<吉高由里子「知らなくていいコト」インタビュー>髪20cmバッサリカットで新ドラマ主演「怖いけど振り回されたい」
2020.01.05 08:00
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1月8日スタートの日本テレビ系新ドラマ「知らなくていいコト」(毎週水曜よる10時~)に主演する女優の吉高由里子(31)が、モデルプレスのインタビューに応じた。
吉高由里子、新ドラマ「知らなくていいコト」で記者役に
今作は、大石静氏のオリジナル脚本で描くお仕事系ヒューマンドラマ。吉高演じる主人公、週刊誌「週刊イースト」の記者・真壁ケイトが、母の急死と同時にこれまで母が決して明かさなかった自分の出生の秘密を知ってしまい、人生が変わっていくというストーリーを描く。普段、“報じられる側”の吉高は “報じる側”を演じることになるが、記者という職業について「『その人たちの前で言葉を間違えたらダメ』というイメージがあります。良くも悪くも間違えたら大きい見出しになってしまう。芸能人は影響力が大きいと言いますけど、文字にして発信する側の影響力も大きいなと感じています」と語り、今回演じるにあたっては「より言葉をデリケートに扱わないといけない」と意識しているという。
ドラマが決定してからは「夜家に帰ってニュース番組を観るようになった」そうで、「バラエティ番組やドラマより、ニュース番組を観る時間の方が長くなりました。ネットニュースも観るようになったので、(自動で更新される)“オススメ記事”のジャンルが変わりました」と役作りが自身の生活に変化を与えているようだ。
吉高由里子、座長としてのプレッシャーが“夢”に…
共演には、柄本佑、重岡大毅(ジャニーズWEST)、山内圭哉、秋吉久美子、佐々木蔵之介、小林薫ら。クランクイン前の本読み段階から「声だけで面白い化学反応が起こっていた」と手応えを感じ、「自由な人たちばかり。怖いけど振り回されたい」と期待。一方で、座長としてのプレッシャーもあり「特にクランクイン前はネガティブになっちゃう。昨日も怖い夢を見て眠れなかったんです」と弱気な一面を覗かせる場面もあった。
今回のように、クランクイン前などプレッシャーを感じるときには「怖い夢」を見ることが多いといい「1番怖かったのは、歯がどんどん抜けていく夢」。精神状態が夢に反映されているのか、当時を「精神的に追い詰められてるなと思いました」と振り返りつつも「悪い夢は良いことが起こる前兆とも言いますし、発想を転換して、向上心を持って、今回も現場に挑みたいと思います」とドラマに向け意気込んだ。
吉高由里子、髪20cmバッサリカット
また、ビジュアル面では今作にあわせ髪を20cmカット。ロングからボブヘアになり、「さっぱりです。髪を乾かすのが楽です」とお気に入りの様子。吉高といえば、同枠放送の「東京タラレバ娘」(2017年)などでも話題になったように、視聴者からドラマでの髪型やファッションを参考にしたいという声も上がるが、本人としては「こだわりがないのがこだわり」。
「ドラマでも映画でも、作品ごとに変えてもらって大丈夫」と、今回も監督やスタッフの意見をもとに髪型や衣装のテイストが決まったと明かした。
吉高由里子が語る“夢を叶える秘訣”
最後に“夢を叶える秘訣”を聞くと、「口に出すことです」と教えてくれた吉高。「言葉にすると、自分が思っていないところで意識するだろうし、気持ちがそっちに向いて歩いていく。“言霊”とよく言いますけど、言葉によって影響されることは本当にたくさんあると思っています」。
プロデューサーの小田玲奈氏によると、「東京タラレバ娘」、「正義のセ」(2018年)など、同枠で様々な役柄を演じてきた吉高の「今までとちょっと違う一面が見られる」今作。 お仕事系ヒューマンドラマという新たなジャンルに挑む“水10×吉高由里子”のタッグに注目だ。(modelpress編集部)
「知らなくていいコト」あらすじ
一流週刊誌“週刊イースト”の特集班記者・真壁ケイト(吉高由里子)は、仕事に恋に充実した日々を送っていたある日、同居する映画翻訳家の母・杏南(秋吉久美子)が倒れたと連絡を受ける。未婚のままケイトを育て上げた杏南は、病床でケイトの父があのキアヌ・リーブスだと言い残し、あっさり亡くなってしまう!連載班の後輩で恋人の野中春樹(重岡大毅)に相談するもジョークでは、と取り合われない中、母の書斎から若き日の母とキアヌ・リーブスの写真が出てきて…!
数日後、仕事に復帰したケイトは、ずっと追っていた詐欺のネタを編集長の岩谷(佐々木蔵之介)に直談判する。ネット上の架空の人物に恋をして大金を貢ぎながら、自分は騙されていないと信じる高齢女性・多賀笑子(倍賞美津子)に取材をするべく、笑子が営む茶道教室に入門するケイト。しかしガードの固い笑子を前に取材は難航。
そんな中、海外出張から戻った動物カメラマンでケイトの元カレの尾高由一郎(柄本佑)が線香を上げにケイトの家に訪れる。杏南の最期の言葉を聞き「ステキじゃないか」と否定しない尾高に元気をもらうケイト。尾高はその帰り、ケイトには言えない3年前のある出来事を思い出していた…。
翌日、詐欺取材に行き詰まるケイトは、母の遺品からある物を見つける。その先には自分のルーツに関わる衝撃の事実が隠されていた…!
吉高由里子(よしたか・ゆりこ)プロフィール
1988年7月22日生まれ、東京都出身。2006年、映画『紀子の食卓』でスクリーンデビューし、第28回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞。2008年映画『蛇にピアス』で注目を浴び、第32回日本アカデミー賞新人俳優賞、ブルーリボン賞新人賞などを受賞。近年の出演作は、映画『ユリゴコロ』(2017年)、『検察側の罪人』(2018年)、ドラマ「正義のセ」(2018年)、「わたし、定時で帰ります。」(2019年)など。2020年は新ドラマ「知らなくていいコト」のほか、映画『きみの瞳が問いかけている』の公開が控えている。
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