<金子大地インタビュー>ゲイの主人公演じ「一番苦しかった」ことを語る 新ドラマ「腐女子、うっかりゲイに告(コク)る。」
2019.04.18 18:04
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よるドラ「腐女子、うっかりゲイに告(コク)る。」(NHK総合4月20日土曜よる11時30分スタート、連続8回)で同局初主演をつとめる金子大地(22)がモデルプレスのインタビューに応じた。
浅原ナオト氏の小説「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」を原作とした同作は「ゲイの男子」と「腐女子」という、交わるはずのない2人が出会う青春群像劇。金子はゲイをひた隠しに生きる主人公の18歳の高校生・純を繊細に演じ、谷原章介(46)演じる純のゲイ・パートナー、誠と大胆なラブシーンも披露している。
金子:ゲイやLGBTに対してここまでしっかり考えたことがなかったので、すごく勉強にもなりましたし、単純に感動しました。すごくいい話だなと。
― 会見でのプロデューサーやキャストの皆さんのお話から、原作のメッセージ性を何よりも大切にされたことが伝わってきました。
金子: LGBTで悩んでいる人が日本にはたくさんいて。そういう方々に届く作品になればいいなという話をしました。僕も原作を読む前は、ここまで向き合う機会もなかったし、意識するきっかけになったので、皆さんがこのドラマを見た時に、僕が原作を読んだ時の気持ちが伝わったらいいなと思いました。そのあたりはキャストやスタッフの皆さんともすごく話し合いましたね。
― LGBTというテーマに関して、原作を読む以外に何か勉強をされたのでしょうか。
金子:LGBTの方の講演会に参加しました。そこで日本にはこれだけLGBTの方々がいるというのを知り、すごく衝撃を受けて。絶対にみんな知らず知らずのうちに関わったことがあるんじゃないかなと思うんです。だから日本もそういうことを言いやすいフラットな環境になればいいなと思いましたし、この原作と出会わなければそんなことも考えなかったので、やる意味が大きいと感じました。
― 金子さんはこれまでLGBTの当事者の方々に関わることはありませんでしたか?
金子:そうですね。ただ、それを言わないだけで、実際にはいるんだろうなと。
― では例えば、金子さんが今まで関わってきた方からカミングアウトをされる時が来るとしたら、この作品に出演されたことによって、ご自身の反応も変わりそうだと?
金子:そうですね。僕自身の考え方も、接し方も大きく変わってくると思います。
金子:テレビドラマなので、見てくださる方にしっかり伝わる演技をしなければということを一番心がけました。(純と)何個か共通点はあったので、シーンごとの難しさはあったんですけど、役を演じることの難しさはあまり感じなかったです。自分は純のような恋愛を経験したことはありませんが、心から人を好きになったことはありますし、僕もすごく考え込んでしまうタイプなので、そういった部分は純との共通点だと思います。
― 会見では、谷原さん演じる「誠さん」とのキスシーンについて「すんなりできた」とのお話が。現場では何か「こうしよう」と話し合ったことは?
金子:あえて話すことはしませんでした。谷原さんがインした日、キスシーンがいきなり3シーンくらいあって。そりゃあ谷原さんも「女優でもこんなにキスしたことないよ!」となりますよね(笑)。
一同:(笑)
金子:「そうだよな」と思って(笑)。それでもすんなりできました。役に入り込んでいたので、すごくお芝居しやすかったです。誠さんの役が誰になるのか撮影直前までわからなかったんですけど、谷原さんに決まったと聞いた時にすんなり「誠さんだ」と思えました。すごく嬉しかったですね。
― 純はクイーンの曲に心酔していますが、クイーンは元々ご存知でしたか?
金子:『ボヘミアン・ラプソディ』を観ました。有名な曲は聴いたことがありましたが、原作に出てくるような細かい曲までは知らなかったです。
― 金子さん自身が今、心酔しているものはありますか?
