“吉沢亮ビギナーにまず観てほしい作品3選”を本人が選出【100問100答企画 vol.5】
2019.07.13 12:00
views
NHK朝の連続テレビ小説『なつぞら』や映画『キングダム』などで目覚ましい活躍を見せる俳優の吉沢亮(25)が2019年にデビュー10周年を迎えたことを記念し、モデルプレスはアミューズ公式モバイルサイト・アミューズモバイル(以下:アミュモバ)とのコラボ企画を実施。「吉沢亮のこと、ぜんぶ知る。」と題して、吉沢のあれこれに迫る《100問100答》インタビューを行った。【5】
事前に読者からの質問募集も行った100問100答は、【1.吉沢亮・解体新書】【2.吉沢亮の日常-Ⅰ】【3.吉沢亮の恋愛観】【4.吉沢亮の日常-Ⅱ】【5.役者・吉沢亮-Ⅰ】【6.役者・吉沢亮-Ⅱ】【7.吉沢亮のルーツ】【8.吉沢亮のマインド】【9.もしも吉沢亮が○○だったら】【10.吉沢亮の未来】の全10ジャンル。1・3・5・7・9はモデルプレス、2・4・6・8・10はアミュモバにて順次公開していく。
※文中「モ」=モデルプレス
早いなあと思います。あんまり10周年って感じしないですね。10周年ということで写真集をはじめ色々とやらせていただいていますが、僕としては10周年ということに対して特別意識していることもないです。「もうそんな経ったんだ」って感じですね。
Q42.10年分の出演作品年表を見て思うこと
結構やったなー、と思います(笑)。でも今ちょっと「こんなもんで収まるくらいなんだ」とは思いました。
Q43.役者を10年続けられた理由
そんなに深く考えてないからだと思います。仕事っていう意識とか、あんまり深く考えずぬるぬるやってきてるから。
Q44.初期作品で今もリアルに思い出されること
割と全部リアルに思い出せます。逆にこのへん(2016~)入ってからあたりが思い出せないかも。一番色んな作品やらせてもらって怒涛の日々だったから。それ以前は割とほぼ覚えてる。『男子高校生の日常』(2013)とかも覚えてるし…でもやっぱり『ぶっせん』(2013)かな。
ドラマの撮影スケジュールがめちゃめちゃヤバかったんですよ。(坊主頭の)かつらが1人3時間くらいかかる。一番早い人は撮影8時スタートで夜中の2時入りとかだったから、メイクさんは1日30分くらいしか寝てなくて。場所もすげぇ田舎の虫しかいないような場所…。でもそんな過酷な経験があったから、それ以降色々と頑張れたっていうのはあります。
Q45.10年間で一番怖かった仕事は?
『羅生門』(2017)かな。『羅生門』で初めて「舞台楽しいな」って思ったんですけど、その分怖さもデカくて、毎日吐きそうでしたね。精神的に一番病んでた気がします。
練習の時から自分よりも芝居がうまい人ばかりで「この中でセリフ言うの嫌だな」ってくらい差があったんですけど、舞台始まってからもずっと緊張。ちょっとしたことでイライラしてました。
基本的に僕は舞台をやってる時、「今日誰が観に来るよ」っていう話を絶対に知りたくないタイプなんですけど、たまに現場の都合上、マネージャーさんが日替わりになったりするじゃないですか。その時にポロッと言っちゃう人がいて。「明日誰々が来ますから」って。「言うんじゃねーよ!(怒)」って、そんなちょっとしたことをずーっと恨み続けるみたいな感じでした。実際(誰が観に来るかを知ったことで)そんなに影響はないはずなんですけど、「影響するんじゃないか」みたいな不安にかられたくなかった。
それでも『羅生門』は僕にとって舞台のイメージが変わるほど、いい経験だったと思います。それまでやってきた舞台は、稽古でやってきたことを完璧にそのまま再現するってイメージだったんですけど、『羅生門』をやって「そうじゃなくていいんだ」と思って。本当にその時のテンションとか、今出せるものを全力でやるっていう。とにかくやってきたことを信じてぶつかる日々でした。
Q46.昔の台本は取っておく?
