岡田健史は「本当に対応が素敵」 福田愛依と“お互い刺激を受けたこと”語る<博多弁の女の子はかわいいと思いませんか?>
2019.07.08 05:00
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【岡田健史・福田愛依/モデルプレス=7月8日】FBS開局50周年スペシャルドラマ「博多弁の女の子はかわいいと思いませんか?」(7月19日よる7時~)に出演する俳優の岡田健史と女優の福田愛依が、報道陣の囲み取材に2ショットで応じた。
岡田健史初主演ドラマ「博多弁の女の子はかわいいと思いませんか?」
原作は、秋田書店のWEBマンガ雑誌「マンガクロス」で連載され、博多弁の可愛さで重版を重ねる人気4コマ漫画で、東京の男子高生と博多弁女子が織りなす“上京ラブ・コメディー”。福岡の内輪ネタだけに終わらず、地方から東京に出てきた人たちが抱える不安も投影させながら、人間関係をコミカルかつリアルに描写する同作は、地方民の誰もがうなずく“上京あるある”を刺激すると同時に、東京出身の人にも楽しめる物語となっている。岡田が演じるのは、小学生の時に博多から東京に引っ越してきた高校2年生・東京(あずまみやこ)役。転校初日に博多弁を笑われて以来、人と距離を置くようになってしまっているが、そんな中で幼馴染の博多乃(はかたの)どん子と再会し…というストーリー。どん子役は“日本一かわいい女子高生”を決める「女子高生ミスコン2017‐2018」でグランプリを獲得した福岡県出身の福田。さらに、福岡県出身の女優・今田美桜もスペシャルキャストとして出演し、自身初の本人役を演じる。
岡田健史&福田愛依、報道陣笑顔の2ショット囲み取材
役衣装であるブレザーの制服姿で取材に応じた2人。報道陣の前に姿を現すやいなや、元気いっぱいの挨拶で和ませてくれた。まだ囲み取材に慣れていない様子の福田だが、「福岡あるある」を聞かれて何個もひねり出そうとしたり、岡田との共演を最初に知ったときの心境を「『中学聖日記』を観ていたのでお話を頂いたときは『はっ!』となっちゃいました(笑)」と素直な感情で振り返ったりと、天真爛漫な一挙手一投足忙しい役柄そのままのキャラクターに報道陣も頬が緩みっぱなし。それに冷静に小声でツッコミを入れる岡田との関係性も、“京とどん子”そのもので、写真撮影の場面では、2人が立ち上がってポーズをとると、「可愛い~」「カッコいい~」と原作のイメージにもぴったりな美男美女の2ショットにスタッフと報道陣からはため息にも似た歓声が止まらなかった。
以下、2ショットの囲み取材の雰囲気がなるべくそのまま伝わるように届ける。
岡田健史&福田愛依、博多弁で演技をした感想
岡田:こんなにも早く自分の故郷である福岡を舞台にした作品に携わることができて、とても嬉しく思っています。福田:私はこんなに沢山あるセリフも初めてなので、新しい挑戦になりました。
― まず、博多弁で演技をされた感想を教えて下さい。
岡田:自分が演じた京はそんなに博多弁のセリフがなかったんですけど、どん子を始め、身近で聞くのは久しぶりなので親近感というか懐かしい思いになりました。セットも博多に関するものや装飾や飾りがあったので「博多だな~」と昔を思い出しました。
― 演技をしていて、つられて博多弁が出たことは?
岡田:1回だけありました。何でそのときつられちゃったか分からないんですけど、下町子役の長見玲亜さんもなまっていましたね(笑)。
福田:私はどん子ちゃんがバリバリの博多弁で、セリフはほとんど博多弁なんですけど、普段から博多弁を使うことが多いので、セリフに違和感もなく言いやすかったです。
― 素が出やすかったですか?
福田:ちょっと違うところは博多弁を指導して下さる講師の方がいらっしゃったんですが、ほとんど素のままのイントネーションでした。
岡田健史&福田愛依の“博多あるある”
― 福岡出身の方が東京に出てきて遭遇する「こっちに来たら通じないな~」という“博多あるある”を知りたいです。岡田:福岡から出てきた方とお仕事で一緒になるのが今回初めてに近いのでそういった意味では“あるある”を分かってないのかもしれないんですけど、博多弁の中でも「からう(背負う)」とか「なおしといて(片付けといて)」は、東京の方から「これどういう意味?」と聞かれました。
福田:東京に来て一人暮らしを始めて、ゴミを出す時間が違うことにびっくりしました。福岡では夜ご飯を食べているときに「ヤバい!ゴミ収集車来た!」と急いで出したり、寝る前にギリギリで出したりします。あと、東京は空港が遠いんですよ。福岡は空港からの利便性が良い。あとは…あるあるですよね?ちょっと待って下さい(悩む)。
― (一同笑い)
福田:(岡田に)なんかないですっけ?あ、日照時間も違うなと思いました。
岡田:(頷いて)それはある。
― ああ~(納得する報道陣)。そんなに違いますか?