金子:僕は純のように悩んでいないので、何かに救いを求めるみたいなことはないですね。特に趣味もないので…すみません(笑)。
― 純は腐女子の三浦さん(藤野涼子)、誠さん、親友の亮平(小越勇輝)、周囲の人々に対して見せる表情が異なります。
金子:まず誠さんは、出会ってすぐに惹かれるものがあって好きになった人。お互いゲイであることを知っているので、純が普段は隠している顔が出るのが誠さんとのシーンだと思います。そこは純粋に演じたんですが、純はゲイである自分に悩んでいるので、誠さんに対しても壁は作っているように演じました。
亮平は幼馴染で何でも話せる間柄なので、ゲイであることを隠してはいるけれど、純粋に「いいヤツ」というイメージを心がけて演じました。お互い人見知りなので本読みの時にもあまり話せなかったんですけど、「純と亮平」というよりは、「金子大地と小越勇輝」として仲良くなれればいいね、という話をして、普段から親友のような関係づくりを意識しました。
三浦さんは腐女子であることを隠していて、それがきっかけで傷ついた過去もあるので、そこは純との共通点だと思います。純は人に壁を作っているので、割と淡々として抑揚がないんですけど、三浦さんはそんな純を振り向かせようと発信していく役なので、2人の対比が作品の中でいいバランスになっていると思います。回を重ねるごとに2人の関係が変わってくると思うので、そこを楽しみにしていてください。
― 純があそこまで素っ気なく接するのは三浦さんに対してだけですね。
金子:そうですね。純にとって三浦さんは“面倒くさい奴”だけど、それでも自分のことを気にかけてくれるから、一番感情を出しやすい人なのかなと。(純は)すごい勝手な奴だな、とも思います(笑)。
― 特に難しかったシーンについて、具体的にお聞かせください。
金子:たくさんあるんですけど、それは男同士でキスをするシーンとかではなくて、純として抱えるものがすごく大きかったのが一番苦しかったです。僕自身、ここまで役と向き合ったことがなかったので、純が悩んでいることを表現するのが難しくて。特に純は泣くシーンが多いんです。1日に4つくらい泣くシーンが詰まっていたこともあって。そこはお芝居の気持ちの整理をするのが結構難しかったです。集中力がいるなと思いました。
回を追うごとに、純の身に色んなことが起こりすぎて…(笑)。1話は三浦さんとの出会いが描かれますが、そこからどんどん展開があって、ボロボロにもなるし…。すごく面白いです。
― 「考え込んでしまうところが純と似ている」とのことでしたが、今回の役については特にたくさん考えたと?
金子:そうですね。答えが出たかと言われたら、まだ全然。もう撮影は終わったんですけど、正直、僕が純の気持ちを本当に理解できたかと言われたら、純に「いやお前全然わかってねえよ!」って言われそうな気もします。でも今回の場合、それは逆にいいことなのかなと。僕が演じることについて悩むことと、純が悩んでいることがうまくリンクしてくる感覚はありました。
― 純は目の動かし方が印象的でした。
金子:目の動きはすごく意識しました。純が今何を考えているのか、顔だけでなく全身で伝わればいいなと思いましたが、目の動かし方は特に意識した部分です。
金子:はい。僕は本当に人見知りで、基本的に自分からはあまり話しかけられないんですけど、亮平を演じる小越くんも人見知りで、このままでは見ている方に「(亮平と純は)本当に仲いいの?」と思われてしまうと思ったので、勇気を振り絞って話しかけて、飲みに行きました。こんな役なので、自分から孤独を作り出すこともできるんですけど、やっぱりみんなで一緒に作品を作るので、そこは意識して自分からどんどん話しかけに行きました。
― 小越さんとのお酒の席ではどんなお話を?
金子:勇輝くんは年上なんですけど、「親友役だからタメ口使ってよ」と言ってくれて。そのおかげですごくお芝居しやすかったです。勇輝くんも自分自身のキャラとはかけ離れた役ということで、悩んでいましたね。でも「全然大丈夫だから。一緒に良いものを作ろう」という話をしました。本当に色々助けてもらって感謝しています。
― 藤野さんとは役作りや演技について何かお話をされましたか?
金子:藤野さんも色々と悩んでいて、それは伝わってきました。「三浦になれているかどうかわからない」という風に言っていたんですけど、僕は不器用な三浦さんという役をすごく器用に演じているなと感じました。藤野さんから刺激をもらうことは多かったです。
― 金子さんにとって特別な作品であり、特別な現場になったことが伝わってきます。
金子:そうですね。NHK初主演のチャンスをいただいた感謝もありますし、その分本当にいい作品にしたいという気持ちがあって。皆さんの人柄もあり、本当に現場の雰囲気もよく、「お芝居って楽しいな」と思いました。
― 役者として成長を感じた部分もありましたか?
