストが入っちゃってますね(笑)。
古川雄輝、既読スルーにスタンプ…LINEへの葛藤明かす
― 今作は“恋愛実践トレーニングドラマ”という新しいジャンルのドラマで、LINEでの失敗談や「あるある」も描かれます。LINEでの恋愛テクニックを学べる作品でもありますが、古川さんはLINEで「これはやってしまった」という失敗談などはありますか?古川:失敗談とまではいかないかもしれないですけど、スタンプを使わないタイプなので、相手にキツく伝わっているかもと思うことはあります。メールの頃から文章で感情を伝えるのは苦手なので、思っているように伝わっていなかったら嫌だなって思って使っています(苦笑)。
― スタンプを使わない理由は?
古川:キャラじゃない…(苦笑)。もし使うとしても、元々入っているやつです。それに、スタンプを使ったら会話終了の合図みたいなイメージもあって、使うタイミングも難しい…。
― 相手がどう受け取るかとても考えるタイプなんですね。
古川:なので結局電話してしまいます。それが一番早い!
― では、あまり自分からLINEは送らない?
古川:用事がない限り送らないです。グループLINEも得意じゃないです。一気にバーってたまるじゃないですか?それがダメです。「◯◯会」とかでグループを作ると思うんですけど、その会が終わったら本当は退会したい(笑)。でも、「退会しました」って出るからできない…「もうここにいたくないんだ」って相手に思わせてしまうのは申し訳ないと思うと…。
― LINEに対する葛藤がたくさん…!
古川:(笑)。この作品もそんなあれこれを描いたドラマです(笑)。安井は既読スルーされることが多いんですけど、僕自身は実際に既読スルーされると「既読スルーされてるどうしよう!」ってソワソワしちゃうんです。返事が来たら「よかった~」ってかなりホッとします。自分がそうなので、既読スルーはしないように気をつけています。
― 未読スルーは?
古川:?
― 届いたメッセージを開かずスルーすることです。
古川:へぇ~そんな言葉があるんですね。それはもっとしないです。メッセージが届くと「1」とか表示されるじゃないですか。あれがたまっている状態が好きじゃないので早く読んで返したい。だからグループLINEがダメなんです(笑)。
― 送る側からしたらすぐ返してくれる嬉しい存在ですね。
古川:昨日、友達から猫が人間に甘えている動画だけが送られてきたんです。動画だけだったので「何?」って思ったんですけど、何かしら返さなきゃいけない。どうすればいいの?ってなりました(苦笑)。
― 今のエピソード、送った側は自分だと気づきそうですが大丈夫でしょうか?(笑)
古川:そうですね、多分大丈夫です(笑)。ちなみに僕はそういうものは送らないです(笑)。
― 過去に1度もないですか?
古川:用事がないのに?送らないですよ。だって、「この画像面白くない?」とかなら会ったときに話せばいいし、そのやりとりをLINEでしてしまったら会ったときの楽しみ減っちゃいません?
― でも、今すぐ誰かに共有したくなることもあるかもしれないですよ…?
古川:僕はないですね(きっぱり)。
一同:(笑)。
― (笑)。ドラマでは、そういったエピソードも?
古川:安井がそういうタイプなんです。「ランチこれ食べたよ」とか“俺通信”っていうどうでもいい情報を送る。で、結果的に既読スルーされる。僕は“俺通信”はしません!用事があるときしか送りません!
― そういう意味では、安井の行動は理解できないことが多いですか?
古川:女性に対して「何でこんなこと言うんだろう?」とか思うところもありました。正直“ちょっと気持ち悪いな”と感じるようなセリフも出てくるんです(笑)。で、監督に「このキャラクターはかっこいいんですか?かっこよくないんですか?」と質問を。共感はあまりできなかったですね(笑)。
古川雄輝が語る“夢を叶える秘訣”とは?
― 2020年でデビュー10周年を迎える古川さんが、これまでのキャリアを振り返って実感する“夢を叶える秘訣”を教えてください。実は以前同じ質問をさせていただいたのが2016年で、その際は「運が7割、人間関係が3割」だとおっしゃっていました。古川:運と人間関係が大事だと思っているところは今も変わらないです。夢=仕事っていうイメージがあるので、必ずとは言えないかもしれないんですけど、夢=仕事を成功させるって考えるとしたら、運と人間関係が大事。もっと細かく分けるなら、運7割、人間関係2割、残り1割はマネージャーさん次第(笑)。普通はマネージャーさんはいないと思うので、自分を左右する人物ですかね。支えてくれる人とか、一番近くにいる人とか、キーになる人とか。人との繋がりはやっぱり大切だと思います。
― 最後になりますが、今作の見どころとメッセージをお願いします!