家にはありますけど、開くことはないです。単純に捨てるタイミングがないだけ。
Q47.役者・吉沢亮のターニングポイントとなった作品3選
『ぶっせん』『オオカミ少女と黒王子』(2016)『リバーズ・エッジ』(2018)かな。
『リバーズ―』はデカいですね。なんかデカかった。自分の中であそこまでわからない役をやるのが初めてだったので。すごい楽しかったです。
Q48.吉沢亮ビギナーにまず観てほしい作品3選
まず『キングダム』(2019)でしょ。それと『リバーズ・エッジ』、(少し迷って)『斉木楠雄のΨ難』(2017)。
タイプが違うなと思って。がっつりエンターテイメントとコメディ、それとアートというか…雰囲気のある作品。
Q49.10周年記念写真集「Departure」の撮影で印象的だったこと
(イギリスのロンドンをはじめ、同国のコッツウォルズ、フランス・パリ、ベルギー・ブリュッセルの欧州3ヶ国で撮影)今回は一週間行って、ちょっと間を空けてまた一週間という感じで二週間かけて撮っているんですけど、ロンドンに行ってから3人のカメラマンさんに撮ってもらおうという企画になったんです。前回の「One day off」もその時のノリみたいな感じで撮ったんですけど、今回はどこに行くっていうのも決めずやっていたので、その成り行きも含めて楽しかったなあと。
僕はやっぱりパリが好きでした。わかりやすくおしゃれだったし、街のいたるところに(レンタルの)キックボードみたいなのがあって。アプリでピッてやって乗れるみたいな。楽しかったですね。ご飯もおいしかった。パリだけどベトナム料理。麺みたいなやつ(笑)。でもやっぱりご飯は日本が一番おいしいですね。
Q50.吉沢さんが思う『なつぞら』天陽くんの魅力は?
僕は天陽はナルシストだと思っています。「自分がこういうことをやったら周りがこう思うのかな」とか、そういうことばっかり考えているというか、そういうことをわかってやっている。
ナルシストとはまた違うのかもしれないけど…。自分の感情どうこうというよりも、「こう思われたい」が強い人だと思う。僕はそれが魅力だと思います。でもそういう部分、自分的には割と似ているような気もしますけど。
――【6.役者・吉沢亮-Ⅱ】はアミュモバにて公開中。(modelpress編集部)
※文中「モ」=モデルプレス
【5.役者・吉沢亮-Ⅰ】吉沢亮ビギナーにまず観てほしい作品“3選”
Q41.10周年を迎えて率直に思うこと早いなあと思います。あんまり10周年って感じしないですね。10周年ということで写真集をはじめ色々とやらせていただいていますが、僕としては10周年ということに対して特別意識していることもないです。「もうそんな経ったんだ」って感じですね。
Q42.10年分の出演作品年表を見て思うこと
結構やったなー、と思います(笑)。でも今ちょっと「こんなもんで収まるくらいなんだ」とは思いました。
Q43.役者を10年続けられた理由
そんなに深く考えてないからだと思います。仕事っていう意識とか、あんまり深く考えずぬるぬるやってきてるから。
Q44.初期作品で今もリアルに思い出されること
割と全部リアルに思い出せます。逆にこのへん(2016~)入ってからあたりが思い出せないかも。一番色んな作品やらせてもらって怒涛の日々だったから。それ以前は割とほぼ覚えてる。『男子高校生の日常』(2013)とかも覚えてるし…でもやっぱり『ぶっせん』(2013)かな。
ドラマの撮影スケジュールがめちゃめちゃヤバかったんですよ。(坊主頭の)かつらが1人3時間くらいかかる。一番早い人は撮影8時スタートで夜中の2時入りとかだったから、メイクさんは1日30分くらいしか寝てなくて。場所もすげぇ田舎の虫しかいないような場所…。でもそんな過酷な経験があったから、それ以降色々と頑張れたっていうのはあります。
Q45.10年間で一番怖かった仕事は?
『羅生門』(2017)かな。『羅生門』で初めて「舞台楽しいな」って思ったんですけど、その分怖さもデカくて、毎日吐きそうでしたね。精神的に一番病んでた気がします。
練習の時から自分よりも芝居がうまい人ばかりで「この中でセリフ言うの嫌だな」ってくらい差があったんですけど、舞台始まってからもずっと緊張。ちょっとしたことでイライラしてました。
基本的に僕は舞台をやってる時、「今日誰が観に来るよ」っていう話を絶対に知りたくないタイプなんですけど、たまに現場の都合上、マネージャーさんが日替わりになったりするじゃないですか。その時にポロッと言っちゃう人がいて。「明日誰々が来ますから」って。「言うんじゃねーよ!(怒)」って、そんなちょっとしたことをずーっと恨み続けるみたいな感じでした。実際(誰が観に来るかを知ったことで)そんなに影響はないはずなんですけど、「影響するんじゃないか」みたいな不安にかられたくなかった。
それでも『羅生門』は僕にとって舞台のイメージが変わるほど、いい経験だったと思います。それまでやってきた舞台は、稽古でやってきたことを完璧にそのまま再現するってイメージだったんですけど、『羅生門』をやって「そうじゃなくていいんだ」と思って。本当にその時のテンションとか、今出せるものを全力でやるっていう。とにかくやってきたことを信じてぶつかる日々でした。
Q46.昔の台本は取っておく?