金子:あまりメインどころではない役だと、表面的な芝居で良しとされることもあるのかなと思うんです。そういう意味でも、ここまで一つの役に向き合うことが初めてだったので、本当にいい経験になりました。ずっと忘れない作品だと思います。
― 「世界を簡単にするな」など、印象的なメッセージが多く登場します。金子さんの中で一番共感した言葉を教えてください。
金子:先入観やイメージで人を決めつけることって、本当に簡単なことだと思うんです。役者の場合も肩書きとか出演した作品が全てで。でもそうではなく、誰もが1人の人間として向き合うことができればいいなと思うし、そうすればみんなが生きやすい世の中になると感じました。
金子:“マロ”として覚えていただいたことは大きいんですけど、自分自身は何も変わらないですね。これからも変わらず、一つ一つの作品を「一生懸命やろう」ということのみです。
― 最後に、最近のリラックス法を教えてください。
金子:寝ること!休みがあったら眠くなくても寝る、みたいなことがあります。(睡眠を)溜めておくイメージです(笑)。あとは友達と飲みに行くこと。飲みに行くのは役者友達が多いんですけど、熱い話をすることもなく(笑)ただくだらない話をするのが一番のリラックス法です。
(modelpress編集部)
金子大地、LGBTについて学び「すごく衝撃を受けて」
― 台本を読んだ感想をお聞かせください。金子:ゲイやLGBTに対してここまでしっかり考えたことがなかったので、すごく勉強にもなりましたし、単純に感動しました。すごくいい話だなと。
― 会見でのプロデューサーやキャストの皆さんのお話から、原作のメッセージ性を何よりも大切にされたことが伝わってきました。
金子: LGBTで悩んでいる人が日本にはたくさんいて。そういう方々に届く作品になればいいなという話をしました。僕も原作を読む前は、ここまで向き合う機会もなかったし、意識するきっかけになったので、皆さんがこのドラマを見た時に、僕が原作を読んだ時の気持ちが伝わったらいいなと思いました。そのあたりはキャストやスタッフの皆さんともすごく話し合いましたね。
― LGBTというテーマに関して、原作を読む以外に何か勉強をされたのでしょうか。
金子:LGBTの方の講演会に参加しました。そこで日本にはこれだけLGBTの方々がいるというのを知り、すごく衝撃を受けて。絶対にみんな知らず知らずのうちに関わったことがあるんじゃないかなと思うんです。だから日本もそういうことを言いやすいフラットな環境になればいいなと思いましたし、この原作と出会わなければそんなことも考えなかったので、やる意味が大きいと感じました。
― 金子さんはこれまでLGBTの当事者の方々に関わることはありませんでしたか?
金子:そうですね。ただ、それを言わないだけで、実際にはいるんだろうなと。
― では例えば、金子さんが今まで関わってきた方からカミングアウトをされる時が来るとしたら、この作品に出演されたことによって、ご自身の反応も変わりそうだと?
金子:そうですね。僕自身の考え方も、接し方も大きく変わってくると思います。
純の抱える想いに向き合うことが「一番苦しかった」
― 純は自身がゲイであることを自覚しつつ「異性を愛し、子どもを作って、家庭を築く」という“普通の幸せ”への強い憧れも持っている…という難しい役どころです。金子:テレビドラマなので、見てくださる方にしっかり伝わる演技をしなければということを一番心がけました。(純と)何個か共通点はあったので、シーンごとの難しさはあったんですけど、役を演じることの難しさはあまり感じなかったです。自分は純のような恋愛を経験したことはありませんが、心から人を好きになったことはありますし、僕もすごく考え込んでしまうタイプなので、そういった部分は純との共通点だと思います。
― 会見では、谷原さん演じる「誠さん」とのキスシーンについて「すんなりできた」とのお話が。現場では何か「こうしよう」と話し合ったことは?