古川:LINEでの失敗談や「あるある」など日常で起こるようなことがテーマになっていて誰でも身近に感じられる内容だと思いますし、LINEでの恋愛テクニックを学べる新しい作品になっています。個性豊かなキャラクターが面白いやりとりを繰り広げているので、ぜひ観ていただければと思います。
― インタビューは以上になります。ありがとうございました!
(modelpress編集部)
古川雄輝さんからモデルプレス読者にメッセージ💌
— モデルプレス (@modelpress) 2020年2月1日
2月1日から放送・配信開始のドラマ「LINEの答えあわせ~男と女の勘違い~」に主演📺インタビューでは“古川式LINE性格分析”やドラマの見どころ語る🎤
@yuki_furukawaHP @line_no_kotae
▼記事はこちらからhttps://t.co/x3DFg2C61u pic.twitter.com/uLBJKPHJUI
「LINEの答えあわせ~男と女の勘違い~」概要
<出演者>古川雄輝、大西礼芳、黒羽麻璃央、筧美和子、和田正人、眞島秀和、坂井真紀ほか
<放送>
読売テレビ(YTV):2020年2月1日(土)深夜0時58分 スタート
ミヤギテレビ(MMT):2020年2月7日(金)深夜1時59分 スタート
福島中央テレビ(FCT):3月放送スタート予定
テレビ神奈川(TVK):2020年2月4日(火)夜11時00分 スタート
静岡第一テレビ(STV):2020年2月10日(月)深夜1時59分 スタート
中京テレビ(CTV):2020年2月4日(火)深夜1時59分 スタート
福岡放送(FBS):2020年2月8日(土) 深夜2時00分~スタート
宮崎放送(MRT):2020年2月17日(月)深夜1時00分 スタート
長崎国際テレビ(NIB):2020年2月9日(日) 深夜1時25分 スタート
くまもと県民テレビ(KKT):2020年2月4日(火)深夜1時29分~スタート
<配信>
日本:TSUTAYAプレミアム/2月1日(土)スタート※毎週土曜夜9 時~
中国:bilibili/ 2月1日(土)スタート※毎週土曜夜8時~(日本時間よる9時~)
<ストーリー>
東京・恵比寿にあるレストラン“グランロッサ”で開かれた一日料理教室。そこ集まった年齢も職業も全く異なる6人の男女―
ITベンチャー社長の安井司(古川雄輝)、アパレル企業プレスの新見恵理乃(大西礼芳)、外資系商社マンの藤城幸也(黒羽麻璃央)、モデルの吉川沙羅(筧美和子)、恋愛小説家の徳川良正(眞島秀和)、テレビプロデューサーの笹川佳奈子(坂井真紀)。オーナーシェフ・岩佐(和田正人)に導かれ男女ペアに分かれ料理を開始するが、料理をしつつも初対面の男女想いが交錯する。料理教室後、安井は沙羅を送っていき、LINEを交換し、すぐにデートに誘うのだが―
LINEにまつわる恋愛模様を、男性側・女性側それぞれの目線から語り、そのエピソードから恋愛を成功に導くヒントを指南する、恋愛実践トレーニングドラマ。
古川雄輝(ふるかわ・ゆうき)プロフィール
1987年12月18日生まれ。東京に生まれ、7歳でカナダへ。その後、高校入学と同時に単身アメリカ・NYに。18歳で帰国し、慶應大学理工学部に入学。2009年ミスター慶應に選ばれたことをきっかけに、2010年ホリプロ50周年を記念して開催された新人俳優発掘オーディション“キャンパスターH★50withメンズノンノ”にて演技力を高く評価され審査員特別賞を受賞。近年の出演作は、連続テレビ小説「べっぴんさん」(2017年)、ドラマ「ラブリラン」(読売テレビ・日本テレビ、2018年)、ドラマ「ハラスメントゲーム」(テレビ東京、2018年)、配信ドラマ「1ページの恋」(AbemaTV、2019年)、映画「となりの怪物くん」(2018年)、「屍人荘の殺人」(2019年)など。
【Not Sponsored 記事】
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