家にはありますけど、開くことはないです。単純に捨てるタイミングがないだけ。
Q47.役者・吉沢亮のターニングポイントとなった作品3選
『ぶっせん』『オオカミ少女と黒王子』(2016)『リバーズ・エッジ』(2018)かな。
『リバーズ―』はデカいですね。なんかデカかった。自分の中であそこまでわからない役をやるのが初めてだったので。すごい楽しかったです。
Q48.吉沢亮ビギナーにまず観てほしい作品3選
まず『キングダム』(2019)でしょ。それと『リバーズ・エッジ』、(少し迷って)『斉木楠雄のΨ難』(2017)。
タイプが違うなと思って。がっつりエンターテイメントとコメディ、それとアートというか…雰囲気のある作品。
Q49.10周年記念写真集「Departure」の撮影で印象的だったこと
(イギリスのロンドンをはじめ、同国のコッツウォルズ、フランス・パリ、ベルギー・ブリュッセルの欧州3ヶ国で撮影)今回は一週間行って、ちょっと間を空けてまた一週間という感じで二週間かけて撮っているんですけど、ロンドンに行ってから3人のカメラマンさんに撮ってもらおうという企画になったんです。前回の「One day off」もその時のノリみたいな感じで撮ったんですけど、今回はどこに行くっていうのも決めずやっていたので、その成り行きも含めて楽しかったなあと。
僕はやっぱりパリが好きでした。わかりやすくおしゃれだったし、街のいたるところに(レンタルの)キックボードみたいなのがあって。アプリでピッてやって乗れるみたいな。楽しかったですね。ご飯もおいしかった。パリだけどベトナム料理。麺みたいなやつ(笑)。でもやっぱりご飯は日本が一番おいしいですね。
Q50.吉沢さんが思う『なつぞら』天陽くんの魅力は?
僕は天陽はナルシストだと思っています。「自分がこういうことをやったら周りがこう思うのかな」とか、そういうことばっかり考えているというか、そういうことをわかってやっている。
ナルシストとはまた違うのかもしれないけど…。自分の感情どうこうというよりも、「こう思われたい」が強い人だと思う。僕はそれが魅力だと思います。でもそういう部分、自分的には割と似ているような気もしますけど。
――【6.役者・吉沢亮-Ⅱ】はアミュモバにて公開中。(modelpress編集部)
吉沢亮(よしざわ・りょう)プロフィール
1994年2月1 日生まれ、東京都出身。2011年に『サイン』でドラマデビュー。以降、ドラマ、映画、舞台と精力的に出演を重ねる。2018年は『ママレード・ボーイ』、『銀魂 2 掟は破るためにこそある』など計8本の映画が公開となり、映画『リバーズ・エッジ』で第 42 回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。現在、NHK 連続テレビ小説『なつぞら』に山田天陽役で出演中のほか、映画『キングダム』が公開中。2020年には映画『一度死んでみた(仮)』『さくら』の公開が控える。デビュー10周年を記念したインタビュー集「Interview」と写真集「Departure」が発売中。#なつぞら 天陽くんが話題沸騰の中 #モデルプレス × #アミュモバ 合同企画 #吉沢亮のことぜんぶ知る 解禁!スタートにあたり #吉沢亮 さんからのメッセージ動画を公開💌
— モデルプレス (@modelpress) 2019年6月29日
100問100答・vol.1はこちら🔻https://t.co/yR3hkiWVPF@ryo_staff @amuse_mobile ㊗ #吉沢亮10周年 pic.twitter.com/Kf21nd48fG
【Not Sponsored 記事】
関連記事
「インタビュー」カテゴリーの最新記事
-
「おむすび」麻利絵役・桧山ありす、原宿でのスカウトきっかけに本格芸能デビュー 橋本環奈からの言葉に感激「すごくすごく嬉しかった」【インタビュー】モデルプレス
-
玉城ティナ、カメラの前で結婚観を話すのは「最初で最後かな」ベトナム旅行で新たな気付き【地球の歩き方SP inベトナム】モデルプレス
-
【渡邊渚インタビュー】夢を叶える秘訣について ―― 「自分で自分を諦めないでほしい」自身が諦めなくてよかったと実感する瞬間<Vol.5>モデルプレス
-
【渡邊渚インタビュー】挑戦したいのは「メイク&ファッション」社会復帰後に見つけた目標<Vol.4>モデルプレス
-
【渡邊渚インタビュー】苦しみに直面してまで世に届けたかったこと フォトエッセイ執筆の真意<Vol.3>モデルプレス
-
【渡邊渚インタビュー】誹謗中傷への本音「見えない人の暴力的な言葉に自分を左右されたくない」PTSDを乗り越えられた一言とは<Vol.2>モデルプレス
-
【渡邊渚インタビュー】精神疾患で突きつけられた偏見、トラウマと向き合う治療の辛さ「1番嫌なところを永遠に何度も何度も」<Vol.1>モデルプレス
-
【乃木坂46与田祐希 卒業前インタビュー】16歳から8年半在籍 3年前に訪れた「心の変化」モデルプレス
-
【与田祐希 卒業前インタビュー】昔は苦手なことから逃げてばかりだった、でも乃木坂46からは逃げなかったモデルプレス