<大原櫻子・新曲インタビュー>“初の失恋ソング”反響は?恋愛観も語る「本気で好きになったら自分の全部をあげたい」【さよなら】
2017.11.27 21:00
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歌手で女優の大原櫻子(おおはらさくらこ・21)が8thシングル『さよなら』を11月22日にリリースした。待望の新曲は水野良樹(いきものがかり)が作詞・作曲を担当。モデルプレスは“初の失恋ソング”となる楽曲のことから恋愛観、さらにはファンと交わした“約束”のその後についてまでたっぷりと話を聞いた。
「感動した」の声多数 “初の失恋ソング”反響
― 初の失恋ソングですね。大原:ツアーでも歌っていて、生で歌えば歌うほど、すごく良い曲だなって思いました。歌詞も真っ直ぐで、本当に良い恋愛をしたんだなっていうのが伝わってくる。私自身にあまり失恋ソングのイメージってないと思うんですけど、胸を張ってすごい曲ができたって言えるなと思っています。
― レコーディングはいかがでしたか?
大原:曲をいただいて4、5ヶ月後にレコーディングしたんですけど、それまでに仮歌という仮レコーディングを2回しました。何回も歌って体に染み込ませて、水野さんにアドバイスをいただいてまた歌って。その繰り返し。濃厚な練習を重ねたので、すごく良い状態で本番を迎えられました。
― 反響はいかがですか?
大原:ファンの方も周りのスタッフさんも「すごく良い!」と言ってくださいます。なかでも今回、年齢が上の方に響くみたいで。「感動した」という感想をいただけることがいつもより多いです。
大原櫻子のほろ苦い恋愛エピソード
― 今までの大原櫻子とは違うものを提示できていると思います。今回、失恋ソングを歌っているわけですが、大原さん自身、ほろ苦い恋愛の思い出はありますか?大原:そうですね、私に初めて好きな人ができたのが小学校2年生のとき。でもその男の子には好きな女の子がいたんです。2人で話す機会があったときに、その男の子から好きな人いるのか?って聞かれて、でも私はあなたが好きなんて言えなくて。ギリギリまでヒントを出して「気づいて!」みたいなことをしていましたね(笑)。絶対に自分からは言わない、みたいな変なプライド(笑)。
― それは今もですか?
大原:いや、今はないですね、でも相手によるかもしれないです(笑)。私、中途半端な気持ちで付き合うことは絶対にしない。好きか嫌いかわからない状態で相手から告白されてもたぶん断っちゃうんです。だから本気で好きになって、もう寝ても覚めてもその人のことが忘れられないってなったら自分から言うと思います。…でもその状況になってみないとやっぱりわからないかな(笑)。
― でもできることなら男性から好きって言ってほしいですよね。
大原:そうなんですけど、私、意外と自分から言えない人を好きになりがちかなとも思うんです(笑)。照れ屋さんな男性って可愛らしくないですか?(笑)照れ屋さんはたぶん自分から言えないんですよ。
“さくちゃん”ってどんな男性がタイプ?
― もし好きな人ができたらその人に染まっちゃいますか?ファッションだったり、時間だったり。大原:かなり染まると思います(笑)。本気で好きになったら自分の全部をあげたいというか、尽くしてあげたい!
― ちなみにどんな男性がタイプですか?
大原:ひとつのことに一生懸命になっている人はすごく素敵だなって思います。常に夢に向かってなにかを考えていたり、勉強熱心だったり、そんな姿を見ると応援したくなります。あとはちょっと余裕があったり、人生経験が豊富だったり、自分の知らないことを知っていたり。たぶん好きになるというより、尊敬できる人が好きな人になるのかなって思います。
― 年齢は気にしますか?
大原:年齢はあまりこだわらないですね。でもどちらかというと年上の方が好きなのかもしれません。
― 来年の1月で22歳、まだ早いですが、結婚願望はありますか?
大原:あります!私、小さい頃から子どもが大好きで。だから絶対子どもはほしいなって思いますし、となると、早く結婚したいなって。でも今はお仕事がとても充実していますし、もともと結婚するならこの人!って思えるくらい素敵な人に出会っても、結婚までにちゃんとお付き合いして時間をかけてからと思っているので、まだしばらく結婚はないかなって思います。
大原櫻子、2017年は『さよなら』と歩んだ1年
― 今年も残り1ヶ月ですが、2017年はどんな1年になりましたか?大原:今年は本当に濃かったですね。ひとりで物事をする、しようって思うことも多くなりました。自分でちゃんとスケジュールを立てたり、自分でなにかを決断して行動したり。出会いでは門脇麦ちゃん。去年からにはなるんですけど、すごく仲良くなって、濃密な関係を築けて、麦ちゃんに出会えたのは本当に大きいです。
お仕事では主演の舞台(※『Little Voice(リトル・ヴォイス)』)をやらせていただいたのがすごく大きい。その後に秦(基博)さんとのコラボ、そしてNHKのドラマ(『この声をきみに』)。振り返ると本当にいろんなことがあったんですけど、今回の『さよなら』は今年の初めからお話をいただいていたので、ずっと隣にいました。なのでこの子と歩んできた1年といっても過言でないのかもしれません。
― ではこの2017年がもうすぐ終わるというタイミングでリリースする『さよなら』は、大原さんの今年の集大成ということですね。
大原:そうですね、曲をリリースするタイミングも、スケジュール的に厳しいと言われていたんですけど、どうしても私がやりたい!って言って。わがままを聞いていただいて11月に出せることになりました。それくらい私は『さよなら』に思い入れがあってすごく大切な曲。失恋ソングは今まで歌ったことがなかったんですけど「私は今、これが歌いたいんだ!」って曲をいただいたときに直感で思ったんですよね。なのでこの曲を完成させるまでに、水野さん、会社の方、いろんな方に「話しをさせてください」ってお願いしました。それで時間をいただいて話し合いを重ねて…こんなに能動的になったのは初めてです。
― 能動的になれた理由はなんですか?
