モデルプレスのインタビューに応じたリトグリ(C)モデルプレス

リトグリ「自分たちが思っている以上だった」…「世界はあなたに笑いかけている」が代表曲に&「バタバタだった」2度目の紅白舞台裏を明かす<モデルプレスインタビュー>

2019.01.18 19:00

女性5人組ボーカルグループ・Little Glee Monster(通称:リトグリ)がモデルプレスのインタビューに応じた。「世界はあなたに笑いかけている」がロングヒットし、2度目のNHK紅白歌合戦出場を果たした昨年を振り返ってもらうとともに、“大人っぽさ”を意識したという4thアルバム「FLAVA」(1月16日発売)についても語ってもらった。

リトグリ、2度目のNHK紅白歌合戦出場

リトグリ(左から)かれん、MAYU、芹奈、manaka、アサヒ(C)モデルプレス
リトグリ(左から)かれん、MAYU、芹奈、manaka、アサヒ(C)モデルプレス
― 昨年末には2度目の紅白出場、ほか音楽特番にも出演するなど、多忙な日々を送っていたのではないのでしょうか?

manaka:そうですね。でも嬉しいです!多くの特番にこんなに出させていただけたのは初めてなんじゃないのかな。今まで私たちが普段見ていた番組にも出演することができたので、嬉しい忙しさでした。

― 2度目の紅白歌合戦となりましたが、現場の雰囲気はいかがでしたか?

かれん:やっぱり紅白独特な空気感があって、人数もすごく多くて…、3000人ぐらいのスタッフさんがいるそうです。いろんな方の思いが詰まっている番組なので、そういう華やかな舞台に混ぜていただけてすごく嬉しかったです。

― そんな紅白の舞台で歌った感想は?

芹奈:一昨年は私たちがトップバッターで5人だけで歌ったのですが、昨年は200人の方たちと「世界はあなたに笑いかけている」を一緒に歌ったので、一昨年に比べて心細さはなく、楽しんで歌うことができました。

芹奈(C)モデルプレス
芹奈(C)モデルプレス
― 少しだけ心に余裕が持てたみたいな。

芹奈:そうですね。200人の方たちと一緒に歌うことができて、すごく楽しかったです。

― 舞台裏はいかがでしたか?

MAYU:北島三郎さんのステージのとき…

かれん:応援で私たちも(北島さんを囲むようにステージに)出演したんですよ。

MAYU:ずっとステージ裏でスタンバイしていたんですけど、なかなか呼ばれなくて。ほかの出演者は呼ばれているのに、私たちは呼ばれない…と思っていたら、急に走ってくださいって言われて。私たちが待機していた場所から、裏道で反対側に行かなくちゃいけなくなってしまい、みんなヒールでダッシュしました(笑)。オンエア上では間に合い、うちわとかですごく盛り上がったのですが、その直前にはそんなバタバタがあったんですよ。結果間に合ったし、楽しかったのですが、紅白ならではのバタバタだったなと思いました。

アサヒ:あまりほかのアーティストさんとお話するタイミングはなかったのですが、廊下で待機しているとき、たくさんのアーティストさんが通っていて、やっぱりすごい場所だなと思いました。「うたコン」のときNHKホールで歌うのですが、やっぱり紅白って全然雰囲気が違うなって思いました。

アサヒ(C)モデルプレス
アサヒ(C)モデルプレス
MAYU(C)モデルプレス
MAYU(C)モデルプレス
― 無事、紅白が終わったあと、年越しの瞬間はなにをしたのでしょうか?

かれん:NHKでみんなで跳びました(笑)

manaka:エンディングが終わってすぐなので、みんなでその場でジャンプしました!

かれん:そのあとは、スタッフさんと一緒にご飯を食べて…

manaka:今年も良い1年にしようねって話しました!

リトグリ、年始はなにをした?プライベートを明かす

かれん(C)モデルプレス
かれん(C)モデルプレス
manaka(C)モデルプレス
manaka(C)モデルプレス
― そんなバタバタな年末を終え、年始はお休みだったそうですが、どのように過ごしたのでしょうか?

かれん:私は毎日どこかにお出かけしていました。普段会えない友達と会ったり、お母さんとお参りに行きました。

芹奈:初めて家族旅行に行きました!琵琶湖の温泉地に行ったのですが、実家にいる愛犬2匹も連れて行って。家族全員で集まるのが久々だったので、家族旅行ができて嬉しかったです。

MAYU:私は年明けてみんなとご飯を食べた後、お風呂だけ入りに家に帰って、そのまま年越しディズニーに行きました!家族が年末に東京に来ていて、ディズニーは明け方から開いているので、先に行っている家族と合流しました。あまり寝ていなかったのですが、全力で楽しみました。

アサヒ:私は北海道に帰って、スケートをして遊びました!すごく吹雪いていて大変でした(笑)

manaka:私も大阪に帰って、家でずっとゴロゴロしていました(笑)。今、一人暮らししているので、家事も全部自分でやっているのですが、実家に帰ると家族が全部やってくれるので(笑)。それが私にとっての充電なので、すごく楽しかったのです!