金子:あえて話すことはしませんでした。谷原さんがインした日、キスシーンがいきなり3シーンくらいあって。そりゃあ谷原さんも「女優でもこんなにキスしたことないよ!」となりますよね(笑)。
一同:(笑)
金子:「そうだよな」と思って(笑)。それでもすんなりできました。役に入り込んでいたので、すごくお芝居しやすかったです。誠さんの役が誰になるのか撮影直前までわからなかったんですけど、谷原さんに決まったと聞いた時にすんなり「誠さんだ」と思えました。すごく嬉しかったですね。
― 純はクイーンの曲に心酔していますが、クイーンは元々ご存知でしたか?
金子:『ボヘミアン・ラプソディ』を観ました。有名な曲は聴いたことがありましたが、原作に出てくるような細かい曲までは知らなかったです。
― 金子さん自身が今、心酔しているものはありますか?
金子:僕は純のように悩んでいないので、何かに救いを求めるみたいなことはないですね。特に趣味もないので…すみません(笑)。
― 純は腐女子の三浦さん(藤野涼子)、誠さん、親友の亮平(小越勇輝)、周囲の人々に対して見せる表情が異なります。
金子:まず誠さんは、出会ってすぐに惹かれるものがあって好きになった人。お互いゲイであることを知っているので、純が普段は隠している顔が出るのが誠さんとのシーンだと思います。そこは純粋に演じたんですが、純はゲイである自分に悩んでいるので、誠さんに対しても壁は作っているように演じました。
亮平は幼馴染で何でも話せる間柄なので、ゲイであることを隠してはいるけれど、純粋に「いいヤツ」というイメージを心がけて演じました。お互い人見知りなので本読みの時にもあまり話せなかったんですけど、「純と亮平」というよりは、「金子大地と小越勇輝」として仲良くなれればいいね、という話をして、普段から親友のような関係づくりを意識しました。
三浦さんは腐女子であることを隠していて、それがきっかけで傷ついた過去もあるので、そこは純との共通点だと思います。純は人に壁を作っているので、割と淡々として抑揚がないんですけど、三浦さんはそんな純を振り向かせようと発信していく役なので、2人の対比が作品の中でいいバランスになっていると思います。回を重ねるごとに2人の関係が変わってくると思うので、そこを楽しみにしていてください。
― 純があそこまで素っ気なく接するのは三浦さんに対してだけですね。
金子:そうですね。純にとって三浦さんは“面倒くさい奴”だけど、それでも自分のことを気にかけてくれるから、一番感情を出しやすい人なのかなと。(純は)すごい勝手な奴だな、とも思います(笑)。
― 特に難しかったシーンについて、具体的にお聞かせください。
金子:たくさんあるんですけど、それは男同士でキスをするシーンとかではなくて、純として抱えるものがすごく大きかったのが一番苦しかったです。僕自身、ここまで役と向き合ったことがなかったので、純が悩んでいることを表現するのが難しくて。特に純は泣くシーンが多いんです。1日に4つくらい泣くシーンが詰まっていたこともあって。そこはお芝居の気持ちの整理をするのが結構難しかったです。集中力がいるなと思いました。
回を追うごとに、純の身に色んなことが起こりすぎて…(笑)。1話は三浦さんとの出会いが描かれますが、そこからどんどん展開があって、ボロボロにもなるし…。すごく面白いです。
― 「考え込んでしまうところが純と似ている」とのことでしたが、今回の役については特にたくさん考えたと?
金子:そうですね。答えが出たかと言われたら、まだ全然。もう撮影は終わったんですけど、正直、僕が純の気持ちを本当に理解できたかと言われたら、純に「いやお前全然わかってねえよ!」って言われそうな気もします。でも今回の場合、それは逆にいいことなのかなと。僕が演じることについて悩むことと、純が悩んでいることがうまくリンクしてくる感覚はありました。
― 純は目の動かし方が印象的でした。
金子:目の動きはすごく意識しました。純が今何を考えているのか、顔だけでなく全身で伝わればいいなと思いましたが、目の動かし方は特に意識した部分です。
金子大地、座長として「みんなで一緒に作品を作る」意識
― 現場では座長という立場を意識して動かれることもありましたか?金子:はい。僕は本当に人見知りで、基本的に自分からはあまり話しかけられないんですけど、亮平を演じる小越くんも人見知りで、このままでは見ている方に「(亮平と純は)本当に仲いいの?」と思われてしまうと思ったので、勇気を振り絞って話しかけて、飲みに行きました。こんな役なので、自分から孤独を作り出すこともできるんですけど、やっぱりみんなで一緒に作品を作るので、そこは意識して自分からどんどん話しかけに行きました。
― 小越さんとのお酒の席ではどんなお話を?