大原:最初にメロディを聞いてすぐにビビってきて、歌詞が入ってさらに好きになって。耳にしたら消えないメロディ、歌詞を読んだらストーリーが頭から消えない、すごく心に残る曲だなって思いました。ということは私が歌ったらファンの方の心にも残る曲になるんじゃないかなと思って。この曲は絶対に絶対に大事にしようって心に決めたので、能動的になれたんだと思います。
モデルプレスインタビューで決めたファンとの約束!その結果は…
― ファンの心に届くのが楽しみですね。ではここで話を変えて8月のインタビューで決めた“約束”(※年内、月1回のペースで手料理をインスタグラムに載せる)について振り返りたいと…。大原:うわ~やめろ~(笑)。
― (笑)。インスタグラムを見る限り載っていない…。
大原:ないんですよね~(笑)。今日、絶対に言われると思っていました…。もうやばいくらい料理をしていないんです…(苦笑い)。しかも聞いてください、たぶんインタビューで免許の話もしたと思うんですけど、免許もまったく行けていない…。
― でも本当に忙しいですからね。
大原:いや、でも約束したから…料理……謝罪かな(笑)。
― そうですね(笑)。とりあえず1回!そして1月10日の誕生日まで猶予を…。
大原:本当ですか?12月なら時間取れるかな?でも12月とかあっという間に終わりそう。どうしよう、目玉焼きを作るにする?……そんなの明日の朝ごはんで作れるじゃんってなりますよね(笑)。
― 料理にこだわらなくてもいいですよ(笑)。
大原:友だちを5人作る(笑)。「#今日できた友だち」でアップする(笑)。
― (笑)。
大原:でもやっぱり料理で…クリスマスケーキを…
― 作る?
大原:いや、顔にぶつける(笑)。どうですか?
― いや、ノーコメントですね(笑)。
大原:クリスマスケーキを食べているところを載せる!(スタッフさんの冷たい視線を感じ)……やっぱりクリスマスケーキを作る!(笑)……でもそんな時間ないだろうな…困った(笑)。プライベートでサンタの格好をして載せるとかどうですか?
― いいと思います!
大原:じゃあそうします!でももしクリスマスケーキを作れたら作ります!(マネージャーさんを見ながら)ちょっとそのスケジュールを取ってもらうことはできますか?5時間くらい(笑)。
― (笑)。楽しみにしています!
大原:クリスマスになにかアクションします!「#モデルプレス」も添えます(笑)。
― ありがとうございました。
インタビューメモ/撮影で可愛さ放出!○○中毒にまっしぐら…
さくちゃんはこの日も最初から上機嫌でテンション高め。モデルプレスのロゴを持っての撮影になると「今日は噛んでる風にしようかな」と自ら提案して可愛さをこれでもかというほど放出していました。また今回は初の失恋ソングということで、表情も“失恋した直後”を意識したものが多め。でも結局可愛い、という声は受け付けません(笑)。少し痩せた印象もあり、それを聞くと、ツアーが始まる1ヶ月前から体力をつけるため、ジムに週4~5回も通っていたんだとか。本当にストイックです。また最近はガムを再び食べ始めたようで“ガム中毒”まっしぐら。でもさくちゃんは「前は10円ガムだったんですけど、今は歯に良さそうなガムにしています」とちょっぴりドヤ顔で近況を明かしてくれたのでした。
(modelpress編集部)
大原櫻子(おおはら・さくらこ)プロフィール
1996年、東京都生まれ。21歳。2013年、映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』の全国ヒロインオーディションで抜てきされ、スクリーン&CD同時デビュー。2014年には、女優として「日本映画批評家大賞“新人賞”」を、シンガーとして「第56回輝く!日本レコード大賞“新人賞”」をダブル受賞。2015年1stアルバム『HAPPY』を発売。ウィークリーチャート初登場2位で10万枚を突破しゴールドディスクを獲得。その後、全12公演の2ndツアー(全公演即日完売)を行う。年末にはソロデビュー満1年でのNHK紅白歌合戦への出場を果たし紅組トップバッターに大抜てきされる。
2016年6月、5thシングル『大好き』がウィークリーチャート5位、さらには1年3ヶ月ぶりとなる2枚目のアルバム『V(ビバ)』がウィークリーチャート3位を獲得。7月クールのフジテレビ系月9ドラマ『好きな人がいること』にも出演。8月から全18公演の全国ツアーを実施。ツアーファイナルでは10月4日、5日(追加公演)に自身初となる日本武道館公演を行い、その後12月より、楳図かずお原作のミュージカル『わたしは真悟』に出演した。
2017年3月に広瀬すず主演の映画『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』主題歌『ひらり』、挿入歌『青い季節』を収録した6thシングル『ひらり』を、8月には秦 基博プロデュースの7thシングル『マイ フェイバリット ジュエル』をリリース。5月には初の主演舞台『Little Voice(リトル・ヴォイス)』を行い、また、ソフトバンクCM「2017年度学割キャンペーン『SUPER STUDENT』」にも出演。9月からNHKドラマ10『この声をきみに』へ出演し、10月からは全国4都市(札幌、東京、名古屋、大阪)のZeppを巡るツアー「大原櫻子 4th TOUR 2017 AUTUMN ~ACCECHERRY BOX~」を開催。また、2018年2月上演のミュージカル『FUN HOME』への出演も決定している。
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