リトグリ、4thアルバム「FLAVA」は“大人っぽさ”も意識

“大人っぽさ”を意識したリトグリの最新アー写(画像提供:ソニー・ミュージック)
“大人っぽさ”を意識したリトグリの最新アー写(画像提供:ソニー・ミュージック)
― 4枚目のアルバム「FLAVA」が発売されますが、ジャケット写真がすごく大人っぽいなという印象を受けました。

かれん:そうですね。前回のタイトル「juice」は5人のそれぞれの個性が1つになって合わさったという意味ですが、今回はそれぞれの素材みたいなのがテーマだったので、「FLAVA」というタイトルにしました。すごく大人っぽくて、衣装とかセットとかも素材に近い色というか、肌色に近い衣装を着ていて、今までで1番大人っぽくしてみました。なので、同世代の方だけでなく、大人の方にも手にとっていただきやすい作品になっているのかなと思います。

― 芹奈さんとかれんさんは、すでに成人されているということで、余計“大人”を意識したのではないでしょうか?

かれん:どうだろう!?リトグリって作品を出すごとにみんなどんどん大人っぽくなっているなって感じます。1年前とか過去の作品を振り返ると全然違うので、内面も、ビジュアルも自然と大人っぽくなっていますね。

芹奈:前回のアルバムよりもみんなそれぞれが声の個性がすごく際立っているので、今までとは違う成長がわかるアルバムなんじゃないのかなと思いっています。

― 10代のみなさんは、逆に“大人”っぽさを意識したことはありますか?

manaka:ザ・大人って感じではなく、年齢とともに大人っぽい要素を取り入れつつも、今までのリトグリらしさも詰まったジャケ写になったと思いました。まだやっぱり若いと言われますが、中学生の頃は子供っぽいものが嫌だなって思っていて。でも大人になるにつれてあのときの若々しい感じにはできないので、10代がまだ3人いますが、若さも大人っぽさもどっちも大切にしたいなと思いました。

リトグリ(左から)かれん、MAYU、芹奈、manaka、アサヒ(C)モデルプレス
リトグリ(左から)かれん、MAYU、芹奈、manaka、アサヒ(C)モデルプレス
― バランスを大切にしたと。

manaka:そうですね。だからほどよく、どっちの要素も取り入れることができたジャケ写だなと。1番年下の私は少し背伸びした感じができたのかなと思っています。

― 改めてになりますが、「FLAVA」はどのようなアルバムなのでしょうか?

アサヒ:前回の「juice」より、個人の声がすごく際立っているアルバムになりました!

MAYU:「世界はあなたに笑いかけている」から始まります!リトグリを知らない方でも、この曲を知っている方が多いと思います。フェスとかで歌っていてもそう感じたりして、私たちが思っている以上にこの曲をたくさんの方が知っていると思ったので、リトグリに興味を持ち始め、一歩を踏み出したい方が聴いても楽しめるアルバムになっているんじゃないのかなと思っています。

― 「世界はあなたに笑いかけている」は昨年1年を通してたくさん聴いた曲だなって。みなさんの代表曲の1つになったのではないのかなと思いました。

MAYU:そうですね。コカ・コーラのイメージソングにしていただいたことが大きくて。本当に自分たちが思っている以上に、この曲を通してリトグリのことを知ってくださった方が多かったです。自分たちにとっても代表できる曲になったと思っています。

リトグリ、2019年に挑戦したいことは?2度目の日本武道館ライブも開催

芹奈(C)モデルプレス
芹奈(C)モデルプレス
アサヒ(C)モデルプレス
アサヒ(C)モデルプレス
― 来月には2度目の日本武道館ライブ「Little Glee Monster Live in BUDOKAN 2019~Calling Over!!!!!」が行われますね。

芹奈:5人で武道館に立つのは今回が初めてです。デビュー当時の夢だった武道館にもう一度立たせてもらうので、そのときと同じ気持ちで今回の武道館ライブが出来たらいいなと思っています。前回、360度お客さんに囲まれながら、すごく近い距離で出来たので、あの感覚をもう一度味わえるのはすごく贅沢なことだなと。2日間あるので、1日1日を大切に楽しみながらライブをやっていきたいです。

かれん:去年全国ツアーをやらせていただいて、初めての方もすごく多かったので、今回のタイトルに「Calling Over」ってあるように、(前回の)Callingのツアーを越えられるようなライブにできるようにしたいです。

― 今年もスタートしたばかりですが、2019年挑戦してみたいことはありますか?

MAYU:個人的なことになってしますのですが…、今年こそはイルカに乗りたいなと思っています(笑)。ずっと言い続けているのですが、イルカが大好きで、イルカとお仕事させていただく機会は何度かあったのですが、イルカの上に乗る体験はしたことがないので、今年の夏こそは!と、20歳になるので、良い節目かなと思っています。

― 出来ることを楽しみにしています!リトグリとしてはありますか?

MAYU:昨年初めてアジアツアーをやらせていただいたのですが、結成当初から武道館と紅白と同じくらいワールドツアーを目標にしていました。そして、東京オリンピックの開会式で歌うことも目標にしていて、来年に迫ってきてしまっているので、その夢に繋がるように、今年も海外で歌う機会があったら嬉しいです。

2019年、リトグリの“ここ”を見て!

MAYU(C)モデルプレス
MAYU(C)モデルプレス
かれん(C)モデルプレス
かれん(C)モデルプレス
manaka(C)モデルプレス
manaka(C)モデルプレス
― 今年も海外で歌うことを目標にしているみなさんですが、最後に、2019年はどんなリトグリを見てもらいたいでしょうか?

芹奈:昨年は「世界はあなたに笑いかけている」でたくさんの人にリトグリを知ってもらえた年でした。今年はそれを超えられるような曲が出来たらいいなと思っているので、楽しみに待っていてほしいです。

かれん:アルバムやシングルをリリースするたびに、新しいことにチャレンジしたいなと思っているので、今年はこんなリトグリを見ることができるんだとか、新しい一面をたくさんのファンの方に見せていけたらいいなと思っています。

MAYU:今回のアルバムに「夏になって歌え」という曲が収録されているのですが、メインボーカルが2人、コーラスが3人という今までになかったやり方をしています。言い方を変えたらチャレンジした曲なので、「夏になって歌え」みたいに、聴く人に新鮮と思ってもらえるような曲を増やしていけたらいいなと思います。

アサヒ:昨年もたくさんタイアップをいただけたので、今年もいろんな場所でリトグリを聴いてもらえたらいいなと思っています。

manaka:頑張っているみなさんを見て、私たちも頑張ろうという気持ちにすごくなった2018年でした。私たちが出来ることは歌でみなさんにパワーを届けることだったり、5人で頑張っている姿を見せたりすることです。良い影響を与えられたらと思っているので、2019年もとにかく5人で一生懸命頑張っている姿を見てほしいです。

― 今年の活躍も楽しみにしています!ありがとうございました。

リトグリ(左から)かれん、MAYU、芹奈、manaka、アサヒ(C)モデルプレス
リトグリ(左から)かれん、MAYU、芹奈、manaka、アサヒ(C)モデルプレス
(modelpress編集部)

4thアルバム「FLAVA」

5人の素材や個性、ボーカルグループとしてLittle Glee Monsterのオリジナルティを追求して制作した今作は、2018年の代表曲の1つとも言える「世界はあなたに笑いかけている」のほか、映画「プリンシパル」エンディングテーマ「ギュッと」などのシングル曲や、気鋭の詩人・最果タヒ作詞、いきものがかり・水野良樹作曲で話題の「夏になって歌え」などの既発曲に加えて、本間昭光プロデュースの新曲「君のこと」や、モータウンサウンドやロックなど様々なジャンルを混ぜ合わせた「恋を焦らず」など、12曲が収録されている。

1. 世界はあなたに笑いかけている
2. ギュッと
3. I BELIEVE
4. ハピネス
5. 恋を焦らず
6. 夏になって歌え
7. CLOSE TO YOU
8. 君のこと
9. MY HOME
10. My Brand New Day
11. 青い風に吹かれて
12. Everything could be your chance(From Live Tour 2018~Calling!!!!!)

Little Glee Monster(リトルグリーモンスター)プロフィール

リトグリ(左から)かれん、MAYU、芹奈、manaka、アサヒ(C)モデルプレス
リトグリ(左から)かれん、MAYU、芹奈、manaka、アサヒ(C)モデルプレス
研ぎ澄ました歌声で人々の心に爪痕を残すことをテーマに結成された女性ボーカルグループ「Little Glee Monster」。力強い歌声と高度なアカペラをも歌いこなす透き通ったハーモニーを武器に、2014年10月29日「放課後ハイファイブ」でメジャーデビュー。

2017・2018年2年連続でNHK紅白歌合戦にも出演。2018年には自身初の東京・大阪アリーナツアーを開催し、夏には自身初のアジア2都市での海外単独ツアーも成功させる。8月にリリースされた「コカ・コーラ」のイメージソング「世界はあなたに笑いかけている」がロングヒット。
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