岡田:結構違います。同じ冬でも東京は日が上るのが早くて落ちるのも早いので「損した気分になる」と言っていた方がいらっしゃって「なるほどな」と思いました。
福田愛依、岡田健史の印象は「『中学聖日記』を観ていたので…」
― 初めて対面したときのお互いの印象と、撮影を経て今の印象は?岡田:初めてお会いしたときは、どん子のイメージにぴったりだなとすごく感じました。自分はどん子を天真爛漫でハキハキしていて、自分がしていることを疑ってない全てを信じた女の子と解釈していたので、そういった意味では最初にすごく元気よく「おはようございます!」と入られてきて、そこからどん子が見えたくらい。最初から福田さんがどん子で良かったなと自分は思っています。
自分も初めてのラブ・コメディーで、前回の作品(「中学聖日記」)とは全く違った主旨の方向性があるので自分も挑戦的な部分が沢山あるんですけど、撮影が進んでいくにつれて福田さんもすごく悩んでいるというか「どうしたらいいんだろう」と現場で沢山考えていらっしゃる姿を見て、最後まで一緒に頑張っていきたいと思っています。
福田:私は「中学聖日記」を観ていたのでお話を頂いたときは「はっ!」となっちゃったんですけど、実際初めてお会いしたときにそのイメージがあったからこそ、ラフと言うか、「あ、(黒岩くんじゃなくて)岡田健史さんだ…」っていう…
岡田:俺、どんなイメージだったの(笑)?
福田:お茶目というか色んな表情をされるんです、だからすごく見ていて面白いなと思うのと、現場で撮影が終わった後「大丈夫だった?」「悩みごとある?」「撮影楽しい?」と声をかけて下さって、私も自分だけで考えすぎている部分もあるのでそこで相談に乗って下さるのは嬉しいです。あとは…ちょっと待ってくださいね(笑)。休憩時間もすごく話して下さって。
岡田:何話したっけ(笑)。
福田:私どん子ちゃんとして喋りかけることがすごく多くて、「なんしよーと?」とかいきなり言ったりもするんですけど、いつも返してくれるすごく優しいお方です。
岡田健史&福田愛依、お互いに刺激を受けること
― お2人とも2018年のデビューの新人ということで、ライバル心はありますか?
岡田:ライバル心ですか?自分は全くないです。同性で同じ年代や同じタイプの顔の方は、役が被るとか同じ役を取り合うことになるのかなとか思うこともあるんですけど、基本的に他の俳優さんに対して敵視はないです。どちらかが選ばれる運命ですし(笑)。本当にお互い楽しくできたらいいなと。
福田:私もよぎったこともないですね。出身が同じだと地元について話せてそれだけでも楽しいので、全然ライバル心を感じることはなかったです。
― 演技の面で刺激を受けたことは?
福田:はっ!あります(笑)。岡田さんを見ていると、礼儀もそうなんですけど、本当に対応が…素敵なんです!スタッフさん一人一人に対する挨拶だったりとか自分の思っていること、考えていることを伝える力だったりとか、そういうのを間近で見ていると年齢もそんなに変わらないのに大人だなと学ぶことが多いです。
岡田:恥ずかしい(照)。
― 岡田さんは福田さんと共演してみていかがですか?
岡田:最初京はどん子にすごく壁を作っています。そういった意味でどん子の天真爛漫と言うか明るい矢印を拒否するのは心が痛いというか京として本当はそんなことしたくないのにあえて裏腹な行動に出てしまうことが多くて。でも京としてどん子に「どんなボールを投げればこの子は良い表情するんだろう?」とか「どん子として生き生きできるんだろうな」と考えながら取り組んでいて、それを福田さんも受け止めて下さっているのを感じます。
― 刺激を受けたところは?
岡田:博多弁が元々早口になりがちな表現で、福田さんもどん子に近付こうと早口で喋られるんですけど、自分だったら絶対に噛んじゃうセリフもパパパパッと言っているのを見てすごいなと思いますし、早口でも気持ちが伝わってくるのでどん子としてなりきっている姿が刺激になります。
― ありがとうございました!
「博多弁の女の子はかわいいと思いませんか?」Huluでも配信決定
福岡地区でオンエアされる同作の元には、日本全国から「福岡だけじゃなく、私が住む地域でも見られるようにしてほしい!」という熱い要望が殺到。その力強い追い風を受け、動画配信サービスHuluでも配信されることが決定。7月19日、FBS福岡放送でのオンエア終了後から全国に向けて配信する。(modelpress編集部)
「博多弁の女の子はかわいいと思いませんか?」あらすじ
小学生の時に博多から東京に引っ越してきた主人公・東京あずまみやこ(岡田健史)は、博多弁を笑われて以来、人と距離を置いて過ごしていた。そんな彼の高校に、幼馴染の博多乃はかたのどん子(福田愛依)が転校してくる。
目立たず平穏無事に過ごしたいのに、博多弁&博多愛で遠慮なしに自分を巻き込むどん子に、ペースを乱されまくる京。
気付けばクラスは博多グッズにまみれ、担任の内藤先生(光石研)も容認する始末。
クラスメイトも親も、皆がどん子の味方。どん子のやりたい放題に、遂に爆発する京だったが、実はどん子はある想いを抱えており…。
遅咲きの初恋をこじらせていく“上京ラブ・コメディー”。
【Not Sponsored 記事】
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