金子:勇輝くんは年上なんですけど、「親友役だからタメ口使ってよ」と言ってくれて。そのおかげですごくお芝居しやすかったです。勇輝くんも自分自身のキャラとはかけ離れた役ということで、悩んでいましたね。でも「全然大丈夫だから。一緒に良いものを作ろう」という話をしました。本当に色々助けてもらって感謝しています。
― 藤野さんとは役作りや演技について何かお話をされましたか?
金子:藤野さんも色々と悩んでいて、それは伝わってきました。「三浦になれているかどうかわからない」という風に言っていたんですけど、僕は不器用な三浦さんという役をすごく器用に演じているなと感じました。藤野さんから刺激をもらうことは多かったです。
― 金子さんにとって特別な作品であり、特別な現場になったことが伝わってきます。
金子:そうですね。NHK初主演のチャンスをいただいた感謝もありますし、その分本当にいい作品にしたいという気持ちがあって。皆さんの人柄もあり、本当に現場の雰囲気もよく、「お芝居って楽しいな」と思いました。
― 役者として成長を感じた部分もありましたか?
金子:あまりメインどころではない役だと、表面的な芝居で良しとされることもあるのかなと思うんです。そういう意味でも、ここまで一つの役に向き合うことが初めてだったので、本当にいい経験になりました。ずっと忘れない作品だと思います。
― 「世界を簡単にするな」など、印象的なメッセージが多く登場します。金子さんの中で一番共感した言葉を教えてください。
金子:先入観やイメージで人を決めつけることって、本当に簡単なことだと思うんです。役者の場合も肩書きとか出演した作品が全てで。でもそうではなく、誰もが1人の人間として向き合うことができればいいなと思うし、そうすればみんなが生きやすい世の中になると感じました。
「おっさんずラブ」の“マロ”として覚えてもらった…でも自分は何も変わらない
― 昨年は出演されたドラマ「おっさんずラブ」が大ヒットし、今作の会見にも多くのメディアが集まっていましたが、今年にかけて意識の変化や反響の大きさを感じますか?金子:“マロ”として覚えていただいたことは大きいんですけど、自分自身は何も変わらないですね。これからも変わらず、一つ一つの作品を「一生懸命やろう」ということのみです。
― 最後に、最近のリラックス法を教えてください。
金子:寝ること!休みがあったら眠くなくても寝る、みたいなことがあります。(睡眠を)溜めておくイメージです(笑)。あとは友達と飲みに行くこと。飲みに行くのは役者友達が多いんですけど、熱い話をすることもなく(笑)ただくだらない話をするのが一番のリラックス法です。
(modelpress編集部)
よるドラ「腐女子、うっかりゲイに告(コク)る。」第1話あらすじ
18歳の高校生・安藤純(金子大地)は本屋でBL本を買う三浦紗枝(藤野涼子)とばったり出会った。「みんなに黙ってて」と懇願する三浦さんに純は「ファンタジーだなあ」と答える。紗枝にはBL好きを知られたくない過去があった。実は純はゲイで年上の男性の恋人・佐々木誠(谷原章介)がいるが、親友の亮平(小越勇輝)や母・陽子(安藤玉恵)にも隠していた。あるとき純は紗枝にBLイベントと水族館のデートに誘われる。金子大地(かねこ・だいち)プロフィール
1996年9月26日、北海道出身。2014年、アミューズ主催の「アミューズオーディションフェス2014」にて応募総数 32,214人の中「俳優・モデル」部門賞を受賞。翌2015年のデビュー以降、様々なドラマ・映画等で活躍。代表作は映画『ナラタージュ』(2017)、『わたしに××しなさい!』(2018)、『家族のはなし』(2018)、ドラマ「明日の約束」(2017、関西テレビ・フジテレビ系)、「おっさんずラブ」(2018、テレビ朝日系)、「フェイクニュース」(2018、NHK総合)、「タスクとリンコ」(2019、YouTube)など。2019年の待機作は『劇場版 おっさんずラブ(仮)』(8月23日公開)、『殺さない彼と死なない彼女』(秋公開予定)ほか。
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