M!LK、新体制への本音を語る「不思議なくらいバランスがいい」「7人になったのは正解」<新メンバー紹介>/(左から)佐野勇斗、塩﨑太智、曽野舜太、山中柔太朗、板垣瑞生、吉田仁人、琉弥(C)モデルプレス

M!LK、新体制への本音を語る「不思議なくらいバランスがいい」「7人になったのは正解」<新メンバー紹介>

2018.11.14 19:30

2018年8月に新メンバー3名の追加を電撃発表した7人組ボーカルダンスユニット・M!LK。「いろいろなものに混ざりやすく、様々な形状に変化することのできる“変幻自在”のユニット」というコンセプトの通り、新体制になってから新しい魅力を見せている。そんな彼らの心境、そしてこれから向かう先についてインタビューした。

新メンバー・曽野舜太、自分を一言で表すと?

― まずは新しくM!LKに加入されたお3人の紹介をして頂きたいのですが、自己紹介・他己紹介どちらがいいでしょう?

板垣:自己紹介にしましょう!

琉弥:えーできるかな…。

佐野:僕たちもよく分かってないですから。名前…なんだっけ?

新メンバー3人:いやいや(笑)。

― (笑)。では曽野さんからいきましょうか?

曽野:はい!高校1年生の16歳です。自分を一言で例えると「少年」ですかね。

板垣:少年(笑)?

曽野:好きな食べ物は焼き肉です!

板垣:少年だ!

曽野舜太(C)モデルプレス
曽野舜太(C)モデルプレス
曽野:特技はサッカーなんですけど、小学校2年生からやっていて、東海大会で準優勝したことがあります!

塩崎:へー!すごいじゃん。

佐野:けっこうすごいね。

曽野:三重出身なんですけど、三重の選抜でサッカーしていました。

板垣:いつごろまでやってたの?

曽野:中学校2年生までですね。結構悩んだんですけど、今の活動に専念しようと思って。

― M!LKに加入して3ヶ月ほど経ちますが、慣れてきましたか?

曽野:純粋に楽しいです!みんなと一緒に色々な活動や経験をさせて頂けて。この環境を当たり前だと思わずに頑張っていきたいです!

板垣瑞生(C)モデルプレス
板垣瑞生(C)モデルプレス

新メンバー・山中柔太朗の特技に一同騒然

― 続いて山中さんお願いできますか?

山中:はい。高校2年生の16歳です。特技はお見せできるんですけど、ベロを喉の奥にしまえます。(実践…)

全員:?

佐野:いや、見えないから分からない(笑)。

全員:(笑)。

佐野:あ、これツッコんだら負けとか?

吉田:はい、負けー(笑)。

佐野:…っていうのが一区切りです。

山中:いや、メンバーの前でも初めてやりましたから(笑)。

山中柔太朗(C)モデルプレス
山中柔太朗(C)モデルプレス
― あ、そうなんですね!ネタなのかと思いました(笑)。

山中:本当に喉の奥にベロがいってるんですよ。だから喉が乾燥した時に潤すことができるんです。

塩崎:(真似して)…全然できなかった。

― 訓練が必要かもしれないですね(笑)。スポーツは何かやっていましたか?

山中:僕もサッカーをしていて、選抜で韓国とかに行っていました。

吉田:え!すごい!

佐野:この2人ガチなんですよ。

山中:僕は栃木出身で(曽野)舜太とは世代が近いんですけど、三重とは試合がありませんでしたね。実はプロも目指していたので、高校も特待で行こうと思っていたんです。僕も悩んだんですけど、今の活動に専念しようと思って諦めました。

板垣:すごいね、本当にガチだ。

山中:あと、自分を一言で表すと「青年」ですね。

板垣:舜太の少年からちょっと成長してる(笑)!

山中:僕以外の新メンバー2人は結構切り込んでいってくれるタイプなので、僕はそれを見守るタイプなのかなと思います。

― M!LKに加入していかがですか?

山中:最初は不安だったんです。でも初めて4人と会った時に、温かく迎え入れてくれて緊張や不安が晴れました。それから7人で新しいM!LKを作っていこうと前向きな気持ちになれて。今ではすごく楽しいですね!

佐野勇斗(C)モデルプレス
佐野勇斗(C)モデルプレス

新メンバー・琉弥は「馬」?

― それでは最後に琉弥さんお願いします。

琉弥:はい!中学3年生の14歳でM!LKの中では最年少です。スポーツは球技を少しやってて、小学校3年生から5年生までは野球をやっていました。特技はサイドウォークとムーンウォークです。

板垣:ムーンウォークできるの?やってみてよ。

琉弥:あとで個人的に見せます。

板垣:後ならいいや(笑)。

全員:(笑)。

琉弥(C)モデルプレス
琉弥(C)モデルプレス
琉弥:自分を一言で例えると…、「馬」ですね。

吉田:馬?なんで?

琉弥:切り込み隊長だから馬みたいに突進するという意味で。

佐野:うまーい!

塩崎:馬だけに(笑)!

琉弥:周りからは犬って言われるんですけどね。顔が似てるって。

吉田:人の懐に入るのが上手なのも犬っぽいよね。

吉田仁人(C)モデルプレス
吉田仁人(C)モデルプレス
― 確かにほっとけない魅力がありますね。M!LKに加入していかがですか?

琉弥:やっぱりM!LKって憧れの先輩だったので、自分が追いついていけるのか不安ですよね?

佐野:いや、知らないけど(笑)。

吉田:琉弥自身のことだからね(笑)。

琉弥:今年の8月に行われた「EBiDAN THE LIVE」で新メンバーの発表があったんです。出るまではすごく不安だったんですけど、お客さんもペンライトを振ってくれて、M!LKになれたんだと思えました。

― ファンの方の反応は気になりますよね。

琉弥:そうですね。発表される前はすごく不安でした。

佐野:今は楽しい?

琉弥:もう今は楽しいです!

塩﨑太智(C)モデルプレス
塩﨑太智(C)モデルプレス

メンバー同士の顔合わせの裏話

― 新メンバーと顔を合わせする映像も公開されていますが、その時はいかがでしたか?

佐野:あれ撮影されてたの?

吉田:カメラあったよ。

― みんなでハグしていましたね。

佐野:台本通りです。

板垣:その台本もらってないけど。

塩崎:いや、台本じゃないから(笑)!

山中:僕たちすごく緊張してたんですけど、(佐野)勇斗くんがハグしにきてくれて。嬉しかったですね。

佐野:カメラ回っていたので。

吉田:「撮影されてたの?」って言ってたじゃん(笑)。

※顔合わせの様子は2:55から

― やっぱり初顔合わせは緊張しますよね。

吉田:僕らもすごく緊張してたよね。

塩崎:してたねー。

吉田:外から聞こえてくる声を聞いて、「やばいもうすぐだ」って(笑)。

板垣:そうだったね。

琉弥:今まで言えなかったんですけど、(吉田)仁人くんに言いたいことがあって。

吉田:え!急になに…?

琉弥:顔合わせの時、僕メイクをしていて、仁人くんとハグした時に化粧が洋服についちゃって…。

佐野:黒のスーツみたいなやつだよね(笑)。

琉弥:「やばい!やっちゃった…」って思って顔合わせの時、そのことしか考えられてなかったです。

吉田:化粧が付くくらいいいよ。

板垣:自分の時に比べたら、琉弥全然焦ってないね。

板垣瑞生(C)モデルプレス
板垣瑞生(C)モデルプレス
― 板垣さんにも何かしてしまった?

佐野:「EBiDAN THE LIVE」の控室で、(板垣)瑞生の顎に琉弥が頭をバーンってぶつけちゃったんですよ。それを改めて謝った時に、琉弥が泣いちゃって。

板垣:別に怒ってなかったのにね。

塩崎:それに比べると琉弥ニコニコしてたね(笑)。

吉田:…泣かせてほしいの?

琉弥:違うんです、…一回インタビュー止めてもらえますか?

全員:(笑)。

吉田:嘘だよ(笑)。洋服くらい全然いいよ。

― (笑)。3ヶ月ほど活動してきて、7人のM!LKはいかがですか?

佐野:不思議なくらいバランスがよくて、初めからすごく上手くいっていますね。

― ライブも披露していますが、いかがですか?

佐野:僕たちも4年やってきてやっと噛み合ってきたというのはあるので、パフォーマンスが上手くいかない時ももちろんあります。地方でリリースイベントをやって夜ご飯を一緒に食べていると、お互いのことも徐々に分かってきました。ちょっとずつ良い方向に向かっているなと感じますね。

― ライブも回数を重ねるごとにいいものができあがっているんですね。

佐野:でも新メンバーの3人は最初からすごい出来上がってて、すげーって。ただMCで噛み合わないことがあるので、それが課題ではありますね。

(ここで琉弥が突然笑い出す)

琉弥:ちょっと思い出しちゃって。

板垣:何?教えて?

琉弥:仁人くんの変顔を思い出しちゃって(笑)。

佐野:すいません、あとでしっかり言っておきます(笑)。

琉弥(C)モデルプレス
琉弥(C)モデルプレス

新曲は「気持ちを代弁してくれている」

― 新体制になってからファンの方の反応はいかがですか?

佐野:もし僕が応援する立場なら悩むかもしれないんですけど、でもリリースイベントを見て「今のM!LKを応援しようと思った」と言ってくれる方もいるんです。今の時点でたくさんのファンがついてきてくれて応援してくれるのは、すごく幸せですね。

吉田:今までM!LKの活動をしてきて、逆に批判されることがほとんどなかったんです。活動していく上で賛否両論あるのは当たり前。批判も力に変えていきたいと思えたので、新体制は間違っていないと思っています。

佐野:そうだね。まったく見られていないより、批判されているほうが幸せですね。

吉田:批判するのもエネルギーが必要だし、気にしてくれているんだと思いたい。ここからその気持ちに対してどうやって還元していくのかが大切だと思っています。

吉田仁人(C)モデルプレス
吉田仁人(C)モデルプレス
― まさに“変幻自在”のユニットですね。

吉田:そうですね。今までがあったからこそ、今があるのは当然で。既存のファンの方も裏切りたくないし、新しいファンの方にも面白いグループだと思ってもらうには、7人になったのは正解だと思います。

佐野:新体制になってM!LKのファンをやめた方もいると思うんです。でも今まで応援してくれた感謝の気持ちは当然あるし、大きくなったM!LKを見せたいですね。

吉田:それでもう一度応援してくれたら、すごく嬉しいですね。

― 新曲「Over The Storm」は今の想いをすごく表しているように感じました。どのような楽曲か教えて頂けますか?

曽野:「Over The Storm」もカップリングの曲もすごく前向きな楽曲になっています。特に「Over The Storm」は歌詞に“新しいものを作っていく”というみんなの思いが込められていて、これからの僕たちを表した曲になっています。ぜひ、歌詞にも注目してほしいです。

― 特に思い入れのあるポイントはありますか?

曽野:曲の最後の方に「すべて変わっちゃっていい 面白ければいい それがすべてさ」という追い込みの部分があるんです。ぜひここは聞いてほしいですね。

佐野:この曲は僕たちの気持ちを代弁してくれているんです。だから歌っている時は気持ちがすごく入りますね。

塩崎:今までのM!LKは可愛い感じの曲が多かったんです。でも今回のマスタリング(※1)は、すごくカッコいい曲に仕上がっています。7人で初めてのシングルなので気合も入りますね。

吉田:7人になってカッコいい楽曲になったのは正解だと思うよね。決意表明にもなったし。

塩崎:次の楽曲がどうなっていくのかも注目してほしいですね。7人で可愛い楽曲を歌う姿も見せられると思います。

(※1)音質や音圧を揃え、統一された作品に仕上げること。

塩﨑太智(C)モデルプレス
塩﨑太智(C)モデルプレス

それぞれの個性が出たMV

― 新曲「Over The Storm」はMVも公開されていますが、7人で撮影してみていかがですか?

板垣:新メンバーの3人は初めての撮影だったんですよ。

山中:7人になって先輩方は大変でしたか?

吉田:思ったより円滑に進んで、 すごいなって思った。

塩崎:7人での撮影は初めてだから時間も押すのかなって思っていたけど、そんなことなくて。しかもリップシンク(※2)も上手なんですよ。

吉田:(山中)柔くんは本当にうまかったよね。

塩崎:それで仁人も悩んだりして。

吉田:そういえば悩んでたね(笑)。その時のリップシンクを見て刺激を受けましたね。

(※2)あらかじめ収録された楽曲に対して歌っているように見せること。

― 新メンバーからもすごく刺激を受けているんですね。

佐野:正直めちゃくちゃ刺激をもらっています。

板垣:舜太はフレームアウトしたり、自由なんですよ。みんな個性的だし、初めてだからこそ自由なのもいい刺激を受けました。

吉田:それぞれの個性が出ていて、完成したMVはすごく良いものになっていると思います。

山中:MVに出演するのは新メンバー3人共とも憧れだったので、すごく楽しい時間でした。

吉田:今まで僕たちが体験してきたことが初めてだから、表情もすごく楽しそうで。この前もインイヤーモニター(※3)が初めてだと興奮しているのを見て、初心を思い出しましたね。

塩崎:僕らより全然しっかりしてるけどね。

佐野:それね(笑)。

板垣:高1のときなんて虫取り行ってましたもん。

塩崎:結構最近じゃん(笑)。

(※3)客席のメインスピーカーから出ている音とは別で、自分の声や他の楽器の音など最適なバランスで調整された音が流れる。

佐野勇斗(C)モデルプレス
佐野勇斗(C)モデルプレス

7人で挑戦してみたいことを発表

― 皆さんは個々でも活躍されていますが、M!LKとして挑戦してみたことはありますか?

佐野:これはあります!…バラエティ番組を持ちたい!!

全員:イェーイ!

吉田:見てもらうとわかると思うんですけど、個性が強くて。

板垣:これでも抑えています。

琉弥:なんか歯がかゆい。

佐野:歯がゆいでいいじゃん。歯がかゆいって(笑)。僕らを知ってもらうには個性を見せていく必要があると思っていて、そのためにはバラエティの冠番組を持ちたいですね。

― もしバラエティをやるなら誰がMCに?

吉田:ここは入れ替わりに。M!LKのコンセプトと同じで変幻自在に。

佐野:そうだね。みんなできそうだよね。

山中柔太朗(C)モデルプレス
山中柔太朗(C)モデルプレス
― どんな企画をやってみたいですか?

塩崎:ドッキリ番組!

佐野:あーいいね。でも毎週?

吉田:疑心暗鬼になるね(笑)。

佐野:やっぱりコントとか身体も張っていきたいですね。何でもやりたいです。

板垣:じゃあ僕はゲストで出たい!

佐野:なんでだよ(笑)!

― (笑)。7人で食事にいったりはしましたか?

佐野:まだ行けてないよね。

塩崎:行ってないっけ?

吉田:お仕事では行ったけど、プライベートで7人はまだないね。

佐野:7人で食事にいったらインスタに上げるのでフォローしておいてください。

吉田:宣伝下手か(笑)。

曽野舜太(C)モデルプレス
曽野舜太(C)モデルプレス

これからM!LKが向かう先

― みなさんが夢を叶えるために大切していることを教えて頂けますか?

吉田:個性が強いので、引き締めるところはしっかりと引き締めていきたいと思っています。グループとして自由なのはいいけど、ファンの方に見せる前にはしっかりと仕上げていきたいです。どんなに売れているアーティストさんだって、見えない所で努力はされているので。まだ何が正解かはわからないけど、しゃかりきになってやっていきたいと思います。

― その気持ちもファンの方へ伝わっていくと思います。

佐野:綺麗事かもしれないけど、感謝の気持ちは忘れないようにしたいです。正直忘れてしまう時もあるんですけど、やっぱり他のアーティストさんを見ていると感謝の気持ちをずっと忘れていない。感謝の気持ちや謙虚な気持ちは、個人としてもグループとしても忘れないようにしたいです。

山中:こういう話って普段あまり聞かないので嬉しかったです。

佐野:本当だよね、いい機会だった。ありがとうございます!

― こちらこそ、楽しいお話ありがとうございました。

全員:ありがとうございました!

M!LK(C)モデルプレス
M!LK(C)モデルプレス
7人の新体制でスタートしたM!LK。インタビューをして驚いたのは、7人になって3ヶ月とは思えない仲の良さ。年齢はもちろん、「新メンバーだから…」というような気の使い方も一切ない。良い意味で7人はフェアなのだろう。デビューして4年。大きな変化を迎えたM!LKは、これからどんな“色”を見せてくれるのか。それがどんな色だとしてもM!LKとしての個性が失われることは決してないだろう。(modelpress編集部)[PR]提供元:株式会社SDR

M!LK(ミルク)プロフィール

2014年11月結成。スターダストプロモーションに所属する板垣瑞生、佐野勇斗、塩﨑太智、曽野舜太、山中柔太朗、吉田仁人、琉弥からなる7人組ボーカルダンスユニット。 いろいろなものに混ざりやすく、様々な形状に変化することのできる“変幻自在“のユニットを目指し活動中。 2015年3月「コーヒーが飲めません」でCDデビュー。 シングル5作品連続オリコンランキングTOP5入り、2017年11月にリリースした1stアルバム「王様の牛乳」は、オリコンランキング3位を記録した。

8thシングル「Over The Storm」

TYPE-A
TYPE-A
TYPE-B
TYPE-B
TYPE-C
TYPE-C
発売:2018年11月14日発売

【TYPE-A】
01. Over The Storm
02. Brave Saga
【TYPE-B】
01. Over The Storm
02. Feel Alive
【TYPE-C】
01. Over The Storm
02. ハロー!
【WIZY限定盤】
01. Over The Storm
02. Brave Saga
Blu-ray/M!LK SPRING TOUR 2018 #バトレボ~牛丸学園ブルジョワ部~
(2018年5月12日@大宮ソニックシティ 大ホール)ライブ